北の大地北海道。そこには雄大な自然、グルメや温泉など、季節を問わず言葉では語りつくせないほどの魅力が詰まっています。函館市はそんな北海道の南端に位置する人口26万人の港町です。北海道新幹線も開通し、毎年500万人近くの観光客が訪れています。赤レンガ倉庫の集まる元町、ミシュラン・グリーンガイドジャポンの3つ星を獲得した函館山の夜景、五稜郭などの観光地はもちろん、塩ラーメンや海鮮丼など、ここでしか食べることが出来ないグルメも盛りだくさん。

そこで今回は「女子旅」をテーマに函館のおすすめインスタ映えモデルコースやお土産をご紹介します！

函館の一大観光スポット「五稜郭」。函館に行ったら絶対に外せないスポットのひとつです。もともとは江戸時代に蝦夷地を外国から守るための拠点として作られたお城で、旧江戸幕府と明治維新政府との「戊辰戦争」における最後の戦いの舞台としても有名です。新撰組の土方歳三が亡くなったのもここ五稜郭です。現在は公園になっており、その広さは東京ドームの約3倍ほどで、のんびりとお散歩するのにおすすめです。春の時期は敷地内に植えられている約１６００本ものソメイヨシノが咲き誇り、インスタ映えするようなきれいなピンクの景色が広がります。

五稜郭には「星形要塞」と言われる、１５世紀のイタリアからヨーロッパ各地に広まった築城方法が用いられており、星の先端に砲台を設置出来るようになっています。しかし、ただ公園内を歩いているだけでは、その星形は分かりません。そこで、おすすめしたいのが五稜郭タワーの展望台です。高さ107メートルの大きなタワーで、1964年に完成、2006年に改修工事が行われました。他にも展望台からは、春の桜やつつじ、初夏には新緑、そして冬には「五稜星の夢」と題された、約2000個もの電灯が輝くイルミネーションを楽しむことが出来ます。展望台からのロマンチックな眺めに感動すること間違いなし。女子旅におすすめです。

営業時間は、9時から19時まで。 料金は大人840円 中高生630円 小学生420円 17時以降の夜間料金は、大人760円 中高生570円 小学生380円

女子旅プランに欠かせないのが温泉。函館には年間１００万人以上が訪れる温泉地「湯の川温泉」があります。３５０年以上の歴史を誇る名湯で、１日の湧出量は７０００トン以上にもなります。朝６時から２４時まで日帰り入浴ができるホテルや旅館、市電の駅前には足湯もあり、気軽に立ち寄ることが出来る女子旅におすすめスポットです！キャッチコピーは「日本一空港に近い温泉郷。函館空港から車で５分、市街地からも市電で３０分ほどというアクセスの良さも魅力。函館戦争がおこなわれていた時、旧幕府軍の兵士たちもたびたびこのお湯に浸かっていたという歴史もあります。温泉の泉質はナトリウムカルシウム塩化物泉で、神経痛・リウマチ・肩こり・腰痛・胃腸病などに効果があるそうです。登別温泉、定山渓温泉とならんで北海道三大温泉郷のひとつにも数えられる湯の川温泉で心も体も癒されましょう。

湯の川温泉を見下ろす高台にあるパワースポット「湯倉神社」。女子旅にはかかせないスポットです。伝説によると、５００年以上前に病気にかかったきこりがここの湧き湯で湯治をし、病気が治ったお礼に小さな祠を建てて安置したことが起源と言われています。そんな「湯の川温泉発祥の地」とされている湯倉神社の入り口には大きな狛犬が。恋愛や旅の安全をまもってくれる神様なのでぜひ足を運んでみてください！最近、旅する女子の間で人気が高まっている「御朱印」ももらえますよ。せっかく湯倉神社に行ったならおみくじもおすすめ！「イカみくじ」というおみくじで、なんと北海道弁で書かれているんです。引いたおみくじは、旅の記念に持ち帰るのもいいですね♪

函館といったらここ「はこだて明治館」、1911年に函館郵便局として建てらました。現在ははこだて明治館として使用されていますが、赤レンガ造りの古い建物で、かわいいアーチ型の窓が特徴的です。インスタ映えする！と女性からも人気の建物で、現在は、はこだて明治館として、中はショッピングモールになっています。中には、ガラス細工やオルゴールショップなどが入っていてお買い物にもおすすめです。

