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アゼルバイジャン

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旅の前に必見!アゼルバイジャンの治安を知っておかないと困る理由

2024.02.25

イランとロシアの間にある小さい国、アゼルバイジャンを皆さんご存知ですか?観光地としての見所も多々あり旅行客に人気の国ですが、何があるんだろう?治安は良いの?と思う方も多いでしょう。そこで今回は、アゼルバイジャンの治安についてご紹介いたします。

  1. 【アゼルバイジャンの治安状況を知る前に】アゼルバイジャンってどんな国?
  2. 【アゼルバイジャンの治安状況を知る前に】外務省が発表する危険レベルとは
  3. 外務省が発表するアゼルバイジャンの治安レベル
  4. アゼルバイジャンの危険地域「ナゴルノ・カラバフ」
  5. アゼルバイジャンの首都バクーの治安は?
  6. 【アゼルバイジャンの治安考察①】観光客が巻き込まれやすいトラブル
  7. 【アゼルバイジャンの治安考察②】トラブルに巻き込まれないためには
  8. 【アゼルバイジャンの治安考察③】紛争について
  9. 【アゼルバイジャンの治安考察④】テロについて
  10. アゼルバイジャンの治安まとめ
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イランとロシアに挟まれたカスピ海沿岸の国アゼルバイジャンは、多くの観光名所を有し「未来・現在・過去が見れる」と言われている観光地で、石油などの資源も豊富な日本との国交関係も良好な国です。
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しかし日本人旅行客にとっては海外旅行先としてあまり馴染みがないため、旅行をする際に気になる「治安は良いのか悪いのか」のイメージをしにくい方も多いんではないでしょうか。今回は、そんなアゼルバイジャンの治安について詳しくお届けしていきます。
引用: http://www.phil-ex.com/wp/wp-content/uploads/2016/07/RiskMap_2.jpg
引用: https://www.anzen.mofa.go.jp/info/image/hanrei_s.gif
外務省による「海外安全ホームページ」では、世界中の国々の治安状況を危険レベル1〜4の4段階に分けて発表しています。このレベル分けは国全体を表すものもありますし、細かく地域ごとに分けられて表されているものもあります。危険レベルの数字が大きくなればなるほど治安が悪い国や地域という意味になります。以下、レベルごとの簡単な解説を行います。

レベル1(黄色)

「渡航の際は十分に注意をするように」という注意喚起で出されるレベル1は、観光などにおいては特別問題視されていない国や地域を指します。とはいえ、外国人観光客をターゲットとしたスリや詐欺などが発生する場合もありますので油断は禁物です。レベル1の地域に限ったことではありませんが、海外では最低限の注意を払って滞在するようにと促す注意勧告です。

レベル2(山吹色)

特別な理由のない渡航や、不要不急な渡航を控えるようにという意味で発表されるのがこのレベル2です。渡航自体を全面的に禁止しているわけではなく、事前に渡航を検討し、もし万が一渡航する際は身の回りの安全対策を怠らないように促す勧告です。

レベル3(オレンジ色)

レベル3は、どんな理由があっても渡航をしてはいけないという旨の勧告として捉えなければなりません。また、既に現地滞在中の日本人の方にとっては、別の安全な地域への退避を命じられる可能性が出たということにもなりますので、その方達への退避準備を促す意味の勧告でもあります。基本的にはレベル3以上を発表されている国または地域への渡航は不可能です。

レベル4(赤色)

