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沖縄おすすめ城(グスク)ランキングTOP8【2019年度版】

2019.10.21

琉球王朝成立以前、沖縄の各地で群雄割拠した有力者たちは、こぞってグスク(城)を建設しました。防御拠点だけでなく祭祀の場所としての役目を担ったグスク。沖縄の歴史と文化を知る上で欠かせないおすすめグスクを、世界遺産に登録された5か所を含めてご一緒にめぐりましょう。

この記事に登場する専門家

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南国に移住してしまった旅バカ

jovi

現在24歳にして47都道府県と51の離島に上陸。
新卒で入った東京の大手旅行会社を半年で退職し、貯めたお金で沖縄に移住してしまいました。

  1. 沖縄のグスク
  2. 沖縄おすすめ城(グスク)ランキングTOP8:具志川城
  3. 沖縄おすすめ城(グスク)ランキングTOP7:糸数城
  4. 沖縄おすすめ城(グスク)ランキングTOP6:南山城
  5. 沖縄おすすめ城(グスク)ランキングTOP5:首里城
  6. 沖縄おすすめ城(グスク)ランキングTOP4:中城城
  7. 沖縄おすすめ城(グスク)ランキングTOP3:座喜味城
  8. 沖縄おすすめ城(グスク)ランキングTOP2:勝連城
  9. 沖縄おすすめ城(グスク)ランキングTOP1:今帰仁城
  10. まとめ
  11. 執筆者のブログ

琉球王国が誕生する約300年前の12世紀ごろ、沖縄の各地にはグスクと呼ばれる「城」が多く造られました。この時代をグスク時代と呼び、その後16世紀前半頃まで沖縄では城の建造が続きました。グスクが日本本土の城と違うところは、軍事的要塞だけでなく、祭祀を行う場所としても用いられていたという点です。城跡は特徴ある曲線美の石垣がめぐり、歴史を経た今も優雅な姿を見せてくれます。戦略上見晴らしのいい山の上などに建てられているので、その様子はまるで天空の城のよう。山を登って行った先にあるグスクからの眺望は絶景です。世界遺産に登録されているグスクがある一方で、首里城と今帰仁城跡以外はあまり有名ではありません。入園料などがかからないところも多いので、沖縄旅行で近くを通った際にぜひお立ち寄りすることをおすすめします。想像を超える絶景があなたを待っています。

具志川城跡は沖縄本島最南端にあたる「喜屋武岬」のそばに建つグスクです。久米島にも同じ名前のグスクがあります。いつ造られたのか歴史の詳細は不明ですが、発掘調査で得られた遺物より12世紀後半から15世紀中ごろまでの短い期間だけ使われていたことが分かっています。海に突き出た海抜約17mの断崖に張り付くように造られ、城門付近以外の三方が断崖という珍しい構造をしています。

城内には地元で「ヒーフチミー」(火吹き穴)と呼ばれる、井戸のような形をした石灰岩の洞窟があり、これは海へと繋がっています。突端部分からは崖下に広がる美しい海を望むことが出来ます。

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具志川城の詳細情報

住所:沖縄県糸満市喜屋武1730-1 TEL:098-840-8111(糸満市役所) アクセス:那覇空港から車で約1時間 営業時間:自由 参考:同名の城跡が久米島にもあります。

14世紀に築かれたと推定される糸数城跡は、沖縄本島南部では最大級の大きさを誇ります。最大で6mという高さを誇る敷地をめぐり取り巻く石垣は、野面積みと切石積みが併用されている。この上からは太平洋と東シナ海の大絶景を望めます。

東側を城壁がめぐり、南北にうねりながら伸びている様子は、まるで万里の長城を思わせます。城内からは多くの歴史的遺物が発見されていて、土器に混じって中国の陶磁器類が出土し、盛んに貿易が行われていたことを物語っています。

