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セルビア

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【2019最新】セルビアの治安は悪い?良い?治安ランキングの順位は?

2019.04.29

東ヨーロッパの国セルビア。あまり日本人にはなじみのない国かもしれませんが、その街並みは美しく、人気の観光地として今注目を集めています。今回は、セルビアの治安情報や、治安に関する世界ランキング、夜の危険度などをご紹介していきたいと思います。

  1. セルビアの治安情報やランキングなど①セルビア共和国とは
  2. セルビアの治安情報やランキングなど②実際の治安はどう?
  3. セルビアの治安情報やランキングなど③ベオグラードのタクシー
  4. セルビアの治安情報やランキングなど④ゼレニ・ヴェーナツ
  5. セルビアの治安情報やランキングなど⑤スリ被害
  6. セルビアの治安情報やランキングなど⑥フーリガン
  7. セルビアの治安情報やランキングなど⑦ルーク・チェロヴィチ公園
  8. セルビアの治安情報やランキングなど⑧内戦についての会話
  9. セルビアの治安情報やランキングなど⑨抗議集会
  10. セルビアの治安情報やランキングなど⑩都市-1 ニシュ
  11. セルビアの治安情報やランキングなど⑪都市-2 ノヴィ・サド
  12. セルビアの治安情報やランキングなど⑫都市-3 クラグイェヴァツ
  13. セルビアの治安情報やランキングなど⑬都市-4 スボティツァ
  14. セルビアの治安情報やランキングなど⑭都市-5 ズレニャニン
  15. セルビアの治安情報やランキングなど⑮都市-6 パンチェヴォ
  16. セルビアの治安情報やランキングなど⑯都市-7 チャチャク
  17. セルビアの治安情報やランキングなど⑰都市-8 クラリェヴォ
  18. セルビアの治安情報やランキングなど⑱都市-9 ノヴィ・パザル
  19. セルビアの治安情報やランキングなど⑲コソボ東部との国境付近
  20. セルビアの治安情報やランキングなど⑳平和指数ランキング
  21. セルビアの治安情報やランキングなど まとめ
引用: https://www.club-t.com/special/abroad/balkans/images/spot/map.gif
セルビア共和国は、東ヨーロッパの南部・バルカン半島にある、ベオグラードを首都とする共和制国家です。日本にはあまり馴染みのない国かもしれません。 北にハンガリー、北東にルーマニア、西にボスニア・ヘルツェゴビナとクロアチアにモンテネグロ、東にブルガリア、南にコソボとマケドニアという八つの国と隣接しています。 公用語はセルビア語ですが、若い人にはかなり英語が通じます。
ユーゴスラビア分裂時代以前から続く内紛の印象が強いので、どうしても治安が悪いというイメージがあります。筆者もベオグラードを観光した経験がありますが、おしゃれで進んだ街で、実際はそんなに治安は悪くはありません。ただ、夜の街の様子や、危険な場所など、いくつか気をつけなければならない点などがありますので、ご紹介していきたいと思います。
ベオグラードでタクシーに乗る際に注意したいのが、料金のぼったくりです。ベオグラード市内を走っているタクシーは、通常料金よりも多めに取ろうと画策するタクシードライバーが結構いますので、空港からホテルまで乗る際も、空港で頼んだタクシーを利用するのが安心です。 メーターが隠れているタクシーや、事前に料金を聞いても教えようとしないタクシー、特に夜は注意してください。
ベオグラードの夜の人気観光スポット、川の上にクラブが並んでいますが、そこの泥酔客狙いで、特に真夜中にはぼったくりタクシーが集まっているようです。夜は念のため、この周辺にいるタクシーには乗らないように注意してください。 また、ライドシェアアプリ「Car:Go」をスマホに登録すると、近くにいる登録タクシーを呼んでくれるシステムを利用できて安全に乗ることができるので、夜にタクシーを利用しなければならない時には、ぜひ検討してみてください。
