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イタリアのカフェ文化・おすすめ店から楽しみ方までを一挙ご紹介!

2018.04.19

イタリア人にとってカフェとは、出会いの場であり、憩いの場。そして家族や友人、恋人との絆を深める場でもあります。つまりイタリア人にとってカフェは「生活そのもの」で「人生そのもの」。イタリア旅行をするからには、私たち旅行者もそんなカフェ文化に浸ってみませんか?

  1. イタリアのコーヒーショップの分類
  2. イタリアのカフェ文化とは?
  3. イタリアのカフェでの注文の仕方は?
  4. イタリアのコーヒーの種類は?
  5. イタリアのカフェで人気のメニューは?
  6. おすすめのカフェ①ローマ最古のカフェ『カフェ・グレコ』
  7. おすすめのカフェ②地元の人に大人気!『サンテウスタキオ』
  8. おすすめのカフェ③巨匠フェリーニの行きつけ『カノーヴァ』
  9. おすすめのカフェ④世界最古のカフェ『カフェフローリアン』
  10. イタリアのカフェのまとめ
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引用: https://www.flickr.com/photos/decadence/528750617/
イタリアで、私たちがいう「コーヒーショップ(喫茶店)」には、カウンターで立ち飲みをするBar(バール)、テーブル席でくつろいでケーキなどと一緒にコーヒーが飲めるcaffè(カフェ)、焼き菓子が主役のPasticceria(パスティチェリア)があります。厳密に区別ができるお店とできないお店があり、今回はすべてをまとめて「カフェ」と呼ぶことにします。
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引用: https://www.flickr.com/photos/alan-light/9903011606/
イタリア人はコーヒー(カッフェ・caffè)が大好き。文化の中にコーヒーが根付いています。その証拠に紅茶メインのティールームはほとんど存在しませんが、カフェやバールは星の数ほど。朝から晩まで一日に何杯も飲むのがイタリア流。ちなみにイタリアで、「caffè」といえば、デミタスに入った濃いエスプレッソ(espresso)のことを指します。そういう事情もあり、スターバックスやシアトルコーヒーなどの大型チェーン店は現在ありません。ちなみにイタリア人は、ミルクの入ったカプチーノやラテ・マキアートは基本的に朝にしか飲みません。昼から夜にかけては一般的にエスプレッソを飲みます。
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引用: https://www.flickr.com/photos/heleenmeijer/5249478980/
お会計の支払い方法には「後払い制」と「先払い制」がありますが、後払いのお店の方が多数派です。着席か立ち飲みかによって料金が相当変わってくる場合もあるので注意が必要です。席に座って飲みたい場合は、席から店員さんを呼んで注文をします。立ち飲みの場合は、カウンターで注文します。パンなどは自分で運び、最後にレジで、頼んだものを自己申告し清算。先払いの場合は、レジで会計を済まし、もらったレシートを見せてカウンターで受け取ります。この場合は、立ち飲みも着席も同じ料金になります。ちなみにバールで立ち飲みをした場合のエスプレッソの相場は、1€程度です。

イタリアのカフェで、チップは?

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引用: https://www.flickr.com/photos/heleenmeijer/4558028223/
イタリアはチップの文化がありますが、カフェやバールに関しては基本的には不要です。とはいえ、渡せば喜んでくれるのは間違いありません。また、タクシーを呼んでもらうなど、特別のお願いをした場合は、この限りではありません。そして、ウェイターさんがきびきび働いているような観光地の有名カフェは、チップを貰い慣れているという話もあります。チップは「心づけ」ともいいますので、とても気持ちの良い対応をしてもらった場合は、どういうお店でも、いくらか置いておきたいものですよね。もちろん、基本は「不要」です。

デミタスで飲む大人の味「エスプレッソ」

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引用: https://www.flickr.com/photos/tangysd/7417762848/
エスプレッソは、イタリアのコーヒー(カッフェ・caffè)の代名詞。イタリア文化では、コーヒーといえば、エスプレッソを指します。普通のコーヒーカップの半分ほどの大きさのカップで供されるため、デミタス(demi=半分、tasse=カップ)とも呼ばれています。エスプレッソは、一杯当たりコーヒー豆を7g程度使用し、14g程度使用したものはドッピオ(doppio=ダブル)と呼びます。ちなみに、イタリア語でエスプレッソは「急行」という意味。その名の通り、イタリア人の、立ち飲みのバールでの滞在時間は平均約5分です。

