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【2019年版】お土産にも人気!金沢の伝統工芸・水引細工を特集

2024.02.25

お土産にも人気で、金沢の伝統工芸として有名な水引細工。水引の説明から、水引細工の説明、日本で広まった起源や、金沢の伝統ある水引細工のお店「加賀水引津田水引折型」について詳しく紹介します!読み終わったら貴方も水引のファンになっているでしょう!

  1. 想う心を結ぶ「水引」
  2. 水引の起源
  3. 金沢の伝統工芸「水引細工」とは?
  4. 金沢の伝統工芸として有名な「水引細工」の起源
  5. 金沢の伝統工芸として有名な「水引細工」の歴史
  6. 金沢の有名な伝統工芸「加賀水引 津田」を訪れよう!
  7. 金沢の有名な伝統工芸「水引細工」をお土産にしよう①
  8. 金沢の有名な伝統工芸「水引細工」をお土産にしよう②
  9. 金沢の有名な伝統工芸「水引細工」でお土産を作ろう!
  10. 想う心を結ぶ「水引」まとめ

水引とは?

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引用: https://www.instagram.com/p/BmGB96XFhNM/
水引とは、結婚や出産などのお祝いごとのご祝儀や、弔事などの不祝儀などの際に袋や贈答品にかける飾り紐のことです。ご祝儀袋などで目にしたことがある方が多いですよね!あの硬くて様々な色や形をしたものの事です。

西洋のラッピングと日本のラッピング

西洋のラッピングに用いるリボンは華やかな飾りであり、左右に引っ張るとすぐに解けるようにできていますが、日本のラッピング(水引)は、未開封の印であり、左右に引っ張るとより強く結ばれます。それには、「貴方とのご縁を強く結んでいたい」という想いが込められていると言われています。

水引にはそれぞれ想いが込められている

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引用: https://www.instagram.com/p/BuDEuUtAo8z/
水引には本数や色によって様々な想いが込められています。また作り方は、和紙をこより状にし水糊をたっぷりつけて引っ張り固め、紐状にしていきます。一説では、水糊を引っ張ることから「水引」という名前になったと言われています。

①始まりは室町時代

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引用: https://www.instagram.com/p/Bt9yB18gAcs/
水引の起源は、室町時代に行われていた日明貿易(日本と中国の貿易)の際に、明から持ち帰る輸入品が全て赤と白の網で結べばれていたことだと言われています。明は輸出品と輸入品を区別するために結んでいただけだが、日本はこれを贈答品に対する習慣だと捉え、以後贈答品に結ぶようになったと言われています。

②始まりは遣隋使

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引用: https://www.instagram.com/p/Bt3Rh34Ai9X/
上記と同様のストーリーで、遣隋使の時代に紅白の麻紐がかけられていたのが始まりだと言われていることもあります。どちらにせよ、知らない文化をいい意味で捉え、自国にも取り入れたその頃の日本はなんだか素晴らしいですね!

金沢の伝統工芸として有名な「水引細工」とは?

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引用: https://www.instagram.com/p/BsQUu_AF_wt/
明治後期から全国的に広まっていたのは、小笠原流の平面的な水引折型です。これに対し金沢の伝統工芸として有名な水引細工は「加賀水引」とも呼ばれ、水引を立体的に表現したもののことです。

水引の生産地は違うところ

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引用: https://www.instagram.com/p/Ba-fkjeA4_t/
水引だけでは、紐のことを指すことも多く、実は日本に出回っているこの水引紐のほとんどは長野県の飯田市または愛媛県が生産地です。金沢の伝統工芸品ですが、元々の材料は違う場所なんですね!

水引紐にさらに手を加えている!?

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引用: https://www.instagram.com/p/BSSSFAagljU/
加賀水引津田水引折型では、仕入れた水引をさらに加工してアレンジしています。独自で何年もかけ製作した、全国に一台しかない水引製造機と共に、時間をかけ、機会だけでは作り出せない煌めきを持つ水引を作り出しています。

創始者と水引①努力と研究

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引用: https://www.instagram.com/p/BoRH_MeFlwd/
加賀水引の創始者である津田左右吉さんは、小笠原流の水引折型を学び結納業を行なっていました。しかし当時の水引は複雑で繊細、折るのがとても難しかった。その作業を続け、熱心に研究していくうちに、津田左右吉さんは立体的に作ると、作業のアラが目立たず、さらにボリュームがあり見た目にも豪華な水引を作ることができると思いつきました。

