// FourM
J1b2irsz1rj6bhdwmwsd

スロベニア

CATEGORY | スロベニア

スロベニアの物価は日本と比較してどう?2019年最新情報まとめ

2024.02.25

海外旅行の前には是非とも物価が知りたいところ。スロベニアの物価は日本と比較して安い?高い?どうなのでしょう?ここではスロベニアの物価に関する最新情報をまとめます。観光に使用する交通料金やレストランでの外食費など様々な物価をご紹介しますので参考にしてくださいね。

  1. スロベニアの物価は日本と比較してどう?2019年最新情報まとめ①スロベニアの物価は安い?高い?
  2. スロベニアの物価は日本と比較してどう?2019年最新情報まとめ②スロベニアの通貨と両替について
  3. スロベニアの物価は日本と比較してどう?2019年最新情報まとめ③交通:レンタサイクル
  4. スロベニアの物価は日本と比較してどう?2019年最新情報まとめ④交通:市内バス
  5. スロベニアの物価は日本と比較してどう?2019年最新情報まとめ⑤交通:鉄道
  6. スロベニアの物価は日本と比較してどう?2019年最新情報まとめ⑥交通:タクシー
  7. スロベニアの物価は日本と比較してどう?2019年最新情報まとめ⑦外食:レストランやカフェ
  8. スロベニアの物価は日本と比較してどう?2019年最新情報まとめ⑧外食:マクドナルド
  9. スロベニアの物価は日本と比較してどう?2019年最新情報まとめ⑨宿泊:ホテル
  10. スロベニアの物価は日本と比較してどう?2019年最新情報まとめ⑩宿泊:ホステルや民泊
  11. スロベニアの物価は日本と比較してどう?2019年最新情報まとめ⑪スーパー:ドリンク類
  12. スロベニアの物価は日本と比較してどう?2019年最新情報まとめ⑫スーパー:野菜や果物
  13. まとめ
中欧にあるスロベニアは山と湖に囲まれた自然豊かな国。かつては旧ユーゴスラビア社会主義連邦共和国に属していましたが現在は独立。EUやOECDにも加盟しています。日本での知名度はまだまだ低いですが、世界的にもスロベニアの治安は良好で日本人旅行者も増加傾向にあります。そんなスロベニアの物価は安い?高い?どちらなのでしょうか?
ヨーロッパの中でも中欧は物価の安さが際立ちますが、中欧のなかでスロベニアは少し物価が高いとされています。それでもヨーロッパ全体で見ると物価の安い国に属します。また日本の物価に比べると、安いものもあれば高いものもあります。この記事を読みながら、スロベニアの物価についていろいろ考えてみてくださいね。
スロベニアは現在EUの加盟国。2006年までは独自通貨のトラール(SIT)が使用されていましたが、2007年からはユーロ(EUR)が使われるようになりました。ユーロの補助通貨にはセント(CENT)が使われており、100セントで1ユーロです。またスロベニア語でユーロは「エウロ」、セントは「ツェント」と読みます。スロベニアで流通しているユーロ紙幣は、5、10、20、50、100、200、500ユーロの7種類です。
硬貨は、1、2ユーロ、および1、2、5、10、20、50セントの全部で8種類になります。現時点(2019年5月28日)でのユーロのレートは、1ユーロ=122.26円。そのためこの記事では1ユーロを約122円として日本円を計算します。またスロベニアでの両替ですが、2018年5月の情報ではスロベニア国内に両替所はないとのこと。ただ両替所はなくとも銀行や郵便局での両替は可能です。また現地のATMを利用してユーロをおろすこともできますので安心してくださいね。
ここからはスロベニアの物価をいろいろご紹介しましょう。最初にご紹介するのは、レンタサイクルの料金です。スロベニアを観光するならレンタサイクルがおすすめ。首都のリュブリャナなどスロベニアの主要都市はそれほど大きくなく、坂も少ないのでレンタサイクルでの観光がピッタリですよ。リュブリャナを観光するならビツィケル(Bicikelj)というレンタサイクルを是非利用してみましょう。
利用料金はなんと1時間目は無料。2時間目は1ユーロ(約122円)、3時間目は2ユーロ(約244円)、それ以降は1時間ごとに4ユーロ(約488円)が追加される仕組みになっています。値段が安いので気軽に使えそうですね、利用には登録が必要で、その際に登録したクレジットカードから利用料金が支払われます。利用する際には登録した後に発行されるID番号を使用しますのできちんと控えておきましょう。
次にご紹介するのは、バスの乗車料金です。観光にはレンタサイクルがおすすめですが、雨や雪など天候によっては利用できないことも。その際は市内バスを使うのが最も便利です。市内バスの乗車料金は乗車1回につき1.2ユーロ(約146円)、90分間乗り放題となります。日本のバス料金よりもやや安いと言えるでしょう。ただ2017年2月の情報ですので、現在ではもう少し料金が上がっているかもしれません。
ちなみに市内バスは現金で乗車することはできません。乗車するには「Urbana Card」というパスカードが必要です。このカードはリュブリャナ駅やキオスク、LPPオフィス、リュブリャナ・ツーリスト・インフォメーションセンターで購入することができます。カードを購入したらチャージすることも忘れずに。なおUrbana Cardは市内バスの他、レンタサイクルのビィツケル、リュブリャナ城のケーブルカー、Urben(電気自動車)にも使用可能です。
次にご紹介するのは、鉄道の乗車料金です。スロベニアには国鉄があり、リュブリャナやマリボルなどの主要都市を中心に国内外を結んでいます。時間はかかりますが、国鉄に乗ってオーストリアのウィーンやドイツのミュンヘンに行くことも可能です。乗車料金は、例えばリュブリャナからマリボルまでは片道約10~17ユーロ(約1220~2074円)前後。
