2018年08月30日 UPDATE

ベネズエラの治安は悪い?【2018年版】旅行前にチェックしたい現地での注意点

ベネズエラは、殺人や強盗などの凶悪犯罪の発生数が世界一と言われているほど治安の悪い国です。日本人にも有名な観光地もあり、日本人の被害も増えています。ここでは、ベネズエラの治安や危険なエリア、観光の際に気をつけることなどをご紹介します。

目次

  1. ベネズエラの治安は悪い?
  2. ベネズエラの治安「凶悪犯罪発生数が世界一?」
  3. ベネズエラの治安「デモへの不安」
  4. ベネズエラの治安「爆発物による事件」
  5. ベネズエラの治安「航空便の欠航や運休」
  6. ベネズエラの治安「けん銃による殺人」
  7. ベネズエラの治安「誘拐事件」
  8. ベネズエラの治安「危険レベル2の地域」
  9. ベネズエラの治安「危険レベル1の地域」
  10. 日本人に人気のある観光地エンジェルフォール
  11. まとめ

ベネズエラの治安は悪い?

ベネズエラは、中米に住む人も近寄りたくないというくらい治安の悪い国です。特に殺人や誘拐などの凶悪犯罪の発生も多いためできるだけ観光は行かないほうがいいと言われています。ここでは、ベネズエラの治安や犯罪の種類、観光で日本人に人気のエンジェルフォールについてご紹介します。

ベネズエラの治安「凶悪犯罪発生数が世界一?」

ベネズエラは、殺人、強盗、誘拐などの凶悪犯罪の発生数がかなり多く、世界でも高い国のひとつだと言われています。さらに、最近ではデモや抗議集会も発生しているため、観光旅行は避けるべき国です。

ベネズエラの治安「デモへの不安」

ベネズエラでは、マドゥーロ政権に対するデモや抗議集会が頻繁に発生しており、道路閉鎖もされているためとても危険です。2017年の4月から8月の間だけでもデモや抗議集会が月に2000件近くも発生しています。大規模な衝突もあり、160人を超える死者が出ており、5000人以上も逮捕されています。

政府は、治安機関の配備を強化し、デモの鎮圧を行っています。しかし、デモの鎮圧には催涙弾の発射や放水車による放水が必要で、治安機関に抵抗した人を逮捕する事態も発生しています。でもはカラカス首都圏,ミランダ州,カラボボ州などで活発に行われているため、これらの地域には観光で立ち寄るのは避けるべきです。

ベネズエラの治安「爆発物による事件」

ベネズエラでは、国家警察がバイクで走行中に仕掛けられた爆発物が爆発して警察官が負傷したなど危険なじけんも発生しています。さらに、在ベネズエラ・スペイン大使館敷地内には、爆発物が投げ込まれていたり、国軍基地への襲撃など大変危険な事件も多発しています。

ベネズエラの治安「航空便の欠航や運休」

ベネズエラの治安が悪いことを受けて、多くの航空会社が航空便の運休を決定しています。これまで10社以上の航空会社が、保安の確保が難しいなどの理由で運休を発表しています。

ベネズエラの治安「けん銃による殺人」

ベネズエラは殺人の多い国ですが、殺人の80%はけん銃による殺人だと言われています。カラカス首都区やセントロ地区など大きな貧困街がある場所ではけん銃を使用した大変危険な事件が発生しています。殺人の件数は年々増加しています。これらのエリアは治安がとても悪いため、観光で立ち寄ることは避けるべきです。

ベネズエラの治安「誘拐事件」

ベネズエラでは、誘拐事件も頻繁に起きていますが、警察と誘拐犯が共犯になっているケースがとても多く、多くの市民は誘拐があっても命の危険を優先し被害届を出せないのが現状です。統計では2016年に400件ほどの誘拐が起きたとなっていますが、専門家によると3000件以上発生したとみられています。

誘拐事件はこれまで、ATMに連れていき現金を奪う短時間の誘拐が主流でしたが、現在はベネズエラの通貨価値が落ちているため、自宅まで連れていき貴金属や電化製品などの金目のものをすべて盗む手口が増えています。身代金も米ドルで要求される場合がほとんどです。

