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ルーマニア

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【2019最新】ルーマニアの治安は悪い?女性が安心して観光する方法は?

2024.02.25

ヨーロッパでは治安が悪いとされるルーマニア。本当にルーマニアは危険な国なのでしょうか?ここではルーマニアの治安についてまとめます。外務省の海外安全情報や、女性が安心して観光する方法などについてもまとめますので、旅行の際は是非参考にしてくださいね。

  1. 【2019最新】ルーマニアの治安は悪い?女性が安心して観光する方法は?①ルーマニアの本当の治安が知りたい!
  2. 【2019最新】ルーマニアの治安は悪い?女性が安心して観光する方法は?②世界治安ランキングでは第何位?
  3. 【2019最新】ルーマニアの治安は悪い?女性が安心して観光する方法は?③外務省の海外安全情報をチェック
  4. 【2019最新】ルーマニアの治安は悪い?女性が安心して観光する方法は?④ルーマニアでテロが起きる可能性は?
  5. 【2019最新】ルーマニアの治安は悪い?女性が安心して観光する方法は?⑤野犬は今でもたくさんいるの?
  6. 【2019最新】ルーマニアの治安は悪い?女性が安心して観光する方法は?⑥女性も安心して観光できる?
  7. 【2019最新】ルーマニアの治安は悪い?女性が安心して観光する方法は?⑦ルーマニア各都市の治安について
  8. 【2019最新】ルーマニアの治安は悪い?女性が安心して観光する方法は?⑧ブカレストで気をつけるべきエリア
  9. 【2019最新】ルーマニアの治安は悪い?女性が安心して観光する方法は?⑨観光中は貴重品をしっかり管理
  10. 【2019最新】ルーマニアの治安は悪い?女性が安心して観光する方法は?⑩客引きや流しのタクシーは利用しない
  11. 【2019最新】ルーマニアの治安は悪い?女性が安心して観光する方法は?⑪お土産屋でのぼったくりに気をつけて
  12. 【2019最新】ルーマニアの治安は悪い?女性が安心して観光する方法は?⑫デモにはなるべく近づかない
  13. 【2019最新】ルーマニアの治安は悪い?女性が安心して観光する方法は?⑬物乞いや野犬にも近づかない
  14. 【2019最新】ルーマニアの治安は悪い?女性が安心して観光する方法は?⑭夜の散策は基本的にNG
  15. 【2019最新】ルーマニアの治安は悪い?女性が安心して観光する方法は?⑮ナイトスポットには行かないこと
  16. 【2019最新】ルーマニアの治安は悪い?女性が安心して観光する方法は?⑯ラマダン時期はテロに注意
  17. 【2019最新】ルーマニアの治安は悪い?女性が安心して観光する方法は?⑰携帯電話は常にスタンバイ
  18. 【2019最新】ルーマニアの治安は悪い?女性が安心して観光する方法は?⑱ルーマニアでの緊急連絡先
  19. 【2019最新】ルーマニアの治安は悪い?女性が安心して観光する方法は?⑲外務省のたびレジに登録しよう
  20. 【2019最新】ルーマニアの治安は悪い?女性が安心して観光する方法は?⑳海外旅行保険への加入もおすすめ
  21. まとめ

ルーマニアは東欧にある美しい国。中世に建てられた要塞教会やお城が数多く保存されています。またドラキュラ伝説が伝わる国として世界的に有名です。ドラキュラのモデルとなった人物が、15世紀に実在していたというのも興味深いですね。ただ観光スポットがいろいろある割に、日本では人気のないルーマニア。

何故ならヨーロッパでは治安の悪い危険な国というイメージがあるため。でも実際に旅行した人からは、それほど危険ではないという話が聞かれます。確かに注意すべき危険なエリアはありますが、街中を普通に観光するくらいなら特に問題はありません。ここではルーマニアの治安についてまとめていきましょう。

