// FourM
Xjuc679xgcelthm6q2xk

イタリア

CATEGORY | イタリア

イタリアの青の洞窟へ!見所から行き方、服装まで【2018年版】

2024.02.25

イタリアの最もロマンチックな観光地のひとつが「青の洞窟」です。海から船で行かなくては見られないこの洞窟への行き方や、服装についてこの記事で解説したいと思います。「青の洞窟」で、イタリアン・ブルーを体験してください。目に焼き付いて忘れられないことでしょう。

  1. イタリア・青の洞窟情報 その1 服装
  2. イタリア・青の洞窟情報 その2 行き方
  3. イタリア・青の洞窟情報 その3 集合場所
  4. イタリア・青の洞窟情報 その4 季節
  5. イタリア・青の洞窟情報 その5 洞窟への入場料と船頭さんへのチップ
  6. イタリア・青の洞窟情報 その6 カプリ島観光
  7. イタリア・青の洞窟情報 その7 ナポリに泊まる場合
  8. イタリア・青の洞窟情報 その8 カプリ島みやげ
  9. イタリア・青の洞窟情報 その9 写真撮影
  10. イタリア・青の洞窟情報 その10 船酔い対策
  11. 最後に
イタリア・カプリ島にある「青の洞窟」。カプリ島はナポリに程近い、イタリア南部にある島です。なので、服装は、夏なら、短パン・Tシャツ・サンダルの軽装で大丈夫。その下に水着でも着ていけば、洞窟内で万が一、ぬれてしまったときでも、問題はないでしょう。
問題は、春・秋・冬の服装。まず、冬に関しては、イタリア南部もそこそこ冷えるので、船でいけなくては見えない青の洞窟は、セーター+ウインドブレーカーなどの格好がよいでしょう。足元には厚手の靴下にスニーカーをお勧めします。ちなみに、洞窟内で足元がぬれたときのために、代えの靴下と冬物の靴を持っていくことを忘れずに。
春や秋の服装は、長袖のTシャツ+ウインドブレーカーぐらいの格好で大丈夫です。足元は、もしできたらスポーツサンダルのようなものがよいかと思われます。また、服がぬれる可能性がありますので、換えの服装を準備しておくことをお忘れなく。少なくとも、靴下の買えぐらいは持っていったほうがよいでしょう。
ここでは、青の洞窟への行き方をご案内いたします。青の洞窟はカプリ島にありますが、移動の拠点となるのはナポリ。そのため、まず、第1段階としては、イタリア各地からナポリを目指すことになります。ローマから行く場合は、テルミニ駅からトレニタリアを利用して、ナポリへ移動しましょう。ローマとナポリは意外と近く、最速で1時間ちょっとの所要時間です。ベネチアやミラノからは、ナポリまで空路で移動しましょう。
ナポリに着いたら、今度はカプリ島を目指します、これが青の洞窟への行き方の第2段階です。ナポリからかカプリ島へ行く船は、モロ・ベヴェレッロ港(Molo Beverello)かメルジェッリーナ港(Mergellina)から出航します。モロ・ベヴェレッロ港はナポリ市内からも近く、ナポリ中央駅からもタクシーで10分ほどの距離ですので、こちらの港を利用するのがよいでしょう。
モロ・ベヴェレッロ港に到着後、フェリーでカプリ島にわたります。フェリーはSNAV、N.L.G.もしくはCaremarなど、複数の会社から出ているので、自分にとって都合のよい時間のフェリーの乗船チケットを購入しましょう。
フェリーはカプリ島のマリーナグランデ(Marina Grande)港に到着します。そこから、モーターボートに乗り換えて、青の洞窟を目指します。
青の洞窟の近くについたら、モーターボートから、手漕ぎボートに乗り移ります。この手漕ぎボートで、洞窟内に入ることになるのです。
以上が青の洞窟への行き方ですが、マリーナグランデ港から、バスで行く方法もあります。その時は、モーターボートがバスに代わる行き方になります。
青の洞窟を訪れる人の多くは、何らかのオプショナルツアーを利用する人が多いでしょう。ナポリからのオプショナルツアーなら、ほとんど場合の集合場所はモロ・ベヴェレッロ港となります。しかし、意外と港は広く、どこが待ち合わせ場所なのか、わからないことが多いのです。つまり、港の中に入っても、集合場所までの行き方が問題になることがあるのです。
モロ・ベヴェレッロ港集合のカプリ島行きツアーの多くは、港にある小さカフェの「PICNIC」の前で集合していることが多いです。この港から出発する人は、このカフェへの行き方を覚えておいて損はないかもしれません。
青の洞窟を訪れるベストシーズンは6月から8月までの夏の期間。しかし、この期間はバカンスシーズンでもあるため、訪れる人も多く、洞窟の前で小船に揺られながら2時間待ち、ということも頻繁に起こります。加えて、中に入っても、ほんの数分で洞窟を出なくてはなりません。もしも、旅行する時期を選ぶことができるなら、夏のバカンスシーズンをはずしたほうがよいでしょう。
