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アメリカの観光旅行のために知っておきたい・ビザについての必見情報

2024.02.25

皆さん、アメリカへ旅行するときは観光であろうとビザが必要なのは知っていますか?アメリカは観光旅行客に対しても、一定期間滞在する外国人にはビザの取得を義務づけています。この記事では、アメリカの観光旅行のために知っておきたいビザについての情報を紹介します。

  1. アメリカのビザって何?
  2. アメリカのビザの詳しい種類は?
  3. アメリカの観光旅行で必要なビザって?
  4. アメリカのビザ免除プログラムとは?
  5. アメリカの観光ビザに関してよく聞く「ESTA」って?
  6. どうして観光するのにESTAが必要なの?
  7. アメリカの観光ビザの代わりになるESTAの申請方法は?
  8. アメリカの観光ビザの代わりになるESTAでの滞在期間は?
  9. アメリカの観光ビザの代わりになるESTAの取得資格は?
  10. アメリカの観光ビザの代わりになるESTAに必要な書類は?
  11. アメリカの観光ビザの代わりになるESTAの手数料は?
  12. ESTAの有効期限は?
  13. ESTAではなくアメリカの観光ビザが必要な人がいる!?
  14. 観光ビザとESTAの違いは?
  15. アメリカの観光ビザと申請資格は?
  16. アメリカの観光ビザの必要書類は?
  17. アメリカの観光ビザの申請方法って?
  18. アメリカの観光ビザで滞在できる期間はどれくらい?
  19. アメリカの観光ビザが現地に到着後切れた場合は?
  20. まとめ
「ビザが必要」とか「ビザがないと観光できない」とか「ビザ」って言う単語はよく聞くけれど、具体的にビザが何なのかはよく知らない…という方いませんか?

ビザが必要な原因

近年アメリカを始め、各国が自分の国へ入国する外国人に対してビザを要求することが強くなってきています。
それにはいろいろな原因がありますが、各国でテロがよく起きている現状が関係しています。特にアメリカは同時多発テロ以降、アメリカへ入国する外国人に対しての取り締まりが厳しくなりました。
ビザはそんな背景から必要とされています。それでは具体的にビザがどんなものなのか紹介しましょう!
この記事を読んでおけば、アメリカの観光旅行の準備でビザに悩む事は少なくなりますよ!

ビザを必要としているのはアメリカ大使館と領事館!

アメリカ入国するにはビザが必要と言われていますが、実はビザがあったからといってアメリカへ入国する保証にはなりません。
ビザは単にアメリカの大使館と領事館が、アメリカへ入国する外国人一人一人の「アメリカへ入国する目的」を把握し、「この人はアメリカへ入国する資格がある」と認めるのに必要なのです。

非移民ビザと永住ビザ

それではそのビザとは、どういう風に分けられるのでしょうか?
アメリカでは主に非移民ビザと永住ビザとに分かれます。非移民ビザは、皆さんのように観光旅行、またはビジネスなどが目的でアメリカ一時的に滞在するときに必要なピザです。
永住ビザは、その名の通りアメリカに永住したい人が取得する必要のあるビザです。今回紹介するのは、アメリカの観光旅行で必要なビザなので、非移民ビザということになります。
このビザが免除される、「ビザ免除プログラム」と言うのもあるのですが、それは後ほど紹介します!
アメリカのビザは大きく分けると非移民ビザと永住ビザですが、非移民ビザを細かく分けるといっぱいあります。
観光旅行へ行くには関係ないと思うでしょうが、現地へ行って後々留学してみたいと思い始めたりしたときに必要になってきたりするので、見ておきしょう!

