// FourM
Gz1rls2qibabcklkbktp

北海道(P)

CATEGORY | 北海道(P)

【2019年】鉄道でまわる絶景旅!魅力ある北海道の鉄道路線を徹底解剖!

2024.02.25

大自然に恵まれ、たくさんの見どころや名物グルメなど魅力がぎっしり詰まった北の大地「北海道」。その北海道を鉄道で旅してみませんか。冬の北海道を中心に、車窓から北海道ならではの絶景を堪能できるおすすめ鉄道路線の魅力や、沿線の観光スポットなどをご紹介いたします!

この記事に登場する専門家

Tdob4awrzckhxssob3q2

手作り旅スペシャリスト

My旅

主に公共交通機関を使った旅をします。
列車で毎日移動するような旅も、1カ所に2週間くらい民泊してじっくりその地域を探索するような旅も両方大好きです。     
思いがけず見どころたくさん、美味しいものいっぱいの場所に出会えるのが気ままな手作り旅の魅力です。

  1. 【北海道の観光について】
  2. 【2019年】鉄道でまわる絶景旅!北海道の鉄道路線を徹底解剖!について
  3. 【北海道】鉄道でまわる冬の絶景旅!JR北海道「釧網本線」
  4. 【北海道】鉄道でまわる冬の絶景旅!JR北海道・釧網本線:観光列車「流氷物語号」
  5. 【北海道】鉄道でまわる冬の絶景旅!JR北海道・釧網本線:網走駅→知床斜里駅
  6. 【北海道】鉄道でまわる絶景旅!知床半島観光
  7. 【北海道】鉄道でまわる冬の絶景旅!JR北海道・釧網本線:観光列車「SL冬の湿原号」
  8. 【北海道】鉄道でまわる冬の絶景旅!JR北海道・釧網本線:標茶駅→釧路駅
  9. 【北海道】鉄道でまわる冬の絶景旅!函館観光
  10. 【北海道】鉄道でまわる冬の絶景旅!函館市電
  11. 【北海道】鉄道でまわる冬の絶景旅!函館市電:湯の川温泉→十字街
  12. 【北海道】鉄道でまわる冬の絶景旅!JR北海道「函館本線(山線)」
  13. 【北海道】鉄道でまわる冬の絶景旅!JR北海道・函館本線(山線):長万部駅→小樽駅
  14. 【北海道】鉄道でまわる冬の絶景旅!札幌観光
  15. 【北海道】鉄道でまわる初夏の絶景旅!JR北海道「富良野線」
  16. 【北海道】鉄道でまわる初夏の絶景旅!JR北海道・富良野線:旭川駅→富良野駅
  17. 【北海道】鉄道でまわる初夏の絶景旅!JR北海道「宗谷本線」
  18. 【北海道】鉄道でまわる初夏の絶景旅!JR北海道・宗谷線:旭川駅→稚内駅
  19. 【北海道】鉄道でまわる絶景旅!利尻島・礼文島観光
  20. 【北海道】鉄道でまわる絶景旅!JR北海道:宗谷本線・音威子府駅の名物「駅そば」
  21. 【北海道】鉄道でまわる絶景旅!まとめ
Iz3jmgmsg0wrjgdr2iuw

広い北海道を一度に全て観光することは難しいでしょう。北海道は、道央・道南・道北・道東の4つのエリアに大きく分けることができます。道央は道庁所在地・札幌を中心とした西寄りのエリア、道南は函館を中心とした南寄りのエリア、道北は富良野・旭川・稚内を中心とした北寄りのエリア、そして道東は知床や釧路湿原などのある東寄りのエリアです。エリアごとに特徴があり、季節によっても見どころが異なるので、観光の時期や日数に合わせてエリアを絞って旅行の計画を立てると良いでしょう。

