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メキシコ

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メキシコ観光へ行く前に知っておきたいこと ~治安や観光名所など~

2024.02.25

みなさんは、「メキシコ」と聞いて、何を思い浮かべますか?遺跡、文明、サボテン、タコス...?様々な魅力が詰まった国、メキシコ!そんなメキシコに行く前に、気になる治安や観光名所、メキシコ料理など、知っておきたいメキシコの観光情報をお伝えします。

  1. メキシコってどんな国?
  2. メキシコ観光情報!言語や通貨は?
  3. メキシコへの行き方・観光に必要な旅行日数は?
  4. メキシコの歴史
  5. メキシコ観光のベストシーズンっていつ?
  6. 観光を楽しむためにも!やっぱり気になるメキシコの治安
  7. メキシコのおすすめ観光名所 ~首都編~
  8. メキシコのおすすめ観光名所 ~カンクン編~
  9. 観光だけじゃない!本場のメキシコ料理を楽しもう!
  10. まとめ ~メキシコ観光へ出発!~
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日本ではよく「メキシコ」と呼ばれていますが、これは通称で、正式名所は「メキシコ合衆国」といいます。首都は、メキシコシティ。アメリカ合衆国の下に位置し、地域では中南米に分類されます。
メキシコシティは、宮殿や美術館、博物館などの施設が充実し、世界遺産もある観光地です。また、バスで1時間程で、古代アステカ文明の遺跡などにも行くことができます。
メキシコといえば、もう1つの有名な場所がカンクン!こちらは、メキシコ南東部にあり、カリブ海に面するリゾート地です。白い砂浜に、透き通った青い海!カリブ海の極上リゾートとして、人気都市の為、世界中から多くの人たちが訪れます。また、マヤ文明の有名な遺跡なども集まっていて、観光にリゾートにどちらも楽しめるのも魅力の一つです。
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言語

海外旅行で気になることの1つは、言語ですよね?メキシコの公用語は、スペイン語です。空港やホテル、観光地であれば英語が通じることもあります。通常は、スペイン語が主となるため、基本的な旅行ワードだけでも事前に調べておいたり、Gracias(ありがとう)などのスペイン語を使ってみると観光がより楽しくなります。

通貨

メキシコの通貨は、ペソです。現地でも両替はできますが、日本円に対応しているのは、空港や街中の一部の両替所や銀行になります。日本で両替をして持って行くか、現地で両替できる場所を見つけたら、ある程度両替しておくことをおすすめします。ちなみに、USドルからペソへの両替は多くの場所で対応してくれます。もし乗り継ぎついでにアメリカでの滞在などを考えている方は、USドルを多めに持っておくのも良いかもしれません。
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飛行機での行き方

メキシコの首都であるメキシコシティには、成田空港からアエロメヒコ航空と全日本空輸(ANA)が1日1便ずつ、直行便の運航があります。飛行時間は、約12時間30分と長時間飛行にはなりますが、直行で行けるので便利です。
経由便の場合は、日本航空(JAL)や全日本空輸(ANA)、アメリカン航空、ユナイテッド航空などを組み合わせて、アメリカのダラスやヒューストン経由となります。その為、時間や予算に余裕がある場合は、経由地に1泊してメキシコ旅行にアメリカ滞在を組み合わせたり、反対にアメリカ旅行のついでにメキシコ滞在を組み合わせたりするのもいいかもしれません。
また、カンクンに行く場合は、残念ながら日本からの直行便がないため、メキシコシティ経由、もしくはアメリカのダラスやヒューストン経由で行くことができます。
※飛行機運航情報は、2018年5月の情報

必要な旅行日数

どのような旅にするかによっても異なりますが、時差などを考えると、まず日本ーメキシコの往復の移動で、2日間は見ておいた方がいいでしょう。その為、「メキシコシティのみ」または「メキシコシティ+周辺都市」、「カンクンのみ」といった場合でも、最低でも5~7日間がおすすめです。
また、ゆっくり観光したい、いくつかの都市を周遊したいという方には、8~14日間程で予定を組まれることをお勧めします。最近では、ハネムーンや長期旅行者も増えており、前半はメキシコシティに滞在し、その後カンクンへ移動、リゾート地を十分に満喫してから帰国というパターンが多くなっています。
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スペインによる支配が約300年続いたメキシコは、言語や文化などにもスペイン文化が色濃く残っています。メキシコに行く前に、少しだけメキシコの歴史を学んでおくと、メキシコという国をより理解しやすく、思い出に残る旅になるのではないでしょうか。
現在のメキシコに相当する地域には2万年以上前に人類が進出し、高度な文明を築いた。しかし16世紀にスペインが進出してくると植民地化され、厳しい収奪が行われた。18世紀末にヨーロッパで革命が相次ぐと、メキシコでもメキシコ独立革命がおこり独立を果たした。その後帝政、連邦共和政、対外戦争、ディアスの独裁など動乱を経て、1910年から1918年まで続いたメキシコ革命の動乱により近代的国家を実現した。

