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ローマの観光におすすめの遺跡4選【2018年度版】~コロッセオなど~

2024.02.25

イタリアの首都ローマは、現在もなお古代遺跡が地下から発掘されている人気の観光地です。また遺跡群の中に猫コロニーがある世界でも珍しい猫保護区でもあります。今回は、コロッセオをはじめとしたローマ観光におすすめの遺跡についてご紹介します。

  1. ローマ観光におすすめの遺跡①コロッセオ
  2. ローマ観光におすすめの遺跡②フォロ・ロマーノ
  3. ローマ観光におすすめの遺跡③パンテオン
  4. ローマ観光におすすめの遺跡④トッレ・アルジェンティーナ広場
  5. まとめ
「コロッセオ」は、ローマ帝政期の西暦(紀元後)80年に完成した闘技場で、建設当時はフラウィウス円形闘技場と呼ばれていました。コロッセオとは、巨大(コロッサーレ)という言葉から派生した愛称で、英語のコロシアムの語源にもなりました。古代ローマ帝国時代、「人間vs猛獣」や「人間vs人間」の命をかけた戦いが開催されました。2階には紀元前5世紀から1000年間の石板レリーフや金細工などが展示されています。
コロッセオには地下遺跡ツアーがあります。コロッセオの入場チケットはフォロ・ロマーノおよびパラティーノの丘との12ユーロの共通券ですが、それとは別に地下遺跡の入場チケットが必要です。コロッセオのアリーナ部分から地下へ下りていき、剣闘士の養成施設があった場所まで案内してくれるガイドツアーです。剣闘士の養成施設とコロッセオは地下道で繋がっており、ガイドさんに説明してもらいながら歩きます。
ローマは近郊だけでなく、中心部でも遺跡がゴロゴロあります。地下を掘ると遺跡が出てくるといわれるほどです。当時は街を一度壊して新しく建設するより、全部埋めてしまってその上に新しい街を造った方が合理的で速かったからだそうです。「フォロ・ロマーノ」もそのうちのひとつです。キリストが生まれる前の紀元前750年頃に建設されて以降約900年の間、政治・経済の中心だったところです。
フォロ・ロマーノは19世紀になってから発掘が始まったため、さまざまな遺跡がそのまま残されており、神殿や凱旋門、裁判所や国会議事堂、造幣局などの遺跡が発掘され、古代ローマ帝国がどれほど成熟した国だったかを知ることができます。夏に行かれる場合は帽子やサングラス、日焼け止めは必須です。またお水の持参も忘れずに。
「パンテオン」は、ローマ建築の中で、ほぼ完全な形で残っている建築物といわれています。紀元前25年、さまざまな神を祀るための万神殿として建てられました。丸く開かれた天窓が特徴で、陽の光が差し込む様子があまりにも神々しいことから、世界一のパワースポットともいわれています。無料で入場することができますが、神殿なので帽子は取って入りましょう。
パンテオンは朝イチに訪れたい場所です。天窓から差し込む素晴らしい光から、ローマを観光するパワーをもらいましょう。また近くにはトレビの泉やナボナ広場など、ローマを代表する観光地がたくさんあります。パンテオンもトレビの泉もお昼近くになるとたくさんの観光客で賑わい、自分のペースで見ることができないほど混みますので、早朝がおすすめです。
「トッレ・アルジェンティーナ広場」は、ローマ最古の遺跡のひとつです。パンテオンから歩いて5分ほどのところにあり、無料で見学できます。トッレ・アルジェンティーナ広場は、猫コロニー(猫シェルター)としても有名です。常時200匹から300匹ほどの猫がここで暮らしているため、猫好きの人には堪らない場所となっています。遺跡のなかでゆったりとくつろぐ猫たちを観察したり撮影したりする観光客がたくさんいます。
トッレ・アルジェンティーナ広場は、ユリウス・カエサルが暗殺された場所としても有名です。ここに住む猫たちは猫好きのボランティアの人々によって運営されており、猫にかかる費用はローマを訪れた観光客からの募金や寄付金、ここで販売されている猫グッズの売り上げによって支えられています。
いかがでしたか? 今回はローマ観光におすすめの遺跡についてご紹介しました。ローマの地下には今でも遺跡が溢れており、道路工事や地下工事が進まないといわれています。ローマの遺跡へ行かれる際にはぜひ参考にしてくださいね。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/Bom-0aClmfD/