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本当に知っておきたいイタリアの物価情報まとめ【2019年版】

2024.02.25

海外旅行において、現地の物価をある程度把握しておくことは詐欺などを未然に防ぐのにも役立ちますよね。果たしてイタリアの物価は高いんでしょうか?安いんでしょうか?現地での今回は、イタリアに旅行に行く際にぜひ参考にしたい現地の物価事情を一挙ご紹介いたします。

  1. イタリアの物価は高い?安い?
  2. イタリア国内で物価の高い街
  3. イタリア国内で物価の安い街
  4. イタリアの物価事情【レストランでの食事】
  5. イタリアの物価事情【スーパーの食品】
  6. イタリアの物価事情【公共交通機関】
  7. イタリアの物価事情【ホテル編】
  8. イタリアで安く購入できるブランド品
  9. イタリアで比較的物価の安いもの・高いもの
  10. イタリアの物価まとめ
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外国人旅行客が多く訪れるミラノやフィレンツェなどの観光都市部の物価は、「日本の都市部(東京など)と同じくらい」とよく言われていますので、我々日本人から見ると特別物価が高いようには感じないでしょう。ただ、為替レートの変動に伴って日本円とユーロの価値が変動しますので、日本とイタリアの物価が同じであるとは一概には言い切ることができません。
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しかし、これはイギリスやドイツ・フランスなど他のヨーロッパ諸国と比べたときにはイタリアは比較的物価の安い国であると言えますし、世界的に見ると決して物価が安い国とは言えません。つまり、どこを基準にして物価を図るかという点で見方は変わりますが、日本を基準にした場合は「イタリアの観光都市は日本の東京と同程度」と認識しておいて良いでしょう。
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イタリアに限らずどの国にも言えることではありますが、物価の高い都市というのは基本的に都会の街が中心となります。イタリアで言えば、ベネチア・フィレンツェ・ミラノ・ローマなどの観光都市が主なものとなるでしょう。
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中でもベネチアはイタリア国内の中でも最も物価の高い街で、ホテル代はもちろんレストランなどでの食事代も他の観光都市の物価よりも約5割増し程度と言われています。
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そして意外にも、首都であるローマは物価が高いと言われている観光都市の中でも比較的物価が安く、なんと東京よりも物価が安いという噂もあるみたいです。
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よく「イタリア南部に行けば物価が安い」と言われていますが、これは正しくもあり間違いでもあります。確かに、南部へ行けば行くほど物価が安くなる傾向はありますが、南部であっても観光スポット周辺の都市はそこまで物価が安くなく、ローマなどと同等の物価であるというのが現状です。
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つまり、イタリアの物価の差に南部北部はあまり関係なく、厳密には観光都市や都会から少し離れた地方都市ほど物価が安くなる傾向があるというわけです。
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イタリアの外食は、リストランテ→トラットリア→ピッツェリアの順に安く食事ができます。リストランテは日本で言う高級レストラン、トラットリアは少しカジュアルなレストラン、ピッツェリアは地元民が集う食堂というイメージでしょう。大人1人が1回に使う食事代の目安は、リストランテだと200ユーロ(約26000円)、トラットリアだと30ユーロ(約3900円)、ピッツェリアだと15ユーロ(約1950円)程度です。
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基本的にイタリアの食事は、外で気軽にサクッと食べられるようなお店(日本で言うところの牛丼やラーメンなど)はありません。お店に入ってしまうと、例えばピザやパスタなどを1品だけ注文するだけといった食事の仕方は定番ではなく、必ず飲み物や他のメインディッシュなども注文するのが基本です。
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スーパーで購入できる食品の一例として、飲料水1.5Lが0.28ユーロ(約40円)・ヨーグルト100gが0.30ユーロ(約41円)・いちご500gが2ユーロ(約260円)・トマト1kgが4ユーロ(約520円)ぐらいが目安となります。イタリアでは、水や乳製品・野菜や果物などの生鮮食品がリーズナブルな値段で手に入ります。
