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フランスの治安は?悪い?外務省情報までチェック!【2018年度版】

2018.08.22

世界有数の観光大国【フランス】。郊外に行けば広大な自然が広がり、都市は芸術の都パリ。フランス好きだけでなく、一生に一度は見ておきたい国の一つではないでしょうか?そこで気になるのが治安問題。今回は訪れる前に知っておきたい治安や外務省情報も含め、まとめてみました。

  1. フランスの治安状況
  2. フランスの治安◆現在におけるテロ事件
  3. フランスの治安◆パリにおける主な犯罪
  4. フランスの治安◆日本人の被害状況
  5. フランスの治安◆地域別危険度
  6. フランスの治安◆観光スポットでの注意点
  7. フランスの治安◆メトロでの注意点
  8. フランスの治安◆観光地付近での注意点
  9. フランスの治安◆道路での注意点
  10. おわりに
フランスと言っても、観光客で溢れるパリとそれ以外の郊外の街では地域性により治安状況は異なり、起こる犯罪の種類も違います。また現在では、外国系住民も増え続けパリ以外の都市でも犯罪件数は増加の一方を辿り、外務省が把握している、日本人における犯罪被害の件数も増えています。もっと言えば、パリの中でも地域によって治安の良い悪いは異なり、発生している犯罪の種類も変わります。今回は日本人が最も多く訪れるパリについて見ていきましょう。

◆2015年のテロ事件

パリでは2015年の1月と11月にイスラム過激派によるテロ事件が発生しました。1月に発生したテロ事件は、武装した2人の犯人がパリ市内の新聞社を襲撃しました。その後も別の犯人がスーパーに人質をとり立てこもるテロ事件が発生し、多くの犠牲者が出ています。また、11月の同時多発テロは、パリ以外の都市でも発生しており、「サン=ドニ」のスタジアムやパリ市内のコンサートホール、レストランと襲撃が続き負傷者含め約400人もの方が犠牲になりました。
これらのテロ襲撃事件について、ISILが犯行声明を出しフランスに警告をし、フランス政府はこの同時多発テロを受けて、警戒レベルを最高に引き上げ非常事態宣言を発表しました。パリの街や観光スポットにもたくさんの警察官や武装した軍人を動員し、警戒しています。この他にも日本では全て知られていませんが、2015年だけでフランスが受けたテロによる襲撃事件は6件にも及びました。

◆同時多発テロ事件のその後

2015年の1月に発生した最初のテロ事件の後は、フランスへ発つ旅行者が激減したのは事実です。ですがその年の8月には戻ってきたとも言われ、次に起こった11月の同時多発テロ事件によって、再度観光客が減りましたが、その数字は3割減と小さい数字に留まっているのが現実です。

◆2016年以降テロ事件は?

その後の2016年7月にもニースでトラックが突入するテロ事件が発生しており、フランス市民は毎日テロの脅威にさらされて生活していました。そんな中、フランス政府により2017年の11月に非常事態宣言は解除されましたが、テロへの脅威に対処すべく新たな法律が施工されています。
2018年の5月にパリのオペラ座周辺の路上にて、犯人の男一人によるテロ事件が発生しました。こうして現在もなお欧米にて不特定多数を狙うテロや襲撃事件が相次いて発生していますので、外務省も引き続き注意が必要と警告しています。
スリ、置き引き、ひったくり、詐欺などの観光客を狙った軽犯罪がほとんどです。
外務省が把握している日本人の被害状況は、スリ、置き引き、ひったくりの順番に被害件数が多く、その中にはオートバイを使ったひったくりに遭い、路上を引きずられ大ケガを負ったケースも報告されています。在仏日本国大使館が把握している2017年の1年間の日本人の強盗や窃盗の被害件数は401件となっていますが、この数字はパスポート等を盗難され大使館へ届け出ることから発覚したものとなり、すなわちパスポート以外の盗難被害に遭い、大使館へ届け出ていないケースも考えると数倍に及ぶ被害件数と外務省では言われています。
パリにおける地域別の治安状況です。ホテルを選ぶ際や観光プランを考える際に参考になさってください。⑱⑲⑳地区は避けたほうがいい、治安の悪い地域です。外国系住民が多く、軽犯罪以外の犯罪の可能性もあり、おすすめしません。⑨~⑫⑰地区は注意が必要な地域です。①~④⑦⑧地区は観光客を狙う軽犯罪に注意。⑤⑥⑬~⑯が基本的に安全な地域です。

・主な手口

屋外の観光地に限らず、美術館やエッフェル塔のエレベーターなどの室内にいる時、芸術鑑賞している時、ご自身のバッグは大丈夫ですか?ルーヴル美術館のモナ・リザ前やエッフェル塔のエレベーターはスリが常駐しています。人と人が接近する場所で、観光に夢中になっている隙きにファスナーを開け、中から財布を盗っていきます。