レベル4の国や地域へは、既に現地滞在中の日本人への退避勧告として、別の安全な地域への退避を促しているものです。もちろん、いかなる理由であってもこの国または地域への渡航は禁止となっています。
引用: https://www.anzen.mofa.go.jp/attached2_master/2017T048/2017T048_1_Detail.png
外務省が発表しているアゼルバイジャンの治安状況は上の画像の通りで、大きくレベル1(黄色)とレベル3(オレンジ色)で分かれていますね。レベル1の地域は特に問題なく渡航できますが、レベル3の地域へは渡航することができません。なお、このデータは2018年8月のものとなりますことをご了承ください。治安や情勢はその時々によって変わるため、ご自身の渡航のタイミングでもしっかり外務省のホームページで治安情報を確認することをおすすめします。
引用: http://9.pro.tok2.com/~yucky/Nagorno-Karabakh-2.jpg
上述のとおり、アゼルバイジャンには危険レベル3の渡航を禁止されているエリアがあります。それは、アゼルバイジャン西部に位置するナゴルノ・カラバフとアルメニア国境付近の地域です。
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アゼルバイジャンとアルメニアの間では領土問題に関する紛争を抱えており、ナゴルノ・カラバフは事実上アルメニアに占領されている地域なので大変治安が悪いです。いかなる理由があっても、絶対にこのエリアには近づかないようにしてください。
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ヨーロッパ調の建物や高級ショップなどが立ち並ぶ街であり、旧市街や公園などの観光名所が多数ある首都バクー。ここの治安は良好で女性の一人歩きも安全だと言えます。路線バスや地下鉄などの公共交通機関も比較的安全なので問題ないでしょう。
引用: http://musyokutabi.net/wp-content/uploads/imgs/b/4/b44c0388.jpg
また、イスラム教国とはいえバクーで見かける現地の人たちの服装はずいぶん自由で、さすがに過度な露出をしている人はいませんが、初めのイメージとは違う開放的な印象を受けることもあるかもしれません。
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しかしバクーがいくら治安が良いとはいえ、人混みなどではスリなどのターゲットにされる可能性も高まるので油断は禁物です。また、人通りが少ない路地などに入ると危険な場所もありますので、夜間は特に人通りの多い道を選んで歩くようにしましょう。
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アゼルバイジャンでは貧富の差が激しく、現地には物乞いやチップを執拗に要求してくる人たちがいます。NOと言えない日本人にとっては少々心苦しいかもしれませんが、基本的には無視していれば彼らは去っていきます。
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しかし、中にはしつこくつけ回してくる人もいますので、そういう場合はあまり周りの人に見られないように少額の小銭を渡してすぐに逃げ去りましょう。周りの人にあまり見られてしまうと、他の物乞いやチップ稼ぎの人たちが自分に群がってくる可能性もあるためです。あまりにも頑なに拒み続けていると、逆に危ない目に遭ったりトラブルに発展しかねないのである程度のところで諦めることも大事かと思います。
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また、観光客をターゲットにしたスリや置き引き事件も発生しています。
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上述のようなトラブルを未然に防ぐために、夜間の不必要な一人歩きは控える・人通りの少ない道は避け人通りの多い道を選んで歩く・見知らぬ人に親切にされてもすぐについて行かない・町歩きの荷物は必要最低限に留めて貴重品は常に肌身離さず管理する、といった基本的な安全対策を徹底することが重要となります。これらは特にアゼルバイジャンに限ったことではなく、海外旅行ではどこに行くにも気をつけておきたいことですね。
引用: https://s-i.huffpost.com/gen/4177860/thumbs/n-TANK01-large570.jpg
先ほど紹介した首都バクーの治安は安全ですが、もしバクーから足を伸ばして地方に旅行される予定のある方は、その地域の情勢を常にチェックするように心がけましょう。
引用: http://livedoor.blogimg.jp/snoo_frontpage/imgs/3/e/3e3c6215-s.jpg
アゼルバイジャン西部の地域とアルメニア国境付近の地域では、上述のように紛争が多発しているエリアでもあります。また、その地域に限らず周辺地域も同じく危険エリアとなりますので、軽い気持ちで立ち寄ったりしないようにしてください。紛争に巻き込まれてしまうと、命を落としかねませんので必ず近寄らないようにしましょう。
引用: http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/eeca8089ae9334c4135c81f7254967bd9d9d29ac.08.2.9.2.jpeg
アゼルバイジャンでは、日本人を直接ターゲットとしたテロは確認されていません。しかし、世界中ではイスラム教の過激派集団によるテロが発生している国や地域が多くありますので油断は禁物です。滞在中は常にテロ情勢をチェックし、安全を第一に心がけるように意識しましょう。
引用: https://stat.ameba.jp/user_images/20141230/16/azerbaij/ee/93/j/o0608051613174477606.jpg?caw=800
今回はアゼルバイジャンの治安状況を紹介いたしました。世界遺産や有名な観光地も多く産油などの資源も豊富で、世界中に注目されているアゼルバイジャン。西部のアルメニア占領地域は治安が悪いため立ち寄らないようにしたいですが、首都バクーの治安は安定しているため安心して旅行ができると言えるでしょう。
引用: https://www.eurasia.co.jp/upload/image/19-12-2017/8E4erWJ8loikcxplcIqN.jpg
しかし、いくら治安が良い地域であっても最低限の注意を払って安全な滞在を心がけるようにしてくださいね。みなさまのアゼルバイジャンへの旅行が有意義なものになりますように。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: http://seztrend.com/wp-content/uploads/2014/10/1673700.jpg