ベオグラードの多くの市民が利用するバスの発着所、Zeleni Venac(ゼレニ・ヴェーナツ)。こちらは夜になると注意しなければならない地域です。酔っ払いや、不審者などが夜になるとあたりに現れるので、地元の人々も注意をしているそうです。特に、共和国広場からこのZeleni Venacへ行くための地下道付近には、夜は近寄らないようにしてください。なんらかのトラブルに巻き込まれる可能性があります。 この場所は、近くに野菜市場があるので、昼間は観光客もたくさん訪れる場所になっていますが、夜は避けた方が賢明です。
首都ベオグラードでは一日のうち、150件ものスリ被害が起っているとされています。昼夜問わず日本よりもはるかに多くのスリ被害がありますので、充分注意しましょう。ショッピングモール、バスやトラム、などの観光客や人が多い場所で、特に貴重品を盗りやすいトートバッグや手提げかばんが狙われます。 また、一人が話しかけてきて、二人目がスリを行うというペアで行動しているスリ犯もいますので、話しかけられたら無視していくようにしましょう。くれぐれも高価な時計や装飾品などは身に着けず、観光をするようにしてくださいね。
ベオグラードでスリが起きやすい場所は、Usceショッピングモール、ゼレニ・ヴェーナツ、共和国広場、スカダルリヤ通り、サバセンター、スラビヤ広場、アウトコマンダなどです。また、真昼間からロマ人の子供がスリを行っている事件も度々起こっていますので、充分注意しましょう。
東欧はサッカーが盛んで、ストイコビッチなどの名選手を多く輩出してきました。セルビアでもサッカーとバスケットボールが大人気で、試合の時にはたくさんのセルビア人男性が盛り上がります。 中にはヒートアップしすぎて会場の周りで暴動が起ったり、まわりの人に暴力をふるって暴れるなど、トラブルもあります。くれぐれも巻き込まれないよう注意しましょう。
ベオグラード大学の経済学部がある学舎の前にある公園で、昼間は学生や地元の人々の憩いの場となっていますが、ここも夜になると人通りが減って薄暗く、様子が一変します。 昔は売春婦がたちんぼをして男をひっかける溜まり場として有名でしたが、今でも、夜になると不審者やフーリガンのたまり場になっていることがあるようですので、注意しましょう。
引用: https://kotaro-journal.com/wp-content/uploads/2018/01/ekonomski_fakultet1-828x438.jpg
とても親切で優しい人多いセルビアですが、内戦や分裂の話題はデリケートな問題で相手の気を悪くさせてしまう可能性もありますので、その話題は避ける方が無難です。コソボ紛争の話題も、現時点でも解決していない問題なので、特に気をつけましょう。
ベオグラードの有名な観光地のひとつカレメグダン公園には、内戦時代の戦車や要塞が当時の姿のまま展示されています。 要塞は、紀元前からのもので、ユーゴスラビアの内戦の歴史を背負っています。公園内には歴史博物館もありますので、ユーゴスラビアの内戦の歴史を知りたい人には一度は訪れてほしいスポットです。
ベオグラード市街では、野党支持者による抗議集会が行われているそうで(2019年4月現在、毎週土曜日の夕刻)、今のところは暴動などの大事にまではいたっていませんが、セルビア大使館が、集会にはくれぐれも不用意に近づかないようにと注意を促しています。
引用: https://4.bp.blogspot.com/-CypCSIAkwcc/WOaLq5KjciI/AAAAAAAADnM/chXq5OvvMW0LufdLVRUkDD1rYlE5mf8qACLcB/s320/S__14409736.jpg
