世界三大夜景スポットに選ばれた「函館山」。標高334mで三方を海に囲まれ、函館湾(左)と津軽海峡(右)に挟まれた、扇形の独特な形の夜景が楽しめる絶景スポットです。ミシュランガイドブックの三ツ星にも選ばれました。光に煌めく美しい光景に感動すること間違いなし!昼もここならではの景観が美しく、ハイキングコースやロープウェイもあり、いろいろな楽しみ方ができます。
ガラス張りの窓から、眼下に元町の教会の街並みを臨むことができます。春には桜の並木が真下に見えて、空中散歩をしながらのお花見も。
五稜郭は、北方防備を目的として造られた、星形をした西洋式城郭です。函館戦争の舞台となり、新選組副長土方歳三ゆかりの地としても有名です。現在は特別史跡に指定され、4月下旬からゴールデンウィークにかけて、1600本の桜が一斉に咲き誇る、函館の桜の名所にもなっています。冬は、雪の中をライトアップする「五稜星の夢」も行われ、四季折々の美しさが楽しまれています。
五稜郭築城100周年を記念して、昭和39年(1964年)に初代タワーが、平成18年(2006年)に旧タワーを解体して新タワーが造られました。展望台からは、星型の五稜郭をはじめ津軽海峡や函館山、横津連峰の山々などが見渡せます。五稜郭の歴史展示や土方歳三の銅像、ガラスの床のシースルースペースなどもあり、見どころ満載です。
日本の最初の開港地のひとつの函館に、北の防備の要所として江戸幕府によって設置されました。函館戦争の後、建物は解体され、140年経ってから材料・技術を駆使して当時のそのままの姿に再現されました。幕末から明治にかけての張り詰めた雰囲気を知ることのできる貴重な歴史的建造物です。
元町エリアは、国際開港都市独特の異国情緒たっぷりな坂道の街です。函館山の麓にあり、多彩な宗教の教会や寺院が一つの地域に立ち並ぶ美しい風景に感動します。レトロなカフェや甘味処もおすすめ。どこをとっても絵になる街「函館元町」をゆっくり歩いてみませんか?(坂が多いのでスニーカーなどがおすすめです。)
函館開港の1859年から1934年まで領事館として使われ、1992年に復元されました。白い壁にブルーの窓枠とレンガが生える建物の中は、領事の生活を再現した展示室や、開港の歴史を展示した開港ミュージアムがあり、初夏には、18種45株のバラが咲き誇る、イングリッシュガーデンも見事です。
英国輸入雑貨のお店やカフェも人気。アンティークな雰囲気の中、本場イギリスの紅茶と焼き菓子で、優雅なアフタヌーンティーを味わってみてはいかがですか?
1910年に建てられ,建築意匠や技法に優れ保存状態もよいことから、国の重要文化財に指定されています。外観はブルーグレーとイエローの左右対称のシンメトリーが美しく、基坂の下から見上げると華麗な姿に目を奪われます。内装は明治洋風建築でアールヌーボー調、シャンデリアや調度品などほぼ当時のまま残されています。続きのバルコニーからの眺めは、函館港が一望できて爽快。「ハイカラ衣装館」でドレスもレンタルできるので、明治の舞踏会気分を味わってみては?
130坪の大広間は、明治時代の上品な雰囲気をそのまま残していて、今にも舞踏会が始まりそう。
日本初のロシア正教の教会で、ロシア風ビザンチン様式で建てられました。白壁と緑屋根の美しい対比と、日本では珍しい「八端十字」(ロシアンクロス)の十字架が特徴です。美しい音色の鐘があることでも知られ、「残したい日本の音風景100選」にも選ばれています。
教会の中には、イコノスタス(聖障)が飾られ、黄金のシャンデリアと信者のともすロウソクの火は厳かで、神聖な空間に静かな感動を覚えます。
12世紀のゴシック様式で建てられました。度重なる火災による焼失のお見舞いとして、ローマ教皇ベネディクト15世から送られた豪華な祭壇があります。(教皇から送られた祭壇は日本唯一のもの)また、聖堂の裏にはマリア像をまつる「ルルドの洞窟」があり、信者たちが祈りを捧げています。教会内部の写真撮影は不可ですが、見学は出来ますので確認の上訪れてみて下さい。
函館ベイエリアは、明治時代のレトロな雰囲気をそのまま残した、おすすめの観光スポットです。赤レンガの倉庫群や街並み、港のロケーションなど見どころがいっぱい。ライトアップされた街並みも一見です。ショッピングモールやご当地グルメの施設もあるので、ゆっくりと時間をかけて散策できます。やさしい潮風に吹かれながら、ノスタルジックな気分を楽しんでみてはいかがでしょうか?
明治時代に営業倉庫として建てられ、現在は一画を残してショッピングモールやレストランなどの総合複合施設になっています。撮影スポットとしても大人気で、特に夕方からのライトアップは、赤レンガの色が美しく映えて幻想的な空間になります。
「金森洋物館」「金森ホール」「函館ヒストリープラザ」「BAYはこだて」に分かれていて、昔ながらの雰囲気を味わいながら、食事やショッピングなどが楽しめます。特にチーズオムレットは、C A の方々の口コミで人気NO.1です。
1911年(明治44年)に函館郵便局として造られ、現在はオルゴールやガラス製品、北海道の民芸品などのショッピングモールとなっています。赤レンガの壁は、春から夏にかけて緑の葉に彩られ、その美しいコントラストはヨーロッパの田舎に来たような気分が味わえます。
手作りオルゴールやサンドブラスト体験など盛りだくさん。旅先の思い出を作ってみてはいかがですか?
