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北海道の絶景青い池!なぜ青いの?雨でも綺麗?アクセスなども解説【2018年】

2024.02.25

大自然あふれる北海道は絶景の宝庫です。北海道の数ある絶景のなかで注目を集めるようになった青い池。その幻想的な風景を満喫するために、なぜ青いか・アクセス・雨の時の青い色は見ることができるかなど、ぜひ知っておきたい北海道の青い池についての情報をお伝えします。

  1. 北海道の絶景・青い池のなぜ?を探る
  2. 北海道の青い池はなぜ有名になった?①
  3. 北海道の青い池はなぜ有名になったか?②
  4. 青い池は北海道のどこにあるのか?
  5. 北海道の基礎知識と青い池
  6. 青い池がある美瑛町はどんなところ
  7. 北海道の青い池はなぜできた?①
  8. 北海道の青い池はなぜできた?②
  9. 北海道の青い池はなぜできた?③
  10. 北海道の青い池の源流は?
  11. 北海道の観光スポットでもある白髭の滝
  12. 北海道の青い池の水路を辿る
  13. 北海道の青い池はなぜ青い?①
  14. 北海道の青い池はなぜ青い②
  15. 北海道の青い池の青はなぜ青い③
  16. 北海道の青い池・雨天の時は?
  17. 雨天と晴天で北海道の青い池の色が違うのはなぜ?①
  18. 雨天と晴天で北海道の青い池の色が違うのはなぜ?②
  19. 北海道の青い池はいつ行くとよいか?①
  20. 北海道の青い池はいつ行くとよいか?②
  21. 北海道の青い池へのアクセス①
  22. 北海道の青い池へのアクセス②
  23. 北海道の青い池へのアクセス③
  24. 北海道の青い池へのアクセス④
  25. 北海道の青い池へのアクセス⑤
  26. インフォメーション
  27. まとめ・北海道の青い池の楽しみ方
この池の青の美しさに訪れる人が絶えない北海道・美瑛の青い池。最近では、人気の観光スポットとして個人の観光客をはじめツアーのコースに組みも込まれるようになりました。人気が高まるにつれて、この池を訪れる人が気持ち良くアクセスできるための環境整備やライトアップなどのイベントも行われています。
たくさんの人の心と目を楽しませる人気の青い池ですが、この池を見て「この池はいつどうやって出来たんだろう」「なぜこの池の水はこんなにきれいなブルーなんだろう」「この池の水はどこから流れてくるのだろう」「いつもこんなに綺麗のだろうか」などの、疑問を持った人も少なくはないと思います。
それでは、この青い池の成り立ちの歴史から、青い色の謎についての情報、さらに青い池へのアクセス情報など美瑛の青い池を満喫できる是非とも知っておいていただきたい情報をお伝えします。
青い池を世に知らしめるきっかけとなったのは、北海道の上富良野在住のプロカメラマン・髙橋真澄の写真集「blueliver」(1998年出版)とされています。この写真集に掲載された青い池に写真愛好家たちの注目が集まり、口コミで広まっていきました。
こうして「美瑛・白金の青い池」は、その名が知られるようになると、テレビ朝日が、番組に採り上げました。その番組『奇跡の地球物語』が放映されてからは、さらに青い池の人気は高まっていきました。
日本中で注目を受けながらも、写真家・高橋真澄は青い池を発見して以降、毎年青い池の写真を撮り続けることで、その存在を世に広め続けていきました。
さらに、青い池が、注目を集めた理由の一つは、Apple社のMacBookProの壁紙に採用されたことです。このことで、さらに幅広い層に知られることとなり、現在では、北海道を代表する観光スポットして国内外からの観光客の目を楽しませています。
その美しさが口コミで広がったことで老若男女にすっかり有名となった「青い池」。アクセスも良い北海道の美瑛町白金にあるのですが、その美瑛町は北海道のどこに位置するのでしょうか?
