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【2019最新】ハンガリーの物価は日本より安い?高い?その理由は?疑問を解説

2024.02.25

中欧にある美しい国・ハンガリー。日本と比べて物価がずいぶん安いという噂ですが、本当なのでしょうか?ここではハンガリーの物価をいろいろご紹介しましょう。物価が安い理由など疑問についても解説しますので、ハンガリー旅行の際は是非参考にしてくださいね。

  1. 【2019最新】ハンガリーの物価は日本より安い?高い?その理由は?疑問を解説①ハンガリーの物価は日本に比べてどう?
  2. 【2019最新】ハンガリーの物価は日本より安い?高い?その理由は?疑問を解説②ハンガリーの物価が安い理由
  3. 【2019最新】ハンガリーの物価は日本より安い?高い?その理由は?疑問を解説③ハンガリーの労働者の月収は?
  4. 【2019最新】ハンガリーの物価は日本より安い?高い?その理由は?疑問を解説④ハンガリーの通貨とレート
  5. 【2019最新】ハンガリーの物価は日本より安い?高い?その理由は?疑問を解説⑤交通:バス・トラム・地下鉄
  6. 【2019最新】ハンガリーの物価は日本より安い?高い?その理由は?疑問を解説⑥ハンガリー国鉄
  7. 【2019最新】ハンガリーの物価は日本より安い?高い?その理由は?疑問を解説⑦交通:タクシー
  8. 【2019最新】ハンガリーの物価は日本より安い?高い?その理由は?疑問を解説⑧交通:レンタサイクル
  9. 【2019最新】ハンガリーの物価は日本より安い?高い?その理由は?疑問を解説⑨外食:ローカルレストラン
  10. 【2019最新】ハンガリーの物価は日本より安い?高い?その理由は?疑問を解説⑩外食:マクドナルド
  11. 【2019最新】ハンガリーの物価は日本より安い?高い?その理由は?疑問を解説⑪外食:スターバックス
  12. 【2019最新】ハンガリーの物価は日本より安い?高い?その理由は?疑問を解説⑫スーパー:ドリンク類
  13. 【2019最新】ハンガリーの物価は日本より安い?高い?その理由は?疑問を解説⑬スーパー:生鮮食品
  14. 【2019最新】ハンガリーの物価は日本より安い?高い?その理由は?疑問を解説⑭スーパー:パン
  15. 【2019最新】ハンガリーの物価は日本より安い?高い?その理由は?疑問を解説⑮スーパー:生活雑貨
  16. 【2019最新】ハンガリーの物価は日本より安い?高い?その理由は?疑問を解説⑯宿泊:ホテル
  17. 【2019最新】ハンガリーの物価は日本より安い?高い?その理由は?疑問を解説⑰宿泊:ホステル・ゲストハウス
  18. 【2019最新】ハンガリーの物価は日本より安い?高い?その理由は?疑問を解説⑱宿泊:Airbnb
  19. 【2019最新】ハンガリーの物価は日本より安い?高い?その理由は?疑問を解説⑲その他:博物館などの入場料
  20. 【2019最新】ハンガリーの物価は日本より安い?高い?その理由は?疑問を解説⑳その他:携帯電話の通信費
  21. まとめ

中欧にある美しい国・ハンガリー。中世の雰囲気が漂う街並みや建築物など観光スポットがいろいろあり、温泉も楽しむことができます。首都ブダペストを流れるドナウ川の景色も最高です。日本ではまだまだ知名度の低い国ですが、昔からバッグパッカーにとってハンガリーは人気があります。

その理由はズバリ!物価が安いから!現在もハンガリーはヨーロッパ随一の物価の安さで観光客に人気があります。日本の物価に比べても安いものが多いため、コストを抑えて旅行をしたい人には是非おすすめの国。でも、ハンガリーの物価は何故そんなに安いのでしょうか?