セルビア南部では一番大きな都市。人口はベオグラードが166万人に対し、ニシュは18万人です。 ストイコビッチやローマ皇帝コンスタンティヌス1世の出身地でもあります。 バルカン半島の中でもかなり古い都市のひとつです。ベオグラードからバスや車で南へ三時間の位置にあります。 観光客がそれほど訪れないためか、治安は良くて町の人たちも観光客慣れしていないようです。
ニシュは、タバコ産業や織物、電機産業などでセルビアの経済を支える都市です。 穏やかで平和な都市なので、治安はそんなに心配する必要なく観光できるでしょう。
ノヴィ・サドは、セルビアの北にある自治州・ヴォイヴォディナにあって、ベオグラードに次いで第二の都市と言われています。人口はベオグラードの1/4ほどですが、穏やかでのんびりした人気の都市です。 ベオグラードからバスも出ているので、ベオグラードの観光ついでに計画している方も多いのではないでしょうか。 若者も観光客も多く、とてもおしゃれな街です。治安も良いので、女性一人でもそう心配はなさそうです。夜だけ少し注意してください。
経済も発展していて、様々な国の人が行きかうノヴィ・サドは「セルビアのアテネ」とも言われています。昔はハンガリーオーストリア帝国の領地であったため、ヨーロッパらしい雰囲気が残っています。 観光客慣れしているので、英語も通じやすく親切な人が多いので、観光しやすいでしょう。
街の中心部に建つ聖マリア教会。ノヴィ・サドのシンボル的存在です。街中や郊外のいたるところに、カトリックやユダヤ教の教会を見ることができます。 他にもノヴィサド国立劇場や、今は公園になっているペトロパラディン要塞など、観光地もたくさんあります。街中にカフェやレストランもあるので、のんびり過ごすことができます。
クラグイェヴァツはシュマディア地方にある都市で、第二次世界大戦中にドイツナチスによる虐殺が行われた場所として有名です。クラグイェヴァツにあるザスタバの工場では、自動車や武器が製造されています。と色々聞くとものものしいのですが、街自体はとても治安が良く、こちらも安心して観光ができそうです。
最近は観光客も増えて、手ごろで居心地の良いホテルもあり、地元の人はフレンドリーな感じのかたが多いようです。
セルビアの最北端に位置し、ハンガリーとの国境まで10キロメートルの街です。そのため、ヨーロッパの雰囲気がセルビアの都市の中でも一番強く出ています。ノヴィ・サドと同じく、かつてはオーストリア・ハンガリー帝国に支配されていた街でもあります。ノヴィ・サドと同じくたくさんの民族が共存しているため、様々な宗派の教会が建っているのが特徴的です。 人口は約97000人。ベオグラード、ノヴィ・サド、ニシュ、クラグイェヴァツに次いで、5番目に大きい都市ということになります。 この街も、とても穏やかで治安が悪いという印象はありません。あまり夜にウロウロしなければトラブルに巻き込まれることはなさそうです。
カラフルで美しい街並みですね。
セルビアの北部・ボイボディナ自治州にある第6の都市です。ベオグラードやノヴィ・サドからバスで移動することができます。 セルビアで最も古い劇場であるズレニャニン劇場や裁判所などがありますが、日本人観光客はほとんど見かけないでしょう。こちらの街も、治安に関する目立った情報は出ていません。
街を散策すると、美術館や博物館、劇場に教会など、美しい建物を鑑賞することができます。
パンチェチヴォも、セルビアの北部・ボイボディナ自治州にある都市です。人口は77000人。16世紀までハンガリー王国の土地で、その後オスマン帝国に支配されたので、こちらもヨーロッパ色が強い街並みになっています。 現在は石油産業が盛んで、日本人にはほぼ馴染みのない街ですが、リーズナブルで過ごしやすいホテルもいくつかあります。 パンチェチヴォにはセルビアでもっとも古いヴォイロヴィツァ修道院があり、観光客が訪れています。文化行事も盛んにおこなわれていて、「アートテック」というアートイベントは一件の価値ありです。おしゃれなカフェやレストランもあり、治安も特に問題なくのんびりと楽しめる街です。
