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【2019年GWどこ行く⁈】優雅な川下り!岐阜・水の都おおがきたらい舟

2024.02.25

岐阜県美濃地方に位置する大垣は、昔から水の都として湧水による地下水が豊富なため、水と共に発展をしてきました。松尾芭蕉や石田三成ともゆかりの深い場所で、今では水の都おおがきたらい舟が有名です。今回は水の都おおがきたらい舟の魅力と大垣観光についてご紹介します。

  1. 水の都おおがきたらい舟の魅力と観光①大垣の魅力
  2. 水の都おおがきたらい舟の魅力と観光②たらい舟とは
  3. 水の都おおがきたらい舟の魅力と観光③たらい舟のルーツ
  4. 水の都おおがきたらい舟の魅力と観光④たらい舟の魅力
  5. 水の都おおがきたらい舟の魅力と観光⑤大垣とたらい舟
  6. 水の都おおがきたらい舟の魅力と観光⑥たらい舟の詳細
  7. 水の都おおがきたらい舟の魅力と観光⑦たらい舟の注意点
  8. 水の都おおがきたらい舟の魅力と観光⑧たらい舟後は住吉神社へ
  9. 水の都おおがきたらい舟の魅力と観光⑨たらい舟後は大垣城へ
  10. まとめ
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引用: https://www.instagram.com/p/Bv1egpFHE06/
大垣市は、俳人・松尾芭蕉が奥の細道を終えた場所「奥の細道むすびの地」として有名なところです。また大垣市は水が美しいことでも知られており、水の都と呼ばれています。大垣市内の中心部を流れている水門川(すいもんがわ)は水源が自噴水といわれていて、ひんやりと冷たくて透き通っています。
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引用: https://www.instagram.com/p/BvLttXTlZQs/
自噴水とは、自ら噴出する水のことです。大垣市では多くの家庭で自噴井戸があり、自噴する水を昼夜問わず流している風景がかつてはよく見られました。現在でも、昔と変わらない良質の地下水があちこちで自噴しており、名水の町として知られています。そのため、大垣は水とは切っても切れない間柄として発展してきました。
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引用: https://www.instagram.com/p/BpjK8BBBUgA/
たらい舟とは、たらいを船の代わりとして用いたものです。水の都である大垣には、大垣城を取り囲む外堀である水門川をメインに地下水が豊富にあり、桜の季節になると川面を覆うほどに枝を伸ばしたソメイヨシノの桜が満開になり、以前から川の上からの桜を楽しんできました。
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引用: https://www.instagram.com/p/BpLKr97BHop/
水門川は、大垣城の外堀であることと共に、古くから三重県の桑名へ向かう水運のポイントでもありました。江戸時代には、たくさんの和船がこの川を行き来していました。松尾芭蕉が「奥の細道」結びの句を詠んだのも、水門川を下りながら伊勢参りに向かう時だったといわれています。水門川は人や荷物を運ぶ重要な役割を果たしながら、大垣の発展と共に活躍してきました。
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引用: https://www.instagram.com/p/Bo6YraJBLgE/
おおがきたらい舟は、関ケ原合戦の時の戦国秘話「おあむ物語」に基づいています。石田三成の家臣だった山田去暦の娘である老尼が、少女時代に体験した関ヶ原の戦いの頃の様子を子供たちに語った話として語り継がれている物語です。
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引用: https://www.instagram.com/p/BiJ-FMaAOOh/
おあむの父である山田去暦は石田三成の配下として大垣城を守っていましたが、徳川家康方の軍勢から石火矢を打ち込まれたため、おあむは母や城内の女性たちと裏方の作業をしながら城を共に守っていました。ところが、いよいよ明日は落城という事態に陥ったため、天守の西側にあった腰曲輪の松の木に縄をかけてそれを伝って内堀に降り、おあむはたらいに乗って逃げたと伝わっています。
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引用: https://www.instagram.com/p/Bh3iZUinIuf/
おあむ物語に基づいて2003年(平成15年)からスタートしたのが、「水の都おおがきたらい舟」です。このたらい舟に使われているのが、水に強いと評判の岐阜県産サワラの木で作られたたらい舟です。たらい舟は実は正円ではなく楕円の形をしており、180センチ×150センチの大きさで、大人3人が一緒に乗れる大きさになっています。
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引用: https://www.instagram.com/p/BiHb1t6BQbJ/
戦国時代を戦って生き抜いたおあむの時には、小さなたらい舟に乗って戦いのさなか命からがら川下りをして逃げ延びたといわれますが、現在のたらい舟は陽気でベテラン船頭さんの解説を聞きながら、ゆったりと大垣の景色を水上から眺めて移動できるという、風情あるアクティビティになっています。
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引用: https://www.instagram.com/p/BTvSKlKjt5j/
たらい舟に船頭さんが乗っている姿は、まさに一寸法師そのものの格好ですが、実はとても安定感があり、ゆっくりと進んでくれるので安心して楽しむことができます。どんぶらことたらい舟に揺られながら、水門川1.1キロの道のりを下っていきます。天気の良い日には、青空に水辺の草花が映えて、とても美しい大垣の光景を見ることができますよ。
