ベルギーのバンシュのカーニバルとはどんなお祭り？
引用: https://www.instagram.com/p/BVeenQ3nsYV/
ベルギーのバンシュカーニバル（Carnaval de Binche）は、2月、3月に行われる伝統のあるイベントです。カーニバルは、2003年に、ユネスコ無形文化遺産に登録され、世界中からたくさんの観光客が、バンシュのカーニバルを見にベルギーへ訪れます。バンシュのカーニバルは、600年以上もの歴史のある伝統的なイベント！ヨーロッパでは1番古いお祭りと言われています。
引用: https://www.instagram.com/p/BfHSTd_hUm8/
バンシュカーニバル・公式サイト
Le carnaval de Binche
Le carnaval de Binche
ベルギーのバンシュのカーニバル①日程はいつ？
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バンシュのカーニバルの日程は、毎年変動します。イースター（復活祭）の前に春の訪れを感じることができるベルギーの風物詩のカーニバルです。キリストの復活祭（イースター）の46日前、『灰の水曜日（Ash Wednesday）』の前の3日間行われます。毎年、キリストの復活祭の日にちが変動しますので、2019年は、3月3日（日曜日）〜5日（火曜日）となります。
引用: https://www.instagram.com/p/BfJLR_UH4A1/
バンシュのカーニバルの開催期間
＊日程：2019年3月3日（日）、4日（月）、5日（火）最終日
＊灰の水曜日：2019年3月6日（水）
ベルギーのバンシュのカーニバル②ベルギーのどこで開催されるの？
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ベルギーの、バンシュのカーニバルが行われる街は、『バンシュ(Binche)』です。ベルギーの首都ブリュッセルから約60キロ離れた小さな街となる、バンシュです。ブリュッセルの中央駅から、バンシュまでは電車で1時間ほどになります。カーニバルを見る人たちで、バンシュの町中のホテルなどはすぐに満室になるため、ブリュッセルにホテルを取り電車などでカーニバル会場へ向かう人たちが多いです。ベルギーでは、カーニバルの期間中は、なんと電車の料金が安くなるのです。面白い仕組みですよね〜！
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ベルギーのバンシュのカーニバル③ジル
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ベルギーのバンシュの街では、カーニバルにとても誇りを持っています。カーニバルが始める前から、準備にかなりの時間とお金を費やしているそうです。そして、『道化師・ジル』と呼ばれる主役の男性たちは、バンシュの出身の男性しかなることができないのです。もしくは、家族にジルがいる家庭となっています。ジルは、世代交代をして年々受け継がれていくのです。
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バンシュカーニバルの主役のジルの衣装は、ライオン、星、王冠などのアップリケのついたものを着て、ダチョウの羽の帽子を身にまといます。ジルが被るダチョウの羽の帽子は、3キロにもなるそうです。そして、雨の日には高価な帽子のために被らないそうです。
ベルギーのバンシュのカーニバル④見どころ1日目
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ベルギーのバンシュのカーニバルの初日は、日曜日に行われます。マミゼルと呼ばれる女装をした男性たちのパレードが繰り広げられます。様々な衣装を身にまとい、バンシュの街を練り歩きます。衣装、小道具などもバンシュの人たちが時間をかけて、準備をしていくのです。グループごとに衣装にも小道具にもまとまりがあって、バンシュの人たちの熱意が込められているのが伝わってきます！
ベルギーのバンシュのカーニバル⑤見どころ2日目
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バンシュのカーニバルの2日目の主役は、子どもたちです。子どもたちも様々な衣装を身にまとい、募金活動をしていくのです。子どもたちは、鈴がついた衣装を着ていたり、木靴を履いて音を鳴らしてパレードをして行きます。夜には花火が打ち上げられ、盛り上がりをみせます。
ベルギーのバンシュのカーニバル⑥見どころ3日目