首都ベオグラードから南へと約144Km・セルビアの中西部にある人口73000人の都市。セルビア国内でもドナウ川に次いで長い西モラヴァ川が流れています。 また、チャチャクには20以上もの教会や修道院があり、セルビアの都市でも一番多いとされています。 演劇の街としても知られ、シーズンになるとセルビア国内から多くの劇団が芝居を打ちに訪れます。とても芸術が盛んな街で、美術館や図書館も多く作られています。 また、温泉地としても有名で、薬効のある温泉が観光客やバケーションを取りに来た国民を癒しています。治安も問題なさそうですが、ベオグラードからかなり離れているので移動時は注意が必要です。
ベオグラードからバスで3時間。コソボから逃げてきた難民が18000人住んでいるということです。北側と南側が山になっていて、その間の盆地になっています。 1190年、当時の国王であったステファン・ネマニャが創建したという、世界遺産にもなっているストゥデニツァ修道院が有名で、観光客も訪れますが、英語はほとんど通じないようです。
博物館。NATOによるセルビア空爆の貴重な資料や話などが聞けます。
世界遺産のストゥデニツァ修道院。クラリェヴォの39km南西の山の上に建っているので、なかなか遠いですね。
ノヴィ・パザルは、セルビアの南西部にある都市です。ボシュニャク人(15~19世紀のオスマン帝国時代にイスラム教に改宗したという南スラブ人の子孫)。住民は、セルビア人が50パーセント、トルコ人が21パーセント、ボシュニャク人が27パーセントという割合です。 たくさんの川が流れた自然豊かな街です。13世紀に建てられたソポチャニ修道院や聖ペトル聖堂、お墓のネクロポリスなどの世界遺産群が有名で、観光客も多く訪れています。 この街も穏やかで人柄も良く、犯罪率が低いです。安心して観光できる都市でしょう。
セルビアでの旅で最も注意しなければならないのが、セルビア南部のコソボ東部との国境周辺地域です。セルビアのメドベジャ市や、ブヤノバツ市、プレシェボ市はコソボ東部と隣接していて、これらの町に行く際には十分気を付けてください。 というのも、これらの地域では,アルバニア系住民の一部と、セルビア系住民との間で、民族的な衝突があり、緊張した状態が続いているとのことです。
引用: https://www.anzen.mofa.go.jp/attached2_master/2018T016/2018T016_1_Detail.png

コソボ紛争について

セルビアにあるコソボ自治州に住んでいる200万人のうち90パーセントがアルバニア人です。セルビア語が話せない彼らは良い仕事を見つけることができず、生活に不満を感じ、独立を求めてきました。1960年代に続き、1981年にも大規模な暴動が起き、たくさんのセルビア人が死傷しました。この事件からさらに対立が深まっていきます。 1991年に「コソボ共和国」の樹立を掲げ独立宣言をしたアルバニア人でしたが、セルビア人はこれを認めず、自治権を削って軍隊を送り込みます。多くのアルバニア人が制裁を受け、これは人権侵害であると世界的にも問題になりました。 その後、連邦治安部隊と、「コソボ解放軍」というゲリラ部隊を中心とするアルバニア人との武装衝突にまでなり、1999年には、NATO(北西洋条約機構)軍がセルビアを空爆。治安部隊は撤退し、2008年にコソボは独立宣言をして今にいたります。セルビア人とアルバニア人との確執は、当時よりは落ち着いているものの、今も解決はしていないのです。
コソボ紛争時にNATOによる空爆を受けて壊れたビル。
最後に治安情報として、セルビアの平和指数ランキングを載せておきます。 現在セルビアは54位です。55位がインドネシア。56位がカタール。57位がイギリスと続きます。 世界で見ても、セルビアは比較的安全な国だと言えます。
ユーゴスラビアの分裂、コソボ紛争、様々な内紛。そういったイメージが強いセルビアですが、現在は東欧やヨーロッパ全体で見ても、とても先進的でおしゃれで平和な国です。 いくつかの注意点だけ心に留めていただき、安全で素敵な旅を楽しんでくださいね。