スロベニアで人気の観光スポット・ブレッド湖があるブレッドまでは片道約7~12ユーロ(約854~1464円)になります。また国外への乗車料金は、リュブリャナからウィーンまで片道約30ユーロ(約3660円)、ミュンヘンも同様の金額になります。これは安いですね。国鉄を使えばスロベニアと一緒にドイツやオーストリアを観光することも不可能ではないでしょう。
次にご紹介するのは、タクシーの乗車料金です。スロベニアのタクシーは日本と同じようにメーター制。初乗り料金は1㎞で約0.9ユーロ(約110円)で、その後は1㎞進むごとに約0.9ユーロ(約110円)が加算されていきます。日本のタクシーに比べるとかなり安いですね。観光にも気軽に利用することができるでしょう。
また深夜料金の割り増しは通常料金の1~2倍ですが、会社によって割り増し率は異なります。スロベニアにあるタクシー会社のなかでも、ポピュラーなのはラグーナ(Laguna)やメトロ(Metro)です。流しのタクシーは乗車料金をぼったくられる可能性がありますので、出来るだけ直接タクシー会社に電話して呼ぶのをおすすめします。
次にご紹介するのは、レストランやカフェでの食事代です。地元のローカルレストランでは、1品6~9ユーロ(約732~1098円)。少し高級なレストランでのコース料理は、20ユーロ(約2440円)前後になります。日本のレストランとそれほど値段は変わりませんが、スロベニアのレストランの料理は1品でもかなりボリュームがあります。
1人で食べるならメインディッシュ1品で十分かもしれません。またカフェでは、コーヒーが1杯1~1.5ユーロ(約122~183円)、カフェラテが1.6ユーロ(約195円)~、ココアが2ユーロ(約244円)~などになります。コーヒーは日本に比べて、かなり安いですね。スロベニアではカフェのスイーツも美味しいので是非食べてみましょう。
次にご紹介するのは、マクドナルドの価格です。スロベニアでもマクドナルドは大人気ですが、メニューの価格はどの程度なのでしょうか?スロベニアのマクドナルドでは国産ビーフを使用していますが、日本のマクドナルドよりずっと安い値段で食事をすることができます。またローカルレストランよりもずっと値段が安いですよ。
例えばマクドナルドを代表するハンバーガー・ビッグマックは、日本円で1個200円以下。エッグマフィンとドリンクの朝食セットで2ユーロ(約288円)ほどになります。サイドメニューもいろいろありますよ。スロベニアではリュブリャナ駅構内のマクドナルドが有名です。列車待ちなどの時間に是非利用してみましょう。
次にご紹介するのは、ホテルの宿泊費です。スロベニアはヨーロッパの他の国に比べてホテルの数が少なく、中欧諸国のなかでは宿泊費がやや高いのが特徴です。例えば三つ星くらいの中級ホテルや郊外にあるペンションなどの宿泊費は1泊40~60ユーロ(約4,880~7,320円)。
三つ星よりもランクの高いホテルや観光地の中心にあるホテルは1泊80~120ユーロ(約9,76014,640円)程度になります。ピランなど地方都市のホテルなら、もう少し安い宿泊費で3つ星、4つ星のホテルに泊まることが可能です。
次にご紹介するのは、ホステルや民泊の宿泊費です。ホステルや民泊を利用すると、ホテルよりももっと宿泊費を抑えることができます。部屋によりますが、ホステルの宿泊費はドミトリーなら1泊20ユーロ(約2,440円)~。Airbnbなどの民泊なら30~70ユーロ(約3,660~8,540円)の物件が多いようです。
根気強く探せばもっと安いホステルや民泊物件があるのではないでしょうか?ホテルと違ってホステルや民泊では自炊が可能ですから、少しでも旅費を抑えたい人には是非おすすめです。
次にご紹介するのは、スーパーマーケットで売られているドリンク類の物価です。まずはミネラルウォーターの物価ですが、銘柄によって値段がいろいろ異なります。それでも1.5mlで約0.3ユーロ(約37円)~という格安の値段。500mlの価格も同じくらい、あるいはもっと安く売られています。
またビールも銘柄が様々。それにともない値段にもバラつきがあります。ただそれでも500mlで約0.7ユーロ(約85円)~です。ミネラルウォーターに劣らず、ビールも大変安いですね。ドリンク類を購入する際は是非スーパーマーケットへ行きましょう。
最後にご紹介するのは、スーパーマーケットで売られている野菜や果物の物価です。野菜や果物もスロベニアでは大変安く購入できますよ。例えば、にんじん1㎏が約1.1ユーロ(約134円)、キャベツ1㎏が約1.2ユーロ(約146円)、トマト1㎏が約1ユーロ(約122円)、青りんご1㎏が約1.2ユーロ(約146円)。
洋ナシ1㎏が約2ユーロ(約244円)、バナナ1㎏が約1.4ユーロ(約171円)などです。こんなに安く野菜や果物が買えるのなら、ホステルや民泊に宿泊して自炊をすれば日本に住むよりも安く生活できるのではないでしょうか?スロベニアでの長期滞在も楽しいかもしれませんね。
ここではスロベニアの物価に関する最新情報をまとめましたが、いかがでしたか?宿泊費などは日本と同じ、あるいはやや高めでしたが、それ以外は全体として日本の物価より安いものが多かったのではないでしょうか?治安も良く、物価も安いスロベニア。きっと満足度の高い旅をすることができるでしょう。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://unsplash.com/photos/BTqlI2LPIRU