 

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メキシコには、日本のようなはっきりとした四季がなく、1年中温暖な気候です。しかし、乾季と雨季にわかれていて、ベストシーズンと言われているのは乾季です!乾季はだいたい11~4月。雨季は5~10月で、突然のスコールなどが多くなります。特に、9~10月にかけては、ハリケーンの発生が多くなりますので、なるべくなら避けた方よい時期です。
また、3月下旬~4月下旬、12月~1月上旬はメキシコのバケーションシーズンであり、11月の「死者の日」やイベントがあるときは、国内外からの観光客が増えるため、観光地もいつも以上に混み合う可能性が高くなります。
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メキシコの治安を調べようとすると、強盗、誘拐、スリ、麻薬など、不安になるような言葉がたくさん出てきます。しかし、観光で数日間の滞在ということであれば、最低限の注意を心掛けることで、犯罪や事件に巻き込まれる可能性を低くすることができます。メキシコに限らずですが、日本とは違う国にいるという意識を常に持っておくことが大切です。

1.貴重品、手荷物は、常に身に付け、手放さない!

レストランでお手洗いのために席を立ち、荷物を置きっぱなしにしたり、荷物から目を離すのはNGです!また、リュックサックなんかも知らないうちに、財布などを抜かれてしまう可能性があるため、あまりお勧めではありません。人混みの中ではリュックサックを前に持つ、貴重品が入った荷物は手放さないなど、荷物は常に目で確認できる場所に!

2.カメラや携帯電話は、盗まれやすい!

せっかくの旅行だし、たくさん写真を撮りたいっと日本製の高価なカメラを持って行って盗まれたとか、写真を撮ってあげると言われて渡したら盗まれたという話は、よくあることです。また、撮影に夢中になっている間に貴重品を盗まれるということもあります。食事中に携帯電話やカメラをテーブルの上に置きっぱなしにするのも、好ましくありません。

3.高価なものやブランド品は身に付けない!

海外では日本人やアジア人ということだけで、お金を持っていると思われることも少なくありません。さらに、高価なものやブランド品は、持っているだけで目をつけられてしまう可能性が高くなりますので、持たないようにしましょう。安全に楽しむには、「狙われにくくするための対策」が必要です。

5.流しのタクシーに乗らない・夜は出歩かない!

流しのタクシーに乗ったり、夜遅くまで出歩いたりできるのは、平和な日本だからこそ!タクシーを利用するときは、空港やホテルなどで、きちんとした会社のものを呼んでもらったり、危険と言われている場所や人通りが少ない場所を避け、例え人通りが多い場所でも日が暮れた後は、遅くまで歩きまわらない方がいいですね。
政治や経済情勢で治安の良し悪しが頻繁に変わることもありますし、いくつかの都市を周遊する場合は、地域によっても治安は異なります。外務省のホームページなどをチェックし、渡航前に十分な知識を持っておくことも大切です。

ベジャス・アルテス宮殿(メキシコ国立芸術院)

美しい外観で目を引くオペラハウス。イタリアから直輸入した白大理石を使用したアール・ヌーヴォー様式の外観と、壁画運動で知られたメキシコ芸術界の巨匠の手による内部壁画が有名です。

メキシコシティ・メトロポリタン大聖堂

16世紀アステカ帝国を滅亡に追い込んだスペインのエルナン・コルテスの命によって建てられた建造物です。以前、アステカ帝国の首都だったテノチティトランが徹底的に破壊され、その跡地に広場や宮殿やなどが建設されたのですが、その1つがこの大聖堂です。

チャプルテペック城

植民地時代に、16世紀副王の館として建てられたお城です。長い年月の間、お城になったり官邸になったり、メキシコの歴史をそのまま物語っている場所で、今は歴史博物館として使用されています。レオナルド・ディカプリオ主演映画「ロミオとジュリエット」のロケ地としても知られています。