世界的に見て、ルーマニアの治安は良い?悪い?どちらなのでしょうか?ここではイギリスの経済雑誌『Economist(エコノミスト)』で毎年発表されている世界平和度指数のデータを参考にしましょう。最新の「Global Peace Index 2019」では、ルーマニアは世界163ヵ国中第25位にランクイン。ヨーロッパの中では第17位にランクインしています。

治安の悪い危険な国というイメージのルーマニアですが、世界平和度指数ランキングではかなり上位にランクインしています。第9位の日本に比べれば順位は低いですが、それでも世界163ヵ国中では相当上位です。この結果からは、実はイメージほど危険な国ではないということが言えるでしょう。

外務省の海外安全情報もチェックしてみましょう。現時点(2019年6月23日)でルーマニアには危険情報や感染症情報は出されていません。渡航を制限あるいは禁止しなければならない危険も迫っていないようです。安心して旅行が楽しめと考えて差し支えないでしょう。ただ2019年に入ってからは、インフルエンザの流行宣言やブカレストでのデモ発生に関する注意喚起が出されています。

なお、こうした最新の危険情報や感染症情報は、外務省の公式ホームページで逐一更新されます。ルーマニア旅行の前には、こまめにチェックするのが良いでしょう。イメージほど危険な国ではなくても、現地の最新情報を入手するにこしたことはありません。

テロ事件の発生が相次ぐヨーロッパですが、ルーマニアでもテロが起きる可能性はあるのでしょうか?外務省の情報によると、これまでルーマニアでテロは発生しておらず、テロ組織の存在も確認されていないようです。ただ、過激テロ組織支持者が摘発される事件は過去に起きています。また日本同様、2015年にテロ対象国として名指しされてもいます。

そうした過去の経緯を踏まえて、近年は国内のテロ脅威度評価を5段階中の第2段階(注意レベル)に設定しています。現在ルーマニア国内で差し迫ったテロの危険は見受けられませんが、絶対に発生しないとは限りません。危険物を見ても近づかない、テロが起きても冷静に行動するなどを徹底しましょう。

5、6年前まで、ルーマニアでは野犬が大きな社会問題になっていました。当時、首都ブカレスト在住の子供が野犬に噛まれて死亡するという事件も発生。しかし2013年に野犬の安楽死に関する法案が成立したことにより、野犬が急激に減少しました。それにともない人に対する噛みつき被害などが大きく減少しています。

現在もブカレスト市内の空き地などで野犬を見かけることはありますが、かつてのように群れを成していることはまずありません。狂犬病の予防接種を受けている野犬も増えつつありますので、それほど怖がることはないでしょう。ただブカレスト以外の都市では、まだ野犬が群れを成している危険性があります。郊外へ観光に行く際はくれぐれも気をつけましょう。

ヨーロッパでは危険な国というイメージのあるルーマニアですが、世界平和度指数が示すように現在では比較的治安は安定していると言えます。そのため日本と同じようにはいきませんが、慎重に行動するなら女性も安心してルーマニアを旅行することができるでしょう。

慎重な行動とは、例えば貴重品はしっかりと管理する、声をかけてくるタクシーや流しのタクシーは絶対に利用しない、夜は出歩かないなどです。とくに女性の1人旅ではこれらの行動をさらに徹底しましょう。

ブカレスト

ルーマニアの首都・ブカレスト。危険な国ルーマニアのなかでも、ひときわ危険な都市とされています。ただ実際に行くと、それほど危険な雰囲気は感じられません。案外のどかな印象を受けるでしょう。ただ首都のため、いろいろな人が住んでいます。人通りの少ない裏道や、壁の落書きが多い治安の悪そうなエリアは避けて通るのが賢明です。

ブラショフ

ブラショフはルーマニア第2の都市。治安が悪いという話は聞かれませんが、とにかく人が少ないとのこと。旧市街地の中心部以外は、かなり寂れています。スリや置き引きに遭遇するリスクは低いと考えられますが、油断は禁物。ブラショフでも裏道は通らず、怪しい人には近づかないよう気をつけましょう。

シギショアラ

シギショアラはトランシルヴァニア地方にある有名な街。シギショアラの歴史地区は世界遺産に登録されています。外国人観光客が大勢訪れるため、スリや置き引きが発生しやすくなっています。また物乞いもたくさんいますので、なるべく関わらないようにしましょう。