商用・観光ビザ

その名の通り、商業や教育などのビジネス目的で渡航する人や観光目的で渡航する人のためのビザです。

就労ビザ

アメリカで働くと言う目的で渡航する人のためのビザです。このビザは色々と種類があり、農作業と言う労働が目的で渡航する人と専門的な労働が目的で渡航する人では少し違ってきます。

学生ビザ

アメリカで学生として過ごすことが目的として渡航する人のためのビザです。
このビザには2種類あります。アメリカが認めた教育機関で英語プログラムを学ぶ人や週18時間以上の授業受ける人が取得する必要のあるビザ。
そして、アメリカの機関で職業的な教育を受けるための人のビザがあります。

その他のビザ

その他にも交流訪問者ビザ等、多くの種類のビザがありますが、アメリカへ観光旅行へ行った後必要になりそうなビザは特にこれらかと思います!
それでは!アメリカのビザについて一通りご紹介したところで、アメリカの観光旅行で必要なビザとは一体何なのか紹介していきましょう!
「アメリカのビザの種類」でもご紹介したように、アメリカの観光旅行で必要なビザは「商用・観光ビザ」になります。
「商用・観光ビザ」とはいえ、必要になるのは「観光ビザ」です。「観光ビザ」とは、旅行や友人宅へ遊びに行くなど、遊びや休暇が目的の「短期間の滞在」に必要なビザになります。

ビザがいらない!?

「観光ビザ」には取得資格や必要書類がありますが、特定の国は条件によって、ビザを取得しなくても良いことになっています。そして日本はその国の一つです!
次の項目で詳しく紹介しますが、「ビザ免除プログラム」に該当しない方のために、観光ビザの取得方法について後ほど詳しく紹介しますので、ご心配なく!
上記で紹介した、「ビザがいらない」というシステムを「ビザ免除プログラム」と言います。
アメリカの「ビザ免除プログラム(VWP)」は特定の国の国籍を持つ人々が必要な書類等を所持し、渡航目的が商用や観光であればビザを取得せず、90日以内はアメリカに滞在できると言うプログラムです。
日本はそのビザ免除プログラムの参加国の一つです!

対象国でビザ免除プログラムを利用できない人は?

しかし、ビザ免除プログラム対象国の人もビザを取得できますし、逆に参加している国の人全員がビザ免除となるわけではありません。商用や観光目的の人が対象です!
他には逮捕歴や犯罪歴がある方、伝染病の方、過去にアメリカへの入国を拒否・強制送還となった方、ビザ免除プログラムで入国したはいいが、長期間滞在してしまった方はビザ免除プログラムを利用できません!
また、 テロの影響か、 2011年の3月1日以降イラクやイランなど中東地域へ渡航(または滞在)したことがある人は、たとえビザ免除プログラム参加国の国籍を持っていても、ビザ免除プログラムを利用できません。
ビザ免除プログラム参加国の国籍とイラン等の国籍、つまり二重国籍を持つ人々もビザ免除プログラムを利用できません。注意してください!

ビザ免除プログラムの条件は?

ビザ免除プログラムでアメリカへ入国する人は、ビザ免除プログラム参加国の国籍を取得している必要があります。
また、要件を満たした有効なパスポートを所持し、ESTAで渡航が認められている必要があります。

ビザ免除プログラムで必要なパスポートって?

2016年4月1日から、ビザ免除プログラムを利用してアメリカへ入国する人はEパスポートが必要です。Eパスポートとは、パスポートの表紙にEパスポートのマーク(上記の写真の1番したのマーク)があるパスポートです!
そして、滞在期間とそれ以降6ヶ月有効なパスポートでないといけません。