空気も海水も澄み渡る冬は、一番美しい青の洞窟を見ることができる時期です。しかし、この季節は海が荒れることが多く、洞窟の中に入れない日も、夏より多いのも事実です。しかし、冬は観光客も少ないし、運よく洞窟には入れたらゆっくりその色を楽しむことができるので、もしも、数日ナポリかカプリ島に滞在することができる人は、冬に青の洞窟を訪れるのがよいでしょう。
青の洞窟に入るのに、入場料が必要になります。オプショナルツアーの中には、すでにその料金も入っているものがありますので、ツアー予約時には確認が必要です。
個人でいく場合は、モーターボートに乗ったときに、入場料+ボート代を支払うことになります。金額が2つあわせて15ユーロほど。モーターボートの中では、お釣りがないことも多いので、きっちり事前に小銭を含めて準備しておいたほうがよいでしょう。
また、洞窟へ入るための手漕ぎボートをこぐ船頭さんにも、チップを渡す必要があります。もしも、長く洞窟内にいてくれたり、歌を歌ってくれたなど、特別なサービスがあった場合は、多めに支払ってもよいでしょう。しかし、どうやら相場はお客さん一人当たり1~2ユーロぐらいの模様です。ちなみに、チップのことを話すときには、「チップ」と言わずに、「心づけ」と言うようにしてください。「チップ」は万国共通の言葉なのです。
冬に青の洞窟を見たい人は、日程に余裕を持った旅行をしたほうがいいでしょう。冬に青の洞窟に入れる確立は、夏の場合よりもずっと低いのです。悪天候によって、波が高くなると、洞窟へ手漕ぎボートで入ることができなくなります。
青の洞窟に入れるかどうかは、現地の天候によるところが大きいので、冬に青の洞窟を訪れるなら、カプリ島のなかに宿泊することをお勧めします。日本では、青の洞窟だけが有名なカプリ島ですが、島自体もとても美しく、様々な観光スポットがあります。
島の中心であるカプリ地区へは、港からケーブルカーで移動します。このカプリ地区は高級住宅街で、ホテルもこの辺りにあるので、カプリ島に宿泊する人は、この地区に宿泊すると移動がラクでしょう。もしも、この地区のホテルに宿泊するのなら、服装はちょっとおしゃれにしたほうが、楽しい滞在になるかもしれません。
青の洞窟へはナポリからも日帰りで行くことができるところにあります。しかし、青の洞窟を訪れるのにベストな時間帯は、なんと午前中。そうなると、ナポリから出発するなら、朝早めに起きてナポリを出なくてはなりません。とは言え、ナポリは魅力的な街。冬に青の洞窟を訪れたい人は、ナポリに宿泊して、青の洞窟に行くことができる日を狙うのも、ひとつの選択肢です。
ナポリ旧市街からモロ・ベヴェレッロ港(Molo Beverello)へは、タクシーで10分ほどの距離。旧市街のホテルに宿泊したら、問題なく青の洞窟へ行くことができます。
カプリ島で有名なお土産のひとつが、「リモンチェッロ」です。日本でもメジャーなレモンのリコールです。ナポリ周辺がおもな産地なのですが、特にカプリ島は有名な生産地のひとつです。ボトルには青の洞窟が描かれたものもありますので、お土産に最適です。
カルトゥージアの香水は、カプリで育ったレモンや花を原料につくられた香水です。ちなみに、カプリ島の香水の醸造所は、世界で一番小さなものと言われています。
意外と難しいのが、青の洞窟の中での写真撮影です。光の量は少ないし、でも、あの独特な青い色をしっかりとカメラに収めたいし、ということで、どのように撮影すべきなのか、悩む人も多いのではないでしょうか。
まず、コツの一つは、ボートが洞窟の奥に入ったときに、入り口のほうを向いて写真を撮ることです。洞窟から入る日の光が唯一の光源なので、その高原に向けてシャッターを切りましょう。もう1つはISO感度を高めに設定することです。これにより、写真の画像は荒れますが、ぶれることはないので、ご安心を。
なにしろ、船に乗っている時間が長い、青の洞窟。船に乗りなれていない人は、寄ってしまうかもしれません。その予防のために、まず、前日の夜は良く眠ること。そして、当日の朝ごはんは、普通のフランスパンとコーヒーぐらいの軽いものにすることをお勧めいたします。
他の場所では見ることができない独特な色が印象的な、「青の洞窟」。船で訪れるこの地はイタリア旅行の中でも、もっとも印象的な思い出になることでしょう。洞窟内では短い滞在時間になりますが、存分にお楽しみください。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/Bor0B0vgD4F/?tagged=grutaazul