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スペインではチップは必要?相場は?~在住者が気になるチップの払い方徹底解説!

2019.11.07

海外旅行で頭を悩ますことの一つが「チップ」。レストラン・カフェ・ホテルなどお会計のたびにチップの計算。さらに外貨ユーロでは不慣れで面倒ですよね。でもご安心を!スペインでは電卓は不要です。気軽でカンタン、相場やマナーなどスペインのチップについてお伝えします!

この記事に登場する専門家

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スペイン在住ライター

Maria07

放浪音楽家の末、結婚を機にスペイン移住。現在スペイン人パートナーと田舎暮らしをしています。最近苦手な語学の必要性をさらに感じてスペイン語猛勉強中?!

  1. 海外のチップ事情〜そもそもチップって払わなきゃいけないもの?
  2. スペインではちょっと違う?チップのルール
  3. スペインでのチップの計算方法 
  4. スペインでのスマートなチップの支払い方
  5. 盗難に注意!チップを払う時に気をつけること
  6. おまけ〜チップを払う時に。。。
  7. スペインでのチップの払い方〜まとめ

チップって何?

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そもそもチップって何なのでしょうか?これは海外旅行で訪れる際、支払う代金にスタッフが受け取るべき「サービス料」が含まれてないアジアや欧米諸国で発生する制度です。そのため、個人的に受けたサービスに対して「感謝」や「心付け」の気持ちを込めてスタッフに直接渡すのが「チップ」です。昨今ではその相場は代金に対して10%〜20%、と決まっていて、支払いの際にお客側が自発的に計算をして支払います。

チップが当たり前の国では、あらかじめチップの金額を印字したレシートを提示されることもあります。キャッシュの場合は、代金に上乗せして払うか、代金支払い後サービスしてくれたスタッフに直接チップのみ手渡しをします。クレジットカードでの支払いの場合は、チップの申告を求められます。希望額を提示しその分を加算した料金を支払う形になります。

スペインもチップが必要なの?

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実はスペインでは「必ずチップを払う」という習慣がありません。ホテルで枕銭を置く必要はありませんし、ポーターやルームサービスを届けてくれたスタッフからチップの要求をされることもありません。ですので、アメリカや他の国のようなチップの固定相場もないんです。

というのも、スペインでは、サービス税や付加価値税は料金に含まれる「内税制」を採用していて、そこからスタッフへ分配される方式になっているからです。

スペインでのチップとは?

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とは言え、スペインでも心遣いのあるサービスには少し多めに支払うことがあります。その支払いはとてもカンタンかつ少額なものです。代金に対して端数切り上げ、もしくは「お釣りは要らないよ」と言う形で簡素に済まされることが多いです。つまり、細かいお釣りをそのまま置いていくイメージ。これがスペインのスタンダードなチップの方法です。

ホテル

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ホテルでは前述の通り、内税方式でサービス税が料金に含まれています。そのため、チェックアウト時の支払いの際にチップを請求されることはありません。最近では前金制度を採用しているホテルやホステルが多いですが、その時も予約時の設定料金ジャストを支払えば問題ありません。お釣りも正しく支払われます。

レストラン・バルでは?

スペインでは食事やお酒も旅行の楽しみですよね。レストランやバルの支払いも、基本チップの計算は無用です。スペインの支払いは少し変わっていて、レストランでは会計を申し出た時にレシートを提示され、バルでは自分でレジに行き、何を頼んだかを自己申告して会計をします。代金のみを支払っても良いですし、チップを払う時はお釣りを置いてくるか、キリの良い額を切り上げて払います。

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例えば、バルでビールとタパスを頼んで料金が3.5ユーロだった場合、ちょうど3.5ユーロ支払っても何の問題もありません。10ユーロ札で支払えば、6.5ユーロのお釣りが返ってきます。そして、6.5ユーロのお釣りをすべて受け取ってもやはり何の問題もありません。でも、もしもそのバルであなたがとても楽しく過ごすことができた場合、0.5ユーロを置いてくればそれがチップとなります。相場のないスペインですから決してこの額は少額ではありませんし、お店側にはあなたの「心付けの気持ち」が伝わります。

TAXIにて

基本的には、タクシーでのチップの計算方法もバルの場合と同じです。そのまま代金だけ支払っても文句は言われません。例えば、タクシーで運賃が13ユーロだった場合、15ユーロを運転手に手渡し、〝トード・スーヨ(Todo suyo)”「そのまま受け取ってください」と言えば運転手はチップの2ユーロ分を含んだ15ユーロを全て受け取ることになります。

また、20ユーロ札で支払うのなら〝ダメ・シンコ・ユーロ(Dame cinco euros)”、(お釣りとして)5ユーロください、と言っても同じく運転手はグラシアス、と言って5ユーロのお釣りをくれます。お釣りにそれ以下の細かい端数の硬貨がでたらそれを渡してもOKです。

混んだバルのカウンターでの支払いやタクシー内の支払いの際にチップの計算をして時間を取ることは返って焦ってしまい間違いも発生します。計算は不要、スピーディーな支払いを。BARやレストランでチップはお釣りの小銭を、タクシーでは、5ユーロや10ユーロといった5の倍数、キリのいい金額、と決めておけばスマートに済みますよ。

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時折、ほかの国の観光客がチップを払うためだけに大きな紙幣を崩してもらっているのを見かけます。これはたとえ高額なチップを払おうとしたとしても、返ってお店にとっては迷惑行為。もしも端数や小銭がない場合はわざわざ大きな紙幣を崩してまでチップを支払わなくてもよいです。大抵のスペイン人はお店に請求された価格を支払ってそれで終わりです。ちょっといつもより良いサービスを受けたり、あるいは楽しい時間を過ごした心付けとして、切り上げて支払う程度、それがお店にとっても嬉しいチップとなります。

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ここのところスペイン全土に渡って盗難や置き引きが多発しています。これはバルやレストランでも同様です。たとえ店内でもお財布を狙っている人がいます。支払いを終えて店内を出た時にひったくりに遭う人もいます。店内でしっかりお釣りの紙幣を財布に収め、バッグにしまってから外に出ましょう。

また、混雑している時間帯はスタッフがいつまでたってもテーブルに来ないので、痺れを切らして代金やチップをテーブルに置いて店外へ出てしまう人がいます。すると、スタッフが気付かない隙に誰かがあなたの支払いを抜き取る悪質な行為が生じます。スタッフが忙しい時は、面倒でも辛抱強く待つか、自らカウンターに行き代金を直接手渡しましょう。

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時々バルでちょっと多めに支払った年輩のお客さんで「トマール・エヘンプロ・セニョーレス(Tomar ejemplo, señores.)」と言う人がいたりします。これは、同じバルにいる他のお客さんに、「自分のまねをして、他の皆さんもちょっと多めに支払ってくださいな」と言っているのです。内税を採用しているスペインでも、スタッフの賃金はさほど高額ではありません。お店の常連さん達は時折このような形で、いつもフレンドリーに接してくれるスタッフを労うのです。

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スペインのチップ事情、おわかりになりましたか?スペインではバル、レストラン、ホテルでもチップの強制はありません。でも、時にちょっと良いサービスを受けた時は心付け程度に。煩わしいチップの計算はナシ、気楽なスペイン旅行を満喫してくださいね!

サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BK4gzJzDnXe/?hl=en&tagged=%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%AD%E7%A1%AC%E8%B2%A8