// FourM
Nuoofcnxuloes700bpcg

キルギス

CATEGORY | キルギス

キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?

2024.02.25

キルギスへ行くなら治安には注意が必要。キルギスの治安は悪い方に属します。とくに女性だけの旅行は注意しましょう。ここでは「キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?」をまとめます。キルギス旅行を計画している人は是非参考にしてくださいね。

  1. キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?①キルギスの治安は良い?悪い?
  2. キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?②世界治安ランキングでは第何位?
  3. キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?③外務省の海外安全情報をチェック
  4. キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?④地域によって異なる治安
  5. キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?⑤ビシュケクで治安の悪い場所
  6. キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?⑥安定しない国内経済と若者たち
  7. キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?⑦テロ事件の可能性もゼロではない
  8. キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?⑧最も気をつけたいのはスリや置き引き
  9. キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?⑨強引なひったくりにも気をつけて
  10. キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?⑩女性の夜の外出は絶対NG
  11. キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?⑪話しかけてくる人は無視
  12. キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?⑫警察官による詐欺が横行中
  13. キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?⑬貴重品の管理はしっかりと
  14. キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?⑭多額の現金を持ち歩くのはNG
  15. キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?⑮目立つ格好はしないこと
  16. キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?⑯宿泊先は安さだけで決めない
  17. キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?⑰スマホは常に使える状態にしよう
  18. キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?⑱警察や大使館の連絡先を事前にチェック
  19. キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?⑲外務省のたびレジに登録
  20. キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?⑳海外旅行保険への加入をおすすめ
  21. まとめ
中央アジアにある国・キルギス。正式な国の名称はキルギス共和国といいます。かつては旧ソ連に属していましたが、現在では独立して共和制国家となっています。キルギスと言えば古代貿易ルートであるシルクロード沿いの国として大変有名。日本での知名度はそれほど高くはありませんが、シルクロードが好きな人の間ではよく知られた国でしょう。
そんなキルギスの治安は良い?悪い?一体どちらなのでしょうか?残念なことに、キルギスの治安はやや悪い方に属するようです。国内の地域によっても治安の違いはありますが、安心して旅行をするには少し厳しいかもしれません。女性の1人旅なら尚更注意が必要でしょう。
キルギスの治安はやや悪い方に属するようですが、世界的にみるとどの程度なのでしょうか?ここではイギリスの経済雑誌『Economist』が発表した世界平和度指数ランキング2018を参照してみましょう。それによるとキルギスは調査対象163ヶ国のなかで108位にランクイン。日本の順位が第9位ですので、日本に比べて随分治安が悪いことがわかりますね。
ちなみに中央アジア諸国で最も治安が良いのは、カザフスタンで第70位。その次がウズベキスタンで第104位。キルギスはウズベキスタンの次になります。こうしてみるとキルギスだけではなく中央アジア一帯は治安が悪い地域だと言えそうです。中央アジアへ行く際は、どの国に行くにしろ注意が必要みたいですね。
外務省の公式ホームページで発信されている海外安全情報もチェックしてみましょう。キルギスの渡航について海外安全情報では北東部が危険度レベル1、南西部が危険度レベル2となっています。レベル1は「十分注意してください」、レベル2は「不要不急の渡航はやめてください」という内容を意味します。
キルギスでは北東部と南西部では治安がやや異なるようですね。ただどちらの地域も渡航に危険がともなうのは同様でしょう。また現地の大使館による最新情報では、2019年に入ってから大規模デモや銃器使用の強盗なども発生しているようです。

北東部の治安

キルギスでは北東部と南西部で治安が異なることを先述しました。キルギスの北東部は海外安全情報で危険度レベル1でしたが、カザフスタンや中国のウイグル自治区に接しているため比較的治安が安定しています。キルギス旅行をするなら是非おすすめの地域です。首都ビシュケクもありますし人気観光スポットであるイシク湖もあります。女性が1人で旅行するのはやはり不安ですが、複数人でなら比較的安全に観光することができるでしょう。