美瑛町は、北海道のほぼ真ん中、ラベンダー畑やドラマの舞台などで有名となった北海道有数の観光地・富良野町と旭山動物園や小説「氷点」などの名作を生みだした作家三浦綾子の生まれ育ち、多くの名作を生みだしたゆかりの地・旭川の間にあります。
また、美瑛町は北海道を代表する名峰・大雪山国立公園十勝岳の麓に位置します。青い池はこの十勝山麓の、標高500メートルのところにあります。実はこの場所がなぜ「青い池」が青いかに関係するのですが、それは後ほど。
北海道は「道北・道央・道東・道南」の4エリアに分けられます。この4つのエリアのうち美瑛町はどのエリアにはいるでしょうか?美瑛町は北海道のほぼ真ん中なので、道央と思われがちですが、美瑛町のある上川郡は道北エリアになります。
美瑛をはじめ富良野町や旭川市をを所在する位置のとおり、道央にする方がという意見もあるのですが、人口バランスがかたよってしまうことや、道北エリアの中心都市がなくなってしまうため、これらの町や市は道北エリアとされています。
美瑛といえば、大雪山国立公園十勝岳連峰の裾野からのびるなだらかな丘。その丘に彩られた草花の織りなすパッチワークのような景色を思い浮かべる人も多いでしょう。美瑛の広がる丘は四季折々の自然の顔を見せてくれるので、それぞれの四季の美瑛を楽しむことが出来ます。
また、この丘には観光スポットしておなじみの名物の木があります。1つは「セブンスターの木」です。この木はカシワの木で、1976年(昭和51年)にたばこ「セブンスター」のパッケージになりました。
もう一つの、美瑛の名物の木といえば「ケンとメリーの木」です。広大な丘に立つ1本のポプラの木は、1972年(昭和47年)に日産の車「愛のスカイライン」のCMに使われ、全国の人々におなじみの木となりました。
美瑛町は、面積が東京23区ほどで、その70%が森林が占めています。気候は内陸性気候のため日中と夜間の寒暖差が激しいので、美瑛を訪れる際には温度調節の出来るような準備が必要です。夏は昼間は30度越えの日もありますが、朝晩は涼しく過ごせます。冬は、マイナス20度を下回ることもあります。
北海道の青い池はなぜできたのでしょうか?意外かもしれませんが、この池は人々の安全のために人工的に造られた池なのです。1988年(昭和63年)の十勝岳の噴火によってできた堆積物の火山泥流対策として、美瑛川に複数の堰堤が築かれることになりました。
この堰堤はコンクリートブロックで築かれることとなり、北海道開発局によって十勝岳噴火の翌年の1989年(平成元年)6月に着工され、その年の年末に完成しました。堰堤は、美瑛川を横切るように、川から離れた両岸の森林の奥まで造られました。
堰堤が築かれて以降、美瑛川の左岸に伸びたブロック堰堤に水が溜まるようになりまいた。水が溜まるようになると、森林にに自生していたカラマツ、白樺等の樹木は、水没して枯れるようになりました。白い立ち枯れた木々と池の青という幻想的な風景は偶然の産物でした。
青い池の源流は、青い池から2.5㎞ほどのところに位置する白金温泉を流れる川です。また、この川には観光スポットの「白髭の滝」の水も注がれていきます。
白髭の滝(しらひげの滝)は、落差30メートルほどの日本では珍しい潜流爆(せんりゅうばく)です。潜流爆とは自然岩の裂目から染み出た伏流水や地下水が流れ落ちる滝のことです。白髭の滝の水は、大雪連峰十勝岳の地下水が白髭の滝の岩盤層の割れ目からしみ出して、滝の水となって美瑛川に注いでいるのです。
