⑴南極とは実際はどんなところ!?
南極といえば、日本からとっても遠く、地球の果て・・・地球の最後の秘境・・・なんて言われています!そんな南極大陸(Antarctica)、大自然の宝庫、寒い、雪、ペンギンのイメージですよね?南極へ観光に行くなんて思いつかない人もいるのではいないでしょうか。ここ近年では、クルーザーに乗って南極大陸へ観光へ行くツアーも増えており人気となっています。
南極大陸とは地球上中でもっとも寒冷となっており、およそ3000万年前の降り積もった雪が溶けないために1000、2000メートルに及ぶ厚い氷の壁ができています。
南極(なんきょく、英: Antarctic)とは、地球上の南極点、もしくは南極点を中心とする南極大陸およびその周辺の島嶼・海域(南極海)などを含む地域を言う。南極点を中心に南緯66度33分までの地域については南極圏と呼ぶ。南緯50度から60度にかけて不規則な形状を描く氷塊の不連続線である南極収束線があり、これより南を南極地方とも呼ぶ。南極地方には、南極大陸を中心に南極海を含み、太平洋、インド洋、大西洋の一部も属する。
⑵南極への行き方は!?
日本から南極への行き方をお伝えします。日本から南米のアルゼンチン、チリへまずは飛行機で飛びます。南米大陸の1番下の方から南極大陸までは距離にして1,000キロメートルほどです。
南米のアルゼンチンのウシュアイアは最南端に位置しており、南極大陸への入り口となっています。ウシュアイアから飛行機、または船にていくことができます。また南米のチリの首都サンディエゴにはプンタ・アレーナスからも船で南極大陸へアクセス可能です。
アルゼンチンのウシュアイアから南極大陸へ船で行く時には、『ドレーク海峡』を通らないといけません。ドレーク海峡はギネスブックにも乗るほど世界で一番幅の広い海峡となっています。一番狭いところでも、約650メートルもあるのです。また、ドレーク海峡は世界で一番荒れる海域として有名ですね。そのために『shrieking sixties(絶叫する60度)』という名前がついています。
日本から南極大陸への行き方は、ニュージーランドからのアクセスも人気があります。ニュージーランドから約3,000kmほど南下すると、「南極ロス海」へ行くことができます。時間がかかる日程となりますが、オークランド諸島、マッコーリー島、キャンベル島、スネアーズ諸島などを通っていきます。そのために希少な野生動物を見ることもできます!
⑶南極へ行くベストシーズンはいつ!?
南極大陸へ行く観光シーズンは、11月〜3月初旬が1番美しい南極の景色を見ることができます!11月、12月には春の訪れの時期となり、美しい雪と氷の世界が広がります。そして1月中旬になると南極に夏が訪れます。そのために雪が溶けていき、岩肌が見れる場所もあります。

南極の観光といえば、野生のペンギンを見たいですよね。観光のシーズンとなる11月〜3月ではペンギンの産卵の時期となります。2月ごろには可愛いペンギンの赤ちゃんが海の中を泳ぐところを見れますよ。また、ペンギンの赤ちゃんを守るために必死にカモメ、鳥たちと戦う親ペンギンの姿には感動します。ペンギンの天敵は、鳥、カモメ、アザラシ、しゃちなどたくさんの動物がいます。
⑷南極の気候は?
南極の気候は、北極よりもとても寒く、乾燥しています。2018年には南極大陸で最高最低気温が−97.8度に達したと観測されています。南極大陸の内陸部の一番寒い場所では平均気温はマイナス57度となっています。海岸沿いにある昭和基地では平気気温がマイナス10度が平均の気温と言われています。
南極は地球上で最も寒冷な地域(=寒極)とされている。地球上で今までに記録された中で最も低い気温である−89.2℃は南極のボストーク基地で1983年7月21日観測された。これにより、南極は地球の寒極とされている。また、2010年8月10日にはドームA付近の氷原において、地表面温度が-93.2℃に達した[1]。殆どの地域では、月平均気温は夏でも0℃を超えない[2]。それと同時にとても乾燥している。年間降水量は平均166mmであり、降水量だけを考慮すれば砂漠に分類される。南極上空の大気は南極大陸性気団(cA)に覆われていて均質なため、前線はめったに大陸内部まで入り込まない。大陸のほとんどの部分で氷はまず融けず、圧縮され氷床を構成する氷河になる。
⑸南極の観光スポット・パラダイス湾
南極大陸のおすすめの観光スポットは、『パラダイス湾』です。世界でもっとも美しい、まるで天国のような景色と言われる南極のパラダイス湾です。観光シーズンの晴れた日には海に映る氷河、山など絶景の景色を見ることができます。また小型ボートクルーズからは、クジラ、アザラシが悠々と泳いでいるのが見れます。
パラダイス湾では、『カニクイアザラシ』が氷の上にいるのが見られる場所としても有名です。パラダイス湾に降り立って小高い山へ登ることもできます。360度の南極のパノラマの景色、絶景です。野生のペンギン、氷河、雪崩などまさに大自然です。一生に一度は見たい天国のような景色です。
⑹南極の観光スポット・ポートシャルコー
続いてお伝えする、南極大陸の人気観光スポットは、『ポートシャルコー』です。ポートシャルコーには上陸することができます。1903年〜1905年の冬にフランスのシャルコー遠征隊たちが発見した場所のために、ポートシャルコー と名付けられています。ポートシャルコー の観光スポットでは、くちばしがオレンジ色の”ジェンツーペンギン”を見ることができますよ!
南極大陸の観光スポット、ポートシャルコーでは氷河が座礁する場所であり、南極らしい壮大な雪景色が見られます。
⑺南極の観光スポット・ルメール海峡
続いてお伝えする、南極大陸の人気観光スポットは、『ルメール海峡』です。南極大陸でもっとも壮大だと言われるルメール海峡です。ルメール海峡の全長は11メートル、幅は⒈6メートルの海峡となり、1番狭い場所では幅がなんと800メートル以下になるのです。ルメール海峡は、この地球上に存在するもっとも美しいかつ厳しい難所とも言われています。
南極大陸のルメール海峡の、南端に”プレノー島”と、”ホフガード島”がありこの辺りには多くの氷河が座礁しています。野生のカニクイアザラシの群れが泳いでおり、それをヒョウアザラシが狙っているのを見ることができます。ミンククジラも泳いでいるのを目の当たりにできて感動しますよ〜!
⑻南極の旅行は豪華クルーズで行く!?
南極大陸には、ホテルもレストランも何もありません。そのために船にて食事をしたり、宿泊をすることが続きます。ツアー会社によって様々なプランがありますので、予算に合わせて食事、部屋を選びましょう。
船から南極大陸の観光をする際には、ゾディアックボートを利用します。少人数のグループでゾディアックボートに乗り、氷河、ペンギン、クジラなど野生動物をまじかで見ることができます。
⑼南極のお土産・ロゴT-シャツ
南極大陸のお土産には、ペンギンなど野生動物のロゴTーシャツ、ステーショナリーなどはいかがでしょうか?南米のチリ、アルゼンチンから船で南極大陸へ行く方は、南米のお土産も喜ばれますね。
⑽南極旅行・まとめ
地球の果ての南極大陸、決して今までに見たことのない景色、絶景、自然界の恐ろしさや素晴らしさを体験することができますね。