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台湾で登山2018年版・初心者にもおすすめの登山スポットや注意点

2024.02.25

「海外で登山をする」と聞くと登山上級者の話、なんて思ったりしませんか?実は、台湾での登山であれば、日数も費用もさほど掛からずに登れる山があります。今回は台湾の名峰『玉山』を含め、初心者でも登れるおすすめの登山スポットや注意点などをご紹介したいと思います。

  1. 初心者にもおすすめ、台湾で登山をしよう!①:海外で初登山なら台湾
  2. 初心者にもおすすめ、台湾で登山をしよう!②:準備、装備品
  3. 初心者にもおすすめ、台湾で登山をしよう!③:注意点
  4. 初心者にもおすすめ、台湾で登山をしよう!④:初心者向けスポット『軍艦岩親山步道』
  5. 初心者にもおすすめ、台湾で登山をしよう!⑤:初心者向けスポット『七星山』
  6. 初心者にもおすすめ、台湾で登山をしよう!⑥:上級者向けスポット『雪山』
  7. 初心者にもおすすめ、台湾で登山をしよう!⑦:上級者向けスポット『玉山』
  8. 初心者にもおすすめ、台湾で登山をしよう!⑧:短期旅程のモデルコース
  9. 初心者にもおすすめ、台湾で登山をしよう!⑨:長期旅程のモデルコース
  10. 最後に

日本から近い台湾での登山は、初心者にも上級者にもおすすめですよ。

海外での登山なら台湾をおすすめする理由は、①短期間で旅行できる、②航空券が安い、③台湾内での移動費や食費が安いからです。

①短期間で旅行できる

東京から台北への直行便であれば、約3時間30分ほどです。したがって、登山する山にもよりますが、最短2泊3日で登山して日本へ帰国することも可能です。

②航空券が安い

時期にもよりますが、格安航空会社であれば東京⇔台北の往復航空券を1万円ほどで入手することも可能です。

③台湾内での移動費や食費が安い

宿泊費は日本とさほど変わらないのですが、移動費と食費は日本の半分もかからない予算です。結果、航空券を合算しても日本国内の山に登るよりも、台湾の山を登るほうが安く済むこともあります。
このように台湾での登山には複数の利点があるため、登山する際には国内の山と同様に、台湾の山も候補へ入れて考えると幅ができて登山計画が楽しいですよね。台湾の登山になれば、美味しい食事を頂いたり観光したりと旅行の楽しさが倍増します。

登山する際には、登山グッズの準備と登山する山の情報を必ず事前に調べましょう。

登山の装備品は台湾で調達することももちろん可能ですが、短期間旅程の際には時間もないと思いますので、やはり事前に準備したほうが良いと思います。
また、登る山によっては、事前に許可証などを申請する必要がありますので、遅くとも1ヶ月前までには必ず登る山の情報をインターネット等で調べてくださいね。また、登る山により寝袋などの装備品も変わります。

台湾での登山は、警察へ入山申請を提出する必要があります。

ツアーで登山をする場合には、ツアー会社がほとんどの手続きを代行してもらえると思いますが、もし個人で登山する際には自力で入山申請を提出する必要があります。申請サイトは、“https://nv2.npa.gov.tw/NM103-604Client/”です。

国立公園内の山に登る際には、4か月前~前日までに入園申請が必要です。

こちらも警察への申請書と同様に、個人の場合は自力で申請する必要があります。申請する内容の中で主に難しい項目が、①台湾での連絡先(携帯番号)、②台湾在住の緊急連絡先、③具体的な山行計画とメンバーです。なお、申請期日が約1ヶ月前までの山もあります。

①台湾での連絡先(携帯番号) & ②台湾在住の緊急連絡先

台湾在住の友人や知り合いがいれば、その方の名前と電話番号で大丈夫です。もしいなければ、SNS等で呼びかけても良いかもしれません。

③具体的な山行計画とメンバー

入山規制の厳しい山では、登山者数を制限しているので、登山旅行の数か月前より詳細な山行計画を策定しましょう。また、抽選を伴う許可申請が必要な山もあるために、申請したメンバー全員が行けるかどうかは分かりません。