白金地区を流れる水は火山性物質を含んでいます。ということは、白髭の滝の水も同様に火山性物質を含んでいます。この火山性物質の成分が、水の色を青く見せているのです。そのため、美瑛川はブルーに見え、「ブルーリバー」という別名で呼ばれています。
木々の緑と白髭の滝白、そして「ブルーリバー」と呼ばれる美瑛川の青のコントラストは鮮やかで、行楽シーズンにはこの景色を写真におさめる人たちでにぎわいます。
白髭の滝は、冬季にはライトアップされます。また、冬場でも滝の水は氷ることなく流れていて滝しぶきが周囲の木々に付着すると樹氷となります。この青と白のコントラストが光に照らし出されると幻想的で、昼間とは違った美しい風景を味わうことができます。
白髭の滝へのアクセスは、白金観光センターに無料駐車場があるので、そちらが利用できます。またこの観光センターでは、観光スポットへの距離や写真が案内されているので利用してみては。
源泉の白金温泉の川から白髭の滝の水が注ぎ込まれた水は、美瑛川へ流れていきます。このブルーリバーの水には、アルミニウムなどの鉱物成分が含まれています。
火山の硫黄成分をはじめ、アルミニウムなどの鉱物成分がたくさん含まれた美瑛川の水は、それらの成分を溶かしていきます。たとえばアルミニウムは水酸化アルミニウムとなります。そして、川のはたらきによって、水酸化アルミニウムなどの鉱物成分はコロイド粒子になります。
コロイド粒子というのは、分子よりも大きな粒子のことです。コロイドというのは、このコロイド粒子が固体や気体・液体に浮遊した状態を言います。美瑛川では、水酸化アルミニウムがコロイド粒子に変わったわけです。
コロイド粒子になった水酸化アルミニウムの細かい粒が太陽に反射すると青く見えます。これが、青い池の青さのなのです。北海道の青い池がなぜ青いかについてはまだ完全に解明されていない点も残されていますが、川の鉱物成分の分解と反射がポイントとされています。
絶景青い池のブルーの鮮やかさを左右するのがお天気。雨か晴かでその景色が変わるのは、自然の良いところでもあり、また厳しいところでもあります。では、北海道の青い池はどうなのでしょうか?
雨天前の青い池。厚い雲に覆われたの空ですが、ブルーの色はしっかり確認できます。ブルーにも色々ありますが、少しグレーがかった青に見えます。
小雨の青い池ですが、青い色は見ることが出来ます。また、小雨の時でも水面には周りの景色である木々や雲の姿が映し出されています。
お天気の時は青は明かるく鮮明になります。また、風がなければ水面が波をたてないので、鏡のように周囲の木々や空を映し出します。
雨の日の青い池は晴天の時よりもブルーがグレーがかっているのはなぜでしょうか?それは、青い池の青が水酸化アルミニウムのコロイドが光によって青く見えることです。光の量が少ない雨天には自然と青の光の反射が少なくなるわけです。
雨天と晴天の青い池の色が変わるもう一つの原因と考えられるのが、コロイド粒子の量です。前日に雨がたくさん降った場合、雨水でコロイド粒子が少なくなってしまします。当然色の粒子が少なくなると色も薄くなってしまうわけです。
天気によってブルーの色合いが変わる北海道の青い池ですが、見学に行くのにおすすめはいつでしょうか?