シビウ

ルーマニア中部にある古都・シビウ。シギショアラと同様、トランシルヴァニア地方の一都市です。12世紀に流入してきたドイツ人によってつくられた街。絵本から飛び出したような可愛い街並みが観光客に大人気です。治安も良く、安心して観光することができるでしょう。ただやはり油断は禁物。スリや置き引きなどには重々注意しましょう。

先にも書いたとおり、首都ブカレストの治安は現在悪いということはありません。観光中に危険を感じることはかなり少ないでしょう。でも市内には注意してほしい危険なエリアがあります。それは多くの人が行き交う駅周辺です。とくにブカレストの北駅は、スリや詐欺による犯罪が頻発しています。

例えば駅で両替やタクシー乗り場を探している時に、親切な人が現れて案内してくれたとしましょう。しかし、おそらくその親切な人は詐欺です。案内の後、法外な案内料を要求してきます。そのため親切そうに声をかけてくる人や、近づいてくる人は出来るだけ避けるようにしてくださいね。

とくに危険な雰囲気は感じなくても、ルーマニアを観光中は貴重品をしっかりと管理しましょう。どこでスリや置き引きの被害に遭遇するかわかりません。貴重品は肌身離さない、手持ちのバッグは頑丈でファスナー付きのものを使う、大事なものは1ヶ所にまとめず小分けにして持つなどを徹底してください。

またレストランでは財布やスマホをテーブルの上に出さない、ホテルの部屋から出る際は貴重品をスーツケースや金庫にしまうことも大切です。とくにホテルでの盗難はヨーロッパではよくあること。日常茶飯事と言えるでしょう。くれぐれも気をつけてくださいね。

ルーマニアでは流しのタクシーを使わないのは基本です。また駅や空港で声をかけて客引きをしているタクシーにも気をつけましょう。高額の料金を要求される恐れがあります。タクシーを利用する際は、ホテルやレストランで呼んでもらう、あるいは配車アプリを利用しましょう。

ルーマニアではUberのほか、現地のSpeed Taxiというアプリを使うことができます。予約の際、各運転手の評価を確認することができるので安心です。ルーマニア旅行の前に、あらかじめアプリをインストールしておくと便利でしょう。

ルーマニアではお土産屋でのぼったくりに注意してください。とくに露天のお土産屋は、1つ1つの商品に値段が表記されていません。そのため外国人観光客に対して、通常価格の2~3倍の値段をふっかけてくるお店があります。ルーマニア語が話せる場合は、お土産を購入前に価格について交渉すると良いでしょう。

ルーマニア語が話せない場合は、複数のお店を回って商品の価格を比較するのをおすすめします。ただルーマニアは物価がとても安い国です。少々ぼったくられても仕方がないという気持ちでいるのも良いかもしれません。

ルーマニアでは、2017年に政府に対する国民の大規模なデモ活動が発生しています。収束するまでに1ヵ月もかかった大きなデモでしたので、ニュースで見て覚えている人もいるでしょう。また2019年2月にはブカレスト市内のビクトリア広場でUberなどの配車アプリの利用制限を巡り、タクシー会社が抗議行動を行う事件が発生しています。

旅行中にこうしたデモ活動に遭遇しないとも限りませんので、もしデモ活動を見かけてもその場には近づかないように気をつけましょう。出来るだけ群衆とは距離をとるのが賢明です。

デモ活動と同様、物乞いや野犬を見かけても近づかないようしてください。同情心からという理由で物乞いにお金や食べ物を恵むのはやめておきましょう。その後、もっとたくさんのお金が欲しいとしつこく絡んでくる恐れもあります。最初は抵抗があるかもしれませんが、物乞いのことは一切無視しましょう。

恵まないからと言って被害を加えてくることはありませんので、安心してくださいね。野犬については先にも書きましたが、やはり近づかないのが賢明です。とくに地方都市の野犬は予防接種を受けておらず、群れを成している恐れがあります。見かけても、関わらないように気をつけましょう。