Muj6foa70dmgkydmw8i0

JR北海道には17の在来線があります。その中には、絶景が多く沿線の観光名所へのアクセスにも便利な観光列車が走る人気の鉄道路線も存在します。今回は、冬の北海道を中心に、北海道の4つのエリアから特に人気の高い路線を集めて「鉄道でまわる絶景旅」の魅力に迫ります。広大な北海道を走る列車に乗って移りゆく大自然のパノラマを眺めていると、きっと「北の大地に来たんだなあ」と実感することができるでしょう。

Kcztjzbo2sfuezhlilf7

道東エリアを走る「釧網(せんもう)本線」は、網走駅と釧路駅を結ぶ北海道随一の絶景鉄道路線です。世界自然遺産知床半島やラムサール条約登録の釧路湿原など人気の観光地を抱え、観光季節列車なども運行される大人気の路線です。今回は、冬のJR釧網本線ならではの絶景スポットと沿線の見どころなどをご紹介いたします。

Q5hcfemw2qy00qiiusnu

北海道の冬の風物詩「流氷」を見るために多くの観光客が利用する釧網本線。JR北海道は冬期限定でオホーツク海沿岸の網走駅ー知床斜里(しれとこしゃり)駅間を走る観光列車「流氷物語号」を運行しています。

Wqpkyjcgddbjx7sg9vvy

流氷は、風と潮の流れによって常に移動しています。私が流氷物語号に乗車した日、網走駅を出発した時は流氷は遥か彼方に浮かんでいて、がっかり。ところが、知床斜里駅付近には流氷が着岸!どこまでが陸地なのか分からないくらい流氷でぎっしり埋め尽くされたオホーツク海の景色は、まさに絶景でした。

D93lcro0t3biwg72hrtn

観光列車「流氷物語号」は網走駅ー知床斜里駅間 37.3kmを約1時間かけて走ります。オホーツク海側は網走駅から釧路方面の向かう列車の進行方向の左側です。

鉄道でまわる冬の絶景旅!JR北海道・釧網本線「流氷物語号」北浜駅

Rijfjgqmkbbmondbdj1s

観光列車「流氷物語号」知床斜里行きの下り列車は、オホーツク海に一番近い駅として有名な「北浜駅」で10分停車します。駅のホームには展望台が設置されていてオホーツク海を一望することができます。

Zfxlzlziybzxfkbg9owc

この日、北浜駅に降りた時の気温はマイナス14度でしたが、私は雪景色に興奮して全く寒さを感じませんでした。

鉄道でまわる冬の絶景旅!JR北海道・釧網本線「流氷物語号」知床斜里駅

Q56bou2zmxeguyrqniuz

観光列車「流氷物語号」の終点・知床斜里駅は、世界自然遺産知床半島の玄関口です。知床観光の際は、駅に隣接するバスターミナルからバスを利用してお出かけください。

U10a2qow1h32qmle4car
引用: https://instagram.com/p/BqE-B_fFMIn/

知床半島はオホーツク海の南端に突出した半島で、北半球で流氷が接岸する最南端になります。生物の多様性にとって重要な多彩な自然環境に恵まれた地域で、シマフクロウやオジロワシなど国際的にも希少種の生息地や越冬地にもなっていることなどが評価され、2005年に世界自然遺産に登録されました。

羅臼岳

Gr0iqaxhgjreq5yycumb
引用: https://instagram.com/p/BrJSsKHHgX-/

知床世界自然遺産の中に含まれる羅臼岳(らうすだけ)は、知床半島のほぼ中央にある知床火山群の最高峰で標高は1661mです。登山シーズンは7月上旬から9月中旬頃までで、登山客に大変人気の山ですが、残雪も多く、本州の3000m級の山に匹敵するくらいの準備と覚悟が必要です。

Cfaym2m3koj7ulworl6f

釧網本線の釧路駅ー標茶(しべちゃ)駅間を走る冬限定の観光列車「SL冬の湿原号」 は、JR北海道で最も人気の高い観光列車の一つです。その名の通りSLが白銀に覆われた湿原の中を走り抜けます。運が良ければ車窓からタンチョウやエゾシカなどの野生動物を見ることができるでしょう。