青い池は、今や北海道の人気秘境スポットとなったため、ベストシーズンには駐車場待ちで長時間を費やしてしますことも。特に休日の朝9時から10時ごろは、駐車場待ちで時間がかかったり、散策道では人でいっぱいになり、ベストスポットでの写真が通行人で撮りずらかったりします。
スムーズに青い池を見学するなら早朝がおすすめです。北海道の日の出時間は東京・大阪・福岡などよりも早いので確認しておくとよいでしょう。雨天の場合も比較的空いているので、駐車場待ちや散策道の渋滞もなく散策ができます。
濃い青色の青い池をみたいならば、晴天が続いた日の日中がおすすめです。大雨の鉱物成分が薄まるため色が薄かったのに対して、晴天の場合は青い色のもととなる鉱物成分の濃度が高いからと考えられます。
また、春先は雪解け水が流れ込むので、雨天の時と同じように池の青色が薄くなります。
訪れる人が比較的少く、スムーズに楽しむことが出来る早朝のもう一つのおすすめなわけは、早朝は風が穏やかなこと。天気が安定した日の早朝、太陽の光が差した時には、水の透明感の美しさも手伝ってクリアーな青い池の姿を見ることが出来ます。
青い池への最寄りの駅であるJR美瑛駅は、主要空港やJRからのアクセスが便利です。旭川空港~JR美瑛駅12㎞・JR旭川駅~美瑛駅25㎞・JR富良野駅~美瑛駅33㎞。JR旭川駅~札幌駅128㎞・新千歳空港~JR札幌駅46㎞。
JR美瑛駅から、青い池までは車で約20分、道北バスで約20分です。道北バスのアクセス:美瑛(6:55)→青い池入り口(7:15)→白金温泉(7:21)・JR旭川(8:35)→美瑛(9:26)→青い池入り口(9:46)→白金温泉(9:52)。JR旭川発(11:20・14:55・16:35)。
道北バスのアクセス:白金温泉(7:37)→青い池入り口(7:39)→美瑛(8:08)→旭川(9:00)。白金温泉発(10:22・16:43・18:17)。運賃:美瑛〜青い池(540円)・青い池〜白金温泉(110円)。旭川駅からも美瑛駅からもアクセス可能です。
車でアクセスする場合、駐車場は青い池の人気の高まりとともに整備されました。普通車100台・バス10台。
自動車でのアクセスする際のカーナビを設定方法。青い池には固定電話はないので、白金インフォメーションセンターの電話番号で登録します。TEL:0166-94-3355。MAP・CODE:349-568-888。所在地:〒 〒071-0235北海道上川郡美瑛町白金。
入場料:無料。営業時間などはありませんが、朝の明るくなる日の出時間から、日没までが見学可能です。また、11月からは青池がライトアップされるので、その期間には夜21時まで見学することが可能です。
青い池には定休日などはありませんが、6月には美瑛「びえいヘルシーのマラソン大会」があり、青い池へのアクセスが制限されます。2018年度は、6月10日(日)に開催されました。
びえいヘルシーマラソンは、 白金温泉から美瑛町の市街地を走り抜けます。 白金温泉周辺の交通規制は午前10時00分から11時30分の間です。 スタート地点はビルケの森。 この時間帯に「青い池」に 行くことができません。
青い池への「なぜ?」は、明らかにできましたか?青い池は人工的に出来た池ですが、北海道の土地の力によってできたものであるということがお分かりいただけたのではないかと思います。
自然によって出来た絶景は、その自然の条件によって美しさが変化するということもお分かりいただけたと思います。雨の日には深いブルーが見ることが出来、混雑に会うことなくゆっくりと散策するという楽しみ方もあります。しかも、駐車場から散策道まで整備されているので小雨なら大丈夫です。
冬場には青い池がライトアップされます。約10分の間、漆黒の闇の中から現れるイルミネーションが次から次へと、映し出され、青い池は幻想的な世界へ。2017年(平成29年)度のライトアップの開催期間:平成29年11月1日(水)から平成30年3月31日(土)まで。
イルミネーションの点灯時間:(平成29年度)12月18日(月)~1月31日(水)は午後4時から午後9時まで。2月1日(木)~3月31日(土)は午後5時から午後9時まで。日没の状況などによって時間が多少変動することがあります。また、悪天候の場合は中止する場合もあるので美瑛町のホームページなどで確認を。
また、それぞれの四季で周囲の草花や木々の風景も変わっていきます。様々な表情を見せる北海道の青い池。機会があれば色んな青い池のブルーを楽しんでみてください。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BoJswNABocu/?tagged=%E9%9D%92%E3%81%84%E6%B1%A0