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神秘的!イスタンブールのイルミネーション完全攻略【2018年度版】

2024.02.25

古来から文明の十字路と呼ばれる「イスタンブール」。日本からの旅行者は、ここイスタンブールでは、自分が「異邦人」であることを実感することでしょう。とくにモスクのイルミネーションは圧巻。今回は穴場から定番までのおすすめイルミネーション・夜景スポットをご紹介します。

  1. イスタンブールのおすすめイルミネーション&夜景スポット①『アヤソフィア』-キリスト教大聖堂時代の名残をのこす
  2. イスタンブールのおすすめイルミネーション&夜景スポット②『スルタンアフメト・モスク』ー「世界で最も美しいモスク」
  3. イスタンブールのおすすめイルミネーション&夜景スポット③『ガラタ塔』―外からも内側も楽しめる
  4. イスタンブールのおすすめイルミネーション&夜景スポット④『トプカプ宮殿』ー豪華絢爛
  5. イスタンブールのおすすめイルミネーション&夜景スポット⑤『ニシャンタシュ地区』ー街に漂うヨーロッパの香り
  6. イスタンブールのおすすめイルミネーション&夜景スポット⑥『オルタキョイ(Ortakoy)』ー雑貨店が充実
  7. イスタンブールのおすすめイルミネーション&夜景スポット⑦『グランドバザール』ーランプ屋さんで癒されよう!
  8. イスタンブールのおすすめイルミネーション&夜景スポット⑧『ボスポラス海峡クルーズ』ー海上からもライトアップを楽しみたい!
  9. 【番外編】トルコのクリスマスについて
  10. 「イスタンブールのおすすめイルミネーション&夜景」のまとめ
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引用: https://www.flickr.com/photos/sabra100/5568027366/
東ローマ帝国時代には、キリスト教の大聖堂だった「アヤソフィア(Ayasofya)は、1453年から1931年もの長きにわたり、モスクとして改築を繰り返し、1935年からは博物館として利用されています。そこでこのような唯一無二の印象的な建物となったわけですね。ビサンティン建築の巨大なドームは、ライトアップされるとさらに幻想的。

博物館としても大人気スポット

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引用: https://www.flickr.com/photos/eiku_suyama/7254666962/
アヤソフィアの内装は、ほとんどモスク時代のものですが、一部にキリスト教のモザイク画が残り、この建物の歴史を感じることができます。2006年には、博物館内の小部屋をキリスト教徒とイスラム教徒のスタッフそれぞれが祈りを捧げられる場所として開放するようになりました。夜のライトアップも素敵ですが、博物館としても人気で、1日平均8000人〜9000人の観光客が訪れます。4月前半から10月までは、9時から19時までの営業、それ以外は17時までとなります。基本的に月曜日と宗教的な行事のある日が閉館日。

「アヤソフィア」詳細情報

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引用: https://www.flickr.com/photos/matsuokahiroaki/8928326601/
白と青を基調にした建物の「スルタンアフメト・モスク」は、「ブルーモスク」とも呼ばれ、ライトアップされた姿は息を飲むほどです。「世界で最も美しいモスク」と称賛されるのも頷けますね。

青いタイルとステンドグラスが圧巻

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引用: https://www.flickr.com/photos/love_boa/4591105633/
こちらの特徴は、青いタイルとステンドグラス。モスクのため、基本的に入場料は無料となっていますが、心付けを置くのが一般的。礼拝の間は見学することができませんが、ぜひ中に入ってみましょう。もちろん、女性は髪を隠すスカーフをお忘れなく。モスク前の中庭は市民と観光客の憩いの場。大都会の喧騒を離れ、リラックスできる穴場スポットです。

「スルタンアフメト・モスク」詳細情報

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引用: https://www.flickr.com/photos/moyoco72/6622118741/
「ガラタ塔」は、9階建て、高さ66.9mの塔。建物自体もライトアップされ、外からも内側も楽しめる穴場の夜景スポットです。ボスポラス海峡に面したヨーロッパ側のカラキョイ地区にあります。

カフェやレストランから市内を一望

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引用: https://www.flickr.com/photos/dtpancio/8683023971/
カラキョイ地区は、アヤソフィアなどのあるエリアとは、ガラタ橋で結ばれていて、このガラタ橋も美しくライトアップされています。ガラタ塔の上層階には、カフェやレストランがあり、20:30まで営業していますので、サンセットや夜景も楽しめます。入場料金は25TLとなっています。アヤソフィアからは徒歩30分のロケーション。

「ガラタ塔」詳細情報

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引用: https://www.flickr.com/photos/omersad/8622213064/
「トプカプ宮殿」は、「大砲の門宮殿」意で、15世紀中頃から19世紀中頃までオスマン帝国の君主が暮らしていました。1924年からは、博物館となっています。もともとお城だった博物館です。当然、息をのむほど豪華です。

ハーレムは必見です!

