登山用ザイルとは?
登山用のザイルについてご存知でしょうか。ザイルというのは、ドイツ語で「ロープ」のことをさします。これは特に登山の際に使うロープのことをさし、クライミングをする際に使われることが多いです。このザイルは、登山の際には命綱となることもあるので、選ぶ際には大変重要ですよね。
この記事では、そんなザイルについて、選び方や使い方、長さそしておすすめなザイルについてご説明します。ザイルについてしっかりと覚えて行きましょう。
普通のロープと登山用ザイルはどう違うの?
まず、普通のロープとザイルはどう違うのかについてご説明します。ロープは、編み方がシンプルで、捻ったような形をしていますが、ザイルは、全く編み方が異なります。頑丈さが大切なので、しっかりと常備になるように編み込まれており、かなりの重さや衝撃に耐えることができます。また、崖から転落した時などの衝撃を抑えるために、ザイルは伸縮性があります。ロープとはかなり性質が異なるようですね。
登山用ザイルの種類1:シングルロープ
それでは、ここからは、ザイルの種類について見て行きましょう。ザイルには、使い方に合わせた、様々な太さや長さ、耐久性のものがあります。
シングルロープは、ロープが太くて、耐久性が高いものが多いです。急傾斜のところを登ったりする際には、事故の確率も高いので、このシングルロープを使うことが多いです。だいたい、ロープの直径は10mm前後となっているので、切れる心配はありません。使うシーンとしては、ジムのクライミングや、急傾斜の岩場を登る時など、様々な場面があります。
登山用ザイルの種類2:ハーフロープ(ダブルロープ)
次にご紹介するのは、ダブルロープです。別名ハーフロープとも呼ばれています。こちらのロープは、アルパインクライミングなどで使われます。ルートの中間地点に、しっかりとロープを張ることができる支点があるとは限りません。そのような時に、ロープを別々の場所に引っ掛けることで危険を減らすことができます。使用する場面としては、アルパインクライミングのほかいい、アイスクライミングなどにも使われます。
登山用ザイルの使い方について1:クライミング
登山用のザイルについて、まず一つ目の使い方は、クライミングです。ザイルを使う際に最も一般的な使い方ですね。クライミングの際には、基礎技術が必要です。練習をとにかく繰り返してリスクを減らすことが大切です。
クライミングの際のザイルの使い方で最も基本的なのは、クライミングする仲間同士でザイルを体に結び、安全を確保するものです。この結び方は「アンザレイン」と呼ばれています。このアンザレインは、かなり練習が必要なので、反復で練習するようにしましょう。この時、結び方が曖昧だと逆に危険となります。しっかりと習得できるようになりましょう。ザイルはシングルロープのものが一般的です。しかし、最近は細い直径のロープの方が結ぶやすいため、細いものの方が人気となっているようです。
登山用ザイルの使い方について2:ザイル端末の処置方法
先ほどは、ザイルの使い方について、次に覚えるべきポイントは、ザイルの先の処理です。ザイルの先端の処置をしっかりしておかないと、ほつれてきて、危険が伴います。ザイルを手に入れたら、ライターを用意して端末をしっかりと処理しましょう。処理の際には、熱収縮チューブを使うのがおすすめです。これを使うと、ザイルを焼きすぎることなく、それでいてしっかりと端末を処理してくれます。
登山用ザイルの使い方について3:選び方
登山用ザイルの使い方の前に気をつけるポイントとして、選び方があります。シングルロープとダブルロープについて先ほどご紹介しましたが、それぞれかなり異なる場面で使われることは先ほどご説明しました。初心者にとっては、一般的にはダブルロープがおすすめです。二つのロープのうち、一つが切れてしまっても大丈夫なため、安全性が高いためです。しかし、シングルロープは結びやすいことや、頑丈なことなどから選ばれることもしばしば。場面に応じて自分の好きな方を選んでください。
シングルロープは、太いため、簡単な結び方をするのに向いています。ダブルロープは細いため結ぶのにも向いてます。
登山用ザイルの使い方について4:ザイルの結び方について
ここでは本格的なザイルの結び方についていくつかご紹介します。クライミングの際には、必ず知らなくてはいけないスキルですね。命に関わることもあるので、是非とも覚えておいてください。クライミングに興味のない方でも、これらの知識を持っておけば生き残ることが可能です。
最も一般的な結び方には、三種類あります。
まず「ノット」についてですが、これはザイルの途中に結び目を作る方法です。支点にロープを引っ掛ける際に必要な技術です。「ヒッチ」は、何かものと繋ぐ時に必要な結び方です。しっかりと取れないように結ぶ方法です。もう一つは「ベント」です。ロープ同士を結びつける際の繋ぎ方です。それぞれ動画などで簡単に学ぶことができるので、練習してみましょう。