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ただ、最近は自然に放置されたような状態になっており、道は途中から砂利道に変わります。そして、グスクについて案内する看板も見つかりません。城跡周辺の草も伸び放題で、崩落だけでなくハブに襲われる可能性もあるので十分注意しましょう。糸数城址の近くには、沖縄戦の当時、ひめゆり学徒隊が従軍していた「糸数アブチラガマ」があります。

糸数城の詳細情報

住所:沖縄県南城市玉城糸数133 TEL:098-946-8817(南城市観光文化振興課) アクセス:那覇空港から車で約30分 営業時間:自由 駐車場:無料

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引用: https://www.instagram.com/p/BTKqKhFDCIU/?taken-at=676848073

南山城跡は14世紀頃の琉球三山分立時代に栄えたグスクで、糸満市のほぼ中心地に位置しています。南山は明国と交易を盛んに行い、15世紀になって中山王尚巴志に滅ぼされるまでの朝貢回数は22回にもなります。発掘調査では中国系陶磁器やグスク系土器の他、備前焼きスリ鉢、ガラス製勾玉などが出土しています。

高さ2m程の石垣に囲まれた敷地には市立高嶺小学校と南山神社が建っており、夕方には学校を終えた子供たちの元気な声が響き渡ります。

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引用: https://www.instagram.com/p/BTH9N_jjVY1/?taken-at=676848073

要塞というよりは陣屋というイメージが似合うでしょう。場所的、構造的にも防御を意識して建てられたとは考えにくいのです。見所は、城跡内にあるガジュマルの群生で、「沖縄の名木100選」にも選ばれています。

南山城の詳細情報

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引用: https://www.instagram.com/p/0enIciS5C5/?taken-at=676848073

住所:沖縄県糸満市大里1901 TEL:098-840-8135(糸満市商工観光課) アクセス:那覇空港から車で約30分 営業時間:自由 駐車場:なし

沖縄を代表する観光スポット首里城、創建年代は不明ですが13世紀から14世紀にかけて造られたと推定されています。歴史的に琉球王朝の居城として長く存続し、明治以後は旧日本陸軍の司令部として使用されました。太平洋戦争では連合軍の猛攻撃でほとんど焼失してしまい、現在の建物は1992年に再建されたものです。

2000年に「琉球王国の城及び関連遺産群」として世界文化遺産に登録されました。現在首里城公園内には「首里城跡」「園比屋武御嶽石門」「玉陵」と3つの関連遺産群を見ることができます。

首里城の詳細情報

住所:沖縄県那覇市首里金城町1-2 TEL:098-886-2020(首里城公園管理センター) アクセス:那覇空港から車で約30分 営業時間:無料区域8:00〜19:30、有料区域8:30〜19:00 いずれも季節により終了時間に変動あり

沖縄本島中部、太平洋を望む標高160mの高台に世界遺産「中城城跡」はあります。太平洋戦争の際には、場所的なこともあり比較的被害は小さく、300余もあるとされる沖縄のグスクの中でも、最も原型をとどめているとされ、歴史的に貴重な城跡となっています。ここからは西に東シナ海、東に中城湾(太平洋)を望み、勝連半島、知念半島、晴れた日には遠く慶良間諸島までを見通せるパノラマの絶景が広がります。

創建年代は不明ですが、遺物の調査から14世紀中頃にはグスクとして使用されていたことが分かっています。見所は優美な曲線美がめぐり美しい「ニの郭」と呼ばれる切石積みの石垣。1853年にはペリー提督率いる探検隊が視察調査を行い、中城城跡の素晴らしさを讃え、多くの絵図や測量図面を残しています。

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中城城跡は見学ルートが決められており、入場料は大人一人400円かかります。入口でチケットを貰ったら、500m先にある正門までカートに乗って移動します。見学ルートに従って進んでいくと裏口まで辿り着くことが出来、そこから階段を下りるとチケット売り場に戻ってくることが出来ます。所要時間としては最低30分はほしいところです。

中城城の詳細情報

住所:沖縄県中城郡北中城村字大城503 TEL:098-935-5719(中城城跡共同管理協議会) アクセス:那覇空港から車で約40分 営業時間:8:30〜17:30季節により変動あり 駐車場:あり