函館を代表するスポット「函館山」。標高３３４ｍの山頂からは海に挟まれた函館の街並みはもちろん、晴れた日中には津軽海峡の向こう側に青森県の下北半島を望むことが出来ます。日中の眺めももちろん美しいのですが、函館山と言ったら「夜景」です。「世界三大夜景」のひとつにも数えられており、宝石をちりばめたようにキラキラと光る街の灯りが描き出す光景は「１００万ドルの夜景」ともいわれるほど。街に住んでいる方々も、夜はカーテンを開けているそうです。女子旅におすすめのポイントは、その夜景の中にカタカナの「ハート」という文字を見つけることが出来るかどうか。ハートを見つけることが出来たら幸せになれると言われています。

ただ、夜景の時間帯は大変混雑します。ロマンチックな夜景をゆっくりと楽しみたい方におすすめなのが「朝夜景」です。輝いていた街の灯りが、朝焼けとともに消えていき函館の朝が始まる…。そんな非日常のひとときを楽しんで見るのも旅の醍醐味です。

麓からロープウェイが出ているので、山頂までは手軽に行くことが出来ます。また、夜景の時間に合わせて、函館駅から山頂まで向かうバスもあり、これに乗るとロープウェイよりも安く済みます。なお、レンタカーやマイカーは、１１月中旬から４月中旬にかけて通行禁止になっており、夏でも渋滞や山頂での混雑緩和のため、１７時～２２時の間は通行が規制されています。

函館のインスタ映えスポットといったらここ！「八幡坂」。なんでも、観光で訪れたい坂ランキングで1位に選ばれた有名な坂です。そんな八幡坂はクリスマスの時期になると道の両側にある街路樹がイルミネーションで彩られます。坂の上からは、彩られたイルミネーションと、函館港をいきかう船、そして路面電車を一つの画の中に収めることが出来、それは幻想的な風景です。函館に行ったら一度は見てみたい景色です。もちろんイルミネーションの時期ではなくてもインスタ映えスポットとしておすすめですよ！

函館港を見下ろす高台にある「旧函館区公会堂」。1910年に建てられた古い建物で、コロミアルスタイルが目をひくおしゃれな建物です。ドレスなどをレンタルして写真なども撮ることができるので、誰でもお姫様になれます。女子旅にはおすすめのスポットです！

「函館カール・レイモン」は創業1925年、函館元町にあるドイツ料理専門店で、地元の方にはもちろん観光客にも愛される老舗です。カール・レイモンといえばソーセージ。スタンダードのウインナーソーセージからレモン&パセリウインナーソーセージ、あらびきソーセージ、ハーブソーセージなど本場ドイツの味が楽しめます。ビールを飲みながら焼きたてのウインナーをかじってイベントを楽しめるのは最高です！函館散策の一休みに異国情緒を味わうことが出来ます。お酒好き女子にはたまらない場所です！！

「PATATE HAKODATE」は函館市にあるカフェです。インスタ映えカフェとして人気があります！かわいらしい白を貴重とした外観で映画「PとJK」のロケ地として使用されたお店です。ここの名物は「揚げニョッキ」です。北海道産のキタアカリを使い外はカリっと中はもちもちで一度食べたらやみつきになります。揚げニョッキにポローネーゼソースをかけたニョッキや、揚げずに茹でたニョッキなどPATATEイチオシの一品です。

また、お店に入ったところにあるショーケースにはカラフルなジェラートが並びます。季節ごとに変わる旬なジェラートは、見た目がきれいなだけでなく、その味も間違いはありません。歴史あるおしゃれな洋館で函館の風情を感じてみてはいかが。お土産のお菓子も購入することが出来ますよ。

酪農王国ともいわれる北海道。日本のチーズ作り発祥の地ともいわれており、チーズスイーツの宝庫でもあります。函館のチーズスイーツといえば、ふわっふわのチーズオムレット。ペイストリースナッルフルスの「チーズオムレット」は函館生まれの人気のチーズケーキです。チーズオムレットが誕生したのが2000年。航空会社の客室乗務員さんの口コミから広がったお土産です。手でつまんで食べられる手軽さが人気で、まるで半熟のオムレツのようにとろとろふわふわのチーズケーキです。素材は北海道産にこだわっているそうで、商品の冷凍はせずに、毎日焼きたてが提供されています。今では函館のお土産というと「チーズオムレット」と言われるほど有名になりました。ぜひ一度は味わいたい一品です。

女子旅におすすめの函館の観光スポットはいかがだったでしょうか？レトロで可愛らしい函館は街並みは歩いているだけでも、インスタ映えするようなスポットが点在しています。小さなカフェも多いので、海風に吹かれながら気の向くままにお散歩を楽しんでしまいましょう。あなただけの素敵な函館が見つかるかもしれません。

今回はインスタ映えする場所や、有名観光スポット、おしゃれカフェやお土産まで函館の魅力をたくさんご紹介いたしました。こちらを参考に函館の旅をお楽しみください♪

旅の記録などを綴っています。沖縄からお届けします！