おすすめのザイル1:cmys select クライミングロープ
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おすすめのザイル一つ目は、cmys selectの「クライミングロープ」です。こちらのザイルは、色あざやかでみやすく、また、カラビナなどもついているのでとてもお得ですね。しっかりと PL保険にも入っているので、安心して使うことができます。少し重さがありますが、そのぶん頑丈です。長さも十分なとなっています。
引用: https://www.google.co.jp/aclk?sa=l&ai=DChcSEwifi8ufosndAhUXrpYKHXuYCKoYABADGgJ0bA&sig=AOD64_1IrWQqK6BAjq-bGCOsEI_oFjeSdQ&ctype=5&q=&ved=0ahUKEwiUpMWfosndAhUJ97wKHQvPAEMQwjwIEg&adurl=
直径は約10.5mmで、長さは約20mとなっています。約150kgまで耐えられます。ロープの重さは1.45 Kgです。
おすすめのザイル2:Likorlove クライミング ザイル
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おすすめのザイル二つ目は、Likorloveの「クライミング ザイル」です。こちらのザイルは、とにかく耐久性が強いことで人気なザイルです。海の中などに入れても大丈夫ですね。素材としては、外側はポリエステルの素材で、中はポリアミドとなっております。そのため、熱にも重さにも強く、さらに摩擦が強くともなかなか切れません。また、柔らかさもあるため、体に巻きつけても安心です。
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ダブルタイプで、直径は約8mm、長さは約10mとなっています。約1600kgまで耐えられます。
おすすめのザイル3:BODYMAKER クライミングロープ
引用: https://www.google.co.jp/aclk?sa=l&ai=DChcSEwj2v7rFosndAhUQqZYKHSITAW8YABAJGgJ0bA&sig=AOD64_3261kXX8XWHhovaH1pMj0FqHis6A&ctype=5&q=&ved=0ahUKEwjj6rbFosndAhWMxrwKHa0CDEgQqCsILA&adurl=
おすすめのザイルの三つ目は、BODYMAKERの「クライミングロープ」です。こちらのザイルは、クライミングロープとして人気で、特に体幹などの筋肉を鍛えるのによく使われています。そのため、体へのフィット感がよく、ちょうどよく体を鍛えることが可能です。ただし、クライミングをする際に耐えられるほどの耐久性はないため、注意してください。
シングルタイプで、直径は約38㎜、長さは約3mとなっています。ロープの重さは約3.5kgとなっています
おすすめのザイル4:QIANGSHENG 多目的ロープ
引用: https://www.google.co.jp/aclk?sa=L&ai=DChcSEwjb_sfQosndAhUFdmAKHe7kAZYYABABGgJ0bQ&sig=AOD64_0WyBldEKrio3u_7iMi4LKpfmo9Xw&ctype=5&q=&ved=0ahUKEwjHwcPQosndAhVDXrwKHbhICKcQqCsIBw&adurl=
おすすめのザイルの四つ目は、QIANGSHENGの「多目的ロープ」です。こちらのロープは、様々な場面で使えるとっても便利なザイルです。クライミングに使えることはもちろん、災害の際にも使えるため、誰でも一つは持っておいた方が良いでしょう。長さも十分んあるので、二階から降りる際などにも大丈夫です。
引用: https://www.google.co.jp/aclk?sa=L&ai=DChcSEwjb_sfQosndAhUFdmAKHe7kAZYYABADGgJ0bQ&sig=AOD64_0HGp4Rrau90G4MHVvsN2w-cQgKXg&ctype=5&q=&ved=0ahUKEwjHwcPQosndAhVDXrwKHbhICKcQqCsIFg&adurl=
ダブルタイプで、直径は約10mm、長さは約 20mとなっています。1000kgまで耐えられるロープとなっております。
まとめ
いかがでしたでしょうか。この記事では、ザイルについて、様々な種類があることや、使い方、そしておすすめなザイルについてご紹介しました。
ザイルは安全にクライミングをしたり、緊急時に役に立ったりと、かなり有用なものです。この機会にザイルをしっかりと準備しておきましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。