別名「チャーミーグリーンの坂」でおわかりでしょうか?坂の上から見下ろすと、正面に函館港と青函連絡船「摩周丸」が見えます。坂の上から海に向かって真っすぐにのびる石畳の景色は、どこか異国にいるような不思議な気分にさせてくれます。
雪の「八幡坂」。まるで1枚の絵画の様に美しい風景です。
湯の川温泉は、北海道三大温泉郷の一つで、函館空港から車で5分の所にあります。1653年松前藩主の息子が難病にかかり、それを湯治で治療したことから始まったと言われています。湯量が豊富で、函館戦争時は旧幕府軍の傷病兵達や、榎本武揚・土方歳三なども入ったとされる歴史の深い温泉です。津軽海峡を眺めながら入浴できる所もあり、夜には漁火を見つつゆったりと入浴が楽しめます。宿泊だけでなく、日帰り温泉や足浴もあるので、函館観光の合間にちょっと足を伸ばして、旅の疲れを癒してみませんか?(写真は湯の川プリンスホテル渚の客室露天風呂。0138-57-3911)
湯の川温泉電停前にある湯の川温泉足湯「湯巡り舞台」はちょっとした憩いの場。地元の人も観光客もみんな一緒にほっこり。
湯倉神社は、市電「湯の川電停」のすぐ近くにあり、湯の川温泉の発祥の地です。室町時代に木こりが湯を発見し、湯治で快癒したことから、薬師如来を刻んで奉納したと伝承があります。また、松前9代藩主高広が幼少の頃重病にかかり、母・清涼院の夢のお告げにより湯治を行って完治したので、社殿を増築し、薬師如来像と鰐口(円盤形の大きな鈴)を奉納しました。祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名神(すくなひこなのかみ)で、温泉と医療の他、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、安産等広範囲のご利益があります。
園内には300種・3000本の熱帯植物が植えられており、パンの木や、ソーセージの木・アイスクリームの木など南国の珍しい木がいっぱいあります。外は広大な津軽海峡の景色。お帰り前にちょっと立ち寄ってもいいかも?
12月から5月迄、サル山のサル達の温泉入浴を見ることができます。冬でも暖かく過ごせ、足湯もあるのでサル達と一緒にまったり気分。
函館市熱帯植物園 | トップページ
園内には約300種3000本の南国のめずらしい植物を展示しています。サル山では冬期間温泉に入るニホンザルが人気です。 0138-57-7833
天使の聖母トラピスチヌ修道院(通称:天使園)は、1898年(明治31年)フランスから派遣された8人の修道女によって創立された、日本初の女子修道院です。レンガの外壁や半円アーチ型の窓等、ゴシックとロマネスクの混在する美しいデザインの建物で、現在も厳しい戒律のもと修道女たちが生活しています。前庭は公開されており、修道院の生活や歴史などを紹介した資料室も見学できます。売店で売られているロザリオやフランスの伝統レシピで作られた焼き菓子などが人気。湯の川温泉から車で5分のところにあるのでぜひ足をのばしてみてください。
庭園にはいくつかの銅像があります。純白の「慈しみのマリア像」は、両手を広げて訪れる人達をやさしく迎え入れてくれます。他にも「ジャンヌダルク」・「大天使ミカエル」・「聖テレジア」の像があるので、一つずつ探してみるのも恩恵があるかも?
函館駅から徒歩1分の所にある、約280の出店店舗を誇る全国でも有名な函館朝市。新鮮な魚介類や地元の野菜、食堂などあり、早朝から買い物客で賑わいます。ベストタイムは値段が下がってくる午前8時から10時頃。試食をしながらぶらぶらとショッピングを楽しんでみて下さい。活きイカ釣り堀なんてのもありますよ。
白を基調にした建物の中に約20件の食堂があり、中でも旬の新鮮な魚介類がたっぷりのった海鮮丼は、朝ご飯に大人気です。函館観光の際は、絶対外せない!
函館駅から徒歩5分、東北以北最大数の26店舗を誇る、多彩なグルメの屋台が集まる屋台村です。小さな店が並び気軽に入れる雰囲気が、女性にも大人気。はしごしながら楽しく飲んで食べるのが、通のおすすめ。観光客だけでなく地元の人にも大人気です。
アジアン料理・ラーメン、ジンギスカンやバーなど、その日の気分で函館の味を楽しんでみて下さい。(写真はジンギスカン&ビール)
1年に3回開催される「大門バル」は、1コインで「はしご」を楽しめると大好評です。
函館ひかりの屋台 大門横丁
函館駅より徒歩5分に位置する屋台村「函館ひかりの屋台 大門横丁」の公式サイトです。お店紹介やイベント情報などを発信中。0138-24-0033
函館山の南端に突き出た立待岬は、海岸線と函館の街並みを臨むことができる絶景スポットです。断崖絶壁から見る壮大な津軽海峡の景色は、絶景の一言につきます。近くには、石川啄木の一族の墓や与謝野晶子・寛の歌碑もあります。風が強いので日によっては防寒対策を。
雄大な津軽海峡を臨む。天気が良ければ下北半島も見え、夏にはイカ釣り船の漁火も。
津軽海峡の雄大な景色と、歴史を感じる街並みをもつ、魅力満載な函館。新幹線で距離もぐっと近くなった「ロマンの町・函館」を、あなたもぜひ訪れてみませんか?