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福島で有名な鍾乳洞・洞窟は?見どころやアクセス、服装など解説【2018年】

2024.02.25

福島県田村市の鍾乳洞「あぶくま洞」は、およそ8000万年もの歳月をかけて作られた大自然が織りなす造形美です。今回は、そんな福島で有名な鍾乳洞である「あぶくま洞」へのアクセスや行く際の服装・見どころなどを一挙大公開いたします。

  1. 福島の鍾乳洞「あぶくま洞」へ行こう!
  2. 福島の鍾乳洞「あぶくま洞」とは
  3. 福島の鍾乳洞「あぶくま洞」へのアクセス
  4. 福島の鍾乳洞「あぶくま洞」へ行く際の服装
  5. 福島の鍾乳洞「あぶくま洞」に入る際の注意点
  6. 福島の鍾乳洞「あぶくま洞」見どころ①滝根御殿
  7. 福島の鍾乳洞「あぶくま洞」見どころ②竜宮殿
  8. 福島の鍾乳洞「あぶくま洞」見どころ③月の世界
  9. あぶくま洞以外の福島の鍾乳洞「入水鍾乳洞」
  10. 終わりに
引用: http://abukumado.com/cms/common/img/see_abukumado.jpg
大自然が織りなすアートを堪能できる鍾乳洞。鍾乳洞は日本にもいくつかありますが、どんどん進んで行くごとにちょっとした冒険家気分を味わえるだけでなく、内部はひんやりと涼しい空気が流れていて夏場に嬉しい観光スポットとして大人気ですよね。
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そんな鍾乳洞ですが、福島で有名な鍾乳洞といえば「あぶくま洞」です。今回はそんな「あぶくま洞」へのアクセス方法や行く際の服装・鍾乳洞内の見どころなどを一挙大公開いたします。福島の有名観光地として大人気のスポットなので、福島へお立ち寄りの際はぜひ参考にしてみてくださいね。
引用: http://www1.plala.or.jp/CUE/cave/abukuma18.jpg
福島県田村市に位置する「あぶくま洞」は、1969年に発見された福島の有名な鍾乳洞です。なんと約8000万年もの歳月をかけて自然が織りなした造形美で、全長600メートルに及ぶ鍾乳洞内には多種多様な鍾乳石が続き、その鍾乳石の数と種類の多さから「東洋一の鍾乳洞」とも言われています。
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鍾乳洞内の大自然による造形美には一つずつに名前がついており、あぶくま洞でしか見ることができない貴重で珍しい鍾乳石がたくさんあります。洞内は「一般コース」と「探検コース」に分かれており、探検コースでは一般コースよりも足場が悪く天井が低い通路などが続くため冒険家のような気分を味わえるコースとなっています。体力に自信がある方はぜひ探検コースにチャレンジしてみましょう!
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2016年には「恋人の聖地」として福島県内で唯一で初めての地位を獲得しており、ロマンチックな鍾乳石を見学しに多くのカップルたちが訪れます。
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車でのあぶくま洞へのアクセス方法ですが、東北自動車道や常盤自動車道より磐越自動車道へ乗り、「小野IC」で降りてから約15分程度でアクセス可能です。また、電車でのあぶくま洞へのアクセス方法としては、JRや東北新幹線から磐越東線へ乗り換えて、最寄駅である「神俣駅」で下車しましょう。そこからタクシーを利用して約10分前後でアクセス可能です。
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注意点としては、神俣駅とあぶくま洞間の路線バスは運行していないということです。車がない場合は、駅からは必然的にタクシーのみでのアクセスとなりますので注意しておいて下さいね。
引用: https://tabisuke.arukikata.co.jp/mouth/2765/image
あぶくま洞へ行く際の服装についてですが、基本的には動きやすい服装で立ち寄ると良いと思います。また、洞内の気温は季節関係なく約15度前後で一定しています。なので夏場に入るととても涼しく、冬場に入ると暖かく感じられるでしょう。夏場は外の服装のまま洞内を散策していると涼しさを通り越して寒さを感じるので、上にサッと羽織れるカーディガンなどを念のため持って行くと良いでしょう。
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服装ついでに靴についてですが、洞内は足元が不安定で水溜りなどで滑りやすくなっております。そのため、履き慣れたスニーカーで立ち寄るようにしましょう。ゴム製のサンダルや草履などは歩きにくく怪我の危険もあるため、控えたほうがベターです。