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滞在中の外食に飽きたら、たまにはスーパーで買い食いをして食事代を節約するのもおすすめです。また、上述したとおり気軽にサクッと入るお店がないイタリアで観光中に小腹が空いた際には、スーパーで果物やお菓子を購入したりするのも良いかもしれませんね。
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移動に便利な路線バスの利用には、1時間〜1時間半ぐらいの時間制の乗り放題チケットがおすすめで、値段は1〜2ユーロ(約130円〜260円)です。メータータクシーの初乗り価格は4ユーロ(約520円)ぐらいです。日中に街中を移動する分には路線バスで十分ですが、夜間や買い物帰りの荷物が多い時などはタクシーの利用も便利ですね。状況に合わせてうまく使い分けてみましょう。
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ホテルランクや立地によってかなり宿泊費が変わるため相場などは一概に言えないのですが、だいたい中級クラスのホテルでツイン1室180〜200ユーロ(約23400〜26000円)程度でしょうか。とはいえ、イタリアのホテルは時期によって宿泊費が変更します。旅行シーズンである4月〜10月の間とクリスマスの時期は観光客が多く訪れる時期なので、どのホテルも宿泊費用を通常より高めに設定しています。
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そして、やはり観光スポットが多いローマやミラノ・フィレンツェなどの都市は比較的宿泊費は高いです。特にベネチアは「水の都」と呼ばれているとおり土地面積が限られているため、ホテル宿泊費が他の都市よりダントツで高いそうです。
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また、イタリアの人々は基本的にお風呂で湯船に浸かる習慣がなく、シャワーで済ませてしまいます。温泉文化が根強い国である日本に住む我々にとって、海外でも湯船に浸かりたいと思うことがほとんどではあると思いますが、イタリアのホテルにはバスタブがついている部屋はそんなにありません。もしバスタブ付きのホテルを見つけたとしても、宿泊費が相場より高くなるのであまりこだわりすぎないようにした方が良いでしょう。
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数々の高級ブランドを展開する拠点であるイタリアに旅行へ行くなら、せっかくなのでブランド品をゲットしたいですよね。イタリア発祥のブランド店の製品であれば、日本で同じものを買うより少しリーズナブルに購入できます。なぜなら、日本でそれらを購入する場合は商品の定価に輸入費用や関税・消費税が上乗せされているからです。また、日本はブランド品大国ということもあるためか、そもそもの定価が現地より少しだけ高めに設定されている場合もあるそうです。イタリア発祥のブランドで有名どころとしては、プラダやグッチ・ブルガリ・ドルチェ&ガッバーナなどが挙げられますね。日本ではなかなかブランド品を購入しないという人も、せっかくイタリアに旅行をしに行くのならブランド店に立ち寄ってみてはいかがですか。
日本と比較してみると、水や野菜・果物などスーパーで購入できる食品類と、路線バスやタクシーなどの公共交通機関はイタリアの方がリーズナブルな印象を受けますね。またイタリア発祥のブランド品も、やはり日本で購入するよりもリーズナブルに手に入ります。それに対して、日本と比べて高く感じるものは何といっても外食での食事代です。ホテルに関しては、ランクや部屋・立地によっても大きく変わるため比較が難しいですね。
引用: https://blog.pokke.in/wp-content/uploads/2017/11/shutterstock_582528469-min-1.jpg
本記事ではイタリアの物価をまとめて紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。街全体どこを切り取っても絵になる美しい街並みや観光名所が多くあるイタリアは、生きているうちに一度は訪れて見たい憧れの地ですよね。イタリアに限らず、海外旅行の前に現地の物価を事前にリサーチするというのは、現地費用の予算を立てるのに役立つだけではなく、旅行客を狙った詐欺やぼったくりに遭うリスクを回避することにもつながります。みなさんもぜひ、イタリア旅行の参考にしてみてくださいね。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcTXnxuTBKlMpJcCN5fcLg7RnzKQvoN4rMAVb3a4cz04_IAPD_RNvw