テオティワカン遺跡

紀元前2世紀頃に建造され、今も解明されていない多くの謎を残すメキシコ最大の宗教都市国家です。 太陽のピラミッドは、テオティワカン遺跡内で最大の建造物で、世界でも3番目の大きさです。周りには、ケツァルコアトルの神殿やケツァルパパロトルの宮殿、死者の道と呼ばれ遺跡を2kmにわたって結んでいる道路、太陽のピラミッドの次に大きいピラミッドである月のピラミッドがあります。

チチェン・イッツァ遺跡

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世界遺産であるチチェン・イッツァ遺跡へは、カンクンから車で約2時間30分~3時間で行くことができ、マヤの最高神ククルカン(羽毛のあるヘビの姿の神)を祀るピラミッドです。ピラミッドの階段は、4面の91段の合計364段+最上段の神殿の1段で、365段となり、1年を18ヶ月としたマヤ暦を現しています。また、敷地内では民芸品などを売る屋台も並んでいて、お土産品を買うこともできます。

トゥルム遺跡

カリブ海に面した世界遺産トゥルム遺跡は、マヤ文明の後期に城塞として栄え、カンクンから車で約1時間30分~2時間程の距離にあります。カリブ海を望む崖の上に2つの神殿、真っ白な砂浜、カリビアンブルーの海を同時に見ることができ、そのコントラストに魅了されること間違いなしです。

セノーテ

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セノーテは、ユカタン半島の石灰岩地帯に見られる陥没穴に地下水が溜まった天然の井戸です。ユカタン半島には、推定7000ものセノーテがあるといわれており、上から覗いたり下に降りて泳いだりと、場所によって楽しみ方は様々です。水はやや冷たいですが、水が綺麗で澄んでいて、海とは違う魅力があります。泳ぎたい方は水着を忘れずに!

シカレ

シカレ海洋公園は、本物のカリブ海の入り江などを利用した海のテーマパークです。カンクンからは車で約1時間で、朝から夜まで1日中楽しめます!シュノーケリングやマリンスポーツだけでなく、ショーや食事も楽しむことができます。日本語ガイド付きのツアーもあるので、カンクンからの移動の心配などがあれば、ツアーに参加するのも1つの方法です。

ピンクレイク

日本でもテレビ番組などで紹介され、人気になってきているピンクレイク!鮮やかなピンク色の湖を1度は直接見てみたいと思う人も多いのではないでしょうか?インスタ映えも間違いなしです。ただ、カンクンからは車で3時間半~4時間ほどかかり、公共交通機関が整備されていない為、レンタカーもしくは、ツアーに参加することをお勧めします。チチェン・イッツァ遺跡やセノーテも一緒に回ってくれるツアーもありますので、ご自身の希望に合ったツアーを探してみてください。
せっかくメキシコに行くならば、観光だけでなく、本場のメキシコ料理も堪能したいですよね。代表的な料理をご紹介します。

タコス

メキシコの国民食。炒めたひき肉、チーズ、レタスなど様々な具材を、主食であるトウモロコシのトルティーヤで包み、サルサソースなどをかけて食べます。
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ナチョス

メキシコ料理に間違われがちですが、実はテクスメクス(メキシコ風アメリカ料理)のナチョス。トルティーヤのチップスに、ひき肉やチーズ、ハラペーニョなどをのせ、チリソースをかけたものです。現地では料理というより、おつまみやおやつとして食べられています。
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セビッチェ

レストランの前菜などで定番のセビッチェ。白身魚やタコ、イカなどの新鮮な魚介類にレモン汁をかけて食べます。唐辛子の辛さがポイントのさっぱりした料理です。

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トルティーヤに鶏肉や豚肉などの具材を詰め、サルサソースなどをかけて食べるお料理です。玉ねぎやチーズ、パクチーなどがトッピングされていることが多いです。
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いかがでしたでしょうか?無知の状態で旅に出るのと、少しでも情報収集して行くのとでは、楽しみ方が全く異なります!特にメキシコは、歴史や謎が多い遺跡なども多いため、事前に調べておいた遺跡を直接見たときの感動はより大きくなること間違いなしです。
治安の面でも、悪いとイメージされがちですが、観光客も多く、最低限の注意を怠らなければ、安全に楽しく過ごせます。特にカンクンは治安も良く、安心して滞在できると感じる人も多くいます。もちろん100%安全という保障はないため、しっかりと荷物を管理し、万一の時のためにダミーの財布を持っておいたり、海外旅行保険に入っておくなどの準備も忘れないことが重要です。素敵なメキシコ旅行になりますように!