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なぜアフガニスタンの治安は悪い?理由と状況を解説!【2019年】

2019.04.18

日本のニュースでも治安の悪さが叫ばれている国、アフガニスタン。観光などの情報ではなく、戦争の情報ばかりが入ってくるこの国ですが、果たして日本人は渡航可能なんでしょうか。今回は、アフガニスタンの治安の実情について紹介いたします。

  1. 【アフガニスタンの治安を知る前に】アフガニスタンってどんな国?
  2. 【アフガニスタンの治安を知る前に】外務省による危険情報と危険レベルとは
  3. 外務省が発表するアフガニスタンの治安
  4. アフガニスタンの治安はここ30年程ずっと悪い
  5. アフガニスタンの現在の治安
  6. アフガニスタンで特に治安の悪いエリア
  7. アフガニスタンの治安は今後良くなるのか
  8. 日本人のアフガニスタンへの渡航は可能か否か
  9. もし渡航できるとしたら現地で気をつけるべきことは?
  10. アフガニスタンの治安まとめ
引用: https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-52-06/haguregumo_39/folder/492635/32/15378732/img_0
アフガニスタンといえば、「テロや事件が多くて危険・治安が悪い」というイメージが一番に浮かぶのではないでしょうか。アフガニスタンは中央アジアに位置しており、タジキスタン・ウズベキスタン・トルクメニスタン・イランに囲まれた内陸国で、海に面していない国です。首都はカーブルで、パシュトゥーン人・タジク人・ウズベク人・トルクメン人などといった多くの人種が住む多民族国家です。
引用: https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/5c/85c3027271438b453596a3daaed7ef84.jpg
外務省が発表する「海外安全ホームページ」では、世界各国の危険情報(治安・テロの情勢)や感染症情報などを公開しています。現地の治安状況を危険レベル1〜4に分けて国ごとまたは地域ごとに発表しており、治安の悪い国や地域になればなるほどレベルの数字が大きくなります。
引用: https://www.anzen.mofa.go.jp/info/image/hanrei_s.gif
レベル1は、渡航に関して特別問題視されてはいませんが滞在時の安全対策を十分に行うように注意喚起の目的で発令されるものです。ここに該当する地域は黄色で塗りつぶされています。レベル2は、特別な事情がない限りは渡航を控えるようにという注意喚起として発令されます。渡航禁止ではないものの、渡航の際にはしっかり検討するように促すものです、ここに該当する地域は山吹色で塗りつぶされています。レベル3は、渡航中止勧告といってこの地域への渡航を禁止しています。すでに現地滞在中の日本人には別の安全な地域への退避準備を促す意味での勧告でもあり、かなり治安の悪い地域に使われます。ここに該当する地域はオレンジ色で塗りつぶされています。レベル4は、退避勧告といって現地に滞在中の日本人に対して別の地域への退避を促すものです。当然、渡航は禁止です。ここに該当する地域は赤色で塗りつぶされています。
引用: https://www.anzen.mofa.go.jp/attached2_master/2015T090/2015T090_1_Detail.png
外務省の海外安全ホームページによると、現在アフガニスタンの危険レベルは全土にわたってレベル4が継続して発令されており、いかなる理由があろうと渡航は禁止されています。上の画像は実際に外務省が発表しているアフガニスタンの危険レベルの図なんですが、国全体が真っ赤に塗られていますよね。全面的に渡航禁止・退避勧告を行なっているということで、かなり危険な国であるということがわかりますね。
引用: https://www.pahoo.org/culture/numbers/year/img1979-02.png
引用: http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/a/8/500x400/img_a87296a3627262d081620b2fa65cb9aa335350.jpg
アフガニスタンは1989年までソ連に支配されており、ソ連が撤退した直後から国内で紛争が多発するようになりました。80年ごろまでは観光客が訪れるほど治安が安定していたアフガニスタンですが、ソ連撤退後に治安が急激に悪化したことにより、観光客が気軽に旅行できる国ではなくなりました。それ以来今に至るまで、各地で紛争やテロが勃発している治安の悪い国です。
引用: https://www.sankei.com/photo/images/news/170724/dly1707240007-f1.jpg
引用: https://www.cnn.co.jp/storage/2018/05/01/170770261accdf43de86a12b0bb8eab7/afghanistan-kabul-blast-ap.jpg
アフガニスタンでは、今なお反政府武装勢力であるタリバーンやISIL(イスラム国)によるテロ事件が勃発しています。政府が拠点を置く首都カーブルであっても例外ではありませんが、カーブルから離れた地域ではタリバーンによって実質占領されている地域もあるそうです。さらに、その反政府勢力にイスライック・ステイト(通称IS)が加わっておりテロの勢いはどんどん加速しており治安の悪化が進んでいます。
引用: https://www.cnn.co.jp/storage/2017/06/02/70d774d50b79620bedeecdaf67da3321/kabul-bomb-attack-soldiers.jpg
