ロシアの物価水準①ロシア通貨：ルーブル
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ロシアでの通貨は「ルーブル」となり、およそ1ルーブル=1.7円が平均的なレートです。両替は日本国内の銀行においてルーブルへの両替ができ、また現地の両替所や銀行でも両替は可能です。日本での両替は比較的レートが悪いため、最低金額のルーブル以外はユーロへ両替し、現地に着いてからユーロからルーブルへ両替するのも一つの方法です。
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ロシアの主要な場所ではクレジットカードも広く利用できますので、基本的にクレジットカードで支払いしていると、ルーブルの使用は少なくなるかもしれません。
ロシアの物価水準②ビザ
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ロシア旅行をする際に、一部の例外を除きビザが必要になります。必要書類はパスポートと、ロシア外務省からダウンロードする申請書、申請書に貼る4.5センチ×3.5センチの写真、そしてバウチャーです。
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このバウチャーというのが、少々面倒です。一般的には宿泊するホテルの公式ホームページからの申請となります。インターネットには、簡単に入手できるバウチャーもありますが、「空バウチャー」となり正式なバウチャーではありませんので、必ず宿泊先の公式サイトから申請するようにしましょう。現地でトラブルに見舞われた際に、このバウチャーが問題になることもありますので、正しい方法で取得してください。
ロシアの物価水準③両替所
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ロシアの街にある両替所には、必ずドルとユーロのレートを表示する掲示板が設置されており、レートが良いと店の外にまで行列ができるほどです。あまりに人が集中するとお札が無くなり、お店が閉店することも。銀行は基本的に日本もロシアもレートが低めの印象ですので、比較的レートの良い場所で、タイミングを見て両替するといいですね。
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また、両替する時の注意事項として、両替所のブースの中で必ずお金の出し入れし、銀行においても自分の番になるまでお金は出さないでください。そして行列ができていても、担当の人がイライラしていても、両替明細と受け取り金額が合っているか、自分で必ず確認してください。機械でお札を数えますが、最後には人間がやる作業となり、間違いもつきものです。間違いがあったらその場で申し出できるように、ちゃんと確認しましょう。
ロシアの物価水準④チップ
基本的にチップの習慣がないロシアです。ただ、一部の観光客がよく利用するレストランではチップが期待されることも。サービスに対する気持ちですので、渡す場合総額のおよそ10パーセント。ほとんどのレストランでは、サービス料も料金に含まれいますので、義務ではありません。
ロシアの物価水準⑤日本⇔ロシア航空券
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日本の成田や羽田空港からわずか2時間半で行ける最も近いヨーロッパ。ですが意外とロシアについての情報は少なく、様々な事がベールに包まれているのも事実です。そんな未知のロシアについてもっと知り、魅力あふれる場所を実際に見に行ってみましょう！
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訪れる都市やシーズン、日数により、航空券や宿泊施設の金額は異なります。ウラジオストックへの往復航空券とホテルがセットになったパッケージツアーはおよそ8～10万円台、ハバロフスクの場合はおよそ13～20万円、そしてサンクトペテルブルクはおよそ17万円～が平均的な相場となっています。ホテルのランクやパッケージ内容にもより異なってきますので、色々なパッケージを比較検討なさってください。
ロシアの物価水準⑥食費（外食）
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外食においても急加速で進歩しているロシアです。バーガーショップやケバブのお店もたくさん見られ、特にマクドナルドは常にたくさんの人で賑わっています。主要地下鉄の駅周辺に、ロシア料理をはじめ、各国のレストランが建ち並び、カフェやバーなども一緒に軒を連ねています。人気のないレストランはすぐ閉店して、次のお店へと展開の早いロシアの外食産業です。ファストフードから高級レストランまで幅広いお店が利用できますので、お気に入りのお店をぜひ見つけてみてください。
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カジュアルイタリアンでは、ピッツァ1枚およそ680～1,200円、パスタおよそ600～1,150円、グラスワイン1杯およそ510円、マクドナルドのビッグマックがおよそ220円と日本よりも安い値段で美味しい食事が楽しめます。1週間ほどの旅行の場合は、外食する機会が多くなると思いますので、この機会に各国の料理をお試しになってはいかがでしょうか？
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ロシアの物価水準⑦食費（スーパー）