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ベルギーのバンシュのカーニバルの最終日は、『マルディグラ』と呼ばれています。マルディグラの火曜日は盛大に盛り上がります。カーニバルの最終日マルディグラに、主役のジルが登場します。ジルたちは、木靴を履いて音を鳴らしながら歩き、手にはオレンジが入ったカゴを持っています。オレンジは、豊作を祈るために、または春の訪れを喜ぶように、パレードを見ている観客たちに、投げていきます。オレンジを受け取ると、幸運な年になると！という伝説もあるとか。。。
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ジルたちのパレードは、バンシュの街のマルクト広場まで続いていきます。オレンジを手渡ししてくれるジルもいますが、基本は遠くへ投げるため、突然飛んでくるかもしれないですね。ジルたちは、夜の9時くらいから、広場に集まりジルダンスパーティーをして、花火が打ち上げられ、カーニバルが終了します。ジルや、バンシュの人々は、シャンパンやベルギービールを飲み、夜中まで賑わっている街です。
引用: https://www.instagram.com/p/BfJdATblVLj/
マルディグラ（仏: Mardi gras）とは、フランス語で「肥沃な火曜日」の意で、謝肉祭の最終日、灰の水曜日の前日を意味する。英語では「告解火曜日」「懺悔の火曜日」「パンケーキ・デイ」を意味する「シュローブ・チューズデイ」[1]が相当する。カトリック教会などの西方キリスト教における四旬節の前に行われる祝賀であるため、アメリカ合衆国南部(ルイジアナ州全般、アラバマ州、テキサス州、フロリダ州など)や、カリブ海の多くの国、南アメリカ、ベルギーなどヨーロッパ各地で行われている
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ベルギーのバンシュとはどんな街？
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ベルギーの首都ブリュッセルから電車で1時間ほどの街、エノー州のバンシュ（Binche）。フランスの国境付近にある、小さなのんびりとた町です。フランスに近いため、公用語はフランス語となっています。
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バンシュ（フランス語: Binche [bɛ̃ʃ]）は、ベルギーのエノー州にある基礎自治体（コミューン）。人口は3万2409人（2006年1月1日）、総面積は60.66平方キロで、1平方kmあたりの人口密度は534人である。1977年にバンシュ町とブレー (Bray) 、ビュヴリンヌ (Buvrinnes) 、エピノワ (Epinois) 、ルヴァル＝トラウニー (Leval-Trahegnies) 、ペロンヌ＝レ＝バンシュ (Péronnes-lez-Binche) 、レッセ (Ressaix) 、ヴォドレ (Waudrez) の7コミューンが合併し誕生した。 「バンシュのカーニバル」(fr)は2003年にユネスコの無形文化遺産に登録されている。
ベルギーのバンシュ＠国際カーニバル仮面博物館 (Musée international du Carnaval et du Masque)
引用: https://www.instagram.com/p/Bgr2mBvBI4j/
ベルギーのバンシュで行われる伝統のあるカーニバルを詳しく知りたい方は、ぜひ、『国際カーニバル仮面博物館 (Musée international du Carnaval et du Masque)』へ訪れてください。ジルの衣装などを見ることもできます。
引用: https://www.instagram.com/p/BfIXyZint2F/
バンシュアクセス情報
＊名称：国際カーニバル仮面博物館 (Musée international du Carnaval et du Masque)
＊住所：住所 ： 10, rue Saint-Moustier - 7130 Binche
引用: https://www.instagram.com/p/BW8RBeTl90s/
国際カーニバル仮面博物館・公式サイト
MUM
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まとめ
引用: https://www.instagram.com/p/BfS4QRWFT28/
いかがでしたか。ベルギーの伝統のあるバンシュのカーニバル。ヨーロッパ最古の歴史のある、カーニバルは1度は見てみたいですね。ベルギーといえば、ブリュッセルの中世の街並みや、ワッフルにゴディバを始めとするチョコレートが思い浮かびませんか。そんな首都ブリュッセルから1時間ほどの場所で開催される、伝統のバンシュカーニバル、ぜひ訪れてみませんか。