ビザ免除プログラム利用のその他の条件

アメリカでの滞在期間が90日以内であること、渡航目的が商用か観光であることです。また、アメリカを単に通過するというのにも必要にあります。
また、日本からの渡航のように飛行機などの空路を利用する方や海路を利用する方は往復チケットまたは目的地までのチケットが必要になります。
電子チケットの場合は、審査官に見せられるように旅行日程のコピーを忘れないようにしましょう!
それでは、次はこのビザ免除プログラムの必要な条件の1つである、「ESTA」について紹介していきましょう!
アメリカ旅行を考えていらっしゃる人々は、「アメリカへ行くならESTAが必要!」と言われたり、ガイドブック等にそう書かれていたりするのを見たことがあるかと思います。
しかし、具体的にESTAってどういったものか、詳しくご存知の方は少ないかと思います。そこで、まずはESTAについて詳しく紹介します!
ESTAとは、Electronic System for Travel Authorization の略であり、ビザ免除プログラムを利用するのに必要な電子渡航認証システムです。
なぜビザではなくESTAが存在するかというと、近年テロが活発になってきているためです。テロ防止を図るため、ビザ免除の対象国にESTAが義務付けられました。
どうしてESTAが必要かというと、アメリカ側が「この人はビザなしでもアメリカへ入国する条件を満たしてますよ」と確認するためです。
上記でも紹介したように、「テロを防ぐため」という目的が強いでしょう。たとえ観光などの短期間の滞在であっても、アメリカ側はその人の情報を把握しておきたいのです。
つまり、「ビザを免除するかわりに、きちんとした目的があるか、情報を提供してほしい」ということです。
それでは、そんなESTAの申請方法はどうしたら良いのでしょうか?ESTAの申請はオンラインでできます。簡単に申請方法を説明します。

①ESTAのウェブサイトへログイン

まずはESTAのウェブサイトへログインしてください。自由の女神の写真が背景のウェブサイトです。

②言語設定を日本語へ

ウェブサイトへたどり着くと、右上の言語設定がEnglishとているかと思います。それを日本語へ変えてください。

③新規の申請をクリック

「新規の申請」か「既存の申請内容を確認」と二つ出てきますが、この記事はESTAの申請が初めての方向けなため、「新規の申請」をクリックしましょう!

④「個人による申請」か「グループによる申請」かを選択

自分一人分ではなく、ご友人の分も申請することができます。その時によって、適した方を選択してください。
この後は、説明に沿って必要事項を記入していてください!ちなみに、「グループによる申請」を選択した方は代表の方が記入しましょう。説明文は日本語で書いてありますが、記入は英語なので気をつけましょう!
「説明文は日本語でも、記入するのは英語って難しい」という方、ご安心を!名前の記入などほとんどローマ字で行えますし、ちょっと難しいのは滞在先のホテルの情報を書く時くらいです。
ESTAの申請が通ったかどうかは、申請し終わってすぐ、「認証」「保留」「拒否」のいずれかが表示されます。すぐ表示がない場合でも72時間以内には表示があります。
ビザ免除プログラムに従って、アメリカでの滞在期間は90日以内です。
しかし、相当な長期間の休暇じゃなければ、90日以上観光で滞在すると言う事はないと思うので充分かと思います。
ESTAの取得資格ですが、特に「どんな資格があるか」というと難しいですが、「アメリカにとって害にならない目的で渡航する」というのが、1番ではないでしょうか。ビザ免除プログラムに該当しているのはもちろんです。
しかし、中にはESTAを拒否される人がいます。その理由は、アメリカへ渡航するのが危険であるとESTAの申請プログラムが認めてしまったからでしょう。
その場合は再度申請し直すか、観光ビザを取得するしかないです。しかし、一度申請した時と同じ内容ではまた拒否されてしまうので、観光ビザを取得するのをオススメします!
ESTAの申請には有効期限が切れていないパスポートとクレジットカードが必要になります。
また、ESTAの申請方法で紹介したように、滞在先のホテルの情報が必要です。住所や電話番号が必要なため、旅行会社を通してツアーで行く人はホテルの情報が書いてある紙をなくさないようにしましょう!
他にも、自分の連絡先や両親の連絡先を書かなくてはならないので、用意しておきましょう。また、乗り継ぎでアメリカへ行く人はその情報も書かなくてはいけないので、注意ください!
ESTAの申請料金は14ドルです。その時のレートによって金額は違いますが、約1000円から1400円くらいです。
支払いはクレジットカード払いです。クレジットカードがない場合は早急に取得したほうが良いでしょう。
アメリカはクレジットカード社会で現金よりクレジットカードを使う方が多いですから、アメリカ旅行を機会にクレジットカードを所持するのもいいと思います!
クレジットカードを取得したくないという方は、旅行会社などに頼んで銀行振り込みなどにしてもらいましょう。
ESTAの有効期限は2年間です。しかし、これはパスポートの有効期限以内の話です。
パスポートの有効期限が切れた時、たとえESTAを取得してから2年以内でもESTAは無効になりますから注意しましょう!
ESTAはビザ免除プログラムに該当する人が取得するものであり、商用や観光以外ではアメリカの観光ビザが必要です。
また、滞在期間が90日と決まっていますから、夏季休暇や春季休暇を利用して友人へ会うためアメリカに行く人は「気づいたら90日を過ぎそう」という状態になるかもしれませんから、観光ビザにしといた方がいいでしょう。
まず、観光ビザとESTAの1番の違いは、ESTAはビザ免除プログラムの必要な条件の一つであって、ビザではないという点です。
観光ビザはESTAほど申請方法が簡単ではありません。必要書類のほか、アメリカ大使館か領事館へ行き面接を受ける必要があります。
アメリカの観光ビザを取得するには、いくつか申請資格があります。まず、アメリカへの渡航目的が商用・観光等の一時的な期間であること。
アメリカへ滞在している期間中の資金があること。そして、アメリカ以外に住居があって、アメリカ以外に社会的・経済的な場所があること。自分の目的が終了したらすぐ帰国すること。
以上がアメリカの観光ビザの申請資格です。面接等がありますから、しっかり覚えておきましょう!
アメリカの観光ビザの必要書類は、ビザ申請書と滞在予定期間プラス6ヶ月以上有効なパスポート、過去十年間に発行されたパスポート、証明写真、面接予約書です。
ビザ申請書はオンラインで申請できます。面接を予約するにはこの書類が必要ですから、まず1番に取りかかりましょう!
また、日本に住んではいるけれど、日本国籍ではない外国人の方は外国人登録証か在留カードの両面コピーが必要です!
その他、情報を補足するために必要と言われた書類は必ず用意しましょう!
アメリカの観光ビザの申請方法は、ESTAより難しいです。わかりやすいように、順を追って紹介します!