・対策

バッグはご自身の前に抱えて、ファスナーを手でガードしましょう。写真を撮るのに集中するのもわかりますが、人混みの中では必ずバッグから手を離さないこと、ファスナーを手でガードすることです。観光客がたくさん集まる場所、混雑する場所はこうしたスリも集まる場所です。治安は悪いので要注意です。

・主な手口

パリでは移動するのにとても便利なメトロですが、こちらもスリグループが仕事場にしている場所ですので、十分に注意が必要です。10代半ばの女の子たちによるスリグループが頻繁にいます。フランスでは子供達だけで、メトロを利用することは殆ど無いので、子供だけだなと思ったら要注意です。
数人に囲まれ、身動きができないようにして、バッグから貴重品を盗り、次の駅で降りて逃げて行くスリ。コインをわざとこぼし、拾うのを手伝っている隙きにバッグを盗る窃盗。ホームで”背中が汚れているから、脱いだほうがいい”と上着を脱ぐよう促され、拭いている隙きに足元に置いておいたバッグを盗難されたり。
また、「シャルル・ド・ゴール空港」からパリ市内へ向かうときのRER線内でもひどい盗難被害が報告されています。女性2名が座席に座っていたところ、男が現れ女性が持っていたバッグを奪おうとホームまで引きずっていき、バッグの持ち手がちぎれそのまま持ち去った事例です。こういった場合は避けようがありませんし、ケガをする事も考えられます。パリ市内へ向かう際は、RER線は避けたほうがいいかもしれません。

・対策

混雑している車両には乗らない。メトロに乗った時は扉付近には立たず、座りましょう。もし立つ場合でも扉付近は避けましょう。扉が閉まる直前に貴重品を盗って逃げて行く手口もあります。そしてご自身のバッグは前に抱えて、ファスナーを手でガードしましょう。座っていても同じです、膝の上に置いたバッグのファスナーを手でガード。そして常に周りを警戒しておくことも大事です。パリのメトロは治安が悪いことで有名です。

・主な手口

道を尋ねるふりして話しかけ、他の仲間がその隙きに財布を盗るスリ。ミサンガを勝手に巻き付けてきて、金銭を要求する詐欺。指輪を落としたと”GOLD”と言って金銭を要求する詐欺あるいは、その隙きに財布を盗るスリ。”写真を撮ってあげる”とカメラを持った途端に走り去る盗難。10代半ばの若い女の子たちジプシーによる”エクスキューズミー、環境の~、恵まれない~”などと近づいてきて、署名を求め金銭を要求する詐欺か、その隙きに貴重品を奪うスリ。警察官だと名乗る人たちがパスポートと財布の提示を求めてくる詐欺などなど。

・対策

ミサンガや物を拾ったと言う人たちは相手にしないことです。無視してください。ミサンガはあっという間に付けてきますが、周りを警戒していれば気づけると思います。振り払ってください。ジプシーたちも相手にせずご自身の持ち物に気を付けて去りましょう。しつこい時は”ノー”と毅然とした態度で意思を示しましょう。観光客をターゲットにする犯罪グループがいる治安の悪い場所です。日本のように平和で安全な場所はなく、自分の事は自分で守るしかありません。
警察官には身分を証明するものの提示を求める権利はありますが、財布の提示はオカシイです。自分が警察官だという証明するものを見せてきますが、それが本物かどうかわかりません。他の警察官や周りの人を呼びましょう。その時も常にご自身のバッグは前に抱え、ファスナーを手でガードし、警戒はしていましょう。
観光地へ向かう移動の時やレストランへ行く時なども、道路を歩く際は必ずバッグは道路の反対側で持ってください。しっかり体に添わせて。また、たとえタクシーに乗っていても治安の悪い地域では、タクシーが信号待ちしている時や減速した時を狙い、窓ガラスを割って乗客の貴重品を奪っていく強盗被害も外務省で把握されています。車内にいる時もブランドや貴重品が見えないよう、洋服などで隠したり、扉の反対側に置いたりして簡単に見えないようにしましょう。テロに限らず、こうした犯罪に関しても外務省でも注意すべきと警告しています。
フランス、特にパリを訪れる際に気を付けるべき点をまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか?こんなに言われると楽しめないかも?でも、ご自身が気を付けていれば防ぐことのできる事がほとんどなんです。フランスは足を運ぶ価値のある素晴らしい国です。見どころもそうですが、美味しい食べ物にワインがたっくさん!治安の悪い地域には近づかず、安全第一に、どうぞすてきな旅行にしてください。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BW2MKFNAjXP/?tagged=parispolice