ルーマニアで夜の散策するのは基本的にNG。複数人ならまだしも、1人で出歩くのは絶対やめておきましょう。昼間は安全なエリアでも、夜には何が起きるかわかりません。ルーマニアは街灯が少ないため夜は薄暗くなり、人も少なくなります。もし裏道で囲まれても、周りに助けを求めることはできません。

酔っ払いも増えますから、トラブルに巻き込まれる恐れがさらに高くなります。どうしても夜に出歩かなければならない場合は、複数人で歩く、街灯の明るい大通りを歩く、人がいる通りを歩く、裏道や細い路地には行かないように気をつけましょう。

ルーマニアではナイトクラブやバーなど夜のスポットにも行かないのが賢明です。ナイトクラブではドラッグの売買に巻き込まれる恐れがありますし、ぼったくりバーによる被害も報告されています。夜にお酒が飲みたい、クラブで踊りたいという気持ちはわかります。

海外旅行で開放感を感じたいのは誰でも一緒です。ただ最後まで安全に旅行を続けたいのなら、行かない方が良いでしょう。どうしてお酒が飲みたい場合は、宿泊しているホテルのバーを利用するのをおすすめします。

ルーマニア人の多くはキリスト教を信仰していますが、少数のイスラム教徒も住んでいます。そのためルーマニアのモスクではラマダン明けの祭り・イードが毎年開催され、イスラム教徒が大勢集まります。ただラマダンやイードが行われる期間は、世界的にテロが発生しやすい時期と言われています。

これまでルーマニアでテロ事件は発生していませんから、テロ発生の可能性は低いと考えられます。ただ絶対にテロが起きないとは言えません。ラマダンやイードの期間にルーマニアを旅行する場合は、いつも以上に慎重な行動を心掛けましょう。

ルーマニアで何らかのトラブルに巻き込まれた際、警察や日本国大使館などいろいろなところに連絡を入れなければなりません。そのため携帯電話は常に使えるようにスタンバイしておきましょう。

日本からポケットWi-Fiをレンタルするのも良いですし、現地で使えるsimカードを利用するのもGOOD。携帯電話の電池がきれないよう、こまめに充電するのも忘れないように気をつけてくださいね。

ルーマニアでトラブルに巻き込まれた際の緊急連絡先は、警察、消防を問わず112になります。在ルーマニア日本国大使館の連絡先は、40.21-319-1890。開館時間は祝日を除く月曜日から金曜日の、8:30~12:30、13:30~17:15です。

またクレジットカードを紛失、盗難された際にかける連絡先もひかえておきましょう。その際、カード番号がわかっていると使用停止の手続きがスムーズになります。カード会社の連絡先と一緒にカード番号もひかえておくと良いでしょう。

ルーマニア旅行の前に、外務省のたびレジに登録しましょう。たびレジとは外務省が提供している「海外安全情報 無料配信サービス」です。旅行前はもちろんのこと、旅行中も渡航先の最新犯罪情報や感染症情報などを入手することができます。

またテロなどの大きな事件が発生した場合、外務省の支援も受けられるようになっています。とても便利なサービスですので、是非登録しておきましょう。早速外務省の公式ホームページからチェックしてみてくださいね。

外務省のたびレジに登録したら、海外旅行保険への加入も検討しましょう。保険の内容にもよりますが、海外旅行保険では渡航先での怪我や病気の治療費、入院費の他、貴重品の物損やロストバゲージなどを補償してくれます。

旅行の日数分だけ保険がかけられますし、保険料も1日数百円と格安。ネットから気軽に加入することが可能です。やはりルーマニアの治安に不安が残るという人は、是非加入をおすすめします。

ここではルーマニアの治安についてまとめました。ヨーロッパでは治安が悪くて危険なイメージのあるルーマニアですが、実際の治安はそれほど危険ということはないようですね。ただ海外では油断は禁物。日本と同じようにはいかないのを、常に意識して行動しましょう。

サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://unsplash.com/photos/VJSUSrgN56w