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ベトナムのお酒2018年版・ビールや蒸留酒などの有名なお酒をチェック!

2024.02.25

今回ご紹介させていただくのはベトナムのおすすめのお酒についてです。タイやインドネシアには日本で有名なシンハービールやビンタンビールがありますが、実はベトナムにもおいしいビールやお酒があることをご存知でしょうか?一部ではありますが紹介させていただきます。

  1. 1:ベトナムおすすめお酒 SAIGON LAGER
  2. 2:ベトナムおすすめお酒 SAIGON EXPORT
  3. 3:ベトナムおすすめお酒 333Export
  4. 4:ベトナムおすすめお酒 BIA HANOI
  5. 5:ベトナムおすすめお酒 LARUE
  6. 6:ベトナムおすすめお酒 Fuda beer
  7. 7:ベトナムおすすめお酒 Nep Moi
  8. 8:ベトナムおすすめお酒 LUA MOI
  9. 9:ベトナムおすすめお酒 NEP CAM
  10. 最後に

SAIGON LAGERについて

まず最初にご紹介させていただくおすすめのお酒はベトナムビールで一番有名であろうBIA SAIGONです。サイゴンというのはホーチミンの旧名称です。街の名前がついているこの有名なSAIGON BIAはSaigon Beer Alcohol Beverage Corporationで作れているビールでベトナムのいたるところで飲むことができます。味は例えるなら麒麟ラガービールのような苦味が効いているビールです。苦さが残りますがすっと飲むことができるので日本ビール寄りの味です。レストランやコンビニなどで購入することができます。

SAIGON EXPORTについて

続いてご紹介するおすすめビールは日本ではあまりない販売方法で販売されているのがSAIGON EXPORTです。EXPORTというのは英語で輸出という意味で、輸出用のビールという意味になります。輸出用なのでベトナムでは飲めないのかな?と思いますが、SAIGON BIA同様普通に街中で購入することができます。味はSAIGON BIAのように苦味がありますが、若干甘みがあります。苦いビールが苦手な方はSAIGON EXPORTがおすすめです。

333 Exportについて

続いてご紹介するおすすめのビールは333ビールです。ビアバーバと呼ばれています。ビアバーバーはSAIGON BIAと同様のSaigon Beer Alcohol Beverage Corporationで作られています。位置付け的にはSAIGON BIAの下になりますが飲みやすいという点で有名ビールに劣らないくらい人気があります。東南アジア特有の水に近い感じのシャバシャバ感があり、氷を入れて飲んでも美味しいビールです。飲みやすさを重視しピルスナー感を求めている方には333ビールがおすすめです。ちなみにピルスナーとはチェコを発祥とするビールのスタイルの1種で色が淡色の下面発酵ビールで味はポップながらも苦味があることが特徴とされています。

BIA HANOIについて

最初にご紹介させていただいたSAIGON BIAのSAIGONはホーチミンという意味だと紹介させて頂きました。ホーチミンとならんでベトナムの都市といえばハノイですが、ハノイの名前をとったHANOIビールもあります。BIA HANOIはハノイ・ビア・アルコール飲料総公社というところで作られているこちらもベトナムを代表する有名なビールです。この会社は1890年に創業し以来100年続いておりベトナムの歴史とともにあります。味は写真の色からもお分かりいただけるかと思いますが薄く、苦みが少ないことからとても飲みやすいビールです。こちらのビールも氷を入れて飲むのが現地の定番です。

LARUEについて

LARUEと書いてラルーと読むこのビールは日本でいうところの地ビールにあたります。LARUEが作られているのはベトナムの第3都市であるダナン発祥のビールです。ダナンではもちろん一番人気のビールです。ベトナム語らしくないビールの名前ですが、それもそのはずで1900年台前半にフランス人がダナンでつくったことからこの名前になりました。もともとベトナムはフランスの植民地ということをご存じでしたでしょうか?味の特徴はのど越しすっきりで少し酸味があります。ビール好きの方からすると水のような口当たりの良さなのでついつい飲みすぎてしまいます。ダナンはリゾート地ということもありたくさんの観光客が訪れており、レストランやコンビニにたくさんLARUEがあるのでぜひ飲んでみてください。

Fuda beerについて

前項でご紹介したダナン発祥の地ビールに続いて、Fuda Beerも地ビールになります。Fuda Beerは世界遺産に登録されているベトナム観光地でもあるフエの地ビールです。フエに観光に行くとSAIGON BIAやBIA HANOIを凌いでFuda Beerは圧倒的な人気を誇っています。Fudaは世界的ビールメーカーであるカールスバーグの傘下であるベトナムのビール会社が製造しています。味はカールスバーグのビールを飲まれたことがある方ならすぐにわかると思いますが限りなく本家に近い味です。ベトナムビールの独特の苦みや甘味はなく薄味と濃い味のちょうど中間くらいの味でとても飲みやすいです。フエに訪れた際はぜひ有名なFuda Beerを飲んでみてください。

Nep Moiについて

ここまでベトナムの有名ビールと地ビールをご紹介させていただきましたがビールの次にベトナムでよく飲まれているのは蒸留酒です。ここからはベトナムで有名な蒸留酒を3つご紹介させていただきます。蒸留酒というのは簡単に説明すると、醸造酒(原料を酵母によりアルコール発酵させて作られたお酒)を蒸留して作ったお酒で別名スピリッツとも呼ばれています。蒸留酒は基本的にアルコール度数が高いものが多いです。まず最初にご紹介するのはベトナムウォッカとも呼ばれているNep Moiです。Nep Moiの原料はもち米でベトナムの古来米である黄色もち米から作られています。度数は何度39度もあります。(ちなみにキリンラガービールは5%です)。味は39度もあるウォッカと思えないほど口当たりがよく甘い風味が特徴です。ついつい飲みやすいので飲んでしまいますが飲みすぎ注意です。

LUA MOIについて

続いてご紹介する蒸留酒はLUA MOIです。LUA MOIの原料はうるち米です。LUA MOIはベトナム語で初穂を意味します。度数はNep Moiよりもさらに高い45度です。ベトナムウォッカとして有名なLUA MOIはかつては輸出も盛んに行われておりウォッカ好きの方の知る人ぞ知る名蒸留酒です。

NEP CAMについて

最後にご紹介するベトナムで有名な蒸留酒はNEP CAMです。NEP CAMは赤餅米を原料としている蒸留酒でアルコール度は他の2つよりも低い29.5度でさっぱりした飲み口が人気の秘訣です。(とはいえビールとは比べものにならないくらい高いです。)味は紹興酒のような甘い味ですが、すっと口の中になじむのでとても飲みやすくついつい飲みすぎてしまいます。NEP CAMはロックか濃いめの氷割りで飲むのがおすすめです。
テキスト
ここまでベトナムの人気お酒ということでビールと蒸留酒をご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?ベトナムは日本人からみるとまだまだ発展途上国の国ですが、これだけの種類のベトナム産ビールや蒸留酒があることに驚かれると思います。今回ご紹介することができなかったお酒もまだまだたくさんあります。どのお酒も日本では味わうことができないベトナムならではのお酒ですのでベトナムを訪れた際はぜひ飲んでみて下さい。最後になりますが、お酒はほどほどに!ですね。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.flickr.com/photos/mujitra/5234390956/sizes/l