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台湾の休日や祝日ってどんなの?休みの日の過ごし方も知りたい!

2024.02.25

台湾旅行の際、台湾の休日や祝日チェックしていますでしょうか。台湾の休日は公共機関やお店、観光地が大変混雑するので要チェックです。また逆にその期間でしか開催されないイベントもあるので過ごし方次第では特別な旅行にもなります。今回は2019年の祝日情報を紹介します。

  1. 台湾の休日って?
  2. 台湾の休日①~元旦連休~
  3. 台湾の休日②~旧正月(春節)~
  4. 台湾の休日③~和平記念日~
  5. 台湾の休日④~児童節と清明節~
  6. 台湾の休日⑤~端午節~
  7. 台湾の休日⑥~中秋節~
  8. 台湾の休日⑦~国慶節~
  9. 台湾の休日⑧~その他の祝日~
  10. まとめ
台湾の休みは「一例一暇」とし「労働者は7日ごとに休息を持つべきで、そのうち1日を例暇とし、1日を休息日とする」と法律で定められています。休息日は労働者が休息をとるための日で、希望すれば働くこともできますが時間外勤務扱いとなりますので、手当が必要となるので多くの企業は休みとしています。例暇は突発的な事由がない限り雇用者が労働者を安ませなければならない日です。つまり台湾も日本同様週休2日が基本となっています。またこれ以外にも日本同様国民の祝日が数多く存在します。この期間は家族で過ごすための帰省ラッシュで交通機関が大混雑したり、お店や観光地が閉まったりと旅行に影響がでますので、旅行を計画の際はチェックが必要です。一方で、その期間にしか見られない行事なども数多く行われるので逆にそれ目当ての方もぜひスケジュールをチェックしてみて下さい。この記事では2019年の日程を記載していますが、中には旧暦で日にちが設定されている祝日が多くあります。毎年祝日については台湾行政院が政府行政機関の祝日休日カレンダーを発表しますので、そこでしっかりチェックしてみてください。
2019年は2018年12月29日~2019年1月1日までと4連休となります。台湾では旧正月を盛大に祝うため、元旦は祝日といった感覚です。なので、お店や観光地は通常営業しているところがほとんどです。日本で年末休みを利用して旅行を計画中の方も心配ありませんよ。ただし、台湾の方もこの日はハッピーニューイヤーです。年が変わるので心機一転買い物を楽しむ方も多いので街中は混雑します。特に人気のレストランは予約が必須です。
2019年は土日も重なり2月2日~2月10日までと10連休となります。2月4日が大晦日、2月5日が元旦です。春節は台湾の方にとって1番大事な休日で、多くの方が家族と過ごします。街は閑散とし一方で帰省ラッシュが始まるので交通機関は大混雑です。タクシーを利用する際も春節料金で割り増し料金なので注意が必要です。多くの観光地やお店は基本5日間はお休みです。この時期での旅行はあまりおすすめしませんが、この時期しか行けないという方は、台湾での移動が少ない1都市訪問の旅行をおすすめします。またこの時期にしか楽しめない、現地の方のお正月行事を楽しむ過ごし方は大変おすすめです。お寺やデパートでの爆竹や獅子舞などはなかなか普段見られないので必見です。また、台湾の方も日本人同様年が明けると初詣に行きますのでお寺は1年で1番賑わいます。
2019年は2月28日~3月3日までの4連休になります。歴史の授業で二二八事件は聞いたことがあるのではないでしょうか。当時の中華民国の治安の悪化や役人の汚職になどに対して怒りが爆発した民衆が2月28日に行った抗議のデモですが、これに対して中華民国側は無差別に発砲1万8千〜2万8千人の犠牲者を出した事件です。2度とこのような悲劇を生まないようにと制定された祝日です。基本的に観光地やお店は通常通り営業してますが、大体どこも混雑しています。
2019年は4月4日~4月7日までの4連休となります。4月4日は台湾のこどもの日です。こいのぼりはないものの、多くの子供がおもちゃなどプレゼントがもらえる嬉しい日です。また子供むけのイベントも多く開催されるのでこの日にお子様連れの旅行を計画中の方はぜひチェックしてみてください。児童節と連続した祝日、清明節は先祖のお墓詣りに行くための祝日です。この期間も帰省ラッシュのため公共機関が混雑するので注意が必要です。
2019年は6月7日~6月9日までの3連休となります。旧暦5月5日は国を愛し忠信を誓っていた政治家屈原が入水自殺した日です。この死を知った国民はひどく悲しみ彼の遺体に魚がつかないように粽をまいたり太鼓をたたいたりしたといわれています。その名残からこの期間の台湾の方の過ごし方はおこわを笹の葉で巻いた粽を食べ、ドラゴンボートレースが行われるようになりました。この期間で渡航をお考えの方はぜひ、台湾の文化粽はドラゴンボートの見学も計画に入れた過ごし方はいかがでしょうか。
2019年は9月13日~9月15日で3連休になります。中秋節は日本でいう、十五夜の日です。台湾ではこの日は家族で過すため旧正月同様里帰りをする日です。なぜか台湾の焼き肉のたれメーカーが「中秋節といえばBBQ!」といったCMを作ったため、台湾ではこの祝日にBBQというのが中秋節定番の過ごし方になっています。公園なども中秋節のみBBQを許可しており、この時期に台湾を訪れるといたるところでBBQを楽しむ家族を見ることができます。また日本は月見団子を食べますが、台湾では月見饅頭を食べます。満月の形の丸い饅頭で、中にはアヒルの卵でできた餡が入っています。この時期に渡航の際は台湾の方同様月見饅頭を食べてみたりと台湾流のお月見を楽しむ過ごし方はいかがでしょうか。
2019年は10月10日~10月13日の4連休です。辛亥革命の起こった1911年10月10日を記念した国慶節ではパレードや式典が多く行われるので交通規制が入ります。この時期に観光を検討の方は移動が難しくなりますので得に注意が必要です。とはいえ、この期間でしか見れないイベントも盛りだくさんです。中でも台北にある総統府の前で行われるパレードは台湾盛大で街全体がお祝いムードです。この期間は国慶節のイベントを中心に観光の計画を立てるのがおすすめの過ごし方です。混雑はしますがお店や観光地は通常どおり営業しています。
連続休暇ではありませんが、以下日程も祝日となります。お店や観光地は通常通り営業していますが、混雑にはご注意ください。