ヨーロッパのなかでハンガリーの物価が安い理由は、独自通貨であるフォリントを現在も使用しているから。ハンガリーはEU(欧州連合)に加盟しながら、現在もフォリントを使用しています。そのためユーロを導入している国に比べて、ハンガリーでは物価を安く設定することができるのです。

またハンガリーはシェンゲン協定の加盟国。つまりパスポートコントロールなしにヨーロッパ諸国を往来できる権利を持っています。物価が安いハンガリーに住みながら、賃金の高い周辺諸国で就職する人も増えているのだそうです。

ではハンガリーで働く人々の収入は、どのくらいなのでしょうか?ハンガリーで働く人々の平均月収は、日本円でだいたい12万円ほど。ただ日本と同じように、ホワイトカラーとブルーカラーという職種に応じた収入の違いが見られます。ホワイトカラーで企業のマネージャーやリーダー職ともなれば、日本円で月収20万円ほどもらうことが可能です。

日本で言うと月収12万円も20万円も、高い収入とは言えませんよね。でもハンガリーは物価が安いので、それだけのお金があれば十分な暮らしを送ることができます。収入と物価のバランスがとれている国だということが言えるでしょう。

先述の通り、ハンガリーで現在使われている通貨はフォリント(Ft、HUF)です。それ以前の通貨であるペンゲーがハイパーインフレーションを起こした後、1946年からフォリントの使用が開始されました。現在流通しているフォリント紙幣は、500、1,000、2,000、5,000、10,000、20,000の6種類。硬貨も、5、10、20、50、100、200の6種類です。

ちなみにフォリントの現時点(2019年6月15日)でのレートは、1フォリント=0.38円になります。そのためこの記事では、1フォリント=約0.4円として日本円を計算します。

ここからハンガリーの物価をいろいろご紹介しましょう。最初にご紹介するのは、バスやトラム、地下鉄の乗車料金です。ハンガリーでは基本的にバス、トラム、地下鉄といった公共交通機関のチケットは、同じものを使います。チケットの値段もまた共通です。

乗り換え可能の1回券(Transfer ticket)は530Ft(約212円)、乗り換え不可の1回券(Single ticket)は350Ft(約140円)になります。ただ地下鉄だけはSingle ticketで乗り換えすることが可能です。ちなみに1回券は60分以内に限り有効となります。他には10枚つづりの回数券や24時間乗り放題チケット、72時間乗り放題チケットなどがあります。

次にご紹介するのは、ハンガリー国鉄の乗車料金です。ハンガリー国鉄は国内はもちろんのこと、オーストリアやチェコなどの周辺諸国にも鉄道網を張り巡らせ、列車を毎日運行しています。国鉄を使えばハンガリー国内の観光をする際に便利ですし、他国へ移動することも可能です。

乗車料金は、例えばブダペストから人気都市のエゲルまでなら1等席が3,000Ft(約1,200円)前後、2等席が2,600Ft(約1,040円)前後、陶磁器で有名なヘレンドまでなら3,000Ft(約1,200円)前後になります。購入する際はオンラインを利用するのがおすすめ。乗車料金が10~20%安くなりますよ。

次にご紹介するのは、タクシーの乗車料金です。ここではブダペストを走るタクシーの乗車料金をご紹介しましょう。ブダペストのタクシーの初乗り料金は700Ft(約280円)、その後1㎞進むごとに300Ft(約120円)が追加されます。また1分の待機料金は75Ft(約30円)になります。

ちなみにハンガリーではUberが使えません。そのかわり東欧や中欧でよく使われている配車アプリ「Taxify」を利用しましょう。Taxifyはエストニアで生まれた配車アプリ。走行ルートや料金などが事前に確認できてとても便利なアプリです。是非使ってみましょう。

次にご紹介するのは、レンタサイクルの料金です。ブダペストを観光するなら「MOL Bubi」というレンタサイクルがおすすめ。料金も安いですし、天気の良い日なら快適なサイクリングが楽しめるでしょう。レンタルの基本料金は、24時間券が500Ft(約200円)、72時間券が1,000Ft(約400円)、1週間券が2,000Ft(約800円)になります。

