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上高地の紅葉2018年版・見頃の時期予想や混雑予想までチェック!

2024.02.25

秋の上高地は、紅葉で彩られる森や湿原、清流の湖畔を眺める時間がとても楽しく、忘れられない休日を過ごせます。風景画のような紅葉の見頃をむかえる上高地にはいつ頃行けばよいのでしょうか。その混雑の様子やできるだけ回避する方法と、秋ならではのイベントを紹介します。

  1. 上高地の紅葉、見頃はいつですか?
  2. 上高地の紅葉、見どころは河童橋、大正池、明神池、涸沢ヒュッテ
  3. 上高地の紅葉、どこが混雑するの?
  4. 上高地の紅葉、混雑を避ける方法
  5. 上高地の紅葉、アクセス方法1沢渡の駐車場までマイカー
  6. 上高地の紅葉、アクセス方法2すべて公共交通機関
  7. 上高地の紅葉、アクセス方法3松本バスターミナルからバス
  8. 上高地の紅葉、特におすすめスポット
  9. 上高地の紅葉、おすすめのイベント穂高神社奥宮例大祭
  10. 上高地の紅葉を楽しむまとめ
上高地の紅葉の見頃は10月中旬から10月下旬です。10月上旬から色づき始めますが、せっかく見るなら10月中旬からが望ましいです。また11月上旬まで残っていることもありますが、10月中が望ましいです。なお、上高地は11月15日には閉山式が行われます。
まず絶景のおすすめ見どころは河童橋周辺から大正池にかけてです。ハイキングとして紅葉の中を歩いてみてください。また、河童橋から一足伸ばして明神池までのトレッキングルート。さらに登山で横尾から涸沢ヒュッテまで紅葉を見に出かけてみませんか。涸沢ヒュッテは安易に勧めませんが、一度見るとやみつきになりリピーターも多いです。登山のために脚力のトレーニングと登山計画を作成し提出してする必要はあります。
松本から上高地を結ぶ唯一の国道158号線は大渋滞で混雑します。マイカーでは沢渡の駐車場までしか行けませんがその距離は約35キロメートル、混雑ピークは2時間以上かかります。
混雑を避けるには、とにかく早く出発する。たとえば、午前5時に松本を出発し、沢渡の駐車場に6時到着、そこからタクシーで6時30分に上高地到着ではいかがでしょうか。沢渡の駐車場からバスも早くから運行しています。これが1時間違うと結構混んできます。また、帰りも混みます。楽しくランチをとって2時頃には上高地を出発し、沢渡の駐車場に戻ってくるのが混雑を避ける方法です。すべて公共交通機関を使う場合はどうするのでしょうか。以下に上高地へのアクセス方法をまとめました。
マイカーで沢渡まで行って、そこからバスまたはタクシーに乗る方法です。ご存知と思いますが、自然保護のため、マイカーで上高地まで行くことはできません。手前の沢渡の駐車場に車を停めてください。一日の駐車料金は600円です。そこから上高地までバス料金は片道1250円、往復で買うと2050円とお得です。また、タクシーは定額運賃で上高地まで4200円、大正池までは3500円です。岐阜県側からのアクセスは平湯の駐車場までマイカーで行き、そこからバスまたはタクシーというアクセス方法もあります。
電車を利用して新島々駅まで行きます。松本電鉄上高地線で松本から30分料金は700円です。土日には臨時快速が松本を4時45分に出発します。運行する日が決まってますので松本駅の時刻表で確認してください。平日の始発は6時31分発です。新島々から上高地までバス料金1950円で、タクシーは定額運賃ではありません。
松本バスターミナルから大正池経由上高地直行バスまでに乗る方法です。しかし、問題は一日2便しか運行していません。松本バスターミナル発車時刻は5時30分、大正池到着6時57分、上高地到着が7時05分の便と、松本バスターミナル発車10時15分、大正池到着11時52分、上高地到着は12時00分の2便です。しかも、通常の路線バスですので、予約はできません。このアクセス方法は大変混雑し、早い者勝ちですので早く並ぶ必要があります。また、帰りにも上高地バスターミナルからバスを使う場合には乗車整理券が必要になります。整理券は上高地バスターミナル切符売り場で配っています。乗りたい人数と利用日と時刻を伝えて入手します。バス乗車の10分前から整理券の順番に案内されますので、10分前にはバスターミナルにいてください。そこで満員になると大正池など途中のバス停からは乗れない場合もあります。