また、国際機関や政府の他にも、外国軍をターゲットとしたテロも多発しているため治安の改善はしばらくの間は見込まれない状況です。もし、そこに外国人である私たち旅行客が紛れた場合は、外国軍であると判断されるか又は侵略者として認識され襲撃に遭う可能性が限りなく高いのです。そうでなくても外国人旅行客を誘拐したり監禁する事件が多発しているので、たとえホテルなどに居たとしても安全が確保されている場所は全くといって良いほどありません。
引用: http://yoichi-watanabe.com/blog/wp-content/uploads/2017/08/A81I0019.jpg
アフガニスタンで特に治安の悪いエリアは、首都カーブル近郊とアフガニスタン北部・南部が挙げられます。実際にロケット弾を用いた死亡事故や日本人ジャーナリスト監禁・誘拐事件、日本人旅行客の殺害事件が起こっており、現在でも誘拐や監禁などといった事件が多発しているエリアです。
引用: http://livedoor.blogimg.jp/nappi11/imgs/6/7/672bb370.jpg
どっちみちアフガニスタンは、全土にわたって渡航禁止命令が出ているため近寄ることはできませんが、上述のエリアは危険な目に遭う可能性の方が高い地域でしょう。
引用: http://www.jata.or.jp/images/0209suchi1.jpg
現在のアフガニスタンでは、外国人であれば軍人に限らずNGO職員やジャーナリストなどをもターゲットとし、無差別に発砲したり誘拐する事態が起きているのが現状です。数年前からアフガニスタンの治安は最悪だと言われており、日本のメディアでも長年取り上げられているとおり今なお治安改善の兆しが全くないといっても過言ではありません。
引用: https://www.compathy.net/magazine/wp-content/uploads/2015/06/8606276432_ca305379e9_b.jpg
現在、アフガニスタンへの日本人の渡航は基本的にいかなる理由があったとしても禁止されていますので、観光旅行の場合はもっての他です。
引用: https://www.compathy.net/magazine/wp-content/uploads/2015/06/Afghan_Visa.jpg
ですが実は、真に止むを得ない事情を有する人はビザ取得のもと渡航が認められてはいるそうです。しかし、そのビザ制度もあってないようなもので、アフガニスタンの治安があまりにも悪いためほとんどのケースでビザが発行されないのが現状です。アフガニスタンへの渡航に必要なビザ発行の難易度の高さは、日本のアフガニスタン大使館だけでなく他国のアフガニスタン大使館であっても例外ではありません。ほとんどの国で、アフガニスタンへのビザは発行されていないという認識で結構です。
引用: https://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2016/07/2016-07-24T111554Z_1_LYNXNPEC6N098_RTROPTP_2_AFGHANISTAN-PROTESTS-thumb-720xauto.jpg
日本人の私たちはアフガニスタンに旅行で訪れることはしばらく不可能かと思います。しかしアフガニスタン中部地方の一部の地域などは比較的治安が安定しているため、数カ国のみですが旅行客の渡航を許可している国もあるみたいですね。いつの話になるのかは全く見当がつきませんが、もし私たち日本人もアフガニスタンへ旅行をすることができるようになったとしても、常に安全対策を万全にし周囲に警戒することを忘れてはいけません。
引用: https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/c3/b26f3b45062396d9205f27b41a195beb.jpg
引用: https://switch-news.com/wp-content/uploads/2018/01/Twitterfirdauss.jpg
我々外国人は無差別発砲や監禁・誘拐のターゲットにされやすいため、いくら治安が安定している地域であっても気を抜いてはいけませんね。他の国への海外旅行のように、スリや置き引きといったような意識次第で未然に防げるトラブルではありません。滞在の場合は、不要な外出は徹底的に避け、武装勢力の狩場としてマークされているエリア(ホテルやバザールなど)には決して近づかないようにしなければなりません。他にも、日頃の生活行動をパターン化しないこと、身辺警護を固めること、いつでも大使館へ連絡をできる状態にしておく等、安全確保において細心の注意を払うことが大切です。
引用: https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/japanindepth/wp-content/uploads/2016/12/J161225kubota05.jpg
本記事では、アフガニスタンの治安について紹介いたしました。日本のメディアでも長い間アフガニスタンの治安の悪さが叫ばれているように、しばらくは渡航解禁の見込みがない国ではあります。
引用: https://tabizine.jp/wp-content/uploads/2016/10/98533-05.jpg
引用: https://i0.wp.com/hisour.com/wp-content/uploads/2018/07/Tourism-in-Afghanistan.jpg?fit=960%2C640&ssl=1
アフガニスタンは、実は遺跡建造物・壮大な高原などの自然があふれる観光に適した国でもあります。現在は現地の治安状況が悪いため旅行には行けないですが、いつの日かアフガニスタンの治安が安定し、旅行に行ける時がくるよう祈っておきましょう。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://tabizine.jp/wp-content/uploads/2016/10/98533-05.jpg