残波岬で有名な読谷村の中部にある座喜味城跡。15世紀始め、当時築城の名人と呼ばれた「護佐丸」によって築城されたと言われています。標高約120mの丘陵に立地し、二つの廓から構成されており、一の廓のアーチ門は復元されたものですが、二の廓のものは当時のものが修理されました。石垣は「野面積み」と「布積み」が進化した「あいかた積み」と呼ばれる手法が用いられました。。

特徴は中央にくさび石をはめて、2つの石を組み合わせて作るアーチ型の石門です。2つのくさび石を用いる方法は座喜味城以外では見られません。このことから座喜味錠のアーチ石門が沖縄で最古のものと考えられています。

座喜味城跡は沖縄戦の際には高射砲陣地に、その後米軍のレーダー基地にと、激動の歴史を生き抜いてきました。現在は世界遺産にも登録され、国内外からの観光客が訪れます。

座喜味城の詳細情報

住所:沖縄県中頭郡読谷村字座喜味708-6 TEL:098-958-3141(読谷村立歴史民俗資料館) アクセス:那覇空港から車で約1時間 営業時間:自由 駐車場:あり

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沖縄本島中部、勝連半島の付け根に位置する小高い丘に勝連城はあります。現在は座喜味城や中城城、首里城などと並んで世界遺産に登録されています。堅固な城壁と徹底した防御構造から「鉄壁の城塞」として知られています。中国の陶磁器類が大量に出土していることから、勝連は海外貿易の中心地として栄えたと考えられています。また、勝連城は今も多くの「御嶽」が残っており、様々な神々が祀られている神聖な場所でもあります。

初代城主は勝連按司。按司というのは地方の権力者や豪族のことをいいます。勝連按司による支配は5代まで続きましたが、世継ぎができず、6代目城主として伊波按司の六男、7~8代目は浜川按司となりました。9代目の茂知附按司は人々の信頼の厚かった阿麻和利に倒され、そのまま阿麻和利が10代目の城主となり、勝連に繁栄をもたらしました。阿麻和利は天下統一を目指して、王府打倒へ動き出したところで滅ぼされてしまいました。

勝連城の詳細情報

住所:沖縄県うるま市勝連南風原3908 TEL:098-932-2179(勝連城跡休憩所) アクセス:那覇空港から車で約1時間 営業時間:9:00〜18:00年中無休 駐車場:あり

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本部半島の先端部、美ら海水族館から車で10分程の所にある今帰仁城跡。広さが4ヘクタール、首里城に匹敵するほどの敷地面積を誇ります。万里の長城を彷彿とさせる城壁は、全長が1.5kmにわたります。当時難攻不落とうたわれ、なかなか攻め落とせなかった今帰仁城ですが、内部の裏切りによって落城してしまいました。

今帰仁城跡といえば、断崖に築かれた百曲がりの城壁。敵の攻撃を防ぐために、死角がないようにと曲がりくねっているそうです。その上からは遠くは伊是名島や伊平屋島が望め、ずっと眺めていても飽きない絶景を楽し見ましょう。また、ここはカンヒザクラの名所として人気があり、1月末頃の見頃には多くの花見客が訪れます。

今帰仁城の詳細情報

住所:沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊4874 TEL:0980-56-4400(今帰仁城跡管理事務所) アクセス:那覇空港から車で約1時間40分 営業時間:9:00〜17:00年中無休 駐車場:あり

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沖縄県には本島と周辺の離島を合わせると420か所のグスクがあるそうです。立派な石垣に囲まれた所から、集落の祭祀の聖域となっていたところまであり、2000年には県内5か所のグスクが世界遺産に登録されました。沖縄旅行の際にはぜひグスクをめぐり、沖縄の伝統と文化に思いを馳せるのも素晴らしい思い出になるはずです。

サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/51/51a6d48b0e9801d5792449838ea0102d_t.jpeg