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登山リュック・ザックおすすめ20選!【2018年】容量や詰め方なども

2024.02.25

登山には不可欠のリュック・ザックですが、その選び方やどのくらいの容量が必要か、荷物の詰め方はどうすればよいのかなど、疑問点も多いと思います。各メーカーのおすすめの登山リュック・ザックの紹介とともに、選び方や荷物の詰め方についても取りあげました。

  1. リュックとザックの違いは?
  2. 登山リュック・ザックの特徴
  3. 登山リュック・ザックの容量
  4. 登山リュック・ザックの正しい選び方
  5. 登山リュック・ザックへの正しい詰め方
  6. 登山リュック・ザックの正しい背負い方
  7. 登山リュック・ザックおすすめ20選
  8. 登山リュック・ザックおすすめ20選! 1:グレゴリー
  9. 登山リュック・ザックおすすめ20選! 2:オスプレー
  10. 登山リュック・ザックおすすめ20選! 3:ドイター
  11. 登山リュック・ザックおすすめ20選! 4:ミレー
  12. 登山リュック・ザックおすすめ20選! 5:モンベル
  13. 登山リュック・ザックおすすめ20選! 6:カリマー
  14. 登山リュック・ザックおすすめ20選! 7:ノースフェイス
  15. 登山リュック・ザックおすすめ20選! 8:アークテリクス
  16. 登山リュック・ザックおすすめ20選! 9:ミステリーランチ
  17. 登山リュック・ザックおすすめ20選! 10:マムート
  18. 登山リュック・ザックおすすめ20選! 11:バーグハウス
  19. 登山リュック・ザックおすすめ20選! 12:ホグロフス
  20. 登山リュック・ザックおすすめ20選! 13:パタゴニア
  21. 登山リュック・ザックおすすめ20選! 14:チャムス
  22. 登山リュック・ザックおすすめ20選! 15:クレッタルムーセン
  23. 登山リュック・ザックおすすめ20選! 16:マウンテンハードウェア
  24. 登山リュック・ザックおすすめ20選! 17:マックパック
  25. 登山リュック・ザックおすすめ20選! 18:ファウデ
  26. 登山リュック・ザックおすすめ20選! 19:バッハ
  27. 登山リュック・ザックおすすめ20選! 20:アンドワンダー
  28. 登山リュック・ザックおすすめ20選! まとめ
リュックとザックはどう違うのでしょう。日本でよく使われる言葉のリュックサックはドイツ語から来ており、ドイツ語の発音ではリュックザックとなります。これを略してザックと呼ばれることが多いのです。英語でも同じくリュックサックという言葉はありますが、アメリカではバックパックという言葉が一般的です。
日本ではリュックサックを略してリュックという場合が多いのですが、結局は同じ言葉を言い方を変えているだけで、意味としての明確な違いはないということになります。ただ、登山の世界では両者を使い分ける場合が多いようです。機能や容量などが登山仕様になっているものをザック、やや小さめで調節ベルトなどの機能がないものをリュックと呼んでいますが、これもはっきりした定義ではありません。
登山用のリュック・ザックは一般的なリュックとどこが違うのでしょう。まずはデザインの面から見ると、基本的には縦長のデザインが多くなっています。これは幅が広いと山を歩くときに重心がブレやすくなるからです。そしてショルダーベルトやウェストベルトなどのベルト類が付いているのが特徴になります。
これらのベルト類は、中に入れてある荷物を体に引き寄せる役割をするので、登山用には体への負担を軽減するために必要になるのです。もちろん、荷物の詰め方も重要になりますが、これについては別の項目で紹介しています。また、背中にぴったりフィットするデザインとパッドの使用も体への負担を軽減しています。
登山用リュック・ザックにはL(リッター)の表示があるのですが、これがリュック・ザックの容量を示しています。色々な容量のタイプがあるので、初めての人は迷ってしまうのですが、ショップへ行くとそれぞれのリュック・ザックに、どような目的の商品かを表記している場合が多いので、これを参考にして下さい。
