// FourM
Ikhbagpmqksrwb8kct0r

タイ

CATEGORY | タイ

バンコクの治安[2018]現在の状況や最新情報を入手しておこう

2024.02.25

タイは「微笑みの国」といわれ、旅行者にも人気が高い国です。特にバンコクには毎年沢山の観光客が訪れます。そんなバンコクの2018年現在、最新の治安はどうなのかご存知ない方も多いのではないでしょうか。今回は2018年最新のバンコクの治安についてまとめてみました。

  1. バンコクの治安は大丈夫なの?
  2. タイ全体の治安はどうなの?
  3. バンコクで治安がよくない場所は?
  4. バンコクでの犯罪の種類
  5. ほかにもバンコクで気を付けるべき犯罪の手口
  6. バンコクで女性が気をつけること
  7. バンコクのタクシーは要注意
  8. 被害に遭わないないために大事なこと
  9. もしトラブルに遭ってしまったら
  10. まとめ
バンコクは、2015年5月にバンコク中心部のラチャプラソン交差点とバンコク中心部チャオプラヤ川の水中で、爆発が2回起きています。2018年最新の外務省海外安全ホームページでの危険情報ではレベル1の「十分注意してください。」という表記になっているので、バンコクの治安は、比較的落ち着いているといえます。

常にバンコクの最新の治安状況を把握する

タイでは近年もデモや集会が行われたりしています。バンコクの現在の治安が落ち着いていても何か起こるかもしれないという危機感を持って、旅行前などは常に最新の治安情報をチェックするよう心掛けてください。
2018年現在、バンコクの治安は比較的落ち着いているといっても、安全で何も起こらないから大丈夫という意味ではありません。現在、タイで犯罪はどのくらい起きているのでしょうか。今度はタイ全体の治安について見てみましょう。

タイ国内の犯罪数と治安の関係は?

タイ警察が2017年に発表しているタイ国内の最新の犯罪統計によると、盗難事件等が28,270件と最も多く、次いで傷害事件が10,390件、殺人事件が3,900件、強姦事件が2,279件、強盗事件が140件発生しています。

タイの治安も悪くない

タイ国内の犯罪数は、日本の犯罪数をはるかに上回る数字です。日本は世界でも特に治安が良い国なので、日本と比べるとタイの治安は悪く見えますが、実はタイは欧米よりも治安が良いといわれています。

治安は悪くないけれど日本人が犯罪に巻き込まれるバンコク

日本人がタイで巻き込まれる犯罪の多くは窃盗、詐欺事件ですがその中でも、多くの日本人が犯罪に巻き込まれている場所がバンコクです。日本人はお金を沢山持っているというイメージが強いので、ターゲットにされやすく、旅行中に被害に遭う日本人がほとんどです。
バンコク市内で治安が悪いとされるところは、一体どこにあるのでしょうか。バンコクに行った時には、これから挙げる治安の悪い場所を参考にして注意してみてください。

バンコクで治安が悪い場所 王宮・エメラルド寺院

観光客が集まる観光スポットや繁華街周辺が特に犯罪が多い場所です。有名な観光地である王宮・エメラルド寺院は世界中から観光客が集まり常に混雑しているので、プロのスリ集団もいるほどスリや窃盗が発生しています。

バンコクで治安が悪い場所 パッポン通り・BTSナナ駅からアソーク駅周辺

繁華街で知られるパッポン通りやBTSナナ駅からアソーク駅周辺も犯罪が多く注意が必要です。特に夜の繁華街はお酒なども絡んでくるとさらに危険度が増すので、楽しいからと夜中に繁華街をウロウロするのは控えましょう。
バンコクでは日本人が、犯罪に巻き込まれるケースが後を絶ちません。日本人旅行者をターゲットにしている犯罪者も多く存在しています。では、バンコクではどのような手口の犯罪にあってしまうのでしょうか。現在、最も多く起きているのは次に挙げる3つです。

スリ (バンコクの観光地や繁華街に多い)

スリはホテルやショッピングセンター、市場、電車内などで被害が多発しています。複数の人に取り囲まれバックを切られたり、鞄のチャックを開けられ気づかないうちに貴重品などを盗まれてしまいます。
現在、タイには「抱きつきスリ」というスリの手口があります。タイには女装した男性が多くいますが、街中などで突然近づいてきて抱きついてきたり体に触れて気をそらしているうちにポケットなどから貴重品を盗む手口です。夜の繁華街を歩く際は、この抱きつきスリに注意してください。

置き引き (バンコクのレストランやショッピングセンターに多い)

置き引きは、レストラン、フードコート、ベンチなどで食事したり休憩をする際に狙われることが多く、椅子の背もたれに荷物をかけていて気が付くと荷物が盗まれてなかったというケースです。ほんのわずかな時間でも犯人は犯行に及びます。数分、目を離したすきに荷物がなくなっていたという事も多いので注意してください。

ひったくり (バンコクの路上、繁華街に多い)