創始者と水引②楽しむ心

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引用: https://www.instagram.com/p/Bnc2J79lkBD/
こうして大正4年頃(1915年)立体的な「加賀水引 津田水引型」ができました。この頃、創始者津田左右吉さんは流儀を問われると「無茶苦茶流と申し候」と笑って話していたそうです!現在金沢の伝統工芸として有名な水引細工の始まりは、こうした創始者の研究と、現状を楽しむような逆転の発想から出来上がりました。あれから100年、その伝統は今も受け継がれています。熱心あ研究や楽しむ創造性のある心は、日本の伝統工芸から現代の私たちが学びたいことでもありますね。

初代の折型が今なお残る

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引用: https://www.instagram.com/p/Be0giiQhyUP/
初代(創始者)津田左右吉さんが書き上げた加賀水引の折型が今もなお使われています。また初代津田左右吉さんの作品は皇室に献上されたり、様々な栄誉を受けました。そして二代目津田梅さんが「加賀水引 津田水引折型」を加賀から全国に広めていきました。

現在は五代!

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引用: https://www.instagram.com/p/Bm-0zDPlk2i/
水引折型の基本は和紙で「包む」こと。水引で「結ぶ」こと。差し上げる理由や気持ち、名前を「書く」ことの3つです。 美しく包むことは相手に対する想いや、結びつき、お祝いの気持ちであり「加賀水引」の一部と考えています。100年以上続いている加賀水引津田水引折型は、現在五代目。これからも伝統を継承して行って欲しいですね。

加賀水引津田の場所

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引用: https://www.instagram.com/p/BkZhMdVjIA7/
加賀水引津田の住所は「石川県金沢市野町1-1-36」です。金沢の三代茶屋街の一つである「にし茶屋街」のそばにあります。伝統的な街並みに、伝統工芸のお店はぴったりですね!またひがし茶屋街のお店や石川県立伝統産業工芸館など、複数店舗で、ご祝儀袋などの取り扱いも行なっています。

加賀水引津田の営業時間

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引用: https://www.instagram.com/p/BhsYv9iFfGx/
加賀水引津田の営業時間は平日10時〜18時、土曜日10時〜12時、日曜祭日は定休日です。また駐車場は数台分あります。

金沢の伝統工芸「水引細工」をお土産に

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引用: https://www.instagram.com/p/BpJ8KHyBmrI/
金沢の伝統工芸水引をお土産にしたいと思う方もたくさんいらっしゃいますよね!ご祝儀袋や、大きな飾りだけが水引細工ではありません。最近は小さな飾りや箸置き、かんざしなど購入しやすい作品も増えています。様々な思いを込めて、縁や結びつきに思いを馳せて、大切な方へのお土産にぜひお持ち帰りください。
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引用: https://www.instagram.com/p/Bki5ZlTHot2/

津田水引折型の水引細工アクセサリー「 knot ーノットー」

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引用: https://www.instagram.com/p/Bn9J4yVBNP1/
伝統工芸品を大切にしてこれからも残していきたいと思う気持ちはあるものの、なかなか日常的に使えないものが多いですよね。しかし加賀水引は身近に使えるものとして現代にも寄り添ってくれています。伝統工芸となかなか触れ合わない若い方や外国人の方へのお土産でも喜ばれますね!

「 knot ーノットー」の作品

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引用: https://www.instagram.com/p/BmazySJFG6i/
knotでは、ピアス、イヤリング、ネックレスなど女性に人気のアクセサリーから、ブレスレット、ネクタイピン、カフスなど男性にも人気のアクセサリーまで様々な作品を製作しています。HPでも確認、購入することができるので、ぜひみてみてくださいね!

水引細工でお土産を作ろう!

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引用: https://www.instagram.com/p/Bpx_WrzACfz/
加賀水引津田では、水引体験のワークショップを行なっています!なるべく1週間以上前からの予約が必要で、人数は4名〜12名までの団体のみ可能です。目の前で伝統工芸、加賀水引の手ほどきを受けられる体験はとても貴重なので、ぜひ体験してみてくださいね!自分用にも、大切な型へのお土産用にも、想いを込めて結んだ水引はおすすめです。

水引体験をお土産にしよう!

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引用: https://www.instagram.com/p/Bo_A6nUFwld/
さらに加賀水引津田では、水引体験ごとお土産にすることができます!それは「水引キット」です!水引キットとは、水引と作り方の説明書が入ったもので、水引のネックレスやブレスレットを作ることもできます。加賀伝統工芸を持ち帰り、家族や友達ともう一度楽しむ、新しい形のお土産にいかがですか?

伝統工芸を日常に

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引用: https://www.instagram.com/p/BjyppzgHVh6/
金沢の伝統工芸として有名な「水引細工」について、その歴史や文化などわかりましたか?伝統工芸は堅苦しいイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実は親しみやすい「水引細工」ぜひ日常に取り入れて、お楽しみくださいね!
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BhsYv9iFfGx/