一応の目安を示すと、次のようになります。日帰りのハイキングや登山には20L~30L、山小屋1泊程度には30L~35L、2泊以上には35L~45Lの容量が適していますが、テント泊向きのこれより大きいサイズもあります。ただ、これらの目安より少し大きめの容量のものが無難ですが、慣れてくれば最適なものが経験値としてわかってきます。荷物の詰め方にもよりますが、中には1泊でも20Lのもので十分という人もいます。
リュック・ザックを選ぶ時のポイントは、使いやすさや背負いやすさ、デザインや重量などいくつかありますが、最も重要なポイントは、体へのフィット感です。長時間背負って歩くことになりますので、疲労を軽減するフィット感が大事になるのです。その点からは調節ができてしっかりしたウェストベルトが付いていることも重要ポイントです。荷物の詰め方にもよりますが、重たい荷物は腰に負担がかかってきます。それを軽減するのがフィット感ということになります。
ザックの軽量化が進んで軽いものが人気なのですが、背面のパネル部分が無いなど、荷物の詰め方によっては体に負担がかかるなどデメリットもあるので、あまり軽量のものはおすすめできません。底部の形状が幅広のタイプも好ましくありません、やはり荷物の詰め方によりますが、重心が下に来るため体への負担が増大します。
サイドポケットはあると便利ですが、何を入れるか、その詰め方によって左右の重量のバランスがくずれる場合があるので、注意が必要です。むしろ雨ブタの方が便利かもしれません。ジッパー式で取り出しやすく、帽子や手袋など必要時にすぐ使えるものを入れるのに役立ちます。全てのポイントを満足させるモノにはなかなか出会わないかもしれませんが、やはり、ショップで実際に見て、装着して選ぶのが一番です。
登山リュック・ザックへの荷物の詰め方(パッキング)は、登山中の体への負担の軽減という面でも非常に重要で、詰め方を間違うと体への負荷がかかり疲労にもつながってきます。ここでは、詰め方の基本ポイントを紹介することにします。まず第一の詰め方のポイントは、重い荷物を背中側に、軽い荷物は表側に詰めることです。体への負荷を考えると当然の原則ということになり、最も重いものを背中にフィットさせる感じです。
第二の詰め方のポイントは、重い荷物は上に、軽い荷物は下にという詰め方です。ただ、この場合の上というのは肩の上部の雨ブタという意味ではなく、肩から腰にかけての範囲内での上方ということになります。すなわち、下の方に重たいものがある詰め方は、重心が下がって、体への負担が大きくなるからです。ただ、第一と第二の詰め方のポイントを総合的に上手く組み合わせた詰め方が理想的になります。詰め方においては、左右の重量バランスも当然大事ですが、上下の重量バランスを優先させるのが基本です。
次いで、第三の詰め方のポイントですが、よく出し入れする荷物は上側に、ほとんど出し入れしない荷物は下側にという詰め方です。雨ブタにはザックを降ろさないでも取り出せる、地図やファーストエイドの小物、レインウェア、行動食や飲料などを入れます。一部メインポケットに別けてもいいでしょう。一番下にシュラフ(携帯寝袋)や着替え類、真ん中から上にかけて食料類など重量品、その上に行動着などを入れるのが原則的な詰め方です。それぞれのポイントを考えてスタッフバッグに小分けして詰めていくことになります。
登山中に体への負担を軽減させるには、リュック・ザックへの荷物の詰め方だけでなく、背負い方も重要になってきます。いかにバランスよく背中にフィットさせるかが大事なポイントです。リュック・ザックには各種ベルトが付いていますが、この使い方が大きなポイントになってきます。案外、間違いが多いのがチェスト(胸)ベルトの位置です。これはちょうど脇の下のラインに来るようにするのが原則です。フィット感を気にしすぎて、締めすぎることに注意して下さい。
正しく背負うためにベルトを締める順は、まず腰骨がザックの中央にくるようにウェストベルトを締めます。次にショルダーベルト、そして上部のリフトストラップを締めてフィットさせます。最後に締めるのがチェストベルトというのが原則になります。