Vyqprzaqh7npkpnfguxk

観光列車「SL冬の湿原号」は標茶駅ー釧路駅間 48.1kmを約1時間40分かけて走ります。釧路湿原の中を走るので車窓はどちらも素晴らしいですが、どちらかと言うと釧路方面に向かう列車の進行方向の右側をおすすめします。

鉄道でまわる冬の絶景旅!JR北海道・釧網本線「SL冬の湿原号」標茶駅

Wr2hczohcl6xb9zq0ytw

午前中に釧路駅を出発した「SL冬の湿原号」は標茶駅で折り返し、午後に釧路駅へ戻ります。方向転換のため機関車を切り離す作業を見ようと、SLの乗客以外にもたくさんのSLファンが標茶駅にやって来ます。SLが標茶駅を出発する際には、駅員さんや地元の方々が手を振って私たちを見送ってくださいました。

鉄道でまわる冬の絶景旅!JR北海道・釧網本線「SL冬の湿原号」茅沼駅

Cxzlqfiesncbobagloz7

標茶駅を出発してから最初の駅が「タンチョウの来る駅」として有名な「茅沼駅」です。私が乗車した日、まるでSLの到着を待っていたかのように、2羽のタンチョウが空から降りて来てくれました!茅沼駅でタンチョウが見られるのは通常、釧路方面に向かう列車の進行方向の右側です。

鉄道でまわる冬の絶景旅!JR北海道・釧網本線「SL冬の湿原号」エゾシカ

Ifgxi0sjeiuhbof1oitu

私はSL乗車中、車窓からエゾシカの群れを2回見ました。一緒にいた友人はSLの車内の売店で買ったおやつを食べるのに忙しく、2回とも見逃してしまいました!

鉄道でまわる冬の絶景旅!JR北海道・釧網本線「SL冬の湿原号」釧路川

Hhocxldffcnzuvvs47aq

「SL冬の湿原号」の車窓からは、屈斜路湖(くっしゃろこ)に源を発し釧路湿原の中を蛇行しながら流れる釧路川を何度も見ます。その釧路川が最終的に太平洋に注ぐ河口付近まで来ると、終点の釧路駅はすぐそこです。朝から曇りがちだった天気も釧路に着く頃には気持ちの良い青空に変わっていました。

B2dlgunwfeiyhsrezisr

道南エリアの中心都市「函館」は異国情緒溢れる坂の町とし人々を魅了する北海道屈指の観光地です。

Swaxdwe5dyaduuzqgu86
引用: https://instagram.com/p/BrbHx3jB-yG/

函館の市内観光には「函館市電」がおすすめ!東京より北のエリアでは初の路面電車となった函館市電は、110年以上の長い歴史を誇ります。ぜひ、函館市電に乗って、函館の景色を楽しみながら有名観光スポットへお出かけください。

Loywisrflgmxv1j1vxpl
引用: https://instagram.com/p/BrcgNCwHtBB/

それでは、函館市電「湯の川温泉」電停から「十字路」電停まで約7.9kmの区間の中から魅力ある観光スポットをご紹介します。

鉄道でまわる冬の絶景旅!函館市電・湯の川温泉

Vakqpurw8zpscaadi1ka
引用: https://instagram.com/p/BplwtmPgyXx/

函館で、観光客の約半数が宿泊するといわれる「湯の川温泉」は、函館空港から車で5分とアクセス抜群!日帰り入浴ができるホテルや旅館もあり女子旅には特におすすめです。また、湯の川温泉電停のすぐ近くには無料で楽しめる足湯があります。屋根付きなので、天候を気にせずに温泉を満喫することができます。寒い冬でも心も体も温まるおすすめスポットです。

