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カナダの鉄道完全攻略7【2018年度版】~歴史や路線図まで~

2018.09.28

雄大な自然とメープルで知られる人気国のカナダですが、国土が広くカナダ内の旅行では鉄道が多く利用されています。旅行の際には、カナダの鉄道の歴史やルートが気になるところです。今回は、カナダの鉄道の歴史やストライキ、路線図から主なルートをご紹介します。

  1. カナダの鉄道の歴史について
  2. カナダ旅行には鉄道がおすすめ
  3. カナダの鉄道完全攻略①トロントからバンクーバーまでのルート(カナディアン号)
  4. カナダの鉄道完全攻略②ジャスパーからプリンス・ルパート までのルート
  5. カナダの鉄道完全攻略③モントリオールからハリファックスまでのルート(オーシャン号)
  6. カナダの鉄道完全攻略④ケベック・シティからウィンザーまでのルート(コリドー号)
  7. カナダの鉄道完全攻略⑤ウイニペグからチャーチルまでのルート
  8. カナダの鉄道完全攻略⑥バンクバーとロッキー山脈を巡るルート(ロッキーマウンテニア号)
  9. カナダの鉄道完全攻略⑦ホワイト・パス&ユーコン・ルート
  10. カナダの鉄道完全攻略⑧スーセントマリーからアガワ渓谷までのルート(アルゴマ・セントラル鉄道)
  11. おわりに

カナダの鉄道の19世紀の歴史

カナダの鉄道の歴史は古く、1830年代にモントリオール郊外でジャンプラン・セントローレンス鉄道が開通しました。1860年初頭には、当時の大手鉄道会社であったグランド・トランク鉄道がサーニアからモントリオール、ケベックからメイン州ポートランドまでの路線を敷きました。1870年代から力を注いでいたカナダ太平洋鉄道の建設でしたが、1885年に世界最長鉄道として開通しました。

カナダの鉄道の20世紀の歴史

1910年代には、太平洋横断を試みたグランド・トランク太平洋鉄道やカナディアン・ノーザン鉄道などがありましたが、第一次大戦後の移民数の減少によって衰退し国営化しました。1920年代には、自動車や航空機の発達で移動手段は鉄道から離れていきました。1978年には、カナダ政府の旅客輸送事業の統合政策によりVIA鉄道が設立されました。

現在のカナダの鉄道

現在では、貨物鉄道と旅客鉄道に分かれています。貨物鉄道としては、カナディアン・ナショナル鉄道(CN)、カナディアン・パシフィック鉄道(CPR)、セントラル・ウエスタン鉄道(CWR)が大手です。旅客鉄道としては、VIA鉄道とCN、CRPの鉄路を借りて走るロッキーマウンテニア号があります。
カナダの国土の広さは世界第2位を誇るため、カナダ国内の移動は大変です。バスや飛行機もありますが、カナダ国内の旅行には幅広いネットワークを持つ鉄道を利用するのがおすすめ。カナダの壮大な自然を眺めながら鉄道の旅を楽しめます。

ストライキ

カナダでは、鉄道のストライキが起こることがあります。最近でも、大手貨物会社のカナダ太平洋鉄道でストライキが起きています。旅客鉄道のVIA鉄道でもストライキは起きていますので、鉄道の旅を楽しむには不可抗力のストライキなどに備えてスケジュールには余裕を持たせた方がよいでしょう。

カナダ鉄道の路線図

VIA鉄道には、6つのルートがあり路線図でルートを確認できます。以下では、VIA鉄道のルートと人気のある鉄道のルートをご紹介します。
VIA鉄道と言えば、カナダ横断のカナディアン号で有名です。そのルートは、西部のバンクーバー(Vancouver)パシフィックセントラル駅・カムループスノース(Kamloops North)・ジャスパー(Jasper)・エドモントン(Edmonton)・サスカトゥーン(Saskatoon)・ウィニペグ(Winnipeg)・スールックアウト(Sioux Lookout)・ホーンペイン(Hornepayne)・ケープリオール(Capreol)・トロント(Totonto)ユニオン駅間を4泊5日かけて走ります。

