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イタリアの人気美術館2018年版!一度は訪れたいおすすめ9選

2024.02.25

芸術と情熱の国、イタリア。ローマ、ナポリ、フィレンツェ、ベネチア、シシリーと見どころの多いイタリアですが各地にそれぞれの特色ある美術館が存在します。今回はイタリア各地にある美術館とおすすめ絵画についてご紹介したいと思います!

  1. イタリアで人気のおすすめ美術館と見逃せない絵画は?/1・ボルゲーゼ美術館
  2. イタリアで人気のおすすめ美術館と見逃せない絵画は?/2・カピトリーノ美術館
  3. イタリアで人気のおすすめ美術館と見逃せない絵画は?/3・ヴァチカン美術館
  4. イタリアで人気のおすすめ美術館と見逃せない絵画は?/4・ローマ国立近代美術館
  5. イタリアで人気のおすすめ美術館と見逃せない絵画は?/5・イタリア国立21世紀美術館
  6. イタリアで人気のおすすめ美術館と見逃せない絵画は?/6・カポディモンテ美術館
  7. イタリアで人気のおすすめ美術館と見逃せない絵画は?/7・ウフィツィ美術館
  8. イタリアで人気のおすすめ美術館と見逃せない絵画は?/8・バルジェッロ国立美術館
  9. イタリアで人気のおすすめ美術館と見逃せない絵画は?/9・ペギー・グッゲンハイム・コレクション
  10. まとめ
ローマ市内の美しいボルゲーゼ公園の中にある歴史ある建物がボルゲーゼ美術館です。シエナ出身の名門貴族、ボルゲーゼ家の膨大な美術品コレクションが展示されており1階に彫刻、2階に絵画が展示されています。美術館の多いローマの中でも1,2を争う人気の美術館で予約しなければ入館が出来ません。
美術館の建物はボルゲーゼ家が夏の別荘として建てたもので完成は1600年。設計者はオランダ人の有名建築家、ヤン・ファン・サンテンです。 緑豊かな公園内にある貴族のお屋敷、静かな空気の中に歴史を感じることが出来ますね。

ボルゲーゼ美術館の主な収蔵品

●ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ「アポロとダフネ」(1622-1623)
●コレッジオ「ダエナ」(1530-1532)
●ティツィアーノ・ヴェチェリオ「聖愛と俗愛」(1515年ごろ)
●ミケランジェロ「病めるバッカス」(1593年ごろ)
●ドメキニーノ「狩りをする女神ディアナ」(1617年ごろ)
カピトリーノ美術館は、イタリアのローマにある美術館です。ローマにある7つの丘のひとつであるカピトリーノの丘陵に建つこの美しい美術館は一般市民に公開されているものとしては世界最古ではないかと言われています。 ローマ美術、バロック、ルネッサンスを専門としており、膨大な収蔵品の中にはなんと紀元前の物も含まれているんです!

カピトリーノ美術館の主な収蔵品

●「コンスタンスティヌス大帝の頭部」(4世紀)
●「とげを抜く少年」(紀元前1世紀)
●「カピトリーノの雌狼」エトルリア(紀元前5世紀)
●「マルクス・アウレリウスの騎馬像(紀元前160-180年)
●「瀕死のガリア人」(ギリシャ人プラクシテレスの原作のローマ時代の模索)
●「カピトリーノのヴィーナス」(ギリシャの原作のローマ時代の模作)
●ティントレット「マグダラのマリア」
●カラヴァッジオ「洗礼者聖ヨハネ」
ヴァチカン美術館はヴァチカン市国にあり、歴代のローマ法王の収集品を展示している世界最大の美術館となっています。なんとその美術館の中の移動距離は7キロにも及ぶのだとか!鑑賞するのに体力勝負の美術館ですね。 16世紀末にユリウス2世によってつくられたこのヴァチカン美術館はベルヴェデーレの中庭の大部分を使用して建てられており世界を見渡してもここに勝る収蔵数はないと言われています。 そのコレクションは膨大でミケランジェロをはじめとするアーティスト達により豪華に装飾されたシスティーナ礼拝堂とラファエロを中心にした画家によりデザインアレンジされた教皇の部屋は見学コースに含まれていて必見となっています。毎年2000万人近い来場者数を誇るこちらの美術館は予約必須となっています。