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引用: https://www.instagram.com/p/BTvR1jhjc7v/
水の都おおがきたらい舟はとても人気が高いので、乗船するには事前に予約することをおすすめします。万が一空きがあった場合のみ、当日でも乗船可能です。たらい舟は一艘について3人(180キロ以内)まで乗船できるので、友達同士やファミリーで乗船することもできます。乗り心地は快適で、水上を流れる風が爽やかで気持ち良いです。
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引用: https://www.instagram.com/p/BE0m0XIsFxO/
水の都おおがきたらい舟は、2019年はGW期間に開催しています。1艘2,200円で定員は3名・180キロまでです。乗船場所はJR大垣駅から徒歩5分ほどの乗船場からスタートし、JR大垣駅から徒歩15分あるいはバスで7分のところが下船場所となります。残念ながら4歳未満は乗船することができません。
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引用: https://www.instagram.com/p/BE0jnIVsF6A/
船町港そばには松尾芭蕉の「奥の細道むすびの地の碑」や「奥の細道むすびの地記念館」も建っているので、たらい舟と共に訪れてみましょう。春の季節には、水門川はたくさんのソメイヨシノが咲き乱れ、川沿いだけではなくたらい舟に乗って川上からでも美しい光景を眺めることができます。乗船場そばには大垣市営丸の内駐車場(有料)もあります。
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引用: https://www.instagram.com/p/BE0gjPeMF0Z/
水の都おおがきたらい舟は、年を追うごとに人気が高くなってきており、北海道から九州、海外からも2000人近い観光客が大垣を訪れてたらい舟に乗船しています。今年のGWも人気が高くなることが予想されるため、早めに電話かサイトにて事前に予約することをおすすめします。予約状況はサイトにて随時確認することができるため、大垣を訪れる予定の人はチェックしてみましょう。
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引用: https://www.instagram.com/p/Bv5pilbgMws/
たらい舟の乗船の予約は事前の電話予約ですが、乗船料は当日に受付で支払うシステムになっています。また当日に予約したいという人や乗船をキャンセルしたいという人は、電話番号09-7031-3406まで連絡をしましょう。また雨天の場合は、水門川が増水する可能性があるため、たらい舟は中止となります。事前予約された人には中止の連絡がいくようになっています。
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引用: https://www.instagram.com/p/Be7U3vSlFnG/
大垣は水の都と共に船町港跡が有名な場所です。2013年には大垣船町川湊として大垣市内で初めての国指定名勝となりました。特に松尾芭蕉の「奥の細道」の終着点として有名な住吉神社は、「むすびの聖地」として大垣市の観光名所のひとつとなっています。可愛いハマグリの絵馬を「奥の細道むすびの地記念館」で買って、神社に奉納するとご利益があるかもしれません。
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引用: https://www.instagram.com/p/BlFxvMkH8yU/
住吉神社のそばには俳人・松尾芭蕉像や住吉燈台もあります。住吉燈台は、水門川の東岸に造られた燈台で、湊の標識の役割と共に夜間には目印として活躍してきました。元禄時代辺りに建造されたものといわれ、四角い寄棟造りになっています。水門川の川畑にあり、石垣の上に建っています。
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引用: https://www.instagram.com/p/BjRUDM5FsGx/
大垣城は城下町大垣の中心的存在として、昔から人々に愛されてきた城です。全国でも珍しい4層の天守を持っています。関ケ原の戦いでは西軍の大将である石田三成の本拠地として、本戦部隊が関ケ原で戦っていた時、同時に大垣城でも壮絶な戦いが繰り広げられていました。江戸時代になると、大垣城は1635年(寛永12年)に戦火にて焼失してしまいましたが、1959年(昭和34年)に再建され現在に至ります。
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引用: https://www.instagram.com/p/BwAMPyMF8DB/
大垣城の内部には、関ケ原の戦いでの戦国武将たちの書簡や資料が展示されています。また、江戸時代に使われたといわれる甲冑も展示されています。火縄銃や弓、槍を体験できるコーナーもあり、実際に手に取ってチャレンジすることができます。天守の上部は展望台になっており、大垣の市街を見渡すことができます。
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引用: https://www.instagram.com/p/Bsk3vpRFVvs/
いかがでしたか? 今回は水の都おおがきたらい舟の魅力と大垣市内の観光についてご紹介しました。大垣を訪れる際には、ぜひたらい舟に乗船してみてくださいね。
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引用: https://www.instagram.com/p/Bv_neRLBLYF/
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BhIbl_-A85O/