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あぶくま洞に関する注意点ですが、まず一つ目は鍾乳洞への入場時間は時期によって変動します。朝は年間を通して8時半に入場が可能ですが、3月〜11月の間は17時まで・11月下旬〜3月上旬は16時半までとなり、夏季は17時半まで開いているそうです。立ち寄りが閉園ギリギリの時間になりそうな場合などは、都度チェックしておく方が良いでしょう。
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二つ目の注意点は、鍾乳洞内にはトイレが併設されていないという点です。洞内の散策にかかる所要時間はだいたい1時間弱が相場だと思いますが、その間ずっとトイレへは行けません。洞内へ入る前にトイレは済ましておきましょう。
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まずはじめにご紹介するあぶくま洞内の見所は「滝根御殿」です。ここはあぶくま洞で最大の見どころとして有名な場所で、高さ29メートルにも及ぶ広大な空間で鍾乳石を観察できます。石灰成分を含む水が天井から流れ落ちることでできた膜状の「クリスタルカーテン」は光を当てると透き通るほどに薄く、この薄さはかなり貴重なものなんだそうです。
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また、「黄金柱」という滝根御殿で最も有名な見どころが最後に待ち受けています。こんなに大きな石柱ができるのは大変珍しく、かなりの歳月がかかっているのが分かりますね。
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次にご紹介するあぶくま洞内の見どころは「竜宮殿」です。鍾乳洞内でもかなり出口方面寄りであるこのゾーンは高さ約13メートルの空間となっており、上述の滝根御殿どは一味違った魅力的な鍾乳石を楽しめます。まるで表面がキノコのような形を織りなす「きのこ岩」や、「クリスマスツリー」と名付けられた巨大な石筍があります。
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「クリスマスツリー」の左横にある「樹氷」も大きく、天井まで到達しているので石柱となります。そのほかにも名前のついていない個性的な鍾乳石がたくさんありますので、じっくりと思う存分観察してみてくださいね。
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最後にご紹介するあぶくま洞内の見どころは「月の世界」です。あぶくま洞探検の最後を飾るこのゾーンでは、石筍や石柱など洞内の有名な鍾乳石の種類のほとんどを見ることができます。
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また、鍾乳石をライトアップさせた光と鍾乳石の演出も楽しむことができるゾーンでもありますよ。色が自然に移り変わる舞台用調光システムを導入しており、朝日が昇るシーンや夕日が沈むシーンまで再現します。あぶくま洞のフィナーレを美しく飾るのにふさわしいスポットです。
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実は福島県には、あぶくま洞以外にももう一つの鍾乳洞があります。「入水鍾乳洞」といい、あぶくま洞から約1300メートルほど離れた場所に位置しています。あぶくま洞から歩いて20分ぐらいで到着するので、その気になればついでに徒歩で訪れるのも可能ですね。人の手がほとんど加えられず自然の状態のまま保存されているこの鍾乳洞では、あぶくま洞とは全く違ったアクティビティを楽しむことができます。
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3つに分かれた探検コースのうちの一つでは、かなり冷たい水の中を歩いたりヘッドランプ一つを頼りに狭い洞内を散策するコースがあり、探検好きな子供や大人におすすめです。このコースへ参加される方は、濡れたり汚れたりしても良い動きやすい服装と歩きやすい靴を準備し、念のためカメラや携帯などを守る防水ケースなども持参した方がベターです。また、あぶくま洞と比べてかなり狭い鍾乳洞となっているそうで、頭上に気をつけていないとすぐに頭をぶつけてしまうほどだそうですよ。あぶくま洞に訪れた際にはぜひ併せて立ち寄ってみてはいかがですか。
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今回は、福島県の有名な鍾乳洞である「あぶくま洞」へのアクセス方法や服装・洞内の見どころなどを一挙お届けいたしましたが、いかがでしたでしょうか。あぶくま洞へお立ち寄りの際はぜひ参考にしてみてくださいね。また、あぶくま洞のほど近くに位置するさらに冒険家気分を味わえる入水鍾乳洞もおすすめですので、合わせて訪れてみてはいかがですか。子供連れ家族の休日のお出かけにはもちろん、カップルのデートスポットとしてもかなり楽しめますよ。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: http://www.kaigo-hiwada.com/image/abukuma%20cave.jpg