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イタリアのチーズ2018年版!お土産にもおすすめの有名チーズ9選

2024.02.25

イタリアのおすすめチーズを紹介します。お土産に適しているものなど特徴も併せて紹介します。イタリア旅行に出かける際はぜひ本場の美味しいチーズも楽しんでくださいね。有名なチーズだけでなく珍しいチーズの中からお気に入りの1品が見つかるかもしれません。

  1. イタリアおすすめチーズ①パルミジャーノレッジャーノ
  2. イタリアおすすめチーズ②グラナパダーノ
  3. イタリアおすすめチーズ③スカモルツァ
  4. イタリアおすすめチーズ④ゴルゴンゾーラ
  5. イタリアおすすめチーズ⑤マスカルポーネ
  6. イタリアおすすめチーズ⑥ペコリーノ・ロマーノ
  7. イタリアおすすめチーズ⑦ブッラータチーズ
  8. イタリアおすすめチーズ⑧カチョカバロ
  9. イタリアおすすめチーズ⑨グッチョ
  10. まとめ

原産地

イタリアの北東部エミリア・ロマーニャ州のモデナ、パルマ、レッジョ・エミリアのみで作られたチーズです。また原材料の牛乳も決められたエリアの牛からとれたものでないと、パルミジャーノレッジャーノの名は語れません。

特徴

チーズの王様とも呼ばれイタリア料理には欠かせないチーズです。最低1年は熟成が必要で、D.O.Pの厳しい認定をクリアした高級チーズ。色やツヤだけでなく、空洞がないものほど良いものとされています。日本のファミレスでおなじみのパルメザンチーズは名前が似ていますが別物です。パルメザンチーズは確かにパルミジャーノレッジャーノを削ったものによく似ていますが、アメリカで作られD.O.Pの基準もパスしていないのでパルミジャーノレッジャーノとは呼べないのです。ちなみにパルメザンとはパルミジャーノレッジャーノ風チーズという意味で2003年名前を巡って裁判が起こりました。これによりイタリア産ではないのにパルメザンを名乗ることはEU圏内では禁止となりました。

原産地

イタリア半島の付け根辺りのイタリア北部、エミリア・ロマーニャ州、ピエモンテ州、ロンバルディア州などのポー川流域にあるパダーナ平原で生産されています。

特徴

イタリアでは「キッチンのお供」として欠かせない存在なのがグラナパダーノです。パルミジャーノレッジャーノと同じ起源をもち、味も見た目もよく似ているので姉妹チーズとされていますが、パルミジャーノレッジャーノに比べ、D.O.Pで定められている基準が緩く低価格なのも魅力です。また、熟成期間も少し短めとなっておりD.O.Pチーズの中でも生産量がナンバー1です。ちなみにグラナパダーノの方が味が優しいので料理の素材の味を生かすには適しているとか。ぜひ有名なパルミジャーノレッジャーノとコストパフォーマンスの良いグラナパダーノ食べ比べてみてみて下さい。

原産地

イタリア全土で手に入れることができますが、どちらかというと南部でよく生産されている牛乳のチーズです。

特徴

スカモルツァには2タイプあり、熟成させた状態の白いものをビアンコ、さらに燻製にして茶色になったものをアフミカータと呼びます。ビアンコの方はそのまま食べるのではなく火を入れて食べます。火を入れると中身が溶けてトロっとしたチーズになるので、ピザやパンに乗せて食べると絶品です。一方のアフミカータはそのまま食べることができ、燻製されているので香ばしい香りが楽しめるだけでなく、チーズの味もビアンコに比べしっかりとした味わいが楽しめます。またアフミカータは一部を縛ってつるして燻製にするので、可愛いひょうたんの形をしているのが特徴です。日持ちのしないモッツアレラの代用として使用されるこのチーズは1年冷蔵庫で保管できるのでお土産にもピッタリです。

