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登山へ行こう!【2018年】ストックは必要?選び方や使い方のご紹介

2018.09.12

山好きの方は、春夏秋冬登りたいと思っているのでは…。登山にはいろいろな装備がありますが、その中で半分以上が持っているというストック、ということは半数近くは持っていないということに。そこで“登山にストックは必要?”を検証、使い方や選び方も併せて提案いたします。

  1. 登山用ストックは必要?①ストックの役割
  2. 登山用ストックは必要?②ストックとトレッキングポール
  3. 登山用ストックは必要?③メリットは
  4. 登山用ストックは必要?④それだけではありません
  5. 登山用ストックは必要?⑤デメリットは
  6. 登山用ストックは必要?⑥それだけではありません
  7. 登山用ストックは必要?⑦自分はどうするの
  8. 登山用ストックは必要?⑧各部の名称と使い方
  9. 登山用ストックは必要?⑨選び方
  10. 登山用ストックは必要?⑩手入れと保管
  11. まとめ
登山者の体を支えることがストックの役割です。観光地や参拝など起伏の激しい道では杖(木の棒)が置いてあったります。これは人の歩行のサポートとしてあるんですね。登るときには足の負担を柔らかくして上りやすくし、不安定な足場を下るときには先に突いて体を支えると下りやすくなります。杖=ストックは、サポート装備として重要な役割を果たしている訳です。
余談ですが、ストックはイギリスで生まれた言葉で杖と訳します。トレッキングポールとは登山で使う杖という意味です。言い回しは違いますが、全く同じと思っていただいて結構です。今では伸縮性や強度、素材、デザイン、収納性を考慮して作られています。ここではストックで進めていきます。
怪我をしない!登るときには手の力が加わるので足の負担を軽減することができます。下りになると不安定な足場が遠くなりより不安定になります。そのときに体の支えになるので体勢を崩しにくくなり負荷を減らすことができます。特に川を渡るときや雪山などでは必需品と言ってもいいほどです。ストックを使うことによって、バランスを保ち足への負担を分散する。そして全身の疲労を軽減することが最大のメリットでしょう。
ストックは元来、高齢者や足腰に不安のある人が使う道具なのは想像に難くありません。ところが最近では、その利便性が見直されています。「ストックを持てば、より高い山に登れる」と上級者などにも機動性を上げると歓迎されているのです。
極端に不安定な岩場など足場がふらつく場所で使用すると、かえってしっかりストックが固定されなくなり、怪我や事故につながることがあります。登山に便利な道具があればあるほどいいに越したことはないのですが、荷物を背負う軽量化には反面教師で、少しの重さですが不向きとなります。ストックに頼れば頼るほど、ストックなしでは歩きにくくなります。また、ストックを使える場所と使えない場所があると何度も収納が必要になり大変不便です。
登山において、悪路を歩けば歩くほど足腰や筋肉が鍛えられ、バランス感覚がよくなります。足場の悪い岩場や悪路を経験することによって、ここはこうしようというスキルアップにつながり経験値が上がるのです。このことは、より高い山にチャレンジするためにはかかせないスキルとなるでしょう。これがストック不要の根幹となっています。
ストックが自分にとって、必要かどうかの判断はどうしたらよいのでしょう。簡単に考えましょう。ストックを使ってみて、便利だなあと感じたら必要と判断してよいでしょう。逆に、大したことはないとか不便と思ったときには不要です。最初は、登山に参加しなかった友達に借りたり、レンタルで試してみるなど、自分でしっかり判断してください。それから求めても遅くはありません。

グリップ

ストックの持ち手の部分を言います。ストックタイプ(I型)とステッキタイプ(T型)の2種類があります。滑りにくい、クッション性がある、手の汗を吸収したりなど握りを疲れにくくする役目を担います。

グリップ ストックタイプの使い方

ストックタイプは、1本で使う場合はシングルストック、2本(両手で握る)を使う場合はダブルストックと言い、こちらが主流になっています。立った状態で脇を締め、ひじを90度に曲げた位置でグリップを握ります。この位置が平地の使い方の基本です。体を押し上げる推進力としての使い方に適しています。登りの場合は長さを短めに調節し、下りの場合は長さを長めにして使います。歩くリズムに合わせて交互に地面に突いてください。

グリップ ステッキタイプの使い方

ステッキ型は片手タイプが一般的で、上から体重をかけた時にバランスが取れるように作られています。使い方は簡単で、手のひらでグリップを包み込むように持ってください。重いザックなどで身体が前に傾き過ぎないように、体重や荷物の重さを受け止めてください。バランスを崩さないように注意すれば大丈夫です。シャフトの長さは、自然に下ろした手の位置にグリップがくればいいのでストックタイプよりは短くて済みます。このことは、重さの面や収納には有利と言えます。

ストラップ 使い方

グリップの上についています。使い方は、手首にストラップをかけてグリップを握ると手首とグリップをしっかりつなぎ、何らかのアクシデントで手がグリップから離れてもストックを失くさずに済みます。ストックタイプのストラップは、手首を支えてくれるので疲れにくくなります。

シャフト

ストックの本体部分で、使い方で特記することはありません。主流は、アルミ製とカーボン製になっています。アルミ製の場合は価格が安く、しなりが良く折れにくいのが特徴です。強度は鉄などと比べると弱いので強い力が加わると曲がる場合があります。カーボン製は、アルミより軽く強度もあり価格は高いです。体重を支えるには申し分ない強度なのですが、限界を超えると折れてしまう危険性があります。