①ビザ申請書を慎重に完成させる

まずはビザ申請書を完成させましょう。ここは、かなり慎重にしましょう!というのは、一度提出した後は訂正できないからです。

②プロファイルを作成する

初めてアメリカビザを取得するには、プロファイルを作成する必要があります。アメリカビザ申請ホームページでプロファイルへログインして進めましょう!

③申請料金を支払い、面接へ

申請料金を支払って、面接へ進みましょう。面接では、パスポートの身分証明書の項目が必要です。また、受け付け番号やビザ申請書のバーコード番号が必要です。
面接で必要なものは郵送で届きます。面接では、郵送で届いた書類以外、「アメリカの観光ビザの必要書類は?」で紹介した書類がいります。
面接は領事館の方としますが、詳しい動画がホームページにアップしてありますから一度見てから面接へ行きましょう。
また、ビザを更新する人や外交官や政府職員の人、13歳以下80歳以上の人は面接を受ける必要はありませんよ!
アメリカの観光ビザでは、ESTAと違い、最長で6ヶ月の滞在が可能です。取得はかなり時間がかかりますが、アメリカで過ごせる時間は長いですよ!
ビザの有効期限が切れるまでにアメリカへ到着していれば平気です。それからの滞在はアメリカの税関の職員の方や国境警備局職員の方によって、滞在期間が決まります。職員の方に認められた期間中であれば滞在可能です。
ちなみにビザの有効期限は、1回の入国のみ最長10年です。
いかがでしたでしょうか?アメリカの観光旅行でビザと言うのは欠かせません。きちんとビザを申請していないとアメリカで旅行することができませんからね。せっかくのバカンスがなくなります。ビザ免除プログラムを利用してESTAを取得し、短期間の旅行を満喫するのがオススメですが、アメリカへ長期滞在したいと言う方はこれを機に観光ビザを取得するのもいいですよ!