原産地

ミラノを州都とするロンバルディア州のゴルゴンゾーラ村が発祥地とされています。

特徴

世界三大チーズとして有名なゴルゴンゾーラは、日本では青かびチーズとして有名です。最近では日本でもお馴染みのチーズですが甘口と辛口があるのをご存知でしょうか。甘口はドルチェタイプと呼ばれ、青カビが少なめでマイルドなのが特徴です。一方で辛口はピカンテの方はチーズが手でもくだけてボロボロとした感じのものが多く、青カビも多めなので癖が強いチーズが好みの方にはたまらないチーズです。また、ロンバルディア州に行くとその土地の名前のついたゴルゴンゾーラがたくさんあり、この地方以外には出回らない希少なものもたくさんあるので、ぜひゴルゴンゾーラ好きの方にはおすすめの場所です。ゴルゴンゾーラは光に弱いチーズとされているのでお土産にはあまり適しません。ぜひ現地で思う存分楽しんでくださいね。

原産地

イタリアのロンバルディア州のローディとアッビアテグラッソ地方の冬の風物詩とされていましたが、現在はイタリア全土で生産されています。

特徴

ティラミスで使われるクリームチーズとして有名なマスカルポーネは熟成チーズをつくる過程で出る80%以上乳脂肪から作られるので、天然の甘みがあるのが特徴です。「ミルクのクリーム」とも呼ばれチーズの味がしないのも特徴です。日持ちはしないのでお土産には適しません。日持ちしないので輸入もコストがかかり難しいとされていたこのチーズを一躍有名にしたのが、 不二製油が開発したマスカルポーネの代用品マスカポーネです。植物性油脂を使用されて作っているので実は別物なのです。日本では実は珍しい本物のマスカルポーネはぜひイタリアで楽しんでくださいね。

原産地

イタリアのラツィオ州とサルデーニャ州で作られるチーズのみペコリーノ・ロマーノと呼ばれています。

特徴

牛乳ではなく羊の乳から作られたチーズで、塩気が強いので、粉チーズにして食べられることが多いチーズです。日本だとサイゼリヤの粉チーズはペコリーノ・ロマーノが使用されています。D.O.P指定のチーズで、2000年も前のローマ時代から食べれられてきたイタリア最古のチーズともいわれています。こちらはハードタイプのチーズになるのでお土産にもピッタリです。ちなみにトスカーナ地方で作られているバージョンペコリーノ・トスカーノもあります。こちらはロマーノに比べ塩気が少ないのでマイルドなチーズがお好みの方はこちらも併せて要チェックです。

原産地

イタリア南部のプッリャ州アンドリアとその周辺のムルジア地方で生産されています。
寿命は48時間で賞味期限が切れてしまうとっても希少なフレッシュチーズです。にもかかわらず味は絶品。モッツァレラチーズで生クリームとバターを包んで作ったもの。もちろん、ナイフを入れると中からとろーっとしたクリームモッツァレラがでてきます。最近では製造技術が発達し5日までオッケーな商品も出てきたので、たまに日本に上陸しますが、これも期間限定なので運が良くないと日本では絶対出会えません。チーズ好きの間ではイタリアに来たらピザやパスタよりもまず最初に食べたい一品としても有名です。

原産地

イタリアのナポリのソレント地方で生産されている伝統チーズです。

特徴

モッツァレラチーズと同じ製法で作られたこのチーズは、スカモルツァアフミカータ同様吊るして熟成されるので、ひょうたん型をしたチーズです。このチーズに火を入れると中から油分が溶け出しじゅわっととろけるチーズの出来上がり。日本でも最近人気急上昇中で、花畑牧場など多くのメーカーがこのチーズを製造しています。まだまだ日本では高級品ですが、イタリアでは安い値段でこの美味しいチーズをお腹いっぱい堪能できるチャンスです。お土産にも持ち帰りやすいカチョカバロはぜひチェックしてみてくださいね。

原産地

トスカーナ州で生産されているチーズです。

特徴

青カビチーズならぬ白カビチーズで、牛乳と羊の乳の混合で作られたチーズです。熟成期間が長いほどトロっとロに仕上がるこのチーズはスプーンですくって食べるもよし、パンや蒸し野菜をディップして食べるもよし、癖がなく、塩気も少ないのでチーズ初心者の方にもおすすめです。お土産として持ち帰る際は真空パックタイプのものも販売させれているので、そちらをおすすめします。
イタリアの数多くあるチーズの中から人気のチーズを紹介しました。有名なものから珍しいものまでお土産にも喜ばれるチーズ。イタリア旅行の際はぜひチェックしてみてくださいね。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.instagram.com/p/Bot5PyXg0c7/?hl=ja&tagged=parmigianoreggiano