基本料金を支払えば、その時間(期間)内は30分以内のレンタルが無料になります。30分以上レンタルをする場合は、30分ごとに500Ft(約200円)が追加されます。他には長期滞在者用の90日券、180日券、365日券もありますよ。使用の際は、まずMOL Bubiの公式ホームページに登録しましょう。

次にご紹介するのは、ローカルレストランでの食事代です。観光客向けのレストランはやや高め設定ですが、地元ハンガリーの人が利用するローカルレストランは値段がとても良心的。ハンガリーを代表する郷土料理グヤーシュは一皿1,000Ft(約400円)、テルテット・カーポスタは1,500Ft(約600円)ほどで食べられます。

またスープやパンがついたコースでも、1,500~2,000Ft(約600~800円)ほど。これは安いですね。ボリュームもありますので、お腹いっぱい食べることができるでしょう。いろいろなハンガリー料理を堪能してみてくださいね。

次にご紹介するのは、マクドナルドの価格です。世界的なグローバル企業のマクドナルドですが、ハンガリーにももちろん出店しています。ハンガリーのマクドナルドは日本より少し安い印象ですが、それほど大差はありません。例えば、ビッグマックが850Ft(約340円)、ハッピーセットが790Ft(約316円)。

カフェラテが520Ft(約224円)、ラズベリーチーズケーキが560Ft(約224円)などになります。ちなみにブダペスト西駅には世界一美しいとされるマクドナルドがあり、大人気の観光スポットになっています。まさかマクドナルドとは思えないレトロでゴージャスなお店ですよ。是非行ってみましょう。

次にご紹介するのは、スターバックスの価格です。ハンガリーのスターバックスでは、日本よりも安くコーヒーを飲むことができます。例えばカフェラテ(トールサイズ)は約843Ft(約337円)、カフェアメリカーノ(トールサイズ)は約707Ft(約283円)などになります。

日本のスターバックスより70~100円ほど安いですね。ハンガリーでしか食べられないサイドメニューもいろいろありますので是非行ってみましょう。お土産にハンガリーのご当地グッズを購入するのもおすすめです。

次にご紹介するのは、スーパーで売られているドリンク類の価格です。銘柄にもよりますが、一般的なミネラルウォーターが1.5lで200Ft(約80円)前後。もっと安いものですと100Ft(約40円)以下のミネラルウォーターもあります。

またコーラは1.25lで300Ft(約120円)、100%オレンジジュースは1lで350Ft(約140円)ほどになります。アルコール類では、ビールが500ml缶300Ft(約120円)、ワインが1ボトル1,500Ft(約600円)前後です。ただビールもワインも銘柄により、価格はかなり異なります。

次にご紹介するのは、スーパーで売られている生鮮食品の価格です。肉類(1㎏)は例えば鶏むね肉が2,500Ft(約1,000円)、牛肩肉が2,500Ft(約1,000円)、豚ひき肉が1,700Ft(約680円)ほどになります。野菜(1㎏)はトマトが500Ft(約200円)、玉ねぎが200Ft(約80円)、ニンジンが100Ft(約40円)ほど。

キャベツは150Ft(約60円)、ブロッコリーは800Ft(約320円)ほどになります。玉ねぎやニンジンなど国内で生産できる野菜はかなり値段が安いです。また果物(1㎏)も安いですよ。リンゴは430Ft(約172円)、洋ナシは800Ft(約320円)、バナナは450Ft(約180円)ほどになります。

次にご紹介するのは、スーパーで売られているパンの価格です。ハンガリーのスーパーにあるベーカリーはレベルが高い!スーパーのパンとは言え、店内で焼かれた美味しいパンが格安で購入できますよ。

パンの種類にもよりますが、何も入っていないシンプルなパンなら1個15Ft(約6円)~。高いパンでも100Ft(約40円)という安さです。毎日通っていろいろなパンを食べてみるのも面白いでしょう。

次にご紹介するのは、スーパーやドラッグストアで売られている日用雑貨の価格です。例えばシャンプーは750Ft(約300円)、ボディソープは900Ft(約360円)、歯磨き粉は800Ft(約320円)、食器用洗剤700Ft(約280円)などになります。日用雑貨は日本の物価と変わらない、あるいはちょっと高いかもしれませんね。