登山中には疲労も出てきますし、上り、下りの違いもあります。上り時にチェストベルトを場合によっては開放したり、下り時にはザックの動きがでないように締め方を強くしたりと、ベルトの調整が必要ですが、これは経験値で最適なポジションを見つけるしかないという感じで、ベテランの登山家でも、新しいザックを使い始めたときは慣れるまでに日数を要すると言われています。
登山リュック・ザックの選び方や詰め方、背負い方などを紹介したところで、次におすすめのリュック・ザックの紹介に移りたいと思います。今回は各メーカーブランドごとに、おすすめの商品を取りあげています。なお、画像の写真は各メーカーの代表的商品を取り上げており、文中の商品名とは必ずしも一致していませんので注意して下さい。おすすめ商品は文中の商品名で確認して下さい。
グレゴリーは、1977年にカリフォルニア州のサンディエゴに設立されたバックパックの専門メーカーです。定評のミウォックシリーズの新商品ミウォック24は、ポリエステル製で容量は24L、軽量にもかかわらず背面に密着して溶けこむフィット感が特徴です。
グレゴリーのズール40は容量が40Lで、背面長に合わせてS、M、Lの三つのサイズがあります。メッシュ構造の背面パネルはフィット感と快適な背負い感を実現しており、一回り小さいジェイド38というレディースモデルもあります。
オスプレーは、アメリカのコロラド州にある、多様な使用目的に対応した高性能登山用パックを製造するメーカーです。オスプレーのシラス24はナイロンクロス性で容量は24L、女性用の商品ですが子供用にも利用できるザックです。
オスプレーのケストレル38は容量が38Lで、背面長をマジックテープで細かく調節できるのが便利です。登山中にトレッキングポールの出し入れも可能な外部アタッチメントが豊富で、カイト36はレディースモデルになります。
ドイターは、1898年にドイツのアウクスブルクで創業を始めた伝統あるリュックサックメーカーです。ドイターのフューチュラ22は容量22Lで、メッシュを介して背中全体へのフィット感が良く、メッシュとザックの間に隙間があるので特に夏用には最適です。急な雨にも対応できるザックカバーを内蔵しています。
ドイターのエアコンタクトライト50+10は、容量計60Lの2層構造です。やはり高い通気性のあるメッシュ構造の背面パッドで、背面長を自由に調節でき、重い荷物も快適に背負えて最適なフィット感が得られます。、
ミレーは、1921年設立のフランスのアウドドア用品のトップメーカーでバックパックや登山用品が豊富です。ミレーのサースフェー30+5は、強い耐久性を持つコーデュラ素材で、容量計35Lの2層構造、ポケット類も豊富です。横揺れが少なく体へのフィット感がすぐれています。
モンベルは、大阪市に本社を置き、登山用品などを製造販売する日本のアウトドア総合メーカーです。モンベルのチャチャパック30は、ナイロンメッシュ製で容量は30L。クッション性と通気性を持つ背面パッドと内臓のフレームでフィット感にすぐれています。
カリマーは、リュックサック製造で知られるイギリスのアウトドアブランドです。カリマーのイントレピッド40タイプ2は、容量40Lで背面の汗やムレを軽減するエアスペースシステムの採用で快適性が高いのが特徴です。内臓のアルミフレームで安定したフィット感が得られます。
ザ・ノース・フェイスは、アウトドア用品や登山用具の製作、販売を手がけるアメリカのメーカーです。ノースフェイスのテルスシリーズは、容量45L、35Lモデルにレディース用の30Lモデルもあります。開口部が大きくて荷物が取り出しやすく、パッキングも容易なのが魅力です。
アークテリクスは、1989年にカナダのブリティッシュコロンビア州で創設されたアウトドア用品を手がけるメーカーです。アークテリクスのアルトラ65は、ナイロン製で容量は65Lと縦走などの長期間のテント登山向きです。アルトラシリーズは快適なフィット感や防水性が特徴で長旅の負担軽減に役立ちます。
ミステリーランチは、アメリカのバックパックメーカーで、米軍特殊部隊に採用される名品を製造しています。ミステリーランチのグレーシャーは、容量70Lの大容量で、強い耐久性を持つコーデュラ素材を使用しています。下段のポケットも大容量で収容力は抜群なので2泊以上に向いています。
