イタリアの首都であるローマは約3000年に渡って、芸術・建築・文化の面で世界に大きな影響を与え続けている国際都市です。

ローマ市内は観光地として人気があり、フォロロマーノやコロッセオなどのローマ帝国時代の古代遺跡や、ローマカトリック教会の本部でもあるサンピエトロ大聖堂、ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂のフレスコ画などの傑作美術品を展示しているバチカン美術館などたくさんの見どころがありますね。

ここではそんなローマ旅行に行った際のスーパーマーケットなどでもお手軽に購入できる定番のお土産やリーズナブルなばらまきに適したおすすめお土産を紹介していきたいと思います、みなさんのローマお土産選びの参考になればうれしいです！

イタリア土産の定番と言えばチョコレート。定番といえどやっぱり喜ばれる美味しいイタリアチョコレートは外せません。今回はスーパーで購入できる人気のブランドをピックアップします。

ヘーゼルナッツが甘さ控えめなダークチョコレートで包まれた絶品です。個包装になっているので職場でのばらまき土産にもピッタリです。最近ではダークチョコレートの代わりにホワイトチョコレートでコーティングされたバージョンもあるので合わせてチェックしてみて下さいね。

こちらのチオーバーは3ユーロで5袋入ったホットチョコレートということで、日本でいうココアのような飲み物ですので冬などの寒い季節にはピッタリのばらまき土産です。

日本でも最近はよく見かけるヌッテラはイタリア生まれです。トーストに塗って食べたりクレープに入れたりと大活躍のヌッテラはイタリアでは格安ゲットできますよ。お菓子として食べられるチョコバーバージョンなどいろいろあるのでぜひチェックしてみて下さいね。

イタリアのスーパーレジ横に置かれることが多い常連はカファレルの可愛いチョコレートです。シーズンごとに変わる可愛い個包装は見た目も楽しくばらまき土産にも喜ばれます。

イタリア料理といえばリゾットもとっても美味しいですよね。そんなイタリアングルメをお土産にするならインスタント食品がおススメです。緑の鶏のマークが目印のGallo社はイタリアのお米メーカーとあって、こちらのメーカーのインスタントリゾットは特におすすめです。

鍋に袋の中身と水を入れて煮込むだけで簡単に本場イタリアのリゾットが完成します。イカ墨入りのものやトリュフ入りのものなど、いろんなフレーバーがあるので渡す相手によって選ぶのも楽しいですね。値段も200円程度からととってもお手頃なのでばらまき土産にもピッタリです。

リゾットとくれば次はパスタも要チェックです。お土産で持ち帰るのにおすすめなのは乾燥パスタです。とにかく安くていろんな形をしたパスタはどれを買おうか目移りしてしまいますね。ただし、500gパッケージと重さもあるので、母親や女性などの料理好きな方へのみのお土産候補です。

どうしても複数パスタを配りたいという方へおすすめなのが、普段使いのパスタより多少値段はしますが、カラフルで見た目もかわいいフレーバーパスタがおすすめです。より小分けになっているのでこれならばらまき土産にもピッタリです。

おつまみ系のローマ土産といえばチーズです。ソフトタイプ以外のチーズならお土産として持ち帰っても大丈夫です。定番お土産チーズといえば、イタリアチーズの王様パルミジャーノ・レッジャーノです。日本ではとっても高級なこのチーズですが、イタリアだとリーズナブルに購入できるのでとっても喜ばれるお土産です。

陳列されたものから選ぶのもいいですが、お土産用としてはできれば店員さんのいるカウンターで必要な重さ切り分けてもらい真空パックにしてもらうと、鮮度もたもてて、油漏れの心配もないのでおすすめです。

こちらはフィレンツェ発祥のとっても美味しいお菓子で、ローマのスーパーでも購入することができます。中にナッツの入った固いビスケット。この固さが癖になるおいしさです。一方で、コーヒーに浸して少し柔らかくして食べるのは通の食べ方だそうです。

スーパーでも手頃な値段で販売していますが、街中のパティスリーではハンドメイドのものを販売しているので、こだわったお土産を渡すならパティスリーも要チェックです。

まだまだ日本では高価な食材アンチョビですが、イタリアではメジャーな食材です。特に便利なのがペースト状になったもの。パスタの隠し味にしたり、ピザの上にのせたりするとぐっと料理が本格的なる優れものです。値段もリーズナブルな100円程度からあるのでばらまき土産にもピッタリです。他にも缶詰など、イタリアのスーパーにはアンチョビ製品が充実しているので要チェックです。