ひったくりの例は、街中で二人乗りバイクが近づいてきて、すれ違う時に歩行者の鞄を奪い走り去ってしまう、トゥクトゥクの乗降者の身体から離れた荷物を狙い、後方からきたバイクが荷物を奪うといった手口です。特に女性の持っている手提げ鞄やショルダーバッグは狙われやすいので注意が必要です。
上で挙げた以外にもバンコクでは色々な手口の犯罪が起きています。気を付けるべきその他の犯罪とはどのようなものがあるのでしょうか。

声をかけてくるタイ人には注意する

街中や観光地などで、英語や日本語で親切に声をかけてくるタイ人には注意が必要です。話をして警戒心が緩んだすきを狙い高額の宝石やオーダーメイドの服を購入させようとしてきたり、睡眠薬入りの飲み物を飲ませて貴重品を盗むなどの犯罪が起きているからです。話しかけられても、毅然とした態度をとってそのような話には騙されないように気を付けてください。

バンコクにはニセ警察官がいる

街中で突然警察官と名乗る人物に呼び止められ、英語で「police」と書かれたニセの身分証を見せられ「現金をみせろ」や「荷物を見せろ」といい、荷物などをチェックしている隙に貴重品を盗むという手口です。通常、警察官は街中で現金や荷物の提示を求めることはしないので、このようなニセ警察官には要注意です。
バンコクは女性にも大変人気があるので、女性同士や一人でもバンコクに旅行に訪れる人も少なくありません。現在バンコクの治安は比較的落ち着いているとお伝えしましたが、やはり女性だけでは危険なことに遭遇する確率は高くなります。どのような場合が危険なのでしょうか。

女性の夜の一人歩き

女性一人で夜道や夜の繁華街などを歩くのは犯罪に巻き込まれる可能性が高く、大変危険ですのでやめましょう。女性複数人でも、あまり遅くまで街中は出歩かずBTSが運航している24:00までには宿泊先のホテルへ帰るようにしてください。

女性だけで夜にタクシーに乗る

夜、女性がタクシーを利用した際に運転手から刃物を突き付けられ脅されたり、わいせつ目的で連れまわされたりする被害が起きています。夜間の女性だけのタクシー乗車は危険なので、なるべくBTSなどの交通機関を使用しましょう。
バンコクにはカラフルな車体のタクシーが沢山走っています。初乗りは35バーツ(116円)と安いのでうまくタクシーを利用できれば目的地まで快適に行けます。しかし、バンコクではタクシーでのトラブルも多く料金をぼったくられたり、違う場所で降ろされたりと被害も様々です。
タクシートラブルに遭わないためには、まず乗車したらメーターが動いているかを確認して、動いてなければ動かしてもらいましょう。これは、適正な値段を表示させてぼったくりを防ぐためです。他に、目的地の地図を運転手に見せて伝えると目的地の間違いを防げます。よく、ホテルや観光地で客待ちをしているタクシーを沢山見かけますが悪質なタクシーが多いので乗るのはおすすめできません。
このように、バンコクではとても多くの犯罪、手口があふれています。では、バンコクで犯罪の被害に遭わないためにはどのような事に気を付ければよいのでしょうか。いくつかご紹介していくので、参考にしてみてください。

荷物は前にして持つ

街中など人通りの多い場所では、リュックやバックは自分の体(胸)の前で持って体から離さないように持つことや、ひったくりに遭わないためにもバックは道路側とは反対側に持つことが大事です。大きなリュックなどは旅行者だと思われ、犯人から狙われやすいのでなるべく小さめの物を持つとをよいでしょう。

貴重品は全て持ち出さない

ホテルから外へ出かけるとき、ホテルに貴重品を置いておくのは不安だからと貴重品を全て持ち出すのはやめましょう。もし、スリに遭ってしまった場合に全ての貴重品が返ってくる可能性は非常に低いです。使う分のお金などを持っていき、あとの貴重品は自分のスーツケースの中に入れて鍵をかけておくのをおすすめします。貴重品は分散させておく事が大事です。

セーフティボックスに気をつける 

中流より上のホテルであれば部屋のセーフティボックスに貴重品をしまっておいても安心です。しかし、中流以下のホテルのセーフティボックスは、ボックスから貴重品を盗まれてしまうという被害が起きているので使用はおすすめできません。また、中流以下のホテルのフロントのセーフティボックスもお金を預けたら、従業員にお金を盗まれていたという例があるので使用するのは避けましょう。
バンコクで貴重品の盗難、紛失に遭ってしまったらまずは警察署へ行き盗難・紛失受理証明書を発行してもらいます。もし、パスポートを盗難、紛失してしまった場合は同じく警察署で盗難・紛失受理証明書を発行してもらってから在タイ日本国大使館に行き、執行手続きをします。その後、帰国旅券の発行をするという流れです。
これまでご紹介してきたように、現在バンコクの治安は落ち着いていますが多くの日本人が犯罪に巻き込まれていることが分かりました。バンコクは治安が良いから安全なんだと思い込まず常に、現地の最新情報をチェックしてバンコク旅行に役立ててください。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: http://anngle.org/uploads/2013/04/023B.jpg