南西部の治安

一方、キルギスの南西部は北東部に比べて治安が大変悪い地域です。南がタジキスタン、西がウズベキスタン、南西がアフガニスタンに接しており、言うまでもなくアフガニスタンと接している南西部周辺には特に注意が必要です。麻薬犯罪組織の密輸ルートになっているほか、武装勢力によるトラブルが頻発しています。安心して旅行ができる状態には程遠い地域でしょう。また日本人だとわかれば誘拐などのトラブルにも巻き込まれかねません。女性に限らず、男性の旅行者もキルギス南西部には近づかないように注意しましょう。
治安の悪いキルギスの中では比較的安心して旅行ができる首都ビシュケク。ただビシュケクにも治安の悪い場所がありますのでご紹介しましょう。その場所はビシュケクにあるChuy Avenueという大通りの北側。大通りの南側に比べて、北側には低所得の人々が多く暮らしているのだとか。
そのため犯罪発生率が高く、治安も悪いのだそうです。実際に大通りを歩いてみてもそれほど危険な雰囲気は感じないかもしれませんが、念のため注意しながら観光するのが良いでしょう。女性の1人歩きなら尚更です。
キルギスの治安が悪い要因の1つに、国内経済が安定しないことがあげられます。現在は独立して共和制国家となっていますが、かつて旧ソ連に属していたこともあり今でもロシア経済の影響をキルギスは受けています。そのためロシア経済に振り回されて、なかなか安定しない経済状態が国内で続いているのです。
そうした状態が続くと、犯罪発生率が高まり治安も悪化。さらに若者たちが就職できず高い水準で失業率が推移しています。若者たちの多くが犯罪に手を染めることもしばしばです。キルギスの治安が悪さは、こうした悪循環から生み出されているのですね。
キルギスではテロ事件が発生する可能性も考えておいた方が良いでしょう。2017年には武装勢力による銃撃戦、2016年には自爆テロが起きています。2018年から現時点(2019年5月29日)までテロ事件は発生していませんが、いつ起きるともわかりません。
テロに巻き込まれないためにも、治安の悪い南西部には決して近づかないようにしましょう。また北東部での観光でも気をつけるにこしたことはありませんよ。とくにビシュケクにある在キルギス日本国大使館の周辺はくれぐれも注意が必要。女性なら出来るだけ1人で観光はせず、複数人で行動することをおすすめします。
海外旅行で最も気をつけなければならないのはスリや置き引きの軽犯罪ですが、キルギスも例外ではありません。旅行者をターゲットにした軽犯罪が頻発していますし、先述のとおり失業率が大変高いキルギスでは軽犯罪に手を染める若者たちが後を絶ちません。
犯行内容では観光スポットを回っている間に貴重品が盗まれる人が多いのだとか。観光の際は身の回りの貴重品をしっかり管理しましょう。またスーツケースやボストンバッグなど大きな荷物も必ず自分の見える範囲で必ず管理しましょう。日本でのように椅子に荷物を置いてトイレなどに行くことは絶対しないでくださいね。とくに女性は荷物が多いので気をつけましょう。
スリや置き引きなどの軽犯罪以外に、ひったくりなどのトラブルもキルギスでは頻発しています。なかには力づくで荷物を奪う強引なひったくり事件も起きています。女性はとくに注意しましょう。こうした軽犯罪やひったくりなどのトラブルに巻き込まれない一番良い方法は、街に馴染むことだそうです。
そのため、いかにも旅行者のような格好や振る舞いをするのはNG。大声で日本語を話すのもやめておきましょう。旅行者だとわかれば、ターゲットにされるのも時間の問題です。出来れば現地で購入した衣服やカバンを身に付けると安心ですよ。
治安の悪いキルギスですが、夜の治安はさらに悪くなります。夜はなるべく出歩かない、またナイトスポットに近づかないのが賢明です。とくに女性は夜に出歩くのは絶対やめておきましょう。世界的にインターネットが発達したため、キルギスでは日本の映画やテレビ番組だけではなく、日本製のAVも見られるようになりました。
それにより「日本の女性は軽い」とキルギスでは思われているふしがあり、日本人女性をターゲットにした性犯罪がこれまでに数件発生しています。女性の旅行者は本当に気をつけてください。自分の身は自分で守るという意識をしっかり持ちましょう。
キルギスでは話しかけてくる人はなるべく無視しましょう。旅行者を助けたいという思いで親切に話しかけてくる人もなかにはいますが、そういう人は少数です。多くの場合は、スリや強盗などの犯罪を目的に声をかけてきます。とくに女性は同性から話しかけられると安心してしまいがちですが、キルギスでは出来るだけ無視しましょう。
安易に対応してトラブルに巻き込まれたら大変です。またキルギスは日本語教育が盛んな国。そのため日本語で話しかけてくる人もいますが、やはりなるべく反応しないのが賢明です。旅先でいろいろな人と話したいのは山々ですが、これもトラブルを避けるため。無視するのは辛いですが我慢しましょう。
治安の悪いキルギスでは、警察官も頼りになりませんので注意しましょう。むしろキルギスでは警察官が治安を悪くしています。例えば所持品検査の最中に貴重品を盗んだり、ビザを調べるなどの因縁をつけて金銭を要求してきたり、警察官による様々な犯行が発生しています。