鉄道でまわる冬の絶景旅!函館市電・五稜郭タワー

G2rrqbo2qihtq6owukks

函館で人気の観光スポット「五稜郭タワー」は、市電「五稜郭公園前」で下車し、徒歩で約15分です。

国の特別史跡に指定されている五稜郭は、函館の歴史がつまった場所です。初代五稜郭タワーは1964年に完成しましたが、老朽化のため建て替え工事を行い、2006年に高さ107mの新タワーが完成しました。タワー展望台からは、五稜郭の美しい星形や函館市街を一望できます。また、冬には雪化粧した五稜郭にイルミネーションも行われます。春は五稜郭が桜のピンク色に染まり、初夏は新緑に包まれます。

Zq5ctvrkinn3e6dal1hm

私は夕方から五稜郭タワーに登ったので、帰る頃には辺りも暗くなり、五稜郭タワーが白くライトアップされました。夕闇に浮かび上がったタワーはとても美しかったです。特別な日にはカラーのライプアップも行われるそうです。

鉄道でまわる冬の絶景旅!函館市電・函館山

B0n9ryujmzuvcgqdwgib

函館最大の人気観光スポット「函館山」の山頂までは、市電「十字街」で下車し、徒歩10分の所にある「函館山ロープウェイ」に乗ると、山頂まで3分で到着します。

Otyj9qcvhv9kkgvwu4gz

世界三大夜景の一つにも数えられる函館山の夜景。街灯に照らし出されて浮かび上がる函館の地形の美しさに魅了されます。また、夏から秋にかけての真イカ漁が行われる時に見られる「漁火」は函館の夜景ならではの幻想的な光景です。山頂は風が強く、とても寒かったので防寒対策はしっかりしてお出かけくださいね。

鉄道でまわる冬の絶景旅!函館市電・八幡坂

Esx7davecwfohilnf9fz
引用: https://instagram.com/p/BrrCtJuA8LJ/

函館山からの夜景と並んで、函館の絶景スポットと称される「八幡坂」へは、市電 「末広町」で下車し徒歩1分です。

新聞の「何でもランキング」で「観光で訪れたい坂」の第1位に輝いたこともある有名な坂です。特に冬は、道の両側にある街路樹がイルミネーションで彩られ、とてもロマンチック。坂の街は更に美しさを増します。

Darzawsankzngrryshgi
引用: https://instagram.com/p/BrzqfhYnZ5R/

私は函館山の夜景を見た帰りにここを通りました。八幡坂から真っすぐに伸びた先にある函館湾がぐっと間近に見え、函館山から見下ろした夜景とはまた違った幻想的な美しさに思わず息を呑みました。

It4bkk5cf6qjd9yynede

「函館本線」は道南エリアの函館駅から道央エリアの小樽、札幌を通って道東エリアの旭川駅までを結ぶ全長423.1kmに及ぶ鉄道路線です。函館本線の函館ー札幌間のうち、長万部駅から小樽駅までの区間は主に山岳地帯を通ることから、この区間を「山線」と呼びます。これに対し、長万部駅から室蘭本線・千歳線を利用して札幌駅に向かうルートを「海線」と呼びます。

Jsum0byr8hkun4qri1gv

「山線」は函館本線の中でも特に有名観光スポットが多く、観光路線として高い人気があります。その山線の大部分を占める道央エリアの中から、見どころや観光スポットをご紹介します。

鉄道でまわる冬の絶景旅!JR北海道:函館本線(山線)・羊蹄山

Dp0nrlg7tiyhw37yltgo
引用: https://instagram.com/p/BryhN4LF5fx/

長万部駅を出発した列車はすぐに「山線」の名にふさわしい道央エリアの山岳地帯に入って行きます。特に蘭越(らんこし)から倶知安(くっちゃん)の区間は圧巻!車窓から、尻別川を挟んで右手に「羊蹄山(ようていざん)」、右手に標高1308.2mの活火山「ニセコアンヌプリ」を含むニセコ連峰を望める山線随一の絶景が続きます。