1河童橋周辺

まず、おすすめスポット1は上高地のシンボルでもある河童橋周辺です。見頃の10月中旬には、梓川の透き通った水の流れ、川辺の美しく色づいた樹木、背景にある穂高連峰、ポスターの写真通りですが、絶景の撮影ポイントです。

2田代池、田代湿原

おすすめスポット2は河童橋からを上高地帝国ホテル方面に歩き、さらに同じくらいの距離を歩きます。トータル40分くらいの道のりですが、田代池、田代湿原に到着します。池面に映し出される周辺の紅葉をおすすめスポットとしてあげます。湿原のサギスゲが黄色から赤色に染まってゆく9月下旬から10月の草紅葉はとても美しいです。

大正池

田代池からさらに歩いて20分大正池に到着します。大正池には焼岳から穂高連峰までも映し出されます。雄大な山々と黄色から赤に変わってゆく紅葉をゆっくり歩きながら楽しんでください。湖面の立ち枯れた樹木はおなじみの風景ですが、時間帯が合えば、朝もやに包まれた大正池に会えます。幻想的な時間を心にとどめてください。

明神池

河童橋から田尻池方面とは反対に歩くこと約60分。穂高神社奥宮の神域にある大小2つの明神池を紹介します。澄んだ池面に映し出される色づいた樹木と青空は信仰の聖地として、人をひきつけます。河童橋から明神池までのコースはトレッキングシューズがベターです。

涸沢ヒュッテ

「涸沢の紅葉を見ずして、穂高を語ることなかれ」というコピーは穂高氷河圏谷涸沢ヒュッテのパンフレットにのっている言葉です。横尾から登山で休憩を取りながら約3時間から4時間、落石注意ポイントもあるコースを涸沢ヒュッテまで頑張ってみましょう。急な坂がいっぱいあります。トレーニングして臨みましょう。その先には秋の素晴らしい光景が広がっています。朝焼けもとても美しく、多くの人がその時間を楽しんでいます。様々な情報は穂高氷河圏谷涸沢ヒュッテのホームページを参考にしてください。2016年7月1日から施行された長野県安全登山条例のため、登山口に登山計画書の提出が必要です。本格的な登山です。
明神池の穂高神社奥宮例大祭が10月8日に行われます。穂高神社は北アルプスの総鎮守で、御祭神は北九州に栄えた海神です。池に船を浮かべる船祭りで、明神池に龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)龍の頭と鵜に似た白い水鳥を模して造られた御船を浮かべ、神主と巫女が船に乗って一年の安全祈願を行う平安朝の神事がとり行われます。紅葉の見頃に合わせて見てはいかがですか。

心構え

上高地の紅葉を楽しむためには、早起きしてしっかり歩く覚悟が必要です。車でアクセスできない不便さを受け入れてください。カーナビやスマートフォンに慣れた日常をいったん横において、自然の魅力をゆっくりとした時間の中で、感じ取っていただければと思います。上高地の紅葉は、気温が低いという点と標高が高いという点で、見頃が早く終わる場合もありますが、それも自然のなせる業と広い気持ちで受け止めていただければと思います。

装備などの準備

寒さ対策をしっかりしましょう。見頃の秋は天候も変わりやすいので、雨対策もしっかり。シューズはトレッキングシューズがベターです。帽子もあった方が良いです。持ち物は飲み物やお菓子などの携行食、タオル、保険証のコピーなどを両手が自由になるリュックに入れてゆくのが良いです。お昼ご飯に食堂やレストランが混んでいる場合もありますので、お弁当持参でも良いかもしれません。ただしゴミは必ず自分で持ち帰って下さい。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://image.walkerplus.com/wpimg/walkertouch/wtd/images/n/164153.jpg?x=635&notupsize=1