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【2018年】イランのおすすめ料理!在住者おすすめの人気料理TOP8!

2024.02.25

海外旅行の醍醐味として現地の料理も楽しみの一つですよね。中東に位置する国イランの料理は別名「ペルシャ料理」とも言われており、素朴な味付けが特徴的です。今回は、イラン旅行に行ったときに参考にしたいおすすめのイラン料理を8つご紹介いたします。

  1. イラン料理の特徴
  2. イラン料理の主食
  3. おすすめのイラン料理1:ポロ
  4. おすすめのイラン料理2:キャバーブ
  5. おすすめのイラン料理3:ホレシュ
  6. おすすめのイラン料理4:ドルメ
  7. おすすめのイラン料理5:クーフテ
  8. おすすめのイラン料理6:ショレザルド
  9. おすすめのイラン料理7:ズーレビア、バーミエ
  10. おすすめのイラン料理8:ドゥーグ
  11. おわりに
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「中東」ということで、スパイスや香辛料などをふんだんに使用した味の濃いものを連想する方も多いかと思いますが、イランの料理は意外にも薄味です。香草や香辛料などがふんだんに使われていることには代わりないんですが、唐辛子などの刺激物ではなく、シナモンやサフラン・コリアンダーなどが主として使われています。クセが少なく、素材の風味を生かしたような調理法をされたものがほとんどなので、日本人の口にも合いやすい料理であるといえます。
引用: https://img.dmenumedia.jp/ent/wp-content/uploads/2016/03/46055_630.jpg
しかしレストランなどの外食では、油っこく塩気の強いものが多いという声を多く聞きますし、料理の種類も非常に偏っているそうです。旅行でイランを訪れる際はレストランなどの外食がほとんどとなるかと思いますが、素材の風味を生かし、旬のものをふんだんに用いた本当に美味しいイランの料理は、現地の家庭料理であると言えます。
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日本ではお米・欧米諸国ではパンなどといった形で主食がそれぞれ国によって違いますが、イランではパンもお米も主食として食べられています。イランのパンは「ナーン」と呼ばれており、ナーンには種類がさまざまあります。日本でも有名な、インドカレー屋さんなどで見かけるナンとは違い、細長い形のものや薄っぺらいもの・分厚く堅いものなど実に多くの種類のナーンがスーパーなどで手に入ります。
引用: https://stat.ameba.jp/user_images/20160612/20/iran-persia/08/d8/j/o0720066713671069746.jpg?caw=800
20世紀末以前のイランではほとんどの人々がナーンを主食として食べていましたが、経済成長に伴いお米の消費量が次第に増え、現在のようにナーンとお米の両方が食べられるようになったと言われています。
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イランのおもてなし料理として有名な「ポロ」は、日本でいう炊き込みご飯のようなものです。お肉や野菜・豆類・香草などとターメリックや塩などの調味料を使って作られており、お米は日本のようなジャポニカ米ではなくバスマティライスを使用しています。
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日本の炊き込みご飯とは一風変わったメニューですが、イランの人たちにとっては国民食とも言える料理です。このほかにも、オレンジの皮などを加えた「シーリーン・ポロ」というものも有名で、甘みのある味に仕上がってます。
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日本人の間では「ケバブ」という名で有名ですが、ご存知お肉をローストして食べる料理ですね。イランでは「キャバーブ」と言われており、角切りにした肉を串に刺して焼いた「キャバーブ・バルグ」や、ひき肉に味付けをしたものを串に巻いて焼き、ピラフの上に乗せて食べる「チェロウ・キャバーブ」などがあります。
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日本でいうところの焼き鳥に似たようなものです。お肉なので好き嫌い分かれることなくほとんどの人が美味しく食べられるのではないかと思います。イランでいうところのファーストフード的なポジションにあるキャバーブは、イラン旅行時には数回お世話になること間違いなしの料理です。
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「ホレシュ」とは煮込み料理全般のことを指すイラン版のシチューのようなもので、イランの家庭料理の代表格といえるものです。大量のサフランが使われていることで独特な風味が特徴的な料理で、ポロと一緒に提供されることが多いです。