マムートは、スイスに本社を置くマムートスポーツグループが展開する登山用品製造ブランドです。マムートのクレオンプロは、ナイロン製で容量40L、30Lのタイプがあります。エアスペースサスペンションシステムを採用し、荷重調整が可能になっています。
バーグハウスは、イギリスに拠点を置くペントランドグループの登山用品、アウトドア用品のブランドです。バーグハウスのエクスプローラー40Lは、ポリエステル製で容量は40L。バーグハウスが開発した背面長調節機能バイオフィットにより、背負ったまま無段階で背面長を変えることが可能です。
ホグロフスは、バックパックや衣料品等を製造するスウェーデンのアウドドア用品メーカーです。ホグロフスのアルパインパックNEJD50は、ナイロン製で容量は50L。大容量ですが、フルサイズのフロントジッパーにより出し入れが簡単で、長期滞在向きのザックです。
パタゴニアは、アメリカのカリフォルニア州で登山用品を含むアウトドア用品の製造販売メーカーです。パタゴニアのレフュジオパック28Lは、表地がポリエステル、裏地がナイロン製で、容量28Lですが非常にシンプルな造りになっており、日帰り向きのリュックです。
チャムスは、愛らしいブービーバードをメインキャラクターにしたアメリカのアウトドア製品メーカーです。チャムスのシナワバ25は、ナイロン製で容量25Lの日帰り向けです。シナワバシリーズは表面のネイティブ柄がおしゃれで、ウエストハーネスは取外しが可能でウエストバッグとして単体でも使えます。
クレッタルムーセンは1984年にスウェーデンで創設されたバッグパックなどの製造メーカーです。クレッタルムーセンのラタトスク30Lは、容量30Lですが本格的なザックで、背面パッドが上下に設置され、中央が通気路になっています。パッドはアルミバーで補強されてフィット感にすぐれ、1泊登山にも対応可能です。
マウンテンハードウェアは、登山用品全般を扱うカリフォルニアのアウトドアブランドです。マウンテンハードウェアのダイアティッシマ35アウトドライは、ナイロン製で容量は35Lですが、防水仕様のメインコンパートメントに加えて、雨ブタやウエストベルトが着脱可能なため、行程に応じて重量とスペックを調整できる本格仕様です。
マックパックは、ニュージーランドのバックパック専門メーカーのブランドです。マックパックのカスケード75FLは、大容量75Lの長期縦走登山向きのザックです。必要な装備をすべて詰めて歩くために、パッキングのしやすさや体への負担を軽減することを追求した大型ザックです。
ファウデは、登山用品に定評があるドイツのスポーツ用品メーカーです。ブレンタ30は、ポリアミド素材で容量30L。背中へのフィット感の良いパッド、取り出しのしやすい雨ブタなど初心者でも使いやすい本格的なザックです。
バッハは、スイスを中心に展開する登山用ザックなどアウトドアバッグの専門メーカーです。バッハのアジャストは、強い耐久性を持つコーデュラ素材で容量は50Lです。背面長を調整できるため、身長差に対応できるのが利点で、上下2気室構造のザックです。
最後に日本のアウトドアブランドをもう一つ紹介します。東京に拠点を置くアンドワンダーは、リュック・ザックを中心に豊富な商品を扱っています。キューベンファイバーバックパック25Lは、名前の通り、軽量で防水性にすぐれたキューベンファイバー素材で容量は25L。日帰り用の登山からタウンユースまで幅広い利用が可能です。
今回は登山におすすめのリュック・ザックを、選び方や詰め方、背負い方なども含めて紹介しました。各メーカーブランドごとに、おすすめの商品を取りあげていますが、商品名をよく確認して下さい。ただ、お店では自分にピッタリの商品が他に見つかるかもしれません。ぜひ、お店に足を運んで実際に見て選んでいただければと思います。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BXc2aIOhRE1/?tagged=%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9