婦女節

3月8日の国際女性デーは台湾も祝日です。そもそもこの女性デーは3月8日アメリカから広がった女性運動で国連の定めた記念日です。日本ではなじみのない祝日ですが同じアジアでも中国や台湾では浸透しています。

植樹節

3月12日は中華民国建国の父孫文が逝去した日です。孫文は生前、緑の大切さを訴えており彼の意思を継ぐという意味で、この日を植樹節とし日本では緑の日と呼ばれる祝日と定められました。

労働節

5月1日はメーデーで労働者のみ祝日となります。総統府周辺では毎年デモが行われたりと交通規制も行われやすいのでこの期間でご旅行の方は注意が必要です。

軍人節

9月3日は日中戦争の終戦記念日で祝日になります。対日戦争での軍人の功績をたたえ政府が3日休日を与え勝利を祝ったことが起源と言われています。最初は軍人のみの休日でしたが現在は国民の休日となっています。

灌仏会

旧暦4月8日はお釈迦様の誕生日のため祝日になります。

七夕

旧暦7月7日は七夕で祝日です。台湾では七夕は男性が頑張る日。つまりバレンタインデーやクリスマス同様、男性が女性に贈り物をする日なのだとか。特に主流はプレゼントは日本ではあまり見かけないクマのぬいぐるみの束やチョコレート、バラの花束だそうです。

中元節

旧暦7月15日は死者の魂を弔う日として祝日です。各家庭の軒先やお店の前には、たくさんのお供えものとお線香がたかれている普段とは違った街並みを見ることができます。
台湾の祝日についてまとめてみました。台湾の祝日はどこも混雑必須です。次回の台湾旅行の参考にぜひしてみて頂けると幸いです。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BnI9ZPRgbtr/?hl=ja&tagged=%E5%8F%B0%E6%B9%BE