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スリランカ

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スリランカ料理【2018年版】特徴はスパイス!おいしい郷土料理や人気店!

2024.02.25

スリランカは、インドの南東にある島国です。スリランカとは、シンハラ語で「美しく光り輝く島」と言う意味があり、美しい海からの恵みや南国のならでは食材を活かした料理を、楽しむことができます。そんなスリランカのおすすめ料理やレストランをご紹介していきます。

  1. スリランカ料理の特徴
  2. スリランカ料理 おすすめの郷土料理① Sri Lankan Curry(スリランカカレー)
  3. スリランカ料理 おすすめの郷土料理② Roti(ロティ)
  4. スリランカ料理 おすすめの郷土料理② Hopper(ホッパー)
  5. スリランカ料理 おすすめの郷土料理③ Idiyappam(インディアッパ)
  6. スリランカ料理 おすすめの郷土料理④ Pappadum(パパダム)
  7. スリランカ料理 おすすめの郷土料理⑤ Ambul Thiyal(アンブルティヤル)
  8. スリランカ料理 おすすめの郷土料理⑥ Watalappan(ワタラッパン)
  9. スリランカ料理 おすすめの郷土料理⑦ Kiribath(キリバット)
  10. スリランカ料理 おすすめの郷土料理⑧ Cutlet(カトレット)
  11. スリランカ料理 おすすめの郷土料理⑨ Kottu(コトゥ)
  12. スリランカ料理 おすすめの郷土料理⑩ Ginger Beer(ジンジャービール)
  13. スリランカの料理 ぜひ訪れたい人気店① Kaema sutra(キャーマ・スートラ)
  14. スリランカの料理 ぜひ訪れたい人気店② Ministry of Crab(ミニストリー・オブ・クラブ)
  15. スリランカの料理 ぜひ訪れたい人気店③ Palmyrah Restaurant(パルマイラレストラン)
  16. スリランカの料理 ぜひ訪れたい人気店④ The t-Lounge by Dilmah(ザ・ティーラウンジ・バイ・ディルマ)
  17. スリランカの料理 ぜひ訪れたい人気店⑤Flower Song Restaurant(フラワー・ソング・レストラン)
  18. スリランカの料理 ぜひ訪れたい人気店⑥ Paradaise Road The Gallery Cafe(パラダイス・ロード・ザ・ギャラリーカフェ
  19. スリランカの料理 ぜひ訪れたい人気店⑦ The Bake House(ザ・ベイク・ハウス)
  20. スリランカの料理 ぜひ訪れたい人気店⑧ Olde Empire cafe(オールド・エンパイア・カフェ)
  21. まとめ
スリランカでは、「アーユルヴェーダ」に代表されるように、食事によって体調を整えるという考え方が確立しています。そのため、「一飯多菜」と言われるように、主食を中心に複数のおかずを盛り合わせで、味を混ぜ合わせて食べます。
主食とおかずをバランスよくとることができるので、見た目だけでなく栄養面でも大変バランスが良いのが特徴です。
スリランカ料理は、天然の香辛料(スパイス)を調味料として使うのが特徴です。スパイスを多用するので、日本人からすると比較的辛い味付けになっています。最近では外国人向けに、レストランでは辛さを調節してくれるようです。
もう一つ、スリランカではモルディブフィッシュと呼ばれるハガツオを原料とした、日本のかつお節に似た調味料を使うので、日本人の私たちにはどことなく馴染みのある味と感じることがあります。
スリランカカレーはインドのカレーに比べ、バターなどを使わない、とてもヘルシーなカレーです。サラサラとしたスープカレーのようになっているのが特徴で、お米や野菜、肉などを好みで混ぜ合わせて食べます。