手軽に使えるトマトペーストはイタリアの家庭料理の必需品。トマト缶は一度開けるとすぐに使い切らないといけないのに対し、このペーストはある程度の期間保存できるのも嬉しいです。パスタやスープどんな料理にも活躍するこのトマトペーストもばらまき土産にピッタリです。

特別な方へのお土産にはイタリアンワインがおすすめです。関税法で750ml×3本までしか日本へ持ち帰りができないのでばらまき土産にはできませんが、リーズナブルなものから最高級のものまでそろったイタリアワインは人気のお土産アイテムです。

有名どころでは、スパークリングワインならロンバルディア州のフランチャコルタ（Franciacorta）がイタリアで最高級とされています。その他にもワインの王様としてピエモンテ州バローロ（Barlo）やトスカーナ州のキャンティ（Chianti）なども人気があるのでぜひチェックしてみてくださいね。

ワイン大国のイタリアで必需品なのが赤ワイン染み抜きスプレー。ワインがよく飲まれるイタリアのレストランでは常に常備してある必須アイテムだとか。スプレーし、数分乾かすとワインの成分がスプレーの成分と混ざって粉状になるのでさっと払うだけでシミが目立たなくなる優れものです。ワイン好きの方にセットでプレゼントするのもおすすめのお土産です。

日本でもたまに見かけるエスプレッソメーカー。イタリアのスーパーでは日本の半額の値段で販売しています。2人用のものは5ユーロから見つけることができるので、おしゃれなインテリアにもなるこのアイテムをお土産にしてみてはいかがでしょうか。

イタリアで100年以上続く老舗のお菓子メーカー「ミレフォリエ・ディタリア」。

ローマのスーパーにも色んな種類のミレフォリエ・ディタリアのお菓子が販売されています、特におしゃれなパッケージでサクサク食感のパイの焼き菓子が人気で、子供から大人までローマのご家庭での定番お菓子となっています。

パイの中には口の中でとろけるようなミルクリームやチョコレートが入っており、口の中いっぱいにさわやかな甘さが感じられます、ティータイムなどにイタリアンコーヒーと合わせて食べるとローマの休日感が出ていいのではないでしょうか。

ミレフォリエ・ディタリアには他にもティラミスやミルフィーユ・チョコレートクッキーなどもお土産として人気がありますので、渡す相手の好みのお菓子をチョイスすると喜ばれること間違いなしですね。

ローマのスーパーにはたくさんの野菜類や果物類が販売されていますが、お土産としてチョイスしたいのがこちらの「乾燥トマト」です。

この乾燥トマトは他の野菜類に比べてイタリアではパスタやピッツァに使用されることが多く、非常に色んな種類の乾燥トマトが量り売りや袋詰めで売り場に展開されています。

パスタやピッツァなどの料理に使用される以外にも、イタリア家庭のおやつとして蒸かしたジャガイモに乗せて食べたり、保存食としてストックしているご家庭も多いようです。

一袋の値段もリーズナブルで、乾燥トマトは通常のトマトよりもグルタミン酸やグアニル酸などの旨味の栄養素がアップし、健康にも良い食材だと言われています。

お土産としても袋に入っているので旅行カバンなどの場所を取らず、長持ちするので実家に送る際や遠方の人に渡すのにも適しているおすすめお土産となっていますね。

イタリアの首都ローマは言わずとしれた観光地。街全体が中世の世界にタイムタイムスリップしたかのようなローマは古代遺跡がいたるところで発見されており、どこを歩いてもワクワクする街です。

そんなローマのシンボルはコロッセオ。ローマ帝国時代に建てられたこの円形閣技場はなんと当時5万人もの観客が収容できる4階建ての建物でした。何度か修復工事が行われたものの、当時の変わらぬスケールの壮大さは今なお健在です。

また願い事をかなえてくれるスポットとして人気のトレビの泉もここローマにあります。後ろ向けでコインを投げると願い事が叶うとされていますが、くれぐれも投げるコインは2枚まで。3枚投げると恋人や夫や妻と別れることになってしまいますのでお気をつけて。

そしてローマを訪れて外せないのがカルボナーラ。日本でも人気のこのメニューは実はローマ発祥のパスタです。トリュフがかかったものなど、リーズナブルなものから贅沢なものまで色々な種類の本場のカルボナーラをぜひ味わっておくこともお忘れなく。

見どころ満載のローマはのんびりとした雰囲気で日頃の疲れをリフレッシュできる最高の観光スポットです。美味しいジェラートを食べながら、中世の時代に思いをはせてみてはいかがでしょうか。

以上がローマのスーパーで購入できるおすすめの定番お土産の紹介でした。ぜひローマ旅行のお土産選びの参考にしてみて下さいね。