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カナダケベック州の観光スポット4選【2018年版】~フランス語・気温情報も~

2024.02.25

カナダ東部にあるケベック州は、カナダ国内で唯一フランス語を公用語とする州で、英語圏からの独立運動などもありますが、たくさんの教会や石畳などフランス文化が色濃く残る美しい都市が多い州です。今回はカナダのケベック州について気温や観光スポットをご紹介します。

  1. カナダ ケベック州の観光スポット①モントリオール
  2. カナダ ケベック州の観光スポット②ケベックシティ
  3. カナダ ケベック州の観光スポット③ローレンシャン
  4. カナダ ケベック州の観光スポット④プリンス・エドワード島
  5. まとめ
モントリオールはケベック州でトロントに次ぐ第2の都市です。住民の大半がフランス系カナダ人で、70%弱がフランス語を話します。石畳や教会、石造りの家や美食文化などフランス語やフランス文化の影響を受けた街並みは「北米のパリ」といわれています。2002年に合併してモントリオール市ができましたが英語圏区域が独立分離し、2006年に再独立して今に至ります。夏は30度近い気温で蒸し暑く、冬は氷点下の気温となります。
モントリオールの有名な観光スポットはノートルダム大聖堂です。外観は石造りの風格ある建物で、中は壮麗なゴールドとコバルトブルーの装飾が光ります。巨大なパイプオルガンがあり、コンサートも開催されています。またセントローレンス川の河畔にある旧市街はクラシックな雰囲気で、優雅でモダンな印象を受けます。
ケベックシティはモントリオールの次に大きな都市です。ケベックシティの旧市街は、メキシコ以北で現存する唯一の城郭都市として世界遺産に登録されています。公用語がフランス語で、生活様式や文化の面でもフランス色が濃く独立色の強い都市のため、今もなおケベックのフランス語圏による英語圏からの分離独立運動は続いています。ケベックシティはモントリオールよりも年間を通して気温が低く、冬は防寒着が必需品です。
ケベックシティの旧市街はアッパー・タウンとロウアー・タウンの2つに分かれており、ケーブルカーや階段、坂道で繋がっています。アッパー・タウンは城壁に囲まれていて、お城のようなホテル・シャトーフロンテナックやノートルダム聖堂があります。ロウアー・タウンにはロワイヤル広場やショッピングスポットのプチ・シャンプラン通りがあります。
ローレンシャンはモントリオールの北側に広がる丘陵地帯で、メープル街道としても知られています。モントリオール市民だけでなく、ヨーロッパからも多くの観光客が訪れるリゾートであり、行楽地として年間を通して人気があります。夏でも比較的涼しい気温なので過ごしやすく、冬は-10度前後の気温になるため、スキー客で賑わいます。
モントリオールからローレンシャン高原までは、車で約1時間30分とアクセスが良いので、モントリオールからの日帰り旅行に最適です。ローレンシャン高原で最も標高が高いトランブランにはゴンドラがあり、紅葉に囲まれた可愛い街並みを眺めながら山頂の展望台へ行くことができます。ローレンシャンではフランス人だけでなく、アメリカ先住民やスコットランド人なども定住しているため、融合した美味しい料理や文化が味わえます。
プリンス・エドワード島はカナダの東海岸にあるセントローレンス湾に浮かぶ島で、赤毛のアンで有名な場所です。夏は20度前後の気温となり、冬は-5度前後の気温と、比較的過ごしやすい気候です。緑色の草原と青い海、切り立った断崖の赤土のコントラストがとてもキレイで美しい、フォトジェニックな島です。
プリンス・エドワード島はカナダで最も小さい州ですが、「カナダ誕生の地」として、カナダ建国の会議が開催された歴史深い街で知られています。海の幸に恵まれており、セントローレンス湾で獲れるシーフードはどれも絶品で、特にロブスターやムール貝、オイスターはプリンス・エドワード島の特産品となっています。工芸品ではキルトが有名なので、お土産におすすめです。
いかがでしたか? 今回はカナダのケベック州のおすすめ観光についてご紹介しました。英語圏の北米で、フランス色が色濃く残るケベック州ですが、紅葉の秋以外の季節でも見どころがたくさんあります。ぜひ旅行の参考にしてみてくださいね。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/Bny0jPcHq4j/