ジョイント 使い方

シャフトの継ぎ目の部分に当たり、ここでストック全体の長さを調整し固定します。使わないときはザックの外に括り付けたり、折りたたんで収納したりします。固定方法は後述します。

バスケット 使い方

バスケットは、見ての通りストックが沈み込まないための道具です。着脱式や固定式、またバスケットのついていないストックもあります。ぬかるんだ道や柔らかい地面、深い砂利道や雪道など状況に合わせた使い方をしてください。使用中に木の枝や石の間に引っ掛かったときは、無理に引っ張ったりすると思わぬ事故につながったりしますのでご注意ください。また、バスケットが不要の場所も多いので、取り外しができるタイプが無難です。

石突き 使い方

石突きはストックの一番先のとがった部分になります。石突きは滑りやすいところで使うための道具です。主に地面が石ベースになっている岩場などで使うので石突きと言います。木道エリアや樹林帯などでは、木道を削らない、樹木を傷つけないという点でゴムやラバーのキャップをすることがマナーの基本です。収納の際も必ずキャップをつけてください。また石突き部のチップの角が削れて丸く磨耗していると、岩の上などで滑るのでとても危険です。

使い方の注意点

ストックの重要な役割は、バランスをとることと体の負担を軽くすることです。負担を軽くするからと言って、体重をかけすぎるのはよくありません。全体重をかけた使い方をすると、とっさの時に対応できなくなります。また収納時にザックから大きくはみ出していると、樹木を傷つけたり、他の人に当たったり、自身が何かに引っ掛けて転倒したりと思わぬ事故の原因になることもあるので注意が必要です。

長さの重要性

長さは、身長と使い方(場所)で、決まります。短すぎるのは論外ですが長すぎるのも問題です。使うことの無い余分な長さは、無駄なオモリを持つことと同じで、長すぎないサイズのものを選ぶのは大事な選択肢となります。収納時でも、余分な長さが邪魔になります。ストックを使うのが初めての場合、平地・登り・下りで長さが変わってきますので自分に合った長さ選ぶのは難しいと思います。従って、長さを調節できるモデルを選んだ方が無難と言えます。

グリップの材質と形状

選択のポイントはただひとつ、手が滑らないということです。ゴム、コルク、ウレタンフォームなど様々な素材が使われていますが、自分でしっかり握って確認することをおすすめします。また、グリップの握り部分の形状によって、強く握ろうとしたときにうまく掴めなかったり、不安定になったり、ストックの取り回しに影響を受けます。木の根っこを跨ぐときや岩場を通過するときなどを想定して選ぶことが肝心です。

ジョイントの固定

長さが調節できる伸縮式は、スクリュータイプとレバーロックタイプ、ハイブリッドタイプの3種類があります。スクリューはシャフトを回転させてねじ込むことにより長さを調整して固定します。レバーロックは、長さを決めたらワンタッチでレバーを固定すれば出来上がりです。ハイブリッドはスクリューとレバーロックの両方をいいとこどりしたタイプになります。その他にシャフトを伸ばしてピンホールに突起を固定させるピンホールタイプ、分割されたシャフトをワイヤーでつなぎテンションをかけることによって固定する折りたたみ式タイプなどがあります。

アンチショック

アンチショックは、衝撃を吸収してくれるシステムのことでシャフトの中にスプリングが内蔵されたものが一般的です。ストックをついた時に手にかかる負担を軽減して、手首の痛みを柔らげる働きがあります。険しい道では役立ちますが、アンチショックがついていると長さと重さが加わりますので一長一短と言えます。

初心者におすすめ

ストックは用途によって選択基準が変わります。従って、これを選んでおけば間違いないというものではありません。あくまで、初心者の方への道しるべと思っていただければ幸いです。
グリップ素材と形状: ゴムなど手が滑りにくい素材、形状はストック型(I型)グリップで二本組
シャフトの素材:アルミシャフト
ジョイント部の仕組み:男性はスクリュータイプ、女性はレバーロックタイプ、共通で長さが調整できる折りたたみ式
収納時の長さや幅:ザックに収納できる長さでサイドポケットの幅に収まるもの
アンチショック:無くても問題なし
石突き:チップが交換できるもの
グリップの感触、取り回しを確認するために、必ず直に手に取り前後左右に振ってみてください。そして、思い通りに動く扱いやすいものを選んでください。その上で、無駄に長くなく、より軽いものを選ぶのがポイントです。
ストックの手入れは使用後、その都度シャフトを外して水洗いしてください。水分が残ると錆びる場合もありますので、水分をよく拭き取るのが大事です。錆びるとジョイント部がスムーズに動かなくなり、折れる原因にもなります。風通しの良い場所で乾燥し、乾いたのを確認してから、分解した状態で保管します。
山が呼んでいる!登山でストックを使うか使わないかは、ご本人次第です。楽しければどちらでもかまいません。私的には、アクシデントで足をくじいたときや予想以上に疲労困憊のとき、何らかの事故が起きたときなど、何かしらの支えとなり役立つことが多々あります。いろんなことに使えるので一本ぐらいは常備しておくことをおすすめしたいです。使うか使わないかをお悩みの方、最初の1本をどうしようかとお考えの方など、お役に立てば嬉しいです。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BUsd1YlB-Ht/?tagged=%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB