福井県には歴史を感じさせるお土産が数多くあります。今回ご紹介するのは、福井県で人気の銘菓やかわいいスイーツなどです。職場へのお土産や、友人へのお土産に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね。

昭和天皇が愛した、浅野耕月堂「松乃露」。福井県の屈指の温泉、あわら温泉で100年以上続く老舗店の名物菓子です。こちらのお菓子は1899年、初代の店主が考案し、ふんわりしたメレンゲにコーヒーパウダーがトッピング。サクッとした食感と、ふわっと香るコーヒーフレーバーが特徴です。

松乃露は、1947年昭和天皇があわら温泉「開花亭」にご宿泊された際にお召し上がりになったお菓子は有名。昭和天皇は大絶賛し、おかわりを申し出て、お土産として買って帰られたとのこと。そのため福井県では「昭和天皇ゆかりのお土産」とし、福井県を代表するお土産として有名です。この昭和天皇が愛したお菓子をお土産にいかがですか？

地元に愛され、身近な存在「あべかわ餅」です。福井のあべかわ餅とは、黒蜜ときな粉の組み合わせたシンプルなお餅のこと。昔から食べる風習があり、地元ではおやつで食べられるほど名物なんですよ！全国にはいろんなあべかわ餅が存在します。ですが、福井県内でも嶺北地方に見られる名物品なのでとても貴重です。

福井県のあべかわ餅は、お店にもよりますが三角形のお餅です。弾力性と厚みのあるお餅が特徴。さらに沖縄の多良間島の黒糖100％と、福井県県産の黄な粉を融合させています。黒糖のミネラルと良質な大豆の風味とタンパク質と栄養バランスも良好でおすすめ。ぜひ福井のお土産に！

西洋菓子倶楽部（水仙花）「バウムッシュ」。北海道産バターと使い、福井県産コシヒカリの米粉を使用したバウムクーヘンです。ヨーロッパから伝わる「バターチャーン」とう道具で作る本場さながらのおいしいバウムクーヘンが味わえますよ！

芳醇な香りの発酵バターの濃厚や風味と、どっしりした厚みと濃厚な味わいが絶品！ドイツではバウムとは木を意味し、クーヘンはケーキという意味。年輪のような層がとってもかわいいです！いくら食べても食べ飽きないおいしさのスイーツを福井のお土産に最適ですよ！

永平寺禅どうふの郷 幸家(さちや)「豆乳チョコレート」。こちらはお豆腐屋さんが作った豆乳入りのチョコレートです。口の中に入れると滑らかで、まるで生チョコを食べているかのよう。ベルギー産カカオと、毎朝搾りたて濃厚な豆乳でブレンドしながら作られている逸品です。

豆乳チョコレートは、豆乳の深いコクと低下カロリーで高たんぱくな栄養バランスが特徴。一般の生チョコは、動物性脂が約10～15％含まれています。幸家の豆乳チョコレートは、植物性の脂肪を使用し、「農林水産大臣賞受賞」という経歴。カロリー大幅カットされたヘルシーな豆乳チョコレート、女性へのお土産にいかがですか？

福井県産コシヒカリを使用したクッキーの「稲ほろり」です。こちらを製造している西洋菓子倶楽部は、100年以上続く老舗になりますよ。この商品は、お菓子のコンクールである全国菓子大博覧会・お伊勢さん菓子博2017で受賞をしたこともあります。こちらはおこげのような香ばしいかおりを楽しむことができますよ。口に含むとほろりと崩れていくような食感です。地元の人からも、観光客からも親しまれているお菓子です。

パッケージもレトロな雰囲気でかわいいです。女子へのお土産にもちょうどいいですよ。料金は1袋630円ほどになります。

明治18年に創業した親玉菓舗の「六方焼」も、福井県のおすすめ土産です。小さめの四角い形をしているこちらのお菓子ですが、表面がカリッとしておりまずがふわふわのカステラのような生地です。中には餡がしっかりと詰まっています。一つ一つが手作業で作られています。1日に500から700個程度作られる様子。福井の人に愛されるお菓子として作られていますが、県外の人にも親しまれていますよ。

仁愛女子高校駅から徒歩6分ほどでこのお店に着きますよ。料金は10個で1400円ほどになります(箱代込み)。賞味期限は長く無いので、注意が必要です。自分へのお土産にも、女子へのお土産にもぴったりですよ。

「羽二重くるみ」です。こちらの餡は、餅粉と砂糖・水飴で作られている和菓子の羽二重餅に、さらに甘く煮詰めた和くるみを混ぜ合わせています。それをシュー生地で挟んだ甘くて美味しいお菓子です。お茶と一緒だとより美味しくいただくことができますよ。見た目はシンプルでかわいいため、女子へのお土産にもちょうどいいですよ。

こちらのお菓子を製造している金花堂はや川のホームページからも、注文をすることができます。6個入だと660円になります。甘いものが好きな人へのお土産にぴったりですよ。賞味期限は5日程度です。

カリカリッとした歯ごたえが評判の「けんけら」もおすすめのお土産です。様々なお店で販売されていますが、創業から100年以上続く亀寿堂のけんけらは特におすすめですよ。主に使用されている材料は、水あめときな粉。素朴でやさしい甘さが魅力のお菓子です。こちらのお店は亀山城の近くにあります。観光の途中に立ち寄ることをおすすめしますよ。

亀寿堂は年中無休で営業しています。営業時間は8時30分からと早い時間から開店をしています。夜も8時までの営業のため、比較的自分の都合に合わせて店に向かうことができるのも嬉しい点です。亀寿堂には名物のけんけらの他にも、名物のプリンがあるのでそちらもお土産におすすめです。また、イートイスペースもあるので、スイーツを味わうこともできます。

明治30年から現代まで、長いあいだ多くの人に親しまれている老舗の松岡軒。こちらで販売している「羽二重どら焼き」も福井県のおすすめのお土産です。銘菓であるお餅の羽二重をどらやきにはさんだお菓子になります。独特の口に残る食感を楽しむことができます。上品で優しい甘さのため、年配の人のお土産にピッタリですよ。

「羽二重どら焼き」5個入りは1000円ほどになります。賞味期限は10日程度です。本店は福井城址大名町駅から歩いて5分もすれば到着することができます。もし、こちらの商品が気に入ったら、オンラインショップでも購入することができますよ。詳しくは公式ホームページからご確認ください。

伝統工芸品が福井県には豊富にあります。その伝統を生かした、現代でも通用するかわいい雑貨や、日常生活に取り入れることのできるものなどもたくさんありますよ。これから福井県の魅力的な雑貨を紹介します。

まず初めに、福井県の雑貨のお土産としておすすめするのが「越前打刃物」です。越前打刃物は700年の長い歴史を有しています。現代では包丁や、園芸用の道具を作っています。二枚広げ・廻し鋼着けなどの独自の方法で製造をしているのが特徴です。ムラが少ない包丁・研ぎやすい園芸用の鎌などを探している人にもおすすめのお土産ですよ。特に料理にこだわりがある人へのお土産にはピッタリでしょう。

購入場所として特におすすめなのが、越前打刃物会館です。武生駅からは離れているので車で向かうことをおすすめします。こちらでは刃物を購入できるだけではなく、工場の見学や製造工程のビデオの鑑賞などをすることができ、「越前打刃物」について詳しく知ることができます。買うものについて詳しくなることができるので、商品の満足度がより高くなるでしょう。

めのうを加工したう「若狭めのう細工」は女子へのお土産にピッタリです。こちらの伝統工芸では、繊細な細工を行われています。七宝の一つであるめのう細工し、動物の形に整えて置物・身につけやすいアクセサリー・雑貨などにされていますよ。比較的に購入な石でめのうを、身近な生活に取り入れることができます。おしゃれを気にする女子へのお土産に、ぴったりな雑貨が福井にはありますよ。

お土産ショップなどでも「若狭めのう細工」は購入することができますが、特におすすめなのは若狭工房です。こちらでは、「若狭めのう細工」の体験制作を行うことができますよ。友人と共にかわいいめのうの雑貨を作ってみてはいかがでしょうか？忘れられない思い出になりますよ。

始まりは1500年前という長い歴史をもつ「越前漆器」。6世紀に壊れた冠を漆で塗って献上したことまでさかのぼることができると言われています。越前で産まれた、今日まで続く文化です。お椀から箸などの食卓に必要なものから、スマホケース・フォトフレームなどの雑貨などの商品が販売されています。和風でかわいいデザインのものもあるので、女子へのお土産にもちょうどいいですよ。

「越前漆器」の購入でおすすめなのが、粂治郎です。こちらはホームページ上でも商品を購入することができますよ。

色とりどりの優しくて鮮やかな和紙が魅力の「越前和紙製品」は、おしゃれなため女子へのお土産にぴったりです。1500年も続いている伝統の技術と言われていますよ。楮・三椏・雁皮などを原料として、手作業で作られています。便せんやはがきなどの雑貨もあるので、気軽に渡せるお土産としてちょうどいいですよ。

いかがでしたか？これまでに福井県のおすすめのお土産をご紹介しました。福井県には、魅力的なお菓子やかわいい雑貨が数多くあります。この記事が、これから福井県に観光に行く人の参考になれば幸いです。