暑い国なので、比較的辛口のカレーですが、ココナッツミルクを多く使った甘口のカレーもあります。インドでは、カレーと一緒に食べるものとして、「ナン」や「チャパティ」が有名ですが、スリランカではカレーはお米と一緒にいただくのも、特徴の一つです。
まわりを海に囲まれ、シーフードにも恵まれたスリランカでは、モルディブフィッシュと呼ばれる、モルディブのかつお節がダシとして使われていて、独特のコクとうまみを引き出しています。
また、日本のカレーは複数の具を煮込んで作りますが、スリランカカレーの特徴は、鶏のカレー・豆のカレーと言うように、基本的にはメインの食材一つで作り、食べるときに混ぜ合わせていただきます。
具材を一つだけに絞ることで、メイン食材とスパイスの風味が際立ち、それぞれの特徴を生かした個性的なカレーになります。毎日食べても飽きないのは、こんな理由からでしょうね。
レストランや食堂によって、味も具材もいろいろなメニューが揃っています。またお店によっては、辛さの調整をしてくれるところもあります。
ロティは、小麦粉とココナッツで作るクレープのような、パンのようなもので、ほとんどの現地の食堂やレストランのメニューにあります。小さくちぎりながら、カレーやスープなどにつけながらいただきます。
ロティにはいろいろな種類があり、ココナッツロティはココナッツを削ったものを小麦粉に混ぜ合わせて焼いたもので、厚いお煎餅のような形をしています。また、中に卵が入ったエッグロティをはじめ、魚が入ったもの、野菜が入ったものと、バリエーションがたくさんあります。
ロティは基本的にスパイスが効いたカレーの味がして、とてもおいしいスリランカの郷土料理です。
ホッパーは、米粉をお椀型に薄く焼いて、お皿のような形にするのが特徴で、アッパとも呼ばれます。スリランカでは、朝食にお母さんが作る定番メニューです。カレーや他のおかずと絡めて食べます。
お味は、塩味とココナッツの香りがして、外側はカリッと、中はモチっとした食感です。底に卵を落とした「エッグホッパー」も人気のメニューです。
ホテルによっては、朝食時に目の前でホッパーを焼いてくれるところもあるようです。もし見かけたら、ぜひ注文してください。
日本のそうめんのようなインディアッパは、南インドではストリングホッパーとも呼ばれています。米粉を練って、それを穴が開いた機械に入れ、ところてんのように押し出すのが特徴で、それを蒸していただきます。
主食として、カレーにつけて食べます。お米よりもカレーに絡みやすいので、スリランカではよく食べられている郷土料理の定番メニューです。チキンカレーやレンズマメのカレーによく合います。
インディアッパも、ホテルのビュッフェなどに置いていることが多いので、見かけたらぜひお試しくださいね。
パパダムは、豆の粉に塩コショウと水を加えて練り、薄く伸ばした生地を油で揚げたお煎餅のようなものです。カレーや煮込み料理の付け合わせとして、よく出されるメニューの一つです。
油で揚げる前は、真ん丸で平べったい生地ですが、揚げると大きく膨らむのが特徴です。お料理の付け合わせとしてだけでなく、お酒のおつまみのスナックとしても合います。
スーパーなどでもよく売られていて、メーカーによっていろんな味付けがあるので、見かけたら味比べをしてみるのも面白いでしょう。なお、スーパーで売られているものは、フライパンに油を少しだけ挽いて、さっと焼くだけで美味しくいただけます。オーブンで焼いても美味しいです。
アンプルティヤルは、スリランカの家庭でよく作られる定番のメニューで、魚のスパイス煮です。ぶつ切りにしたお魚を、スパイスや塩をたっぷり入れて、汁けがなくなるまで煮詰めていきます。カレーパウダーを入れたり、入れなかったりと、それぞれの家庭ごとのレシピがあるのが特徴です。
魚は主にマグロを使います。マグロはスリランカでもよく食べられているお魚です。スパイスは、ゴラカまたはガルシニアとも呼ばれる植物の実を使用します。ゴラカは魚料理によく使われるスパイスで、魚の臭みを摂る効果があります。
ゴラカ、ニンニク、ショウガをすりつぶし、そこにシナモンを加えて混ぜ合わせる、スリランカ南部の郷土料理で、胃腸を整える効果があります。