ベネズエラの治安「危険レベル2の地域」

ベネズエラでは、広い範囲で危険レベル2の地域が出ているため治安の悪いエリアには観光で立ち寄らないようにしなければいけません。

カラカス首都圏

カラカス首都圏はかなり治安が悪いエリアだと言われています。昼間であっても殺人や強盗などの犯罪が発生していて、外国人も被害にあっているため、観光で立ち寄るのは危険です。さらに、デモや抗議集会が一番多く発生しているのがカラカス首都区(リベルタドール市)です。カラカス首都圏では貧困街もとても多く、夜になるとデモの混乱に便乗して商店を襲ったり車両に火をつけるなどの騒ぎも起きています。

さらに、カティア地区では、武装組織の自警団が結成されており、国家警察などの治安機関は立ち入れなくなっているため大変治安は悪くなっています。誘拐や強盗は頻繁に発生しており、他にも麻薬の売買や銃撃戦などカラカス首都区の中でも最も治安が悪いエリアだと言われています。

サバナ・グランデ地区

サバナ・グランデ地区では、露天商が多いため強盗やスリ、置き引きなどの犯罪が多発しています。警察官の詰め所を設置しても治安の改善が見らていないため、観光客とわかる格好でこのエリアを歩くことは大変危険です。2016年には日本人観光客が強盗の被害にあっています。

バンデラ地区

このエリアには大型バスターミナルがあります。このバスターミナルは、ブラジルやコロンビアに向かうバスや、日本人にも人気の観光地エンジェルフォールへの経由地であるシウダボリーバルへのバスが発着しています。バスの発着は夜間になることが多いですが、周辺は人がほとんどいなくなり大変危険なので飛行機を使う方が安全です。

スクレ市

スクレ市には、ベネズエラでも大きな貧民街があり殺人や強盗、誘拐事件が日常的に発生しています。このエリアは警察官でも数十人の部隊を編成しないと立ち寄れない場所で、とても危険です。犯罪は昼夜問わず発生しているため、昼間であっても立ち寄らない方がいいエリアです。

チャカオ市

チャカオ市は、日本国大使館もあり多くの日本人が住んでいるエリアです。以前は比較的治安のいいエリアと言われていましたが、現在は毎月1件以上の被害が報告されています。これまでに、路上強盗や自動車強盗、一時拘束事件、発砲事件など日本人も被害にあっています。

エル・アティージョ市

エル・アティージョ市は、観光客が多く訪れるエリアですが、誘拐事件が多く発生しています。国家警備軍大佐が誘拐された事件もあり、身代金を奪われたうえ殺害されています。他にもけん銃で武装した集団による強盗事件やショッピングセンターでの銃撃戦などけん銃を使った事件も多く発生している大変危険なエリアです。

マイケティア国際空港

マイケティア国際空港では、空港内でも強盗が発生するほど危ない空港です。特に到着便が混んでいる午前中に多く発生しています。空港の駐車場でけん銃強盗にあった被害も報告されています。さらに、空港を行き来する
高速道路では、車を強制的に停車させる強盗や誘拐事件も発生しているため、マイケティア国際空港を利用するのは日中にしたほうが安全です。

ベネズエラの治安「危険レベル1の地域」

危険レベル1の地域であっても、けん銃を使用した犯罪や強盗も発生しているため、注意が必要です。警察が共犯になる事件も多いため、警察にも警戒しなければいけません。ホテルに宿泊する場合は、セキュリティーのしっかりしているホテルに泊まることをおすすめします。

日本人に人気のある観光地エンジェルフォール

エンジェルフォールは、「カールじいさんの空飛ぶ家」にでてくるパラダイスフォールnモデルになった滝で、日本人にとても人気があります。しかし、エンジェルフォールに行くには、治安の悪いマイケティア国際空港にまず行かなければいけない上、長距離バスを使ってシウダ・ボリーバルへ行く必要がありかなり危険なルートとなっています。

日本発着のツアーはとても高く、他の国もまわっている人ならなかなか日本発着のツアーは申し込めません。マイケティア国際空港にもツアー申込できる場所がありますが、ぼったくりの危険性と事前予約ができないためカラカスで1泊する可能性が出てきます。最近では、ネットで空港ピックアップ付きのツアーが予約できるサイトもあるのでそういったサイトを使うのも安心です。

まとめ

ベネズエラの治安や危険なエリア、観光で気をつけることなどをご紹介してきました。日本では想像できないような危ない犯罪も起きているため、できるだけ旅行は避けるべきですが、もしベネズエラを訪れる際は最新の治安情報を入手するようにしてください。

サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://pixabay.com/photo-106749/