“台湾10大最美的賞夕陽登山歩道”選出!夕日が綺麗にみえる登山スポットです。

台北からほど近く地元民にも親しまれている『軍艦岩親山步道』は、日帰りで登山可能です。入山ルートは①陽明大学裏から行くルートと②榮總裏から行くルートがありますが、初心者には①がおすすめですよ。

詳細情報

軍艦岩親山步道〇アクセス:台北駅より淡水線電車に乗車し、石牌駅へ(所要時間約15分)〇登山目安時間:約2時間30分〇事前入園申請不要

下山後には温泉入浴も!日帰り登山を楽しみましょう。

台北市の最高峰『七星山』は、標高1,120Mで一帯は陽明山国家公園です。登山ルート上には爆裂火口やカルデラがあり、下山後には日本人の大好きな温泉に入浴することができます。

詳細情報

七星山〇アクセス:劍潭駅(MRT)前の路線バス「紅5」か「260」に乗車し、“陽明山”下車(所要時間約30分)。陽明山バスターミナルより、周回路線「108」小型バスに乗車し、“小油坑”下車(所要時間約10分)。〇登山目安時間:約1時間30分〇事前入園申請不要

台湾第2の高峰『雪山』の標高は3,886M!山頂は絶景の山々が広がっています。

富士山より難易度の高い山『雪山』は、山荘はあるものの食事や寝袋が必要な山です。ちなみに山荘の予約は予約順に受付となっていますので、日程が決まり次第、入山&入園申請と併せて山荘の予約もしましょう。

詳細情報

雪山〇アクセス:台北から武陵農場行きの直行バスあり(3日前までに予約が必要)(所要時間約4時間)〇登山目安日程:1泊2日~2泊3日〇入山入園申請&許可が必要

台湾の最高峰『玉山』(標高3,952M)の山小屋に宿泊できるのは92名のみ!

入山規制が厳しいことで知られる『玉山』は、入山許可申請は4か月前~35日前までに行う必要があり、また、希望者が多い場合には抽選となります。山小屋の宿泊可能人数も92名と限られているため、日程が確定したら速やかに事前準備を行いましょう。
山小屋には寝袋が用意されており、また、食事も出るために荷物は軽量になります。登山道も整備されているため、登りやすい山のようですよ。

詳細情報

玉山〇アクセス:鉄道で「高雄駅」下車。梅山口行きの高雄客運バスに乗車し「寶来バス停」下車。(台北からのアクセスも可能です)〇登山目安日程:2泊3日〇入山入園申請&許可が必要

日帰り登山向けのモデルコースで、前後に台北観光も可能です。

1日目:日本各地→台北(飛行機)、夜市で夕食、台北に宿泊
2日目:日帰り可能な山で登山、台北に宿泊
3日目:国立故宮博物院等を観光、台北→日本各地(飛行機)
2泊3日でも登山をしつつも台北も観光できるのは魅力的ですよね。3泊4日が可能であれば、九份へも足を延ばせますよ。

宿泊を要する登山のモデルコースです。

1日目:日本各地→台北or高雄(飛行機)、台北→登山口の麓付近(バス等)、麓付近に宿泊
2日目:登山口よりアタック開始、山小屋で宿泊
3日目:山頂へアタック、下山、麓付近に宿泊
4日目:麓付近→台北or高雄(バス等)、台北or高雄→日本各地(飛行機)
こちらのモデルコースですと、やや弾丸です。ゆとりをもって楽しみたい方は、前後1泊ずつ合計5泊6日にすると、台北市内の観光や夜市などへも行くことができると思いますよ。
台湾への登山について、初級と上級とご紹介いたしましたが、登りたい山はありましたでしょうか?この他にも、台湾には非常に多くの山があり、3000M以上の山のみでも200座もあります。入山申請や入園申請など、日本語対応のサイトもあれば対応していないサイトもありますので、必要に応じてツアーで行くこともおすすめですよ。事前にしっかり準備をして、安全で楽しい登山旅行をしてくださいね。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BGdWQN5pjZq