ワタラッパンは、スリランカのプリンと呼ばれる、スリランカで人気のスイーツメニューです。 黒砂糖、ココナッツミルク、卵、そしてカルダモンと言うスパイスが入ったスイーツです。スパイスが入っているのが特徴で、日本のスイーツとは一味違います。
ワタラッパンは、もともとはイスラム系のマレーシアから来たマレー人が生み出したお菓子で、イスラム教徒の人たちは、これをラマダンの時期に食べています。
黒砂糖やココナッツミルクなど、日本でもよくつかわれる材料が多く、ちょっと懐かしい感じの味がします。
キリバットは、お米をココナッツミルクで炊いたもので、ミルクライスとも呼ばれています。ココナッツミルクと言うと、甘いイメージですが、キリバットは塩味があるのが特徴で、日本のおにぎりに似た感じです。
シンハラ語でキリとはミルク、バットとは炊いたお米のことを表しています。キリバットは家庭によって作り方はさまざまで、ゴマやカシューナッツと合わせて炊いたりすることがあります。
キリバットは縁起の良い食べ物とされていて、月の初めやお正月、お祝い事の時の定番のメニューの一つです。
カトレットは、もともとイギリス領だったスリランカの都市部で人気があった、スリランカ版のコロッケです。主に、お祭りや結婚式、またはお誕生日など家庭でのお祝いの時に食べる定番メニューです。
主な材料はジャガイモで、日本のコロッケのようにひき肉を入れたり、魚を入れたりします。味は、これもまたカレー味です。カレー味の魚入りコロッケと言うところが、スリランカの郷土料理らしいですね。
コロコロ丸くて、しかも一口大の大きさで食べやすいので、日本人にも好評です。家庭料理なので、レストランではあまり見かけないかもしれませんが、もしメニューの中にカトレットを見つけたら、ぜひ食べてみてください。
コトゥは、小麦粉の生地を薄く伸ばして焼いたロティと、野菜や肉を一緒に鉄板の上で、細かく切り刻みながら炒めたスリランカの郷土料理です。クレープのようなロティに、肉や野菜のうまみが染みこんで、とてもおいしくいただけます。
味は、基本的にはカレー味ですが、お店や家庭によって、混ぜ合わせる具材や香辛料が違い、材料・味により、メニューのバリエーションは豊富です。
見た目はそれほど量が多くないように見えますが、小麦粉でできているロティが入っているので、意外と満腹になります。食べすぎると、お腹の中でロティが膨れて大変ですから、ほどほどにしてくださいね。
ジンジャービールと言っても、スリランカのジンジャービールはノンアルコールです。スリランカでは大人から子供まで飲んでいます。スリランカでしか飲むことができない珍しい飲み物で、なんとレシピは100年以上前からあったそうです。
ジンジャーシロップにサイダーが加わったもので、甘さがそれほど強くなく、料理の邪魔をしない味です。日本のジンジャエールとは違った味わいで、ちょっと刺激の強いジンジャーの味が個性的です。
売店などでも気軽に手に入りますので、見つけたらぜひトライしてみてください。
スリランカの主要観光地コロンボにあるキャーマ・スートラは、上質のスリランカ料理が楽しめるレストランです。家庭で味わえるスリランカ料理よりも少し上質志向で、特にカレー料理には定評があります。
店内は、上質なスリランカ料理を味わえるのにふさわしいように、上品でシックな雰囲気にまとめています。スリランカの郷土料理を楽しみたいけど、屋台は苦手という方にもおすすめです。
日本語に直訳すれば、「カニ省」と言う名前の、ミニストリー・オブ・クラブは、コロンボでおしゃれなお店が集まるダッチホスピタルにあります。もともとスリランカではカニを食べる習慣はなかったのですが、観光客にカニ料理が評判だったため、増えてきたのだそうです。
このレストランでは、「スリランカ・ラグーン・クラブ」と言う、マングローブで育ったはさみガニがいただけます。このレストランの特徴は、カニの大きさや調理方法を自分で指定できることで、このユニークな注文方法も人気の一つです。
人気店なので、ランチタイムやディナータイム、そして大人数で行く場合には必ず予約をしていきましょう。