見所

カナディアン号にはダイニングカーがあり、車窓からカナダの景色を眺めながらお食事が楽しめます。ドーム型の展望車もあり、天井が窓になっているため星を眺めることができます。ロッキー山脈にあるピラミッド滝は必見です。
ジャスパー(Jasper)からプリンス・ルパート(Prince Rupert)までを2日間かけて走るルートです。途中、プリンス・ジョージ(Prince George)にも停車します。以前は、このルートの車両はスキーナ号と呼ばれていました。

見所

ロッキー最高峰のマウントロブソンが必見です。港町プリンス・ルパートでは、鯨やイーグルに出会えるかもしれません。
ケベック州にあるモントリオール(Montreal)からノバ・スコシア州にあるハリファックス(Halifax)までを1泊2日かけて走るルートです。途中ケベック・シティ(Quebec City)とモンクトン(Moncton)にも停車します。

見所

港町ハリファックスでは、ホタテやロブスターが味わえます。ハリファックスから赤毛のアンで有名なプリンスエドワード島へも行けます。
オンタリオ州とケベック州の主要都市を走るルートです。各都市の路線は5つあります。トロント~モントリオール・トロント~ナイアガラフォールズ・トロント~オタワ・オタワ~モントリオール・モントリオール~ケベックシティです。観光だけでなく、ビジネス用途でも利用されることが多い路線です。
ウイニペグ(Winnipeg)からマニトバ州にあるチャーチル(Churchill)までを2泊3日かけて走るルートです。途中、トンプソン(Thompson)にも停車します。路線の設備事情があり現在はギラム(Gillam)からチャーチルまでの間は運休しています。

見所

ギラムでは、カヌーを体験することができます。チャーチルは北極クマで有名です。冬の夜は、オーロラを楽しむことができます。
ロッキーマウンテニア号は、山間部を巡る豪華な展望台などを備えた観光列車でCN社・CRP社の鉄路を借りて走ります。観光列車のため景色を楽しめるように、昼間に走り夜間はホテル宿泊となります。
バンクーバ・バンフ(Banff)間のルートではカムループス(Kamloops)で1泊しレイクルイーズ(Lake Louise)でも停車します。バンクーバ・ジャスパー間のルートでは、カムループス1泊しウイッスラーやケスネル(Quesnel)でも停車します。カルガリー(Calgary)行きはバンフ経由です。シアトルからバンクーバーを経てカナディアンロッキーを巡るルートもあります。

見所

車窓からの大自然の山々の眺めは必見です。車窓からグリズリー・ベアやイヌワシを眺めることができる場合もあります。
アラスカにあるスキャグウェイとユーコン準州のカークロスを走るルートです。昔は炭鉱などの輸送ルートとして使われていました。今では、夏季のみ絶景を楽しめる観光列車として走っています。線路は狭いですが、乗車できる機関車がレトロで人気を呼んでいます。

見所

ユーコン準州の大自然はもちろんのこと、ホワイトホースのオーロラも必見です。
オンタリオ州にあるスーセントマリー(Sault Ste. Marie)からアガワ渓谷までを走るルートです。このルートを走るアガワ渓谷鉄道列車は、紅葉列車とも呼ばれています。

見所

このルートは、秋には木々の紅葉がとてもきれいに見えます。出発地点であるスーセントマリーは湖畔の町で、カナダの自然の魅力を表現した作品を多く展示しているアルゴマ美術館や水上飛行機博物館があります。車窓から大自然を楽しみながらブラック・ベアや鹿などにも出会え日本語の案内も聞くことができます。アルゴマ・セントラル鉄道のTシャツもお土産におすすめです。
カナダの鉄道について歴史や路線図と合わせて主なルートをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?カナダの鉄道開発は1800年代から行われていた歴史ある事業で、大陸を横断できるルートが用意されています。食堂エリアや観覧車も車内にありゆっくりとカナダの大自然を満喫でき旅を楽しめます。ぜひ、カナダの鉄道を利用して旅行を楽しんでください。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/BD6h9Rip9lL/?tagged=canadatrain