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中の具材は野菜を中心として、他にも羊肉とレンズ豆とトマトのシチュー「ホレシュ・ゲイメ」や、羊肉と茄子のシチュー「ホレシュ・バーデンジャーン」などがあります。肉を柔らかく食べるために、羊肉は約3時間・牛肉は約5時間ほど煮込むのがベストだと言われているそうです。
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「ドルメ」という名の料理は、イラン版のロールキャベツのようなものです。中身は香辛料や塩などで味付けされた米や豆類・野菜などが包まれており、周りの包みにはピーマンやブドウの葉などを用います。ブドウの葉は、葉っぱがやわらかい春先の時期にしか食べられないものだそうです。
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仕込みから出来上がりまでおよそ6時間程度の時間を要し、大変手間ひまかけたイランの家庭料理であるドルメは、お酒にとてもよく合いそうな味がします。あまりレストランなどでは食べられる機会がありませんので、イラン人の友人などにご馳走してもらったり、食材を現地調達して現地のイラン人に教えてもらって作って見てもおもしろいかもしれません。
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「キョフテ」という名でも知られている「クーフテ」は、中東に限らず南アジア諸国にも有名な肉料理です。牛肉や羊肉を玉ねぎ・塩・香辛料などと混ぜ合わせ、丸く象ってつくるミートボールのようにして調理されます。
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国によってクーフテの作り方やお肉の種類・材料はさまざまで、インドなどではベジタリアンに対応したクーフテも一般的となっています。イランはもちろん、他の中東諸国や中央アジア・南アジアなどの国に旅行した際にはぜひ、各国のクーフテを楽しんでみてはいかがですか。
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「ショレザルド」とは、イランで宗教儀式の時や食後のデザートなどに食されるスイーツとして有名なものです。「サフランライスプディング」という名でも知られており、とても甘いおかゆのような食べ物です。
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香り高いバスマティライスを、砂糖・サフラン・ローズウォーター・バターなどで煮込んでからしっかり冷やしたものの上に大量のシナモンを振りかけて食べます。イランの国民的デザートとして有名なショレザルド、旅行の際にぜひ食べてみてはいかがですか。
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「ズーレビア」「バーミエ」はイランのスイーツで、ラマダン(断食)の時によく食べられるかなり甘いお菓子です。断食中には体が糖分を渇望しますので、ちょうど良いのだと思います。「甘いものならケーキなんかでも良いのでは?」と思うかもしれませんが、それの比には全くならないくらいに激甘い食べ物です。
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チュロスのようなグルテン生地をたっぷりの油で揚げ、尋常じゃないほどの甘さをもつシロップに浸したもので、聞いてるだけでもかなり甘いことが想像できますよね。このままではとても甘すぎて食べられないので、イラン人が毎日たくさん飲むチャイと一緒に食べると良いですよ。
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「ドゥーグ」とは簡単に言えば飲むヨーグルトのようなもので、イラン発祥のドリンクです。食事とともに飲まれており、酸味と塩気が強い味付けなので、飲むヨーグルトとはいえ日本のもののように甘くはないのです。
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作り方は簡単で、ヨーグルトと水または炭酸水を1:1程度の割合で割り、そこに塩を加えて冷やして作ります。好みで胡椒やミントを加えることもあります。スッキリした後味と酸味が暑い日に嬉しいドリンクですので、夏にイランを旅行する方にとっては必需品になること間違いなしです。また、料理ではケバブなどの油っこく重めの料理とともに飲むことで口直しのような役割も担ってくれますよ。
今回は、イラン料理の基礎情報とおすすめの料理を8つご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。ケバブなどは日本でも有名なので浸透している料理ではありますが、そのほかにも知らないものが多々あったかと思います。ご飯ものは全体的に薄味で素材の美味しさが生きており、スイーツ系は尋常じゃないくらいに甘いというのが大きな特徴であるイラン料理、旅行の際にはぜひチャレンジしてみてはいかがですか。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: http://ltwist.com/wp-content/uploads/2014/08/2781d0015a932de16c1f88520e409651.jpg