日本ではカフェアートが大人気「カプチーノ」

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引用: https://www.flickr.com/photos/arika/5727713363/
カプチーノ(cappuccino)とは、陶器のコーヒーカップに注いだエスプレッソに、スチームミルク(蒸気で温められたミルク)とフォームミルク(蒸気で泡立てられたミルク)を加えたものをいいます。一般的には、カプチーノにおけるエスプレッソ、スチームミルク、フォームミルクの割合は1:1:1となります。配分を変えたり、ココアパウダーをトッピングしたり、ヘーゼルナッツのシロップを入れたり、さまざまなバリエーションがあります。なお、イタリア文化では、カプチーノは朝食時にしか飲みません。日本では、カプチーノのことを、カフェラテということもありますね。

日本やフランスでは、カフェオレだったりする「カフェ・ラッテ」

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引用: https://www.flickr.com/photos/geishaboy500/532277100/
カフェ・ラッテ(Caffè Latte)は、エスプレッソと牛乳を混ぜたヴェネツィアにある喫茶店カッフェ・フローリアンが発祥の飲み物です。ちなみにカフェ・オ・レ(café au lait)はフランス語。カフェ・ラッテはエスプレッソと泡立っていないスチームミルクの組合せとなり、泡立っているフォームミルクも加えたカプチーノとは、違います。イタリア文化では、このカフェ・ラッテより、カフェ・マキアート(caffè macchiato)やラッテ・マキアート(Latte macchiato)の方が一般的。

正反対のドリンク「ラッテ・マキアート&カフェ・マキアート」

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引用: https://www.flickr.com/photos/schoschie/3267682052/
カフェ・マキアート(caffè macchiato)とは1ショットのエスプレッソに少量のフォームドミルク(蒸気などで泡立てた牛乳)を注いだものです。ちなみにマキアートとは、イタリア語で「染みのついた」という意味で、エスプレッソに注いだミルクがシミのように見えることが由来です。ラッテ・マキアートは、分量の配分が逆で、ミルクに垂らしたエスプレッソがシミのように見えることから名付けられています。

ウィンナーコーヒーと似ている「カフェ・コン・パンナ」

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引用: https://www.flickr.com/photos/renzo_giusti/8647906375/
カフェ・コン・パンナはエスプレッソの上にホイップクリームを浮かべた飲み物のことです。ココアパウダーをかけることもあります。 日本では(エスプレッソを使うとは限りませんが)「ウィンナーコーヒー」と呼びますね。

おしゃれな大人版アイスコーヒー「カフェ・シュケラート」

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引用: https://www.flickr.com/photos/marcomonetti/9202148606/
イタリアではアイスコーヒーを飲む文化はあまりありませんが、イタリア版のアイスコーヒーは、「カフェ・シュケラート」。一般的なレシピは、シェイカーにエスプレッソのダブルショット(60cc程度)、砂糖かガムシロップと氷を入れて、カクテルを作る時のように振ります。ミルクなどは好みで入れます。シェイカーを使うことから、バリスタの腕が試されるドリンクなのです。特に暑い夏にはおすすめですね。

18世紀から飲まれていた「ビチェリン」

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引用: https://www.flickr.com/photos/hinnosaar/8501233848/
ビチェリン(Bicerin)は、イタリアのトリノが原産の伝統的な温かい飲み物。エスプレッソ、ホット・チョコレート、牛乳から作られ、小さく丸いグラスに層状にして提供されます。ビチェリンの歴史は意外に古く、トリノのPiazza della Consolataで18世紀から提供されています。コーヒー文化の国イタリアは、さまざまな種類のコーヒーの発祥の地なんですね。

いわゆる日本のコーヒー「カフェ・アメリカーノ」

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引用: https://www.flickr.com/photos/fajalar/6018768420/
私たちが家庭などで飲むコーヒーは、イタリアの「カフェアメリカーノ」に近いものです。イタリア文化ではわき役で、エスプレッソにお湯をたして薄めたものになります。濃厚なコーヒーが苦手な方には、おすすめです。

イタリアの菓子パン「ブリオッシュ」

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引用: https://www.flickr.com/photos/70253321@N00/3210086012/
ブリオッシュ(Brioche)は、カプチーノと一緒に朝食に食べる菓子パンこと。イタリアの北部では、クロワッサンのこともブリオッシュと呼びますが、南部ではクロワッサンは、コルネットと呼ばれています。旅行者には難しいですね。ブリオッシュはドルチェ(お菓子)とパンの間の食べ物のようです。