ちなみにハンガリーには、dm(Drogerie Markt、ドロゲリエマルクト)というドイツ系の人気ドラッグストアがあります。日本からシャンプーを忘れたなどという時は是非行ってみましょう。品揃えが豊富ですよ。

次にご紹介するのは、ホテルの宿泊料金です。ホテルの宿泊料金は日本とそれほど変わりません。例えばブダペストで立地が良くランクの高いホテルに宿泊するとなると、シーズンや部屋の種類にもよりますが1泊4,000~12,000Ft(約10,000~30,000円)くらいはかかると考えておきましょう。

ややランクが低い中級ホテルなら、1泊Ft3,200~6,000(約8,000~15,000円)ほどになります。またペーチやヴェチーシュなどブダペスト以外の人気都市では、ホテルの宿泊料金が安くなります。普通の中級ホテルですと1泊2,000Ft(約5,000円)前後。高くてもブダペストの高級ホテルほどではありません。

次にご紹介するのは、ホステルやゲストハウスの宿泊料金です。ホステルやゲストハウスの宿泊料金は安いですよ。オフシーズンにドミトリーに宿泊するのなら、1泊400Ft(約1,000円)以下で泊まれるところが結構あります。

ただあまりにも安いと衛生面が良くなかったり、施設が古くて汚かったりすることも多いので気をつけてくださいね。女性1人で利用する場合は、女性専用ドミトリーがあるホステルやゲストハウスもありますよ。ネットでいろいろ探してみましょう。

次にご紹介するのは、Airbnbの宿泊料金です。世界的に流行しているAirbnb。簡単に予約ができて気軽に宿泊することができるので大人気。日本でもお馴染みですね。ハンガリーにもたくさんのAirbnb物件がありますよ。

例えばブダペストには、ゲスト2人で1泊800Ft(約2,000円)前後で泊まれる格安の物件がいろいろあります。1泊2,000Ft(約5,000円)も出せば、かなり良い物件に宿泊できるでしょう。中期滞在や長期滞在にもAirbnbはおすすめ。ハンガリーで暮らしている気分が満喫できるでしょう。

次にご紹介するのは、博物館などの入場料です。ハンガリーには博物館や美術館などの観光スポットがいろいろあります。ここではなかでも人気のあるスポットをいくつかご紹介しましょう。ハンガリー国立美術館の当日チケットは常設展示が1,800Ft(約720円)、特別展が2,500~3,000Ft(約1,000~1,200円)になります。

ネットで前売りチケットを購入すると、少し安くなるようです。またブダ王宮にあるブダペスト歴史博物館のキャッスルミュージアムは2,000Ft(約800円)。ブダペスト国立西洋美術館は常設展示のみが2,800Ft(約1,120円)、常設展+特別展が3,200Ft(約1,280円)になります。

最後にご紹介するのは、携帯電話の通信費です。もしsimロック解除済みのスマホにハンガリーのsimカードを利用する場合、カードは一体いくらなのでしょうか?ハンガリーでsimカードを購入するなら、リスト・フィレンツェ国際空港の第2ターミナル到着口にあるボーダフォンを利用するのが便利。ボーダフォンで販売されているsimカードには3種類のプランがあります。

Max Sプランは2,000Ft(約800円)で30分の通話が可能、データ通信はできません。Max Mプランは2,946Ft(約1,180円)で100分の通話が可能、100MBのデータ量が付いています。Max Lプランは3,858Ft(約1,543円)で100分の通話が可能、1GBのデータ量が付いています。旅行の予算やスケジュールに合わせてsimカードを選んでくださいね。

ここではハンガリーの物価をいろいろご紹介しましたが、いかがでしたか?交通や食品など日本よりも物価の安いものがいろいろありましたね。宿泊費もホステルやAirbnbを使えば、かなり抑えることができるでしょう。上手に節約しながら、ハンガリー旅行を思う存分楽しみましょう。

サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://unsplash.com/photos/eYqmWlHsDQo