キルギスでは旅行者のパスポートの携帯は義務付けられていますが、それ以外の所持品を検査されるなどの義務は一切ありません。また警察官が金銭を要求してくるのは奇妙なこと。そうした要求された場合は断固拒否するようにしましょう。
キルギス旅行でトラブルに巻き込まれないためにも、貴重品はしっかりと管理しましょう。例えば手持ちのカバンは必ずファスナーがついたものを使う、貴重品は1つの場所には入れず小分けにする、スーツケースにはきちんと鍵をかけるなどを心掛けましょう。
強引なひったくり事件も発生していますので、なるべく頑丈な素材でできているカバンを選ぶのも良いポイント。また管理がしやすいように荷物は出来るだけ少なくしましょう。女性は荷物が多くなりがちですが、トラブルを回避するためにも少ない荷物で旅行するのをおすすめします。
海外旅行では多額の現金は持ち歩かないのが鉄則ですが、キルギスでも同様です。治安の悪いキルギスなら尚更多額の現金を持ち歩くのはNG。何故なら多額の現金を持ち歩いている人はスリのターゲットになりやすいため。スリは何よりも現金を盗みたいと考えています。
クレジットカードの方がたくさんのお金が使えるように思えますが、カードは暗証番号が必要ですし使用を停止される恐れもあります。でも現金なら暗証番号は不要で使い放題。スリにとってはこれ以上のものはないのです。そのためクレジットカードが使える場所では、カードを利用しましょう。現金は最低限持ち歩くのをおすすめします。
キルギス旅行では、なるべく目立たない格好で観光しましょう。目立つ格好をしたために旅行者だとわかれば、スリや置き引きなど犯罪者のターゲットになるのは時間の問題です。またいかにも高価なブランド品を身に付けるのもやめておきましょう。
ブランド品を身に付けていると「お金を持っている」と判断されてかねませんし、軽犯罪にも巻き込まれやすくなります。もちろんブランドのロゴが書かれた紙袋を持つのもNG。海外旅行ではブランド品を身に付けたいという女性は多いですが、治安の悪いキルギスでは我慢しましょう。出来れば現地の人と同じ格好をするのをおすすめします。
キルギスには宿泊費の安いホテルやホステルがいろいろあります。ただ値段の安さだけで決めない方が良いでしょう。安いホテルやホステルには、セキュリティーの甘いところもあるようです。
ネットで予約をする時は、予約サイトの口コミをよく読んだり、他のサイトでもそのホテルに関する情報を集めるようにすると良いでしょう。安いからというだけの理由で決めないようにくれぐれも注意してくださいね。
キルギスでトラブルに巻き込まれたら、警察や大使館などいろいろなところに連絡をしなければなりません。そのためスマホはいつでもどこでも常に使える状態にしておきましょう。キルギスで使えるポケットWi-Fiをレンタルするのもおすすめですし、simロック解除のスマホなら現地simを利用するのも良いでしょう。
またスマホの電池が切れないように、ホテルなどでこまめに充電するのも大切。モバイル充電池を携帯するのもおすすめですよ。
トラブルに巻き込まれても大丈夫なように、キルギス旅行に備えて警察の緊急連絡先や在キルギス日本国大使館の連絡先などを事前にチェックしておきましょう。またパスポートを紛失した際は、その手続きのために大使館へ直接出向かなければなりません。そのため連絡先と一緒に大使館の住所もチェックしておくと便利ですよ。
ちなみに外務省の公式ホームページ同様、在キルギス日本国大使館の公式ホームページにもキルギスでの最新安全情報が掲載されていますのでしっかりと読んでおきましょう。後で何かの役に立つかもしれません。
キルギスへの渡航前に外務省の公式ホームページでたびレジに登録しませんか?たびレジとは外務省が提供している海外安全情報配信サービス。メールアドレスを登録しておけば、旅行前はもちろん旅行中も渡航先の最新安全情報が入手できる便利なサービスです。
テロや犯罪が発生すればすぐに情報を発信してくれますし、旅行中も安心ですよ。登録は無料。このURL(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html)にアクセスすれば登録できますので是非。
キルギスへ行くなら海外旅行保険にも加入した方が安心でしょう。プラン内容にもよりますが、突発的な事故や病気、現地での入院のほか、貴重品の物損やロストバゲージなども補償してくれます。最近ではテロについても補償してくれる保険があるようです。
保険料は1日数百円ですし、ネットから簡単に加入することができます。ネットで加入すると保険料が安くなる会社もありますよ。旅行のスケジュールや予算に合った保険プランを探してみてくださいね。
ここでは「キルギスの最新治安まとめ【2019年版】安全に旅行するには?」をまとめましたが、いかがでしたか?キルギス旅行では治安に注意が必要ということがよくわかりましたね。とくに女性は尚更注意が必要。でも首都のビシュケクなど比較的治安が安定しているところもありますから、それほど不安になる必要はないでしょう。キルギスの旅を思う存分楽しんできてくださいね。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://unsplash.com/photos/8TUCgXlrVmY