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ソ連時代の食材や物資が不足していた時代とは異なり、現在ロシアの街には様々なスーパーが揃い、毎週割引きセールを行う充実ぶりです。特に食材にこだわりがなければ、セール商品を購入して安い料金で買い物をして自動的に節約に繋がり費用を抑えることができます。夏場の野菜や果物は比較的新鮮なものが手に入りますが、冬になると新鮮なものが少なくなります。そんな中でも、比較的良い状態の商品を扱うスーパーを見つけておくといいですね。ロシア名物の様々なスープもインスタントで販売されていますので、お試しください。
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野菜などはパック売りでなく、1キロいくらという値段が設定されており、好きな分だけ購入することができ、とても便利。市場ではより新鮮な食材が手に入りますが、その一方で少ない量だと渋られたり、多くされたりすることもあるので、少量で済むならスーパーが便利です。例えば、水5リットルおよそ100円、卵10個およそ135円、バナナ5本およそ98円、コカコーラ1.5リットルおよそ170円が平均的な価格です。セールになっているものはここから30パーセントオフで購入できますので、とても安い買い物ができますので、長期滞在やキッチン付きの宿泊施設に滞在する場合は、自炊もおすすめです。
ロシアの物価水準⑧宿泊費
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ロシア経済の悪化の影響により、以前に比べ安い物価の印象を受けます。訪れるシーズンや場所、ホテルのランクにもより宿泊費は異なりますが、モスクワのドミトリータイプの宿泊施設では1泊およそ1,200円、そしてウラジオストック空港付近のビジネスホテルは1泊およそ6,100円と日本よりも安い料金設定がされています。
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ロシア国内のホテル料金は、東京のホテル料金よりも現在は安い価格が見られ、滞在にかかる費用も抑えることができます。航空券とホテルのセットとなるパッケージツアーを利用される場合でも、そのホテルのランクやパッケージ内容により料金が異なってきますので、しっかりと内容をご確認ください。
ロシアの物価水準⑨交通費
■公共交通機関
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ロシアの首都モスクワにおける交通機関は、とても便利なシステムになっており「地下鉄」と「バス」、「ミニバス」に「トロリーバス」と「トラム」の種類が運行されていますが、これらが全て同じカードを使い利用することができます。日本のSuicaのような機能を持ち、デポジットのできるカードは「トロイカ」と言います。回数で選ぶものと、リミット無制限で期間で選ぶものがあり、それぞれに金額が設定されていますので、滞在日数や旅行プランに合わせて選んでください。
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回数券の1回が55ルーブル、20回747ルーブル、そして期間別のタイプで1日218ルーブル、30日2075ルーブルととても安い料金で交通機関を利用することができ、滞在費用の節約にも助かる移動手段です。
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■タクシー
ロシアのタクシー料金は、日本と比較するととても安いです。例えば46キロ、所要時間およそ1時間の道のりが約1,700円！断然お得にタクシーが利用できる嬉しいロシアです。しかし、モスクワ市内ですと地下鉄やバスなどの交通機関が発達しているため、タクシーはほとんど必要ないぐらい。そして、近年ではタクシーのサービスも向上していますが、中には危ない運転する人がまだ見られます。空港との送迎など荷物が多い時以外は、利用しない人も多い現状です。
ロシアの物価水準⑩観光費
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ロシアの主要美術館での入場料は平均的におよそ850円ととても安い価格設定がされています。展示物の内容や規模からするとリーズナブルで嬉しい料金。有名な作家に音楽家の住居が美術館として一般公開されていたりと、貴重な見学ができるのもロシアの魅力です。モスクワだけでも「トレチャコフ美術館」や「プーシキン美術館」など多数の美術館が存在し、企画展などの内容も毎回興味深い人気の展示が見られます。
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第3日曜日は入場無料だったり、曜日により無料になったりと、場所により様々なキャンペーンが用意されています。ロシアの観光の一つでもある、街歩きも費用をかけずに歴史ある建造物をみたり、街並みや芸術を楽しめるのが素晴らしいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか？ロシアでの物価について、およその費用をまとめてきました。1週間の旅行なら、10万円後半～20万円台が最低必要費用となり、お土産やショッピングをする場合は加えて準備してください。日本と比べ比較的安く滞在ができ、ロシアでの芸術や名物を楽しめる空間が揃っています。初めてロシアへ行かれる方には、首都のモスクワとサンクトペテルブルクはおすすめです。ロシアを代表する観光都市をお得な費用で、どうぞ満喫なさってください。