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引用: https://www.flickr.com/photos/yenru/2645065195/
「トプカプ宮殿」は、基本的に火曜日が定休日。スルタンの豪華な部屋、趣向を凝らしたいくつもの庭園、女性たちが暮らしたハーレムなど、見どころが多く、当時の絢爛豪華な暮らしに思いをはせることのできる貴重な博物館です。日本語の音声ガイドも完備。内部にカフェやレストランもあります。

「トプカプ宮殿」詳細情報

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引用: https://www.flickr.com/photos/daghinho/374486796/
新市街にある「ニシャンタシュ地区」は、ルイヴィトンやシャネルをはじめ、ヨーロッパの一流ブランド店が軒を連ねるイスタンブール屈指のファッション基地。

クリスマスイルミネーションを楽しめる

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引用: https://www.flickr.com/photos/128461247@N06/17398171002/
タキシム広場の北側、地下鉄オスマンベイ駅の東側に広がるニシャンタシュ地区は、日本でいえば表参道的なエリア。特にAbdi Ipekci(アブディ・イペッキチ通り)にはルイヴィトン、シャネル、カルティエ、フェラガモなど世界的に有名なブランドショップが軒を連ねています。辺りを行き交うのはセレブやハイセンスな人たちばかり。

クリスマスを祝う習慣のないイスラム教国のトルコなのですが、「ニシャンタシュ地区」は、ヴァリ・コナーウ通り、テシュヴィキエ通り、アブディ・イペッキチ通りからなり、唯一クリスマスイルミネーションを楽しめる穴場的なスポットです。おしゃれなカフェやレストランも充実。モスクの立ち並ぶイスタンブールとはまた違う雰囲気を堪能できる界隈です。
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引用: https://www.flickr.com/photos/129825456@N06/16459927760/
ボスフォラス海峡に架かる全長1000mにも及ぶ「ボスフォラス大橋」と「オルタキョイ・ジャーミー」は絶好の撮影スポット。どちらもライトアップされ、幻想的です。ボスフォラス海峡を挟んでヨーロッパ側の「オルタキョイ地区」は、街歩きにもぴったり。この界隈の路地にはユニークな雑貨屋さんや露店が軒を連ねています。歴史を感じさせるグランドバザールもいいのですが、「オルタキョイ地区」は、今どきのトルコの工芸品を選べる穴場的スポットです。

オルタキョイのソウルフード「クムピル」

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引用: https://www.flickr.com/photos/finduilass/4571346933/
オルタキョイの名物料理といえば、「クムピル(kumpir)」。ベイクドポテトの上に、お好みの具材をのせていただくシンプルでボリュームたっぷりのB級グルメ。具は、ソーセージやチーズ、ピクルス、コーン、たまねぎなどいろいろ。調味料は基本的にバター、マヨネーズ、ケチャップ。オルタキョイには、たくさんのクムピル屋台が軒を連ねていて、地元の人もよく利用しています。
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引用: https://www.flickr.com/photos/sabra100/5646626710/
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引用: https://www.flickr.com/photos/coolboomjapan/5290290459/
日本では、グランドバザールと呼ぶことの多い「カパルチャルシュ」は、トルコ語の「屋根付き市場」を意味します。広さ30700平方メートルもの広大な敷地に4000もの店舗がある巨大市場。香辛料、宝石、絨毯、雑貨など、トルコのお土産物が揃っています。なかでも、色鮮やかなランプは心癒されるような優しい明るさ。もちろん、価格交渉は必須です。大人でも迷うという声がありますので、はぐれたときの、待ち合わせ場所を決めておかれることをおすすめします。日曜日が定休日なのでご注意ください。

「グランドバザール」詳細情報

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引用: https://www.flickr.com/photos/sabra100/5581905313/
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引用: https://www.flickr.com/photos/hiroshisato/5820458302/
さまざまな歴史的建造物がライトアップされているイスタンブールの街。ヨーロッパとアジアを隔てるボスポラス海峡から、美しい街並みを鑑賞してみたくはありませんか。そこで「ボスポラス海峡クルーズ」がおすすめです。トルコ民族舞踊のベリーダンスを鑑賞しながらディナーを楽しめる、ナイトクルーズが大人気。個人のクルーズの出発点は、ヨーロッパ側の港町エミノニュになりますが、旅行会社では、モスクや博物館の見学とセットになったプランや、ホテルまでの送迎付きプランも準備されています。言葉に不安のある方にはおすすめです。

「ボスポラス海峡クルーズ」詳細情報

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引用: https://www.flickr.com/photos/berichte/2290319290/
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引用: https://www.flickr.com/photos/yavuzkaya/8372639585/
国民の99%がムスリム(イスラム教徒)であるトルコでは、クリスマスはそれほど重要なイベントではありません。ほかのヨーロッパ諸国とは違い、クリスマスは祝日でもなく、ケーキを食べる習慣もありません。ただ、海外ブランド店などが立ち並ぶ「ニシャンタシュ地区」の「Abdi Ipekci(アブディ・イペッキチ通り)」界隈では、クリスマス風の飾りつけやイルミネーションを楽しむことができます。こちらは、ノスタルジックなモスクのライトアップではなく、心弾むイルミネーションを鑑賞できる穴場的スポット。トルコ人も日本人のように、クリスマスを宗教行事としてではなく「イベント」として楽しむ日が来るかもしれませんね。
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引用: https://www.flickr.com/photos/travelingmipo/8459015942/
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引用: https://www.flickr.com/photos/druidabruxux/3520206396/
トルコ・イスタンブールのライトアップ・夜景スポットをご紹介しました。イスタンブールのイルミネーションは、煌びやかなネオンサインではなく、心癒されるノスタルジックなライトアップ。イスタンブールはヨーロッパとアジアの中間地点であり、唯一無二の文化が花開いた穴場の旅先でもあります。イスラム教の中では飲酒が認められている珍しい国でもありますので、その点でもおすすめの穴場スポットといえますね。※ 掲載の情報は2019年11月現在のものとなります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://www.flickr.com/photos/eiku_suyama/7254666962/