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イギリスの有名な宮殿の観光スポットや歴史をご紹介!【2018年度版】

2024.02.25

長い間、王室と貴族が国を治めてきた歴史のあるイギリスでは、時代ごとに各地にいろいろな宮殿が建設され、現在もなお数多くの宮殿が残っていて、一部は一般公開しています。今回は世界遺産に登録されている宮殿も含め、イギリスの有名な宮殿の観光と歴史についてご紹介します。

  1. イギリスの有名宮殿の観光と歴史①バッキンガム宮殿
  2. イギリスの有名宮殿の観光と歴史②ブレナム宮殿
  3. イギリスの有名宮殿の観光と歴史③ハンプトン・コート・パレス
  4. イギリスの有名宮殿の観光と歴史④ロンドン塔
  5. まとめ
バッキンガム宮殿はロンドンにある宮殿で、外周護衛を担当する近衛兵の交代儀式が有名である人気の観光スポットです。1703年にバッキンガム公ジョン・シェフィールドが私邸として建設し、その後王室の所有となり大改修を行いました。1837年ヴィクトリア女王が住んで以来、現在に至るまでイギリス王室の公式宮殿です。約1万坪の敷地を誇り、部屋の総数はなんと775室にもなります。
エリザベス女王がスコットランドに滞在する7月26日から9月24日の夏の期間のみ、19室が一般公開されています。イギリスの名物である衛兵交代式は、4月から7月までは毎日1回、それ以外では2日に1回、午前11時30分(日曜日は10時で大雨の場合は中止)に開催されており、誰でも柵の外から見学することができます。
オックスフォード郊外ウッドストックにあるブレナム宮殿は、1987年に世界遺産に登録されたバロック様式の宮殿です。マールバラ公ジョン・チャーチルが、スペイン継承戦争のブレンハイムの戦いの戦功により、当時のアン女王から下賜されたのがブレナム宮殿です。またイギリスの元首相ウィストン・チャーチルが生まれた場所としても有名で、チャーチル元首相が誕生した部屋なども見ることができます。
ブレナム宮殿は20年かけて建設され、オックスフォード近郊で採石したライムストーンが使われているため、柔らかなクリーム色をした宮殿になっています。ブレナム宮殿の見どころはガーデンです。宮廷画家だったヘンリー・ワイズによって設計され、その後ル・ノートル様式に改造されました。内装は世界遺産らしく豪華絢爛で、大理石や装飾も素晴らしいですが、残念ながら撮影は禁止となっています。
ハンプトン・コート・パレスは、ロンドンの南西部リッチモンド・アポン・テムズ・ロンドン特別区にある宮殿です。ロンドンから日帰りで行くことができる人気の観光スポットです。日本語の音声ガイドの内容が充実しているので、利用しながら回ってみましょう。1515年ウルジー枢機卿が建設しましたが、その後ヘンリー8世が所有し、ジョージ2世の時代まで国王の居住地として使用されました。
現在ハンプトン・コート・パレスは一般公開されており、特にチューダー時代の台所を再現したチューダー・キッチンは、ヨーロッパでも最大規模で圧巻です。キングス・アパートメンツと呼ばれる部屋やガーデンなど見どころがたくさんあります。当時の人になりきれる貸出コートがありますので、コートを着て宮殿を見学しましょう。
ロンドン塔は、ロンドンを流れるテムズ川岸のイースト・エンドに築かれた中世の城塞です。正式名称は女王陛下の宮殿にして要塞・ロンドン塔と呼ばれ、世界遺産に登録されています。外観が白いので別名ホワイトタワーともいわれています。1078年ウィリアム1世が敵からロンドンを守るため20年かけて城砦を建築しました。その後改造され、1925年まで国王の宮殿として使用されました。
ロンドン塔は、長い歴史の中でさまざまな用途で利用されましたが、位の高い人間を幽閉する監獄としても使われました。ロンドン塔で処刑された王族や貴族も多く、亡霊が出るといわれる部屋も存在しています。またロンドン塔には黒いワタリガラスが飼われており、ワタリガラスがいなくなるとイングランド王国は崩壊するという伝説により、衛兵隊が日々ワタリガラスの世話をしています。
いかがでしたか? 今回はイギリスの有名宮殿の観光と歴史についてご紹介しました。世界遺産に登録されている宮殿もあり、どの宮殿も見ごたえ十分な観光スポットです。イギリスを訪れた際にはぜひ足を運んでみてくださいね。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BpWUKSphBX7/