イタリア南部でクロワッサンは「コルネット」

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引用: https://www.flickr.com/photos/26370317@N03/39140009585/
コルネット(Cornetto)はいわゆるクロワッサンのこと。ほんのりと甘みがあります。粉砂糖をまぶしてあったり、カスタードクリームやチョコクリーム、生クリームやジャム入り、ハチミツ入りなどいろいろとバリエーションがあります。確かに生クリームなどが入っていれば、菓子パン(ブリオッシュ)に分類されてもおかしくはありませんね。

イタリアではトラメッツィーノより人気「パニーノ」

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引用: https://www.flickr.com/photos/mmitchell/3572393448/
パニーノ(Panino)は、パンで具材を挟んだ軽食。ただし、表面がカリッとした(フランスパンのような)イタリアのパンで挟みます。具材は、トマト、チーズ、ハムやローストビーフ、レタスなどの野菜。日本のサンドイッチのような三角の食パンを使うものは、トラメッツィーノ(tramezzino)。こちらはイタリアでは比較的人気がなく、ヴェネツィア以外ではお店に置いてないこともあります。

「スッコ」と「スプレムータ」は違います!

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引用: https://www.flickr.com/photos/lachlanhardy/28607197223/
Spremuta(スプレムータ)は、100%生絞りジュース(フレッシュジュース)のこと。ちなみに生でないジュースはSucco(スッコ)と呼びます。

日本人も夢中のイタリアン「ドルチェ」

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引用: https://www.flickr.com/photos/diomedenet/4729581401/
皆さんご存知、ドルチェ(Dolce)は、デザート、スィーツのこと。写真のマスカルポーネチーズやココアパウダーを使ったティラミスのほか、生クリームを固めたパンナコッタ(Panna Cotta)、貝殻状のパイ生地にチーズやカスタードを練り込んだスフォリアテッラ(Sfogliatella)、シチリア生まれのカンノーロ(Cannolo)などが人気です。ちなみに、ティラミス(Tiramisù)は、「私を元気にして!」という意味があります。イタリアらしいですね。
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引用: https://www.flickr.com/photos/morgiana1001/14869700159/
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引用: https://www.flickr.com/photos/maong/84351806/
アンティコ・カフェ・グレコ (Antico Caffè Greco) の創業は、なんと1760年。イタリアでは二番目に古いカフェ。スタンダール、ゲーテ、リスト、アンデルセンなどの著名な芸術家たちも訪れたとされる老舗。スペイン広場の近くにあります。カフェマキアートが€7など、高めですが、「観光地」としては十分楽しめます。

詳細情報

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引用: https://www.flickr.com/photos/franckmichel/4084876473/
地元の人に大人気のカフェ。創業は1938年。立ち飲みと着席があり、料金が変わりますので、ご注意を。大きめサイズのエスプレッソ(グランカフェ)が一番人気。大量の砂糖を入れてくれる場合があるので、断る場合はお早めに。パンテノンとナボーナ広場の間に位置します。コーヒー豆やチョコレート、お土産物なども販売しています。日本語メニューあり。

詳細情報

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引用: https://www.flickr.com/photos/kaeru/174617992/
ポポロ広場にある「映像の魔術師」フェデリコ・フェリーニ監督も愛用していた老舗のカフェ。立地条件とテラス席から眺める風景、雰囲気が最高。

詳細情報

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引用: https://www.flickr.com/photos/iz4aks/4357581810/
カッフェ・フローリアン (Caffè Florian) はヴェネツィアのサン・マルコ広場にあるイタリアでは最も古いカフェ。創業は1720年です。このお店の向い側には、1775年創業のカッフェ・クアードリ (Caffè Quadri) もあります。カフェ・ラッテの発祥店として有名なので、カフェ・ラッテと一緒に朝食を食べてみるのがおすすめ。ジャコモ・カサノヴァやチャールズ・ディケンズも利用したカフェだそうです。

詳細情報

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引用: https://www.flickr.com/photos/garryknight/40972251132/
イタリアにはスターバックスがない?!どうやら、今年、2018年、ミラノに上陸予定だそうです。イタリア中にどんどん店舗を広げていくのか?すぐに撤退となるのか?読者のみなさんはどう思われますか?「急行」という意味のエスプレッソが一番人気のイタリア人。メニューなどにも、他の国とは違う工夫が必要でしょうね。ただし、観光客の利用はあるかもしれません。※掲載の情報は2018年4月現在のものとなります。最新情報は各公式サイトなどをご確認ください。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.flickr.com/photos/decadence/528750617/