パルマイラレストランは、スリランカのコロンボにあるレヌカシティホテルの地下1階にあります。手頃な価格でスリランカの郷土料理が楽しめると、評判のレストランです。
このレストランではスリランカ最北部の街、ジャフナの郷土料理が楽しめるのが特徴です。ジャフナには昔からタミル人が多く暮らしているエリアで、ジャフナ料理もインドのタミル料理に似ています。
人気のメニューは、辛めのカニカレーと甘いカレー、カシューナッツカレーです。辛いカレーも、辛さを選ぶことができるので、辛いのが苦手でも安心です。また、スリランカ料理独自のスイーツも用意されているので、ぜひお召し上がりください。
スリランカと言えば紅茶が有名ですが、紅茶が楽しめるカフェの中でも特におしゃれで女子に人気なのが、ザ・ティーラウンジ・バイ・ディルマです。このカフェは、セイロンティーの老舗ディルマ社が作った紅茶の専門店です。
まず驚くのが、紅茶の種類がとても多いことです。特にアイスティーのメニューは選ぶのに迷うほどです。スイーツの種類も豊富で、またボリューミーなものが多いので、食後のデザートとして注文するときは要注意です。
店内では、紅茶の葉も購入できます。種類が豊富なので、お土産におすすめです。 店内はゆったりとくつろげるおしゃれな雰囲気なので、観光の合間にリラックスしたいときにおすすめです。
フラワー・ソング・レストランは、スリランカのキャンディにある中華レストランです。中華料理は日本でもいただくことがありますが、スリランカでいただく中華料理は、日本のそれとはまた違った味わいが楽しめます。
店内の雰囲気が、オリエンタルな雰囲気で、ゆったりと料理を楽しめるのが特徴です。このレストランの中華料理は、広東風です。お値段の割にはボリューミーで、観光客にはもちろん、地元の人たちにも人気があるレストランです。
料理の量が多いので、たくさん注文したらもったいないかななんて言う心配は必要ありません。もし、注文した料理が食べきれなかったら、テイクアウトできますよ。
スリランカを代表する建築家ジェフリー・バワが以前オフィスとして使っていた建物で、今は、カフェとお土産物ショップになっています。バワ建築の建物だけあって、とてもオシャレな空間と落ち着いたインテリアは、観光客にはおすすめです。
料理は、スリランカの郷土料理とイタリアンが中心で、おしゃれな食器で味わうスリランカ料理は絶品です。
カフェメニューも充実しているので、観光の合間にゆったりとリラックスするのにはおすすめのカフェレストランです。
ザ・ベイク・ハウスは、キャンディにある1階がパンやケーキなどを販売しているお店、2階がカフェになっています。甘いスイーツはもちろんですが、観光客にはカレーパンや中華風のパンが人気です。
2階のカフェエリアにはバルコニー席もあるので、1階で美味しいパンやケーキを買って、2階でお茶と一緒に楽しむことができます。また、ここでもスリランカの激辛カレーなど軽食を楽しむことができます。
オールド・エンパイア・カフェは、キャンディにある世界遺産仏歯寺のすぐ近くにある、オールデ・エンパイア・ホテルの1階にあるポップで可愛い内装のカフェです。この建物は元々コーヒー工場だったところで、歴史的建築物としても有名です。
コーヒーや紅茶などのカフェメニューも安くておいしいのですが、本格的なカレーをいただくこともできます。仏歯寺に訪れたときには、ぜひ立ち寄りたいおすすめのカフェです。
スリランカと言えば、カレーと紅茶のイメージが強いと思います。でも、そのカレーや紅茶も日本で味わえるものとは少し違う、特徴があるものばかりです。ぜひ、スリランカに行って、本場のカレー、本場の紅茶のお味を確かめに行きましょう。きっと病みつきになると思いますよ。
また、カレーだけでなく美味しいものがたくさんあります。南国なので、フルーツジュースもフレッシュで美味しく、種類も豊富です。 スリランカ旅行を計画されている皆さん、ぜひ参考にしてくださいね。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BQXlmh9B_dS/?