ヴァチカン美術館の主な収蔵品

●「ベルヴェデーレのアポロン」 (ギリシャの原作のローマ時代のコピー、2世紀)(ピオ・クレメンティーノ美術館)
●「ラオコオン」(ローマ、1世紀)(ピオ・クレメンティーノ美術館)
●ミケランジェロの「創世記」(1508年-1512年)(システィーナ礼拝堂)
●ミケランジェロ「最後の審判」(1536年-1541年)(システィーナ礼拝堂)
●ラファエロ「アテナイの学堂」(1509年-1510年)(ラファエッロの部屋)
●ラファエロ「キリストの変容」(1520年)(絵画館)
ボルゲーゼ美術館と同じく、ボルゲーゼ公園内に建っているのがローマ公立近代美術館です。その広々とした館内にはクリムト、デュシャン、タピエスなどが展示されています。 ゆったりとした作りになっている美術館ですので、のんびりと見て回るのに適したミュージアムですね。 モネなどの印象派の作品も常設展示されていますが、やはりここは近代美術を楽しめるような作品がメインとなっています。

ローマ国立近代美術館の主な所蔵品

●クリムト「人生の3階段」
こちらの美術館、実はあまり観光客に知られていないと言うか観光コースに組み込まれていないんです。ですが、本当に有名な近代、現代アーティストの作品をゆっくり見ることが出来るおすすめの美術館ですので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね! クリムトの他にも、モンドリアン、モディリアーニ、カンディンスキ、ドガ、マネ、ロダン、デ・キリコなどなど、本当に見たことある!聞いたことある!という作品に出会えますよ。
イタリアで初めて作られた国立の美術館がこちらの「イタリア国立21世紀美術館」です。モダンな建物は、東京オリンピックの際に競技場のコンペティションで名前を日本でも知られるようになったザハ・ハディドがデザインしています。 このイタリア21世紀美術館は、ローマのフラミニオ地区にあり、主に現代美術と建築のアート作品が展示されています。 ザハ・ハディドの建築を見るだけでも価値のある美術館としても人気で、その建物はハディドの最高傑作とも言われています。
カポディモンテ美術館はイタリア南西部ナポリにある美術館で、ブルボン家のカルロ7世(カルロス3世)がその母親のリザベッタ・ファルネーゼから引き継いだ膨大な数の美術の収蔵品を展示するために作られました。1738年から建築をスタートした宮殿が、のちにカポディモンテ美術館となったと言われています。1787年には絵画の修復専門部署も作られ、現在も古代美術の修復に尽力する美術館のひとつです。
ウィフィツ美術館はイタリアのフィレンツェにあるルネッサンス絵画で有名な美術館です。 1591年より部分的に公開されていて近代式の美術館としてはヨーロッパでも古い部類に入ります。イタリア国内の美術館としては収蔵品の量、クオリティはヴァチカン美術館を除くと最大級です。 またウィフィツ美術館は1982年に世界遺産の歴史地区としても認められるようになりました。
ウィフィツ美術館は名門メディチ家の歴代の美術コレクションを収蔵展示する美術館であり、イタリアルネッサンス絵画が数多く揃っています。 常設の展示物は2500点以上、古代ギリシャ、古代ローマの彫刻やレオナルドダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロなどイタリアの有名なアーティストの絵画を中心に展示されています。

ウィフィツ美術館の主な収蔵品

●「キリストの洗礼」(1468年)アンドレア・ヴェロッキオ ーレオナルド・ダ・ヴィンチが天使を描き、ヴェロッキオが断筆を決意した絵として有名
●「妻の肖像」(1468年頃)ヤン・ファン・アイク
●「メダルを持つ若者の肖像」(1475年)サンドロ・ボッティチェッリ
●「婦人の肖像」(1475年頃)アントニオ・デル・ポッライオーロ
●「東方三博士の礼拝」(1481年/未完)レオナルド・ダ・ヴィンチ
●「受胎告知」(1490年頃)サンドロ・ボッティチェッリ
バルジェロ美術館はイタリアの古都、フィレンツェにある美術館です。かつてはバルジェロ宮殿、またはポポロ宮殿とも呼ばれ監獄として使われていた過去も持つ歴史ある建物が使われています。この美術館にはミケランジェロの名作、バッカス像や聖母子像、ブルトゥス像、などが収蔵されています。
ペギー・グッゲンハイム・コレクション美術館は、イタリアの美しいカナルの街、ベネチアのカナルグランデ沿いに建つソロモン・R・グッゲンハイム財団の美術館になります。1979年に亡くなったペギーグッゲンハイムが収集したキュビズム・シュレアリスム・未来派など20世紀前半の膨大なコレクションが収蔵されています。
いかがでしたか?イタリアは、世界的な美術品が多く鑑賞できる美しい芸術の国です。是非次の旅行では歴史を感じる彫刻や絵画をイタリアでお楽しみください!
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/Bm7oZFbD2uO/?hl=ja&tagged=florence