Uwgjqpilr2loqcxlshwp
引用: https://instagram.com/p/Br1jSmQlg1F/

標高1898mの羊蹄山は、富士山に似た美しい姿から「蝦夷富士」とも呼ばれています。夏には標高1700m以上で100種類以上の高山植物が花を咲かせ、130種以上の野鳥や北海道の野生動物がたくさん生息する自然豊かな山です。

鉄道でまわる冬の絶景旅!JR北海道:函館本線(山線)・ニセコ温泉郷

Mmg5bpmmxeppw6nikkrj
引用: https://instagram.com/p/BUiR1HqBEOq/

ニセコ町や倶知安町を主体としたニセコエリアは日本でも有数の豪雪地帯です。「ニセコ」はスキーリゾートとして世界的に有名で、海外からもたくさんの観光客が訪れます。

そのニセコエリアにあるのが「ニセコ温泉郷」。ニセコには泉質が豊富な温泉がたくさん点在しています。JRニセコ駅から徒歩1分の所にある「綺羅乃湯」は日帰り温泉も楽しめるので、旅の途中に温泉に浸かって旅の疲れを癒すことができます。

鉄道でまわる冬の絶景旅!JR北海道:函館本線(山線)・銀山駅

Jem0zkrruojfhkrar3zk
引用: https://instagram.com/p/Bh25pufg39x/

山線らしい山の景色を堪能できる駅としておすすめなのが「銀山駅」。標高の高い場所にある駅なので見晴らしが良く、目の前に広がる田園風景と遠くに連なる山々がインスタ映えすると大人気です。

Gnrnddydkaqzqynlb1sw
引用: https://instagram.com/p/BWMZDYNFXZT/

銀山駅は、寅さんで有名な映画「男はつらいよ」のロケに使われたこともあるそうです。ぜひ途中下車して、車窓からとはまた違った景色を楽しんでくださいね。

鉄道でまわる冬の絶景旅!JR北海道:函館本線(山線)・余市

Ocsndb8yuhj74jnc0ezj
引用: https://instagram.com/p/Brz3GmVlteb/

山線が山岳地帯を通り抜けるのは余市(よいち)駅まで。余市駅から終点の小樽駅までは山の景色から一転、車窓から海が見える日本海沿いを走ります。

その海岸線に出る前の最後の駅・余市駅から徒歩数分の所に観光スポットとして人気のある「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」があります。蒸溜所は予約不要で自由に見学できます。また、事前予約をすればガイド付きの蒸溜所見学ができます。

Ihul8glmp2ubnyd5vlyf
引用: https://instagram.com/p/Brxi-rLFB11/

余市は、NHKの朝の連続テレビ小説「マッサン」の舞台として一躍有名になりました。「マッサン」は日本で初めて国産のウイスキー作りに挑んだニッカウヰスキーの創業者とスコットランド人の妻の物語です。マッサンが妻の故郷スコットランドに似た北の大地でウイスキーづくりに挑戦しようと選んだ場所が余市です。

Svjjeccfiw8pbjmmojlo

道央エリアの中心、札幌市は195万人以上の人口を抱える国内でも有数の大都市です。札幌市内には地下鉄と路面電車が走っています。

Qhgohck66p7rjcre2k0d

道庁所在地・札幌市には、札幌時計台やサッポロビール園、歓楽街・すすきの、円山動物園などたくさんの観光名所があり、一年中観光客で賑わいます。中でも、2月上旬に開催される「さっぽろ雪祭り」は、北海道のみならず国内でも最大級の冬のイベントで、海外からも大勢の観光客が訪れます。期間中、大通り公園では様々なイベントが開催され、夜はライトアップも行われます。私は午前、午後、夜と1日に3回も会場に足を運びました。

Vplt5lknk9ptz7rywg9p
引用: https://instagram.com/p/Bf7DMJpgtVx/

「富良野線」は、道北エリアの旭川駅と富良野駅を結ぶJR北海道のローカル線です。沿線には美瑛や富良野など有名観光地があり、観光シーズンには臨時列車も運行されるほど人気の高い鉄道路線です。 初夏の富良野線の車窓からは十勝岳連峰やラベンダー畑、丘陵地帯の風景など、北海道ならではの雄大な景色を堪能できます。

Qrtow2ujqntekn4u1tfl
引用: https://instagram.com/p/BjCKJM5nxj5/

旭川駅から出発して富良野駅に到着するまでの区間で、富良野線沿線のおすすめ絶景スポットをご紹介します。

鉄道でまわる初夏の絶景旅!JR北海道:富良野線・青い池

Npcuu8e5nsuciciwkent
引用: https://instagram.com/p/BqKssM_HdpE/

富良野線の中間あたりに位置する「美瑛駅」から車で20分の所にある「青い池」は、アップル社・Macコンピューターの壁紙に採用されたことから世界的に有名になった、インスタ映え間違いなしの絶景観光スポットです。コバルトブルーの神秘的な光景は、時間帯や天候、見る角度によっても様々に変化します。5月中旬から6月下旬が最も澄んだ美しいコバルトブルーを見ることができます。

鉄道でまわる初夏の絶景旅!JR北海道:富良野線・十勝岳連峰

Yxn8pokav2qjckfvhrud
引用: https://instagram.com/p/BrVO4OeFhSo/

富良野線の車窓からは、四季折々に変化に富んだ表情を見せてくれる十勝岳連峰が望めます。2000m級の山々が連なる十勝岳連峰の中心的存在である十勝岳は活火山です。噴煙が昇る様子は、風向きや頂上付近の雲のかかり具合などで刻々と変化するので、いつ見ても違った景色が楽しめます。車窓から十勝岳連峰が見えるのは、富良野方面に向かう列車の進行方向の左側です。5月下旬から6月下旬まで、残雪の十勝岳連峰と新緑の鮮やかな景色を見ることができます。

鉄道でまわる初夏の絶景旅!JR北海道:富良野線・ラベンダー畑

Xpizdkdehwgp7cvfoa0p
引用: https://instagram.com/p/Bn-sAUdnDAJ/

富良野地方には北海道の初夏を彩るラベンダー畑が点在しています。そのラベンダー畑の数々を車窓から眺めることができるのが、富良野線の大きな魅力といえます。ラベンダーはもともと富良野地方では香料の原料として栽培されましたが、今では夏の北海道を象徴する重要な観光資源の一つになっています。JR北海道は毎年ラベンダーの時期限定で臨時列車を運行し、それに併せて臨時の「ラベンダー畑駅」も開設。ラベンダー観光園の草分け的存在「ファーム冨田」まで徒歩7分とたいへん便利です。ラベンダーのベストシーズンは7月中旬から下旬ごろです。

Rgm4bhhvv1phlkeialkj
引用: https://instagram.com/p/Brw93zWnNMB/

「宗谷本線」は道北エリアの旭川駅から日本最北端の駅「稚内駅」までを結ぶ全長259.4kmのローカル線です。特急で約3時間40分、普通列車だと約6時間かかり、停車駅は50あります。本数が少なく、無人駅も多いので宗谷本線を利用する際は、事前によく計画を立ててからお出かけください。秘境駅ファンや日本最北端の駅を目指す鉄道マニアにも人気の路線です。特に、宗谷本線はJR北海道で唯一、日中に除雪作業のため定期運転をしているラッセル車を見ることができるとあって、冬場でも全国から多くの鉄道ファンが訪れます。

Mqerzilaa9lxvbz9aytb
引用: https://instagram.com/p/BqHmwbdHM8O/

旭川駅から出発して稚内駅に到着するまでの区間で、宗谷本線の車窓から北海道の原風景とも言える最北の地ならではの風景を楽しむことができるおすすめスポットをご紹介します。

鉄道でまわる初夏の絶景旅!JR北海道:宗谷本線・天塩川

Rfvoufh2i7pk6hiyzpfn
引用: https://instagram.com/p/BrxK3oMgTHw/

旭川駅を出発し名寄を抜けるまでは、農村が点在する北海道らしい田園風景が広がります。次に現れてくるのが「天塩川」。北海道北部を流れ日本海に注ぐ天塩川は、全長256kmで日本で4番目に長い川です。宗谷本線は天塩川に沿うように牧草地が広がる酪農地帯を走ります。車窓から天塩川の眺めを楽しむには、稚内に向かう列車の進行方向の左側がおすすめです。

鉄道でまわる初夏の絶景旅!JR北海道:宗谷本線・サロベツ原野

Vy8r6sl1746jmxpnkzda
引用: https://instagram.com/p/BqH_4c3FIh7/

国際的に重要な湿地に関する条約「ラムサール条約」に登録されている「サロベツ原野」は、水鳥の繁殖地やガンカモ類など渡り鳥の重要な中継地で、春と秋には数万羽のコハクチョウ、夏には夏鳥、そして冬にはオオワシ、オジロワシが飛来。5月から9月にかけては多くの花々が咲きほこる北海道の大自然が詰まった湿原です。

Ugndyrqlu0jbqnfubgwi
引用: https://instagram.com/p/Bn0flKyBfMz/

東京ドームの約1400個分という広大なサロベツ原野には、サロベツ原生花園やペンケ沼、パンケ沼があり、映画「北のカナリアたち」など映画やドラマなどのロケ地にもなったことから、たいへん人気のある観光スポットです。兜沼駅付近では稚内に向かう列車の進行方向の左側の車窓から「兜沼」を眺めることができます。

鉄道でまわる夏の絶景旅!JR北海道:宗谷本線・利尻島と礼文島

J1ky9v2bddlbnbr4bk43
引用: https://instagram.com/p/Bl3BV8MBdib/

長かった鉄道の旅の最終盤、抜海駅から南稚内駅に向かう途中に、宗谷本線のハイライトともいえる絶景スポットがあります。熊笹が生い茂る丘陵地帯を走っていた列車の視界が突然、一瞬だけ開け、進行方向の左手に日本海に浮かぶ「利尻島」の美しい「利尻富士」が姿を現します。さらに、天気の良い日には利尻島の右に位置する「礼文島」が見えることもあります。

Rjfsxwgehitywgddxw9s
引用: https://instagram.com/p/BreaJwwBB-B/

せっかく稚内まで来たら、利尻島と礼文島へ渡ってみてはいかがでしょうか。

春から夏にかけて咲き乱れる高山植物を楽しむハイキングやトレッキングなどが人気です。また、全国的にも有名な「利尻昆布」や「ウニ」など日本海の海の幸を楽しめる豊富なグルメも人気です。

Plbmcy9omibvfxy60ed1
引用: https://instagram.com/p/Brl-EmzlOCL/

稚内から各島へはフェリーで渡ることができます。利尻島へは約1時間40分、礼文島へは1時間50分です。また利尻島から礼文島へはフェリーで45分です。

Hzbx3vp56r2pzjznru7c
引用: https://instagram.com/p/Bn069M6lp02/

宗谷本線の名物グルメ!旭川と稚内の中間あたりに位置する「音威子府(おといねっぷ)駅」の構内ある立ち食いそば屋「常盤軒」は、「日本一うまい駅そば」とも言われています。黒い麺が特徴の音威子府の駅そばを食べるために、わざわざ北海道以外からも「そばファン」がやって来ます。

Uxy9h2cud7kpxsk0hht8
引用: https://instagram.com/p/h-1aJMBsRt/

麺が黒いのは、そばの実の甘皮まで使って製麺しているからで、そば本来の風味や香りを最大限に引き出しているそうです。見た目も味も風味も独特な音威子府の駅そばを、ぜひ召し上がってみてくださいね。

Y6ephr8nd7wn7bkxiwbh

北海道を走る人気の鉄道路線をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?北の大地 北海道は、夏と冬では車窓の景色も全く異なります。ぜひ、季節を変えて何度も北海道を訪れて、